日誌

2025年11月の記事一覧

体験!チャレンジ!熊本修学旅行

 11月20日(木)21日(金)は6年生の熊本修学旅行でした。天気がよい、病人が出ない、これだけでも素晴らしいのに、とても充実した体験ができた旅でした。阿蘇の震災ミュージアムでは、全員、真剣な顔をして、地震の恐ろしさや対応の仕方について学びました。熊本城では、知らない人に勇気を出して声をかけて、自作のパンフレットで延岡PRしました。ホテルでは、楽しみながらも迷惑をかけない行動がとれました。バスでクイズや熱唱して盛り上がり、2日目のグリーンランドは時間いっぱい遊び回りました。さすが岡小6年生!とても頼もしく思える2日間でした。

 

ダンスで国スポ・障スポ応援しよう❗

2年後の2027年に宮崎県で、国民スポーツ大会と全国障害者スポーツ大会が開催されます。

この大会を応援するために、西田さん、長友さん、日高さん(県国スポ・障スポ総務企画課)を岡富小学校にお招きして、ダンスの出前授業を実施しました。

大会のイメージソング「ひなたのチカラ」のダンスに元気いっぱいに取り組んだのは、岡富小の元気あふれる3年生と5年生でした。指導される先生方の説明がとても分かりやすかったので、30分程で自信をもって楽しく踊れるようになりました。

みんなが踊れるようになったら、特別ゲストのみやざき犬の「ひぃくん」と一緒に「ひなたのチカラ」を踊りましたよ。

たくさんの県民のみなさんのチカラが合わさって、素晴らしい国スポ・障スポになるのではないでしょうか。

盲導犬とふれあって~3年生総合~

3年生の総合的な学習の時間のテーマは、「福祉」となっていますので、今年度も「盲導犬との交流会」を体育館で行っています。指導をお願いしているのは、九州盲導犬協会の後藤さん(盲導犬ユーザー)と福田さん(啓発ボランティア)です。

盲導犬がどのように訓練され、目の不自由な方にとってどれだけ助かる存在なのかをプレゼンにわかりやすくまとめて、説明していただきました。3年生のみんなは、一生懸命メモをとりながら聞いていました。

後藤さんは、盲導犬の「玉露」さんと一緒に来校しています。実際に後藤さんが指示を出して盲導犬と一緒に歩く実演をしていただきました。玉露さんが後藤さんのことを気遣いながら歩いていることがよく分かりました。

なんと言っても、玉露さんは優しい顔をしています。後藤さんの盲導犬として8年が過ぎたそうですが、一度も吠えたことがないそうです。そんな優しい性格が盲導犬に適しているのです。

3年生のみんなや我々職員に少しでも目の不自由な方の気持ちを理解してもらおうということで、「白杖歩行体験」もしました。目の不自由な方は、白い杖を持って周囲の障害物や段差を確かめながら歩行します。盲導犬を連れていても、この白い杖は必要です。

目をしっかり閉じて歩くと、非常に不安が大きいです。白杖の音や感触を確かめながら用心深く歩かなくてはいけません。体育館のような平らな場所ならともかく、普段歩いている道路などはさらに大変です。

最後に、質問などが終わったら、盲導犬の玉露さんにさわることができました。モフモフのさわり心地に心も癒やされます。そして、いろんな人がさわっても常に穏やか表情です。3年生のみんなも優しい気持ちで玉露さんとふれあいました。

今回の交流会を今後どのように生かしていくかが、とても大切です。

【プレゼンの説明を聞いて】

【後藤さんの実演】

【白杖歩行にチャレンジ】

【質問してみよう!】

【玉露さんとのふれあい】

岩熊いぜきを調べよう~4年社会科~

「水郷延岡」と言われるぐらい、4本の川に囲まれた延岡は大変水に恵まれている土地です。なのに、なぜか昔は田を作ることができず、苦労したようでした。江戸時代の昔、延岡は田が少なく、ほとんどが畑で、特に農家の人は困っていたようです。

延岡ガイド・ボランティアの会の古川さん、久木野さん、久我さん、田口さん、加藤さんを4年生教室にお招きして、「岩熊いぜき」についての講話をしていただきました。

まずは、最初の謎、「なぜ昔は田を作ることができなかったのか?」については、川の写真を使って、分かりやすく説明していただきました。延岡の川をよく見ると、水面が地面よりもずいぶん下側にあるのが分かります。これでは、田に簡単に水を引くことができないのです。

次に、「なぜ岩熊にいぜきをつくったのか?」について、遠く離れてはいますが、岩熊の場所まで行くと、ずいぶん川が高い位置にあることになり、用水路を作ることができるのです。そこの川の水を緩やかにして、水を取り入れることができるようにするために、いぜきをつくったようです。このことを考え、中心になって事業を進めたのが、藤江監物(ふじえけんもつ)と江尻喜多右衛門(えじりきたえもん)だったようです。

田を作りたい出北の地域までは、直線距離で8㎞、家や山などをよけると12㎞もあり、かなり遠いのです。

さて、「用水路はどのようにしてつくられたのか?」については、ショベルカーやブルドーザーなどの重機がなかった時代ですので、すべて手作業で行われました。鍬やもっこ、かなづちや石のみなど、小さな道具しかありませんので、大変な思いをしながら用水路になるところの土を掘り出したり、岩をくりぬいたりしながら、11年もの歳月をかけてできあがったようです。用水路の底をどれぐらい傾けるのかを調べるために、「水盛台(みずもりだい)」という道具を使ったことを実験を通してガイド・ボランティアの方々が説明してくださいました。

この岩熊いぜきは、当時は木や石でできていましたが、昭和の初期にセメントにしたりしながら、約300年を過ぎた現代でも利用されているのです。

私たちは、これからお米をいただくときに、この先人の努力を感じ、感謝しながらいただくことにしましょう。

今回の講話で、岩熊いぜきのことがとってもよく分かりました。ガイド・ボランティアの会のみなさんありがとうございました。

教育実習3週目

 いよいよ教育実習も後半戦。2人の疲れもピークに・・・と思いきや、早くも「岡富小と分かれるのが寂しい」とのコメント。子ども達や職員とのふれあいがとても充実しているのでしょう。日々勉強、確実に一歩一歩成長している2人です。がんばってください!

 1年2組 椎葉先生 算数「かたちづくり」 

 棒を使っていろいろな形作りに挑戦しました。椎葉先生の出すヒントが絶妙。「〇本で作ってみて」「ヒントをちらっと見せるよ」と言いながら、楽しそうに、魚やヨットなどの形をたくさん作っていました。

 4年1組 川崎先生 国語「未来につなぐ工芸品」

 川崎先生の「理由は?」「例えは?」等の問いかけに全員しっかり答えていました。たいしたものです。これも一つ一つの丁寧な説明や指示のたまものです。板書も丁寧で、すっきりわかりやすい授業でした。