日誌

日々徒然

課題対応

今日の午前中は市の校長会があり、先日就任された、新教育長の講話がありました。

その中に、「キャリア教育の充実」がありましたのでそれについて考えてみたいと思います。

キャリア教育について、文科省のサイトでは以下のように説明されています。

人が生涯の中で様々な役割を果たす過程で、自らの役割の価値や自分との関係を見いだしていく連なりや積み重ねが、「キャリア」である。

一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育が「キャリア教育」である。

キャリア教育で身に付ける能力は多岐にわたりますが、その1つに「課題対応能力」があります。課題を発見・分析し、適切な計画を立てて解決できる力です。

将来、何れかの仕事に就いても必ず課題に対応し解決する力が必要となります。

学校では、学習でも、係活動でも、部活動や生徒会活動でも、そこで生じた課題に対してそれを解決しなければならない場面があります。それらの場面をとおしてこの力を身に付けていくことが重要です。

よく言われるように、ICTやAIの発達によって、10年後の将来もどうなるか想像がつかない状況です。

10年後は、同じ職業でも全く新たな「課題」が生じることも考えられます。

教師が授業中だけでなく、学校の日常の中にたくさんある課題解決が必要な場面を見逃さず、目的をもって生徒達に経験させていくことが大切だと考えます。

 

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