日誌

日々徒然

11/22 情報量

歴史上、情報量が爆発的に増えたのは、主に以下の3つのタイミングだと言う見方があります。

・活版印刷機の発明
・電気通信(電話、ラジオ、テレビ)の発展
・インターネットの発明

 特に現在はコンピュータの活用で、あらゆる情報がデジタル化されています。

コンピュータで扱うデータはどのくらい存在するのでしょうか。

2020年の時点で、全世界で生成されたデジタルデータの量は約44ゼタバイト(ZB)と推定されています。(1ゼタバイト = 1兆ギガバイト(GB))
さらに2035年までにはこの数値が1,000ゼタバイト(1ヨタバイト)を超えると予測されているそうです。

具体的な分野で見てみます。

神戸大学大学院教授の岩田健太郎氏によると、医学の分野では、1950年時点で医学知識が倍になるには,50年かかっていたそうです。それが1980年には7年になり,さらに2010年には3.5年になっています。そして2020年には,なんとたったの73日で医学知識は倍になると見積もられているそうです。(2014年時点)

これを受けて岩田氏は

「知識の総量」で勝負する時代は終わったのである。「自分がどのくらい物知りか」を誇るよりも,むしろ「自分がどのくらい知らないか」にどれだけ自覚的であるか,のほうがずっと知性をはかるにはふさわしい。ソクラテスの「無知の知」である。・・・

と言っています。(出典

 

 

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11/21 錯視

NHKでFRONTIERS(フロンティア)という番組を放送しています。

10月31日の放送分を録画していたのですが、ようやく昨日見ることができました。内容は「世界は錯覚で出来ている」です。

通常、自分の目で見たり感じたりしていることは事実であるという前提で生活していますが、実は必ずしもそうではない場合もあるという内容です。

下の画像を見てください。鏡の手前にある造形物は4つともハート形ですが、鏡に映った像は、手前の造形物とは全く違った形に見えます。さらによく見ると、左から2つ目のハート形は手前と鏡の像が同じ向きになっています。

画像出典:https://www.nhk.jp/p/frontiers/ts/PM34JL2L14/episode/te/QPW3MM4N47/
この造形物は、明治大学の杉原厚吉教授が開発したものです。興味がある方は、「錯視 明治大学」で検索してみてください。

例えば、向かい合う2人が、上の写真の造形物を間に置いた場合、相手は「トランプの4種類のマークがある」と言い、もう一人は「ハートが4つだ」となり、話が全くかみ合わない状況になってしまうというわけです。

錯覚というわけではないですが、思い込みを除外するためにも物事を多面的にとらえるのは大切だなあと感じたところでした。

しかし、どういう作りになっているのか、この画像を見ただけではパッと思い浮かばないですね・・・。

 

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11/20 整備

12月6日(金)に校内ロードレース大会が行われます。

先日ご紹介した通り、生徒達は体育の時間に練習を始めているところです。

9月の花火大会以降、用務員さんと通学バスの運転手さんのご協力で、運動場の草刈りを続けていただいていました。

おかげさまで芝も短く刈られ、運動場全体が美しい状態を保っています。

現在はロードレース大会に向け、生徒達が気持ちよく走ることができるように、トラック内に伸びた芝を除去して走り易くしていただいています。

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11/19 宝

メモ帳より

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子どもはみんな、かけがえのない宝をどこかにしまい込んでいる。
むしろ隠している。
教師の仕事は、あらゆる手を尽くしてそれを探し出し、掘り起こすことなのだ。

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11/18 準備

私は生徒の登校時間頃から駐車場や校門付近の落ち葉を掃くようにしています。

登校した生徒は7時40分になると朝のボランティア活動に取り組みます。

ところが、今日は、生徒は登校してくるのに朝のボランティアに出てくる生徒がいないなあと思っていました。

よく考えてみたら、6月の生徒総会でテストがある週の朝のボランティア活動は中止にすると決まっていたのでした。

生徒は教室にいるのはわかっているのですが、一人で掃いていると何となく寂しい気持ちになってしまいますね・・・。

ということで、今週は校内テストが行われます。そのため、今日からテスト前学習期間となり、5時間授業で終わです。

いつもより1時間程早く学校から帰ることができます。

生まれた時間を有効に利用して、テストに向けた準備をしてほしいなあと思っています。

 

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11/15 緊張感

本日、3年生と保護者に向けて高校入試説明会を行いました。

最初に校長の話が設定されていましたので、次の2点についてふれました。

(1)お互いに緊張感を持つこと

入試事務について、3年職員は非常に緊張感をもって取り組みます。

作成した文書に誤字脱字を含め、絶対に間違いがあってはいけないし、提出物の期日は絶対に守らないとならないからです。

生徒の皆さんも、これから様なざま文書などを提出する機会がありますが、期日をしっかり守り、誤字脱字などがないようにしなければなりません。

お互いに緊張感をもってしっかりと取り組むことが大切です。

 

(2)自分の将来をしっかりと考えておくこと

高校入学後のことだけでなく、高校卒業後の10年、20年先の自分の姿を想像して、志望する高校のその学科がどうかかわっていくのかを考えてください。それが、志望理由につながりますし、さらに自己推薦書の内容を書くときや、私立や県立の面接にも役立ちます。

特に県立推薦を考えている人は、志望校の推薦要件をしっかり読んで、その高校が何を求めているのか、自分はどの要件を満たしているのかを理解しておくことが大切です。

 

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11/14 熱意と工夫

本校の図書室の現在の蔵書数は6047冊です。

蔵書率を計算すると、99%を超える状況となるので、ほぼ基準値は満たす水準となっています。

トップページでも紹介しましたが、週1回木曜日に図書支援員の方が来校され、図書室の管理をしてくださっています。

新規購入の本についても、職員や生徒の意見を反映させていただき、多彩な本を選んでいただいているところです。

新刊コーナーを見ると分かるのですが、話題になっている本もたくさんあります。展示の仕方にも季節感を出す小道具を工夫していただき、展示を見るだけでも楽しい気持ちになります。

ただ、司書が常駐しているわけではないので、生徒は係のいる昼休みにしか図書室を利用できません。

そんな状況ですが、図書の貸し出し数は、毎月去年を上回る状況で推移しています。

これも支援員さんの熱意と工夫の成果だと思います。感謝です。

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11/13 道具

今日は少し時間に余裕があったので、以前から気になっていた管理棟北側の溝の土砂の除去作業をしました。

 下の写真の左側は作業前の様子です。長年の雨による土砂の流入で、ほとんど溝が埋まった状態でした。(右側は作業後の様子)

実際に土砂を取り除いてみると、一輪車に大盛3台分もありました。

すぐに終わると思っていましたが、一人で土をすくって、捨てに行って・・・と、この作業だけで30分くらいかかりました。

 

最近は、豪雨などで土砂災害がたくさん発生しています。

今日の作業をとおして、被災者の皆さんの苦労とボランティアの方々の重要性を改めて感じました。

 

さて、今日の作業では、清掃担当の職員が専用の溝掃除の道具を買ってくれていたので大変助かりました。

この道具なら幅の狭い溝でもばっちり使えます。

普通の平スコップは大きすぎて使えないので、この道具がないともっと時間がかかるところでした。

人手も重要ですが、作業に適した道具があるということも大事だなあと思ったところでした。

 

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11/12 秋晴れ

2年教室前廊下の2階の窓から西向きに運動場を撮影したものです。

まだ15:30なのに、影がずいぶんと長くなっていて驚きました。

渡り廊下から管理棟を見ると、抜けるような青空でした。

須木中学校は、日常の中に自然の美を感じられる素晴らしい学校です。

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11/11 60万

本日、ホームページの訪問者が60万人を超えました。

50万人を超えたのが6月17日でしたので、その日以降、一日平均600人を超える方が見てくださっている計算になります。

本当にありがとうございます。

これからも須木中学校の応援をよろしくお願いいたします!

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11/8 本番と準備

今日は、今日の合唱の本番と明日の準備で1日が過ぎました。

2時間目までは、ふるさとセンターと教室を行き来しながら明日の学習成果発表会のリハーサルと準備、3時間目は合唱の最後のリハーサルと練習と、あわただしく時間が過ぎました。

3時間目終了後に、弁当を食べてそのまま文化会館にバスで移動。

13時からの音楽大会が始まり13:50頃に合唱を披露しました。

そのあとすぐにバスで学校に戻り、また明日のリハーサル・・・。

生徒たちも先生たちもとても忙しい1日でした。

明日は午前中だけですが、個人の英語暗唱、学年の総合学習の発表、合唱と中身の濃い半日になりそうです。

特に英語暗唱は、大会に出場できなかったので明日が全体に初披露となります。頑張ってくださいね!

学年の発表は、それぞれいろいろな工夫をしているようなので、とても期待しているところです。

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11/7 歌声

昼休みに合唱の練習を見に行きました。

毎日昼休みに自主練習に取り組んできましたが、それもいよいよ今日が最後です。

始まる前はリラックスした様子でしたが、伴奏が始まると凜とした顔つきになります。

歌の世界に入り込んで歌っているかのようです。

美しい伴奏に美しい響きの声が合わさり、思わず涙が出そうになりました。

本番が楽しみでたまりません!

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11/6 予算

今日の午前中に、令和7年度当初予算編成方針説明会が行われました。

市内の各小中学校の校長や事務担当者が集まり、教育委員会の担当者の方から説明を受けました。

市の予算編成の方針、教育委員会の予算編成の方針を受け、学校としての事業内容等を考慮しながら、与えられた予算を配分することになります。

「限られた予算の最適活用に寄る事業効果の最大化を図る」観点で、真に実施するべき事業内容の検討が求められています。

決められた学校配分予算をいかに有効活用するか。

先生方の意見を参考に、次年度の構想をしっかり考えながら活用方法を検討していきたいと思います。

責任重大です・・・。

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11/1 須木魅力発信隊!!

今日から11月になり、クールビズからネクタイ着用になりました。

気温も朝夕は肌寒さを感じるほどで、つい先日まで暑い日が続いていたのが嘘のようです。

季節の変わり目で体調を崩しているのではないかと心配しましたが、生徒達は欠席も無く、元気に過ごしてくれています。

さて、今は、来週に迫った西諸音楽祭と学習成果発表会にむけての最後の追い込みで職員も生徒もバタバタしていますが、本当によく頑張ってくれています。

そんな中、3年生が「こすもす科」の学習の一環として、須木の魅力を発信する取り組みをインスタグラムで始めました。

少しでも多くの方に須木を知ってもらうために、まずは須木の観光資源や特産物などを紹介する取り組みを始めています。

職員が見守る中、生徒達が自分たちで一生懸命に作っていますので、ぜひ機会がありましたら覗いていただき、コメントしていただけると幸いです。

こちらのリンクからどうぞ →  須木魅力発信隊!!

 

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10/31 期待

今日の6時間目終了後、明日から始まる県大会の男子バレーボール競技に出場する2年生3名の推戴式を行いました。

1年前と比べると、体力や技術も向上し、先日の地区大会では素晴らしい成長した姿を見せてくれました。

また、今日の推戴式での凛とした立ち姿と表情から、それぞれが自信をもって立ち向かう気持ちができているなと感じました。

明日の初戦の相手は、佐土原中学校です。

これまでの練習で培った自分の力をしっかり発揮して勝ち進んでほしいです!!

 

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10/30 研究授業

今日は理科の研究授業の後に、職員研修として授業研究会が行われました。

理科の授業は、自分たちで実験方法を考え、自分たちで道具を準備し、装置を組み立てるところまでの内容となりました。

授業前は、実験までは難しいのではないかと心配をしましたが、実際に授業が始まってみると驚きました。

生徒達は課題に対して、仮説を検討・発表し、実際のどのような実験をすれば仮説が検証できるか話し合い、手際よく装置を組み立てていました。

生徒達の動きに無駄がありません。

これまでの授業での取り組みが活かされているとすぐに分かりました。

 

授業の後は授業研究会と協議を行いました。

全員の先生方が授業への疑問や意見、自分の実践や悩みなど、様々な内容について情報交換がなされ、大変有意義な時間となりました。

それぞれの先生が今日得たものを、ぜひ明日からの授業に活かして欲しいと思います。

 

協議の様子

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10/29 志

メモ帳より

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ある日、小坊主が和尚に「なんで人生がうまくいく人と行かない人がいるのですか」と聞きました。

和尚さんは「そりゃ、やるかやらんかだ。努力するかしないかの違いだ」と答えました。

そうか」と小坊主は納得して家に帰ったのですが、「なんで努力する人としない人がいるのか」と思い、また聞きに行きました。

すると、和尚さんは「それはお前、志があるかどうかだ」と言いました。

そうか」と小坊主は納得して帰ったのですが、「なんで志がある人とない人がいるんだ」と思い、また聞きに行きました。

すると、和尚さんは「それは、死生観を持っているかどうかだ死生観がある人間には志が生まれるんだ」と答えました。

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10/28 自分の言葉

27日に衆議院選挙が行われました。

中学3年生にとって、選挙はまだ先という感覚かも知れませんが、あと3年程で18歳になり選挙権を持つようになります。

生徒達には、様々な情報を比較検討し、しっかりと自分で判断して投票できるような人に育っていて欲しいなあと思っています。

中学時代に学校で何を学び、何を経験したかはもちろん大切ですが、家庭の中で日本全体のことや国際社会についてどれだけ話題にしてきたかということも大きく影響するのではないでしょうか。

生徒達には、新聞の第一面の内容について自分の言葉で語ることができる力を身に付けて欲しいと考えています。

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10/25 世代交代

10月下旬になり、花壇の花の植え替えの時期になりました。

初夏に植えた日日草やサルビアはそろそろ花も終わりに近づいてきましたが、メランポジウムは元気いっぱいです。

メランポジウムも初夏に植えたのですが、夏の台風で大部分の株がやられてしまいました。

今育っている株は、台風の後に、落ちていた種が芽吹いたものです。

傷んだ株を抜く時には気づきませんでしたが、株を取り除いた後の地面から一斉に芽吹き始めました。

最初は雑草かなと思っていたのですが、よく見るとメランポジウムだと気付きました。危うく全て抜いてしまうところでした。

それにしても植物の能力はすごいですね。大変な中にも生き残るチャンスを逃さないように準備をしています。

 

現在、メランポジウムが生えている花壇の南側だけが生き生きとしています。

11月には新しい花の苗が届く予定ですが、12月頃まで花をつけるメランポジウムを抜いてしまうのはもったいない気がします。

  

 

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10/24 十五夜

私が子供の頃は、十五夜祭りで相撲を取っていました。

毎年、地区内の家の持ち回りで会場を提供し、会場となる家にはシラスを取ってきて、今考えると結構立派な土俵が作られていました。

自分の家で十五夜の祭りが行われることになったのは、私が小学校低学年の頃でした。

祭りの当日、辺りが暗くなり、家の中から引いてきた数個の裸電球で照らされた、お供え物をしてある土俵の様子は、周りに大人や子供がたくさんいるのに、なぜ神々しい不思議なものを感じたのを覚えています。。

ちなみに、その時、勝つ気満々で取り組んだ子供相撲では、あっさり同級生に負けてしまいました。すねた私は、まだ祭りは続いているのに同じ敷地の祖父母の隠居に駆け込んで、祭りが終わるまで閉じこもっていました。よほど悔しかったんでしょうね・・・。

細かいことは忘れてしまいましたが、当時は中学生が中心となって十五夜祭りの話し合いを行い、当日の出し物などを考えていたことも記憶に残っています。

残念ながら、それも自分たちの代が最後でした。昭和58年頃の話です。

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10/23 入試

今日の午後、令和7年度の県立入試の実施要綱の説明会に出席しました。

詳しくは、11月15日の入試説明会でご説明する予定です。

 

これから学校では受検に向けて様々なことが動き始めます。

生徒達の目標達成に向けて、私たちができることに取り組んでいきたいと思います。

 

県立高校の入試関連の情報は以下のページからご覧になれます。

令和7年度県立高等学校生徒募集(令和7年春入学生)に係る情報提供について

 

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10/22 星空

オリオン座流星群が今日(10月22日)の夜半から未明にかけ極大となり、見頃を迎えるそうです。

降ってくる中心は東の空の月、火星、オリオン座に囲まれたエリアです。

天の川が見えるなど条件の良い地域であれば、1時間に最大で5個程度観測できる見通しらしいですが、宮崎県内は天候が悪いため観測できそうにありません。残念です。

須木と言えば星空。天気が良く、月の光の影響が少ないときに見える天の川は素晴らしいです!

今日は無理ですが、生徒達も、時々でいいので故郷の素晴らしい星空を満喫して欲しいなあと思ったところでした。

 

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10/21 得手不得手

昨日は山麓線沿いにある実家の稲刈りの手伝いに行ってきました。

天気が危ぶまれましたが、幸いにも雨にならなかったため無事に作業を終えることができました。

 

私が小さい頃は、バインダーという歩行式の稲刈り機を使って刈り取りをしていました。その後、父は乗用小型のコンバインを購入してしばらく使っていました。

何より、機械の導入によって、それまでの手作業からの劇的なスピードアップに驚いた記憶があります。

 

昨日の刈り取りは知り合いの方にお願いして、大型のコンバインを使用しました。

稲6列程をヒトの小走りくらいのスピードでダーッと刈り取って脱穀していきます。藁が不要な場合は細かく切って田んぼに捨ててくれます。

昔であれば、何日もかかった脱穀作業までがその場で終わってしまいます。稲刈りをするのに、コンバインを操作する人と溜まった籾を運ぶ人の2名で済んでしまいます。

機械化というのはすごいと改めて思います。

 

ただ、こんなに高性能コンバインですが、刈りにくい場面もあるようです。

例えば、田んぼの入口の傾斜がきつかったり、四隅の土手が壁になっていたりする場合です。

このような場合は、機械が入れる範囲や、土手の手前の一部範囲を手刈りしておいた方がスムーズに機械を動かせます。

いつもお願いしている方は、その処理をしていなくても操作技術を駆使してなんとかしてくださる腕の持ち主です。

しかし、人がやった方が速い場合は人がやればいいんですよね。

機械も人も得意不得意があるわけですから、状況を見て得意分野を活かすことが大切だなあと改めて感じました。

 

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10/18 目標

今日から、11月8日の西諸県地区音楽祭に向けて、昼休みの合唱練習が始まりました。

全員が音楽室に集まって、練習に励んでいました。

まだ、全員で合わせて歌ったことが少ないため戸惑いもあったかと思いますが、歌はもちろん指揮者、伴奏者もよく頑張っていました。

残りが三週間ほどしかありませんが、本番ではさらに磨きをかけた演奏を目標に練習を重ね、素敵な合唱を聴かせてくれることを楽しみにしています。

 

さて、3年生の実力テストが今日で終わりました。

今後は、このテストの結果も参考にしながら、進路の最終決定を行ったり、本番に向けての学習計画を立てたりすることになると思います。

私立入試まで残り3か月ほどです。

昨年度末に聞いた先輩たちの入試に向けての心構えを思い出しながら、自分の目標に向かって頑張ってほしいです。

 

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10/17 感謝

今日の午前中は「今日の授業」でご紹介した通り、アメリカから、4人のご家族が来校されました。本校の英語担当の知り合いのご家族です。

最初に校長室に挨拶に来られたので、

Nice to meet you.
Welcome to Suki Junior High School
I am the principal.
Please enjoy yourself.

程度ですが何とか喋りましたが・・・笑顔で頷いてもらえたので安心しました。

授業では、電子黒板を用いたプレゼンでハリウッドの映画産業のことや、ユタ州の自然について紹介しているところを見学しました。
プレゼンの画面構成や色遣いなどが日本人との違っていて大変興味深く感じました。

 子ども達も事前にしっかりと準備を行い、最初は緊張していましたが、次第に堂々と対応していました。
普段来られるALTと違って、同年代の子供との会話は新鮮だったと思います。とてもいい経験をする機会となりました。

 最初から最後まで、ずっと笑顔で過ごされていた、とても素敵なご家族でした。アメリカに戻られても、今度はZoomなどで須木中学校とつながっていただけると嬉しいです。

本当にありがとうございました。

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10/16 素直

「やってみたら」と言われたら、「試してみるか」と行動に移すことができるかどうか。

「それでうまくいくの?」
「むり」
「何でそんなのしないといけないんですか?」
「何のためになるんですか?」

ではないんですね。

理由はなくてもまずはやってみる。

この素直さが一番自分を磨けます。 

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10/11 秋休み

今日は1学期の終業式でした。

集会では、以下のことを生徒たちに伝えました。

・1学期の行事への取り組み、授業への取り組みが素晴らしく、多くの来校者の方からも褒めていただいた。須木中はみなさんの頑張りで県一、日本一の素晴らしい学校になっている。

・2学期の目標に向けて頑張ってほしい。その際、自分にプラスの言葉をかけることが大切。その言葉を脳が受け取って前向きに取り組めるようになる。

・1,2年生は、2学期に向けて4日間の休みの過ごし方が大切。部活動や習い事、家のことで忙しいかもしれないが、その中から自分のやりたいことを伸ばす時間や勉強をするための時間を生み出す取り組みをやってほしい。

・3年生は、1週間後に実力テストが行われる。これを本番の入試と考えて、1週間ゲーム断ち、SNS断ち、スマホ断ちに挑戦し、自分がどれくらい学習に頑張れるかを味わってほしい。

 

短い秋休みですが、有意義な期間にしてほしいと思っています。

 

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10/10 失敗から

理科では観察・実験をともなう学習内容が多くあります。

それなりに授業に自信がついてきた頃、「唾液」のはたらきを調べる実験を、すべて生徒に任せてさせてみることにしました。(当然安全面の説明と指導は行っています。)

塾に通う生徒も多かったことや、授業の予習をさせていたことで、既に事前学習ができていたこともありますが、とにかく実験を多くするようにしていたため、器具の扱いに慣れていたということもあります。

その時の実験の説明が長くなるので、結論を先に書きます。

理科の実験では、教科書通りの結果にならないことが多くあります。若い頃は、どうやれば失敗せずにきれいな実験結果になるかばかりを気にしていて、うまくいかないときは「実は・・・」と教科書の正しい答えを説明してまとめていました。

ところが、この後に書きますが、実験は、教科書通りの結果にならなくても、その結果をうまく使えば生徒の実験力のアップや科学的思考等を伸ばすことに繋げられる。つまり実験は失敗が大切だと考えるようになったという話です。

 

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唾液のはたらきを調べる実験です。

デンプンのりを少し溶かした水を入れた試験管を6本準備し、2本ずつ次の3つの状態にします。

① お湯でヒトの体温(37℃程度)に温める
② 熱湯で70℃~80℃に温める
③ 氷水で10℃以下に冷やす

各温度の試験管の1本に「水で薄めた唾液」、もう1本に「ただの水」を加えてしばらくそれぞれの温度に保ちます。(ただの水を使うのは、いわゆる対照実験のためです)

その後、①~③の試験管の中身に対して、ヨウ素液を入れてデンプンの有無を、ペネディクト液を加えて過熱し糖の有無を調べるというものです。

 

実験結果は、唾液は高温や低温でははたらかないため、でんぷんが消化されて糖になるのは①の条件だけなので

水で薄めた唾液を加えた試験管

・ヨウ素液の反応・・・①:なし、②③:青紫色(デンプンあり)
・ベネディクト液の反応・・・①:赤褐色(糖あり)、②③:なし

水だけ加えた試験管・・・デンプンの反応だけあり

になる予定でした。

しかし

実際に実験をさせてみると、すべての班で①は予定通りの結果でしたが、ほとんどの班で、②と③の両方でヨウ素液とベネィクト液の反応が出る結果となってしまったのです。

つまり、唾液が殆どはたらかないはずの高温や低温でも、唾液がデンプンを糖に変えたという結果が出たということです。

焦りました。

思わず「実験が上手くいかなかったね。本当は、①の試験管だけがベネディクト液の反応が出るんだよ。消化酵素はヒトの体温付近の温度ではたらくわけだから・・・・」などとまとめてしまいそうでした。

が、考え直し、

「確かに、②③はヨウ素液の反応だけが出るはずだよね。でも②③でもベネディクト液の反応が出たということは、何か原因があるはずだよね。もう一度班ごとに実験手順を見直してごらん。」と伝えました。

生徒達は、あーでもない、こーでもないと意見を交わしたり、うまくいった班に確認したりと、原因究明のための活動が始まりました。

 

最終的に生徒達は自分たちで原因にたどり着き、出された原因は以下の内容でした。

(ア)水で薄めた唾液を、混ぜる前に①②③の温度にせず、常温に放置していたものを使った。

(イ)デンプンのりを少し溶かした水を試験管に入れた量が少なく、(ア)の水で薄めた唾液を多く入れたことによって、全体の温度が一時的に設定温度を外れ、一部反応してしまった。

 などでした。

本当にそうかどうか確認しようということで、(ア)(イ)に注意しながらもう一度実験をやらせてみると、ほとんどの試験管が予定通りの結果となりました。

 きちんと課題を把握すれば、生徒達は自分たちで話し合って解決できるんだということを実感しました。

このときのことが、うまくいかなかった実験を活用して生徒達の思考力や判断力等を引き出すようにするきっかけとなりました。

・・・20年くらい前の話です。

 

ちなみに、この唾液の実験は、これ以外にもベネディクト液の反応が出たときに、教科書的には「赤褐色」になるはずなのに黄緑色や黄色になるときがあるなど、多くの活用どころがある楽しい実験です。

長文を読んでいただき、ありがとうございました。

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10/9 秋茄子

メモ帳から
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二宮金次郎は、初夏に茄子の漬け物を食べて、

「おかしい。秋茄子の味がする!」

と驚愕し、冷夏が来ることをさとった。

すぐに農民に稲を抜き、稗や粟に植え替えるように言った。

その年は金次郎の予想通り冷夏となり、その後数年続く天保の大飢饉の始まりとなったが、彼の村は一人の餓死者も出さなかった。

夏茄子と秋茄子の違いは、農民なら誰でも気付く。

ということは、当時の農民達も茄子の味が違うことに気付いていたはずである。

ただ、それをメッセージとして受け取ったかどうか、そして何らかの行動に移したかどうかに大きな違いがあったのではないか。

また、金次郎はこの大きな決断を茄子の味だけに頼ったわけではない。彼の日記にはこんなことも書かれている。

「なぜ今年、菊の花がこの時期に咲き始めたのか」

「なぜ今年、芋の根の伸びがこんなにも遅いのか」

「なぜ今年、川の水のかさが例年と異なるのか」

特殊な能力を発揮するどころか、むしろ少し注意をすれば誰でも気がつけるような地道な現実観察、これこそが彼の大きな決断の根拠になっていた。

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10/8 共同作用

普段ほとんど何も考えずに指を動かしていますが、指を制御するシステムはわからないことも多いようです。

指を動かす筋肉は方手で29個もあり、この筋肉の動作の強さが10段階(本来はもっと多い)あるとしたら、合計で10の29乗といった膨大な組み合わせを制御する必要があることになります。

これは、現代のスーパーコンピューターを使っても大変なことです。

 

中学校の学習では、脳から神経を使って筋肉に命令を送り、筋肉が動くという内容がありました。

これでいくと、片手を動かす場合、29個の筋肉ごとに目的に合った動作の強さを決め、脳から29個の筋肉に指令が出されることになります。

全身を使って運動をしている場合、制御する筋肉の数はさらに増えます。

膨大な数の筋肉に対して、果たしてそんなことが可能なのでしょうか?

 

最新の研究では、大脳が出す指を動かす指令は29個の筋肉に直接行くのではなく、途中の中継地点までは1つの通路で、そこから29個の筋肉に各指令が行くようになっているのではないかという仮説があります。これを筋シナジー仮説と言います。

つまり、中継地点の中枢神経系に複数の筋肉をグループ化して制御する機能があり、そこで29個をまとめて制御しているのではないかというのです。

脳は複雑な指示を個別に出さず、複雑なコントロールは中継地点に丸投げすることで負荷を軽減しているのではということです。

 

「手」が知らない動きは、もちろん脳で考えて逐一指令をだしながら実行するのですが、それを何度もやることで脳を使わずに素早く効率的に動くことができるようになるのだそうです。

 

※シナジー:「synergy」のことで、人、物、事柄などが複数存在し、それらがお互いに作用し合うことで、機能や効果を高めることを指します。 相乗効果、共同作用といった意味で使われることがあり、一般的には共同、協力して行うことで1+1が2以上の効果を生むような場合に使われます。

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10/7 歌声

昼食後、1年生の教室から歌声が聞こえてきます。

西諸音楽祭にむけて音楽の授業で習っている合唱曲です。

清らかな歌声が、昼休みを癒しのひと時に変えてくれます。

 

どんな様子かと思って教室に行ってみた時の写真です。

ずいぶん昔はカセットテープで伴奏を流し、この間まではCDで流していましたが、現在は電子黒板を利用して楽譜を表示しながら伴奏が流れる仕組みになっています。時代は変わりましたね・・・。

 

各パートの歌声とピアノ伴奏が、指揮者の導きで1つになったときの美しい響きを完成させるには、やはり練習が重要です。

一人一人が、自分の役割をしっかりと果せるように練習を積みかさねてほしいなと思っています。

 

この合唱は、11月8日の西諸音楽祭と、次の日の学習発表会で披露されます。

あと2か月ですが、生徒達が練習を重ね、昨年に負けない素晴らしい演奏をしてくれることを楽しみにしています。

 

 

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10/4 感謝

今日は、農業体験学習を行い、高原地区とえびの地区の6件の農家さんが受け入れてくださいました。

それぞれ、個性的で素敵な屋号がついています。名前を聞くだけでどんなことが体験できるんだろうと興味が湧いてきますね。

「つばきの里」、「里山・北樹園」

「みっきー農園」、「柿の家」

「ココキャン」、「春ちゃんの菜園畑」

それぞれの農家さんでは、植え付けや収穫、お昼には昼食づくりなど多彩な内容を準備いただいていました。

今日は雨がちで、野外の活動は午前中にしかできなかったところが多かったですが、退村式のために市の体育館に戻ってきた生徒達はとてもいい笑顔であふれていました。

受け入れ先の方ともすっかり打ち解けて、別れが名残惜しそうでした。

短い時間でしたが、生徒達にとって素晴らしい体験になったようです。

受け入れていただいた農家の皆様、北きりしま田舎物語推進協議会の皆様、そしてスポーツ振興課の皆様、本日は大変お世話になりました。

ありがとうございました。

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10/3 富士

今日10月3日は登山の日だそうです。

私が中高生の頃は、遠足などで高千穂の峰や韓国岳、甑岳によく登っていました。

特に高校1年生の時は、えびの高原のキャンプ場に泊まったりと、霧島連山が割と身近な存在だった気がします。

 

2011年に新燃岳が噴火した後は、なかなか登る機会が無くなってしまいましたが、中学生のころに登った甑岳が印象的でした。

火口部が山頂より十数メートル下がったところにあり、葦が茂る大草原と火口池があり、湿原のようでした。

火口とはイメージの異なる意外な風景に驚いた記憶があります。

 

 

実家からは夷守岳が一番近くに見えていました。

実家から見ると均整のとれた美しい円錐形に見え、子どもの頃は「富士山のようだなあ」といつも考えながら自転車を漕いでいました。

いつまでも残したい、ふるさとの大切な風景です。

この写真は実家の300m程手前の、中高時代の帰宅路から撮りました。 

 

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10/2 50円玉

これまで書き溜めたメモ帳から、いろいろな話を時々紹介したいと思います。見聞きした話を要約しているのでわかりにくい部分もあると思いますがご容赦ください。

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糸の先にぶら下げた50円玉を見つめるとき、目の前で左右に大きく揺れていたら、50円玉と一緒に顔や目玉が左右に動く。

だけどその50円玉が50メートル先にあったらどうだ。顔も目玉もぶれないんだ。

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10/1 プログラミング

今日は3年生が技術の授業でプログラミングに取り組んでいました。

「Scratch(スクラッチ)」というアメリカ・マサチューセッツ工科大学のメディアラボが無償で公開しているビジュアルプログラミング言語です。(詳しくはこちらで→Scratch)

スクラッチは、ゲームやアニメーションを作成する過程でプログラミングの基本的な考え方や問題解決能力、論理的思考力を養うことができるため、とても良い教材だと思います。

 

 

私がプログラミングに初めて触れたのは高校3年生の時でした。

「ポケコン」と呼ばれる、下の写真のような電卓を少し大きくしたようなものを使っていました。

しかも、自分が買ったものではなく友人からの借り物です。

見にくい画面(日本語表示不可)にBasicと呼ばれるプログラミング言語でゲームを入力して動かして遊んでいました。

小さな画面でしたが、自分の入力したゲームが動くことに感動した記憶があります。(はまりそうでしたが、受験生だったのでさすがにマズイと考え、すぐに友人に返しました)

自分の頭の中に思い描いたとおりに動作するようにプログラミングをするのは簡単ではありませんが、試行錯誤しながら完成した時は、何とも言えない達成感があります。

 

それから大学に入学後は、バイトで稼いだお金で当時30万円位したパソコンを買って本格的に独学でプログラミングに取り組みました。

 

そして卒業研究ではイモリの卵に含まれる卵黄粒の分布を記録するアプリの作成に、寝るのを忘れて取り組んだ記憶があります。

 

大学を卒業後、教師になってからは、数年はプログラミングから遠ざかっていました。

しかし、いろいろな係を担当するうちに、「できるだけ面倒な作業をパソコンにやらせて楽をしたい・・・」という気持ちが湧いてきました。

今でもExcelやWordを使ったプログラミングで事務作業の省力化に取りんでいますが、高校・大学時代のプログラミングの経験が大いに生かされています。

 

プログラミングによって何を作るにしても、基本的な考え方は同じです。

プログラミングを早くから経験することはとても有意義だと思います。

幸いなことに、今の生徒達は小学生の段階からプログラミングに触れる機会があります。

もちろんプログラミングも、他のスポーツや教科の勉強と同じで得意・不得意はあるかもしれませんが、やってみなければ自分に合っているかわからないし、もしかしたら強い武器にできるかもしれません。

最初は難しいかもしれませんが、やってみる価値は大いにあると思います。 

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9/30 最新

須木中学校は生徒数が少ないため、生徒一人に広い清掃範囲が割り当てられています。

そのため、事務室や職員室などは職員が清掃をしています。

同様に、校長室も校長が清掃担当者になっています。

校長室の清掃は、掃除機をかけたり、テーブルや書庫、金庫の上を拭いたり、窓ガラスをきれいにしたりする作業が中心です。

それほど汚れる場所でもないので、時間がある時にちょこちょことやっておけばそれほど大変な作業ではありません。

もう1か所職員に割り当てのある清掃場所があります。

職員用男子トイレです。

職員で月ごとに担当を決めています。

ちなみに校長は9月と3月が担当月です。

職員トイレは須木中の中でも一番新しくできた施設で、数年経過していますが新品のようです。

先生方がきれいに使うのはもちろん、清掃をしっかりしているからだと思います。

手洗い場が真っ白で、使う水栓もピカピカだと気持ちがいいですよね。

今日は、担当月の最後の日なので、しっかりときれいにして次の先生に引き継ぎたいと思います。

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9/27 実行力

今日は、「教育委員による学校訪問」がありました。

11名の方が来校され、学校経営の説明や授業参観、フリートークなどが行われました。

 

訪問終了後に理科室横を通りかかると、「メニューの『挿入』から『画像』を選んで・・・」と理科らしくない説明が聞こえてきました。

ちょうど、生徒達はフォルダからの画像挿入と配置の仕方について説明を聞いているところでした。

指示通りにスムーズに作業をしてく生徒。あっと言う間に貼り付けをしていました。中学生は飲み込みが早いですね。(この様子は「9/27 今日の授業」参照)

 

実は、数日前に理科の先生から相談がありました。授業の中で板書や実験観察の記録やまとめなどの方法として、手書きの他にタブレットをうまく組み合わせて活用できないか、という内容でした。

構想を話しながら、ICTサポーターにも相談しながら実現できるといいねという話をしていました。

 

今日の訪問のフリートークの中でもタブレット活用について話す場面があり、「理科での活用を考えています。ICTサポーターと相談しながらやっていきたいと思います・・・」などと話したところでした。

まさか、こんなにすぐに実行するとは思ってもいなかったため、ちょっとびっくりしました。

 

早くやり始めるほど先生も生徒も慣れますし、使い慣れてくるとお互いにもっと良い方法を発見したりします。

今後の展開が楽しみです。

構想を実行に移した理科の先生の行動力に脱帽でした。

 

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9/26 絆

能登町の中学生の皆さんから学校宛に義援金へのお礼の寄せ書きをいただきました。

そこには、義援金についてのお礼の他に、仮設校舎ができたことや、運動会の準備をしていることなど、日常が戻りつつあることも書かれていました。

この寄せ書きをとおして、須木中の生徒達も、能登町の中学生の皆さんの思いに触れることができたことで、遠く離れていてもお互いを身近に感じることができたと思います。

寄せ書きの中に、「困ったときはお互いに助け合っていきましょう」「宮崎に何かあったときは恩返ししたい」という言葉がありました。

この絆を大切にしていけたらと思います。

 

現在は、さらに豪雨による被害も加わり大変な状況だと思いますが、一日も早い復興をお祈りしています。

今回寄せ書きをしてくださった18名の生徒の皆さん。本当にありがとうございました。

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9/25 信じる

ガッツ石松さんが「太陽の帝国」で、全米映画俳優協会最優秀外国人俳優賞を受賞した時のエピソードです。

受賞のお礼として、貧民地区のジムや孤児院などを訪ねて、ボクシングの指導をしたそうです。

ガッツ石松さんは、授賞式の挨拶で彼らのことに触れ、次のような話をしました。

 

俺はとんでもない貧乏の生まれで、本当に彼らと全く変わらない育ちだった。

ただひとつ違ったのは、母が俺を信じてくれたこと。

『お前はバカだし、私は貧乏で何もしてやることができない。ただお前を信じてやることだけは出来る。』と、いつも言ってくれていた。

母はもう死んじまったが、母親が子供を信じてくれているという。

母親じゃなくても、誰かが自分を信じてくれている。

それだけで、子供は自分を信じて前を向いて努力していけるんだ。

だから、君たちが負けそうになったら、友達や家族を思い出して欲しい。

そして、友達や家族が負けそうになっていたなら、信じて励ましていて欲しい。

それだけで、何でも出来るようになるんだ。

そういうことを、彼らに伝えたかった。

 

カタカナで書かれた、カンニングペーパーを読みながらの英語の挨拶です。

最初は笑い声が起こった会場がだんだん静まり返り、最後は観客総立ちのスタンディングオベイションとなりました。

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9/24 宿題の量

ネットを見ていたら、アイルランドにある大学の研究チームが宿題の効果的な出し方を明らかにしたという記事を目にしました。

生徒にとって、宿題はできるだけ少ない方が歓迎されます。一方、教師は生徒の学力を伸ばすために宿題は役に立つと考えています。

ただ、教科担任がそれぞれが必要だと考える量の宿題を出すことになるため、日によって量が少なかったり、多すぎて消化不良を起こしてしまうこともありがちです。

メイヌース大学のネイサン・マクジェームズ氏ら研究チームは、アイルランドの中学2年生4118人を対象に、新しいAIモデルを使用して、国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)のデータを分析し、さまざまな宿題のパターンが彼らの数学と理科の成績に与える影響を分析しました。

その結果、最も効果的なのは15分以内で終わる量を頻繁に出す事という結論に達しました。

つまり、数学と理科の宿題に関していえば、じっくり長時間取り組ませるよりも、短時間で終わるものをこまめにやらせることが効果的であることがわかったということです。

例えば数学なら毎日、理科なら週に3~4回宿題をやるのが成績向上にもっとも効果的だということです。しかも一回にかける時間はどちらとも15分以内で十分だといいます。

また、今回の最新モデルのAI分析では、短時間の宿題であっても、長時間の宿題と同じくらい成績アップにつながることが分かっています。

このことは、短時間でできる宿題を定期的に出すことが、生徒に負担をかけることなく最も学力アップをはかる方法であることを示しています。

アイルランドの生徒に対する分析なので、いろいろな条件が異なる日本で同じやり方でよいとは断言できませんが、おもしろい研究結果だと思います。

 『Learning and Instruction』(2024年7月1日付)に掲載

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9/20 VUCA

今日のキャリア教育講演会のキーワードの1つがVUCA(ブーカ)でした。

これは以下の4つの言葉の頭文字をとった造語で、物事の不確実性が高く、将来の予測が困難な状態を指します。

Volatility(変動性)

Uncertainty(不確実性)

Complexity(複雑性)

Ambiguity(曖昧性)

 今日のお話の中で、もうすぐ現実となる高度な技術もたくさん紹介されました。

生徒は、これからさらに高度な技術が当たり前になることで、世界中のものごとの関係性がさらに複雑化し予測不可能なVUCA時代に生きていくことになります。

そのような未来に生きる子ども達に「問題発見力」、「的確な予測」、「革新性」などの力を身に付けさせていくことの重要性を改めて気付かされました。

そして、大工原様から西諸県地区、須木地区の良さをたくさんお話ししていただいたことを大変ありがたく思いました。

今日の授業を受けて、生徒達が将来の須木のあり方について別の視点から考えてくれるといいなと感じたところです。

 

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9/19 きっかけ

本年度は、毎日授業を参観するついでにホームページ(HP)用の写真を撮影しています。

 昨年度までのHPの掲載内容は行事がほとんどでした。

当然、毎日行事があるわけではないので、HP更新は時々ということになってしまいます。

それでもありがたいことに、毎日ある程度の数の方がHPを訪れてくださっていました。

 その期待にこたえるためにも、まずはHPの更新を毎日してみようと決心しました。

 

ところが毎日となると、何のネタを記事にするかが問題です。

すぐに思いついたのが、「とにかく毎日行われているのは授業だから、その授業の様子を紹介すればいいじゃないか!」です。

須木中の先生方は、それぞれの教科で工夫した授業を行っています。いつ授業を見に行っても、生徒達は集中して授業に一所懸命取り組んでいます。

そんな素晴らしい様子を知ってもらう手立てはHPに載せるしかないと思ったわけです。

 

毎日更新するようになって、半年ほどが経ちましたが、今では1日に数百人の方に見ていただいています。

4月19日現在の閲覧数471448名だったのが、5月7日に48万人越え、5月25日に49万人越え、6月17日に50万人を超えました。 

そして9月19日現在で57万人を達成しようとしています。

皆様、ご覧いただいて本当にありがとうございます。

今後も頑張って更新しますので応援よろしくお願いいたします。

 

毎日更新するHPの内容は、「今日の授業」、「校長日記」、「給食」の3本です。

 給食については、ある時給食の写真を掲載したところ、予想外に好評だったため、改めて専用のページを作成して毎日掲載するようにしました。毎日12時35分更新です。

この校長日記も、月1回の学校通信では伝えきれないことを伝えるにはどうしたらよいか・・・と考え、こちらも専用のページを作りました。こちらの更新時間は16時過ぎ頃です。

 

いずれの記事も、コメントを書いたり、「いいね」を押したりできますので、よろしければ書いたり押したりしていただけると励みになります。

  

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9/18 試行

昨日話題にした、RSTを職員研修で先生方に試してもらいました。

採点は各自で行ってもらいましたので、どの先生がどのような結果だったかは直接見ていません。

終わった後の先生方の会話から、どの項目もすごくできていた方、きちんと問題を読んでなかったと反省する方、〇番は全然わからない・・・などの反応がありました。

体験版なので詳細な分析ができるわけではないですが、自分の読解力のおおまかな傾向を知ることができました。

大人になってからでも読解力は伸ばせる余地があるそうです。

それならば、中学生であればもっと可能性があるはずです。

先生方と共にその可能性を探っていきたいと思います。

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9/17 RST

5年ほど前の初版ですが、新井紀子著の「AIに負けない子どもを育てる」(東洋経済)という本があります。

内容は、「読解力を人間が身に付けるにはどうしたらよいか」という内容です。

その本に体験版のRST(リーディングスキルテスト)が掲載されています。

RSTとは、文章に書かれている意味を正確にとらえる力(基礎的な読解力)を測定・診断するテストです。

 

以下のような能力値7分類で評価します。

係り受け解析
 文の構造を正しく把握する。読解力の最も基礎となる能力。

照応解決
 代名詞が何を指しているかを正しく認識する。

具体例同定(辞書)
 辞書の定義を用いて新しい語彙とその用法を獲得できる。

具体例同定(理数)
 理数的な定義を理解し、その用法を獲得できる。

同義文判定
 与えられた二文が同義かどうかを正しく判定する。語彙力や論理力が必要。

推論
 既存の知識と新しく得られた知識から、論理的に判断する。

イメージ同定

 

自分の読解力について、「〇〇部分が弱い気がするなあ・・・」と思いながら体験版のRSTをやってみました。

実際に自己採点をしてみると、まさにその通りの結果が出ているではありませんか。

_:(´ཀ`」 ∠): (ちょっとショックでした・・・・)

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私のことはさておき、 今年の研究主題の「・・・確かな学力を身に付けた生徒の育成・・・」を進めるにあたって、個々の生徒を読解力の面からしっかり分析してみる必要があるなと考えているところです。

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9/13 準備

15日のすき納涼花火大会は、須木中学校のグラウンドを会場にしています。今日から様々な物品が搬入され始めました。

地域への貢献という意味も込めて、今日の午後は会場設営の手伝いをしました。毎年恒例のフェンス設営です。

生徒たちは慣れた手つきで次々と運んでで組み立て行きます。

2時間とっていましたが、1時間で終了することができました。

 

当日は、18:50頃から中学生のダンスパフォーマンスが行われます。

今年は、新たに購入したカラフルな法被を着て踊ります。

ご都合のつかれる方は屋台等も出店していますので是非ご来場ください。

 

今日は、吸い込まれるような空の青さが印象的でした。

 

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9/12 ライフプラン

今日の3年生でライフプランニングの授業が行われ、その中で金融庁のライフプランシミュレーターを用いました。

こちらから利用できます → 金融庁

これは、現在の自分のの収入・支出などの情報や将来の計画を入力することで、将来の家計収支をシミュレーションし、結果をグラフで確認することができるものです。

生徒たちは、最初の入力では自分の理想の収入や支出などについて「これくらいかな」と入力していきますが、実際に示されたグラフを見ると大きくマイナスなったりして驚いていました。

生徒たちは、収入に応じて計画的な支出や貯蓄をすることの重要性を実感として持てたとても良い経験となりました。

 

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9/11 スキルup

昨日、理科の自由研究の審査会があり、本校の理科担当が出席しました。

残念ながら本校からの入賞はありませんでしたが、次年度に向けていろいろ刺激になったと報告がありました。

他校の出品された研究の多くが、手書きではなくPC等で作成・印刷されたものだったそうです。

手書きは生徒の思いが伝わってきて好きですし、手書きのイラストや図を交えてまとめるのが大変上手な生徒もいます。しかし、多くの生徒にとっては後から修正や追加する場合は書き直しになるなど大変な面が多いのも確かです。

今後はタブレットPCを使う場面が多くなるでしょうから、慣れの面からもPCで作成するようにした方が良いのかもしれません。

なにより、レイアウトを変えたり、グラフなども見やすいように何度も形を変えたり、目盛りを変えたり試行錯誤や工夫ができます。

 また、理科の自由研究の下地として、普段の授業の中で予想を立て、実験し、結果を考察しまとめる場面で活用できます。

授業の中で、タブレットを活用して実験レポートを作成する経験を積むことが可能です。

大学などでもレポートの提出は電子データで行うことが当たり前の時代です。

自由研究の場面だけでなく、高校進学後や社会に出てからも必要とされるスキルを高めるチャンスになると思います。

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9/10 原石

生徒達が、自分がダイヤの原石だと思えないのには2つの理由があると思います。

・「何で磨けばよいのかまだ気付いていない。」

・「まだまだ磨きが足りない」

教師がどうかかわるかが問われます。

 

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9/9 鎮魂歌

 

「今日の授業」では、1年生の国語の時間の様子を紹介しました。

実際に戦争を体験した方の話が20年以上も教科書に載り続けるということは、それだけ私たちに様々なことを投げかけ、考えさせるものであるからだと思います。

以下にあらすじを記載しますが、気になる方はお子様の教科書をご覧になってください。

 

あらすじ

弟のヒロユキは太平洋戦争の真最中、僕が小学4年生のときに生まれた。

父は戦争に行き、毎日のように空襲があった。

食べ物は十分ない中、母は僕たちに食べさせるために自分はあまり食べなかった。そのせいで、ヒロユキのためのお乳が出なくなった。

配給のミルク缶1つがヒロユキの大切な食べ物だった。

そんな大切なミルクを、甘いものが欲しい僕は盗み飲みしてしまう。

そんな作者に母は怒るでもなく、『ミルクはヒロユキのごはんだから、ヒロユキはそれしか食べられないのだから』と言う。

空襲がひどくなったため疎開しようと思い、引っ越しの相談をするために田舎の親戚を訪ねた。

母と僕と弟を見た親戚の人が口にしたのは「うちに食べ物はない」と言う言葉だった。

くるりと後ろを向いて帰った母の顔は悲しくも、子供達を必死で守ろうとする強く美しい顔だった。

ようやく疎開先が決まり、石釜という山あいの村に引っ越した。そこは桃源郷のようで僕は胸をはずませた。

しかし疎開者に配給はなく、着物と米と交換するしかなかった。

着物もなくなると、ヒロユキは病気になり、しばらく入院していたが、ヒロユキは栄養失調で死んでしまった。

 ヒロユキのために小さな棺が用意されたが、棺が小さすぎて入らなかった。

母は、「大きくなっていたんだね」と言って初めて泣いた。

 ヒロシマに原爆が落とされたのはその九日後のことだ。さらにその三日後には、ナガサキに-。

 そして、六日後の一九四五年八月十五日、戦争は終わった。

 

米倉斉加年さんのあとがき

”戦争ではたくさんの人が死にます。そして老人、女、子どもと弱い人間から飢えて死にます。私はそのことをわすれません。…そのことを私たちはわすれてはならないと思います。そのことをわすれて、私たちの平和は守られないでしょう”

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9/6 達成感

今日のものづくり体験は大変すばらしい内容でした。

簡易的ではありましたが、畳を作る経験はなかなかできません。

生徒達も楽しく一生懸命に作業に取り組めて本当に良かったです。

また、技能士の方々の教え方が素晴らしく、全員がびっくりするような素晴らしい出来のミニ畳を完成させていました。みんないい顔をしていて達成感を味わっているようでした。

技能士の方の話によると、畳づくりの体験は何年も前からやってきているということで、作りやすくするために様々な工夫を積み重ねているということでした。

完成後は畳の裏の処理跡が見えないようにするために、裏面全体に木工用ボンドを塗り、紙を貼り付けていたそうです。しかし、慣れないときれいに晴れないため、今は畳の紹介を兼ねた全面シールを貼るようにしているとのことでした。

技能士の協会の皆さんも、できるだけ子供たちに楽しく、そして誰でも完成できるような工夫をされていて素晴らしいと思いました。

授業の最後では、畳にまつわる話をいくつかしていただきましたが、内容も興味深く、別途講話で依頼したいくらいでした。

畳工業組合の皆様、今日は本当にありがとうございました。

※下はミニ畳制作用の説明図です。

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9/5 自律

今日の朝の生徒集会で、生徒会役員が朝のボランティア活動の今後のルールについて説明をしてくれました。

6月の生徒総会までは、学校がある日は雨の日以外ほぼ毎日朝のボランティア活動を行ってきました。朝8時40分からの10分間ですが、除草や落ち葉を掃きを毎日続けるのは大変だったと思います。テストがある日も同様に取り組んできました。

テスト勉強がしたいのでは・・・と思いつつも、数年前から生徒会が中心となって始めたことですので、こちらからは特段声を掛けずにいました。ようやく今回、定期テストはテストのある週、課題テスト等は当日のみ、3年生は12月から受験終了までは休みとすることが確認されました。

生徒総会で要望を受け、生徒会で試行的にテスト休みを設け、その結果をアンケートに取るという取り組みをした結果です。アンケートの結果では、テスト勉強ができてよかったと好評だったようです。

このように、現状に問題があればそれを議題にし、協議しながら自分たちで検証し、その結果を受けてよりよい形に変えていくという流れができたことは素晴らしいことだと思います。

 

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9/4 協働

先日「すきメンマ」のニュースがありましたが、その件について「すきむらんど」代表の青野さんが来校されました。今回の件のお礼とのことでした。

3年生を中心に「小林の未来予想図」というテーマで今後の須木について学習を進めていく予定ですが、すきむらんど様の協力もいただきながら、よりよい提案をつくっていけたらと思います。

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ボランティア精神

先日の台風で、学校の駐車場にも大量の落ち葉や枝が散らばっていました。

30日のうちに大きな物は片付けましたが、落ち葉は濡れていたため乾くのを待ってやるしかないな・・・と考えていました。

ところが、日曜日の夕方学校に寄ってみると、なんと駐車場がきれいになっているではありませんか。

おそらく31日に部活動で登校したソフトテニス部の生徒がきれいにしてくれたのではないかと思い、昨日、部顧問に聞いてみました。

すると、予想通り土曜日に清掃をしましたとのことでした。

久しぶりの貴重な部活動の時間だったのに、清掃に割いてくれた顧問と部員の皆さんに感動しました。

夕方部活動の様子を見に行った際に、部員の皆さんに集まってもらいました。生徒達は「何だ?」とキョトンとしていましたが、土曜日の作業のお礼を伝えると、口々に笑顔で「どういたしまして!」と言ってくれました。

須木中の先生や生徒達は素晴らしいなあ!と改めて感じました。

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9/2 想定

皆様は台風の被害は大丈夫だったでしょうか。学校の建物には大きな被害はなく、数か所の雨漏り程度で済みました。また、生徒や保護者、職員にも特に被害はなく、安心しました。

 

今回の台風は特に大型で強かったことや、一時的には小林市を直撃しそうな進路予想であったこともあり、久しぶりに数日分の常温保存の食料品や水の準備を行いました。

その他にも、バスタブに水を溜めたり、モバイルバッテリー、LEDランタン、着替えなどを入れた持ち出しリュックなども準備をしていました。

 

さて、今日の地震の避難訓練の指導の中で、『災害時の「備え」チェックリスト』を使った説明がありました。

チェックリストを確認してみると、自分の場合は品物はあるけれど持ち出し袋に入れていないものがいくつもありました。家に被害が出ず、そのまま使える前提で考えていたためです。

 まさに「正常性バイアス」的な感覚になっていたのかも知れないと反省させられました。

 

避難訓練の中で生徒に対して、「今日の避難時の条件は揺れしか起きていない、最も条件の良い場合だったことを忘れないように。実際の避難では、建物が壊れていたり、通路が通れない場合がある。その時々でどうすれば良いかを判断しなければならない。日頃から最悪の場合を想定し、防災を意識して過ごすように」という内容を伝えました。

常に最悪の事態を想定して備える。

このことを再認識した日でした。

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8/27 事前の備えを

大変強い台風が近づいています。事前の準備と避難所などの確認を行い、早めの避難をお願いします。

停電や断水の恐れがあります。バスタブに水をためておく、当面の食料や飲料水の準備、電池で駆動できるランプの準備、スマホ充電用の外部バッテリーの充電などの確認をお願いします。

台風が近づくにつれ、東~南西方向からの風が大変強くなります。雨戸のない窓ガラスは、飛来物で割れる危険がありますので、布テープ(紙テープではない)等でしっかりとガラス面を補強しておくことをお勧めします。特に、谷間にご自宅がある場合は、風が集中するため危険度が高まります。

進路予想については、以下のアメリカのサイトも参考になります。

https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html

上記サイトの右側の『TC Warning Graphic』をクリックすると、進路予想図が出てきます。(※ 表示されている時刻表記は協定世界時のため、日本の時間に直すには9時間加える必要があります。)

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8/26 始動

本日から生徒が登校し、学校が始まりました。

何と言っても一番うれしいことは、夏休み期間中に生徒が事故や事件などに遭わず、元気に過ごしてくれたことでした。

 

これから冬休みまでの4か月間は、様々な行事が予定されています。

9月はものづくり体験や農業体験がありますが、これらの体験をとおして生徒達がどのように成長するかが楽しみです。

 

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8/9 母親の思い

今日の集会では、平和学習を行いました。

先の戦争では民間人の方々も多数亡くなっています。

生徒達も写真や映像などで目にする機会も多いとは思います。

その亡くなった方一人一人はどんな思いだったのか・・・・。

今日の集会では、東京大空襲で亡くなった赤ちゃんと母親の姿をとおして生徒達に考えてもらおうと思い以下の資料を準備しました。

以下、原文の要約です。(須田卓雄さんという方が、1970年12月29日に朝日新聞に自らの体験をもとに発表されたものです。)

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昭和二十年三月十日の東京大空襲から三日目か四日目のこと、私は永代橋から深川木場方面で死体の片付け作業に従事していた。
異臭や無惨な遺体にも慣れていたが、ある遺体に違和感を覚えた。
その人は赤ちゃんを抱えていて、さらに、その下には大きな穴が掘られていた。
母と思われる人の十本の指には血と泥がこびりつき、爪は一つもなかった。

指で固い地面を掘り、赤ちゃんを入れ、その上におおいかぶさって火を防ぎ、わが子の命を守ろうとしたのだろう。

赤ちゃんの着物はすこしも焼けていなかった。
小さなかわいいきれいな両手が母の乳房の一つをつかんでいた。
だが、その赤ちゃんもすでに息をしていなかった。

私たちは涙で顔を汚しながら、その女性の顔を丁寧に拭きとると、若い顔がそこに現れた。
ひどい火傷を負いながらも、息の出来ない煙に巻かれながらも、苦痛の表情は見られなかった。
これは、いったいなぜだろう。美しい顔であった。
人間の愛を表現する顔であったのか。

そして、誰かが「花があったらなあ」と言った。

あたりは、はるか彼方まで、焼け野原が続いていた。

私たちは十九才の学徒兵だった。

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7/25 胸に刻む

今日は小中合同研修を行いました。

これは、夏季休業中に毎年行っているものです。

 

今年は内容未定のまま7月になろうとしていました。

どうしたものか・・・と思っていたところ、研究主任より「南部教育事務所の方に来ていただいて、ひなたの学びについて研修したい」との相談があったため、二つ返事でOKを出しました。

 

本校では、これまでも紹介してきましたが、校内の研究として生徒に「自分の勉強の仕方」を見つけ出し、身に付けさせる取り組みを行っています。

自分が「わかる」「できる」と感じ、自信をもつことが学びに向かう力を伸ばすと考えています。

今のところ朝学習の時間を中心に試行錯誤していますが、今後は授業中での「個別最適な学び」につなげたいと思っています。

 しかし、実際に授業で生かすためには、教師が「ひなたの学び」を理解し、授業で実践していることが重要です。

そういった意味で、今日の研修は大変重要な研修でした。

 

実際、齊藤指導主事には、事前にお渡しした質問に対して具体的に丁寧に回答していただきました。

また、「なぜ『ひなたの学び』なのか?」の説明も具体的で大変わかりやすい内容でした。

おかげさまでこれまでキーワードとしてばらばらに頭の中にあったものが1つにまとまった感じです。

ここまでわかりやすく説明していただいたのですから、今度は我々が実践という形で生徒たちに返していかなければならないと強く感じました。

 

齊藤指導主事がまとめで話された中で、特に私の心に残ったものを挙げます。(実際に言われた内容と多少文言が違う点はご容赦ください)

・専門でない方の言葉がヒントになる。(グループ協議について)

・「教えあい」は一方通行ではない。

・生徒が発表した内容を他の生徒に説明させることで生徒同士をつなぐことができる。

・教えない教師が最高の教師である。

・学校で学んだことをすべて忘れて、残ったものが教育

・今日の授業の取り組みは「ポン」と出たものではなく、何日も考え抜いて作り出したものだ。(公開授業後の指導教諭の話)

 

特に最後の言葉は心に響きました。

今日の研修に向けて齊藤指導主事に準備していただいた内容がまさにこの通りだと思います。

素晴らしい演奏、素晴らしい作品、素晴らしいプレーの裏には必ず想像を超えた努力の積み重ねがあるのと同じです。

私たちも同じ授業のプロとして、この言葉を深く胸に刻んでおく必要があると感じました。

 

最後に、齊藤指導主事、本日は本当にありがとうございました。

私自身大変勉強になりました。

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7/19 前半終了

本日で、1学期前半が終わりました。

4月からの4か月はあっという間でしたが、生徒達はどの行事や授業など、いずれも全力で取り組み、しっかりとやり遂げてくれたことが何よりうれしかったことです。

その裏には、先生方の細やかな計画と丁寧な指導や助言があったことは言うまでもありません。

先生方の、それぞれ生徒の持つ個性や持ち味を理解し、大切にしながら、生徒に寄り添って取り組む姿勢には頭が下がります。

 

須木中の夏休み期間中の登校日は8月9日だけです。この日は須木地区の花火大会の前日準備となっています。

須木地区を代表する大きな行事について、準備と事後の清掃ボランティアという形で自分たちがその一翼を担い、実際に無くてはならない存在になっていることは、とても誇らしいことです。

このような行事へのかかわりが、須木に対する自分の存在感を感じ、郷土愛を育て、人間性を高めてくれているのだろうと思います。

 

 

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7/18 絵に込めた思い

先週、すきむらんど温泉 かじかの湯の駐車場に一枚の絵が設置されました。

中学生が須木小学校に在学中に描いた絵です。

須木の特産品の作物や動物、自然、吊り橋や滝、そこで楽しむ人々が生き生きと描かれていました。

子ども達の須木愛にあふれる素晴らしい作品だと思います。

 近くに行かれた際は、是非実物をご覧になってください。

(駐車場の一番奥です)

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7/17 玄関

須木中の玄関は、訪れる人の数よりも虫の方が多いのが難点です。

特に夜間は、玄関のひさしに電灯がついているため、外の虫も、校舎内にいた虫もたくさん集まってきます。

それを狙うクモの糞や、窓から出られず力尽きた虫などなどが、傘立ての奥やすのこの下にたまってしまいます。

清掃の時間に担当の生徒が一生懸命に掃除をしてくれています。しかし、一人で管理棟の1階の廊下全体も担当しているため、広すぎて大がかりな清掃をするには時間がまったく足りない状況でした。

そこで、今日は天気も良いこともあり、教頭先生が、あっと言う間にすのこや傘立てを移動し、隅に溜まったゴミを掃き、タイルも水拭きをしてくださり、ピカピカになりました。

 古い玄関なので新品には及びませんが、古いものでも手を掛け整えてあげることで凜とした良さが伝わってくるものだなと感じたところです。

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7/16 時代への対応

今日の薬物乱用教室では、薬の正しい飲み方や、違法薬物でない市販薬の怖さなどを教えていただきました。

最近は、薬局などで買うことができる市販薬のオーバードーズによる救急搬送が非常に多くなってきているそうです。

違法薬物について、生徒達はこれまでに学んでおり危険性を知っていますが、市販薬の危険性についてはそこまで考えてはいなかったようです。

講話の中で薬剤師さん、どんな薬でも「主作用」と「副作用」があるということを強調されていました。

また、薬の用量や飲むタイミングについても、

・薬効がしっかりとあるように計算されているため、量を飲みすぎると危険性が増すだけで速く効果がでたり、よく聞いたりするわけではないこと

・指定量より少ない服用では効果が出ないこと

など、指定された量と時間をしっかり守ることの大切さを知ることができました。

これまでは覚醒剤などの違法薬物の使用禁止についての内容が多かったですが、近年の社会状況の変化に応じて市販薬の使用方法や危険性などを含めたものに講演内容を変えてきているとのことでした。

SNSが生徒達に浸透している現状を考えると、学校でも生徒を取り巻く危険なものやことに対して、しっかりと情報収集をして対応していく必要があると感じました。

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7/12 シンプルに

本日の3年生の福祉体験が始まってすぐに、教頭先生がスピーカー付きのポータブルアンプを職員室に持ってきました。(下図のような機器です)

確かに電源ボタンを押してもランプがつかず、作動していません。

体験活動の際にワイヤレスマイクを使用する予定でしたが、代わりの機器がないため、仕方なくマイクなしで授業を進めていただくことになってしまいました。講師の先生方には申し訳ないことをしてしまいました。

 

機器の故障は当然あることですが、タイミングがいつなのかわからないのが困ります。

素人なりに、ヒューズ切れ、コンデンサ、電源スイッチの故障とかだろう・・・と考え、分解してみることにしました。

カバーを外し、テスターで基板等の気になる箇所を何カ所かテストしたのですが、問題ありません。

どうも部品や基板が原因ではなさそうですが、他に思い当たる場所が浮かびません。

これは修理か買い換えか・・・。その前にその費用をどうするか。(新品は二桁万円します)

仕方がないので、とりあえず元の状態に組み直しました。

 

組み立て直しながら、ふと「コンセントに刺すプラグかも」と頭に浮かんできました。

コンセントにプラグを差し、電源ボタンを押します。

反応しません。

次に、電源ボタンを押した状態でプラグの根元のコードを左右に曲げてみます。

すると、どうでしょう。ある角度で曲げたままにしておけば電源ランプがつくではありませんか。

今回は、ただの電源プラグの根元の断線でした。

 

このときすでに分解を始めてから1時間以上が過ぎています。

最初から電源プラグを確認しておけば良かった・・・・・・・・。

 

パソコンのトラブルでコールセンターにかかってくる相談でも、動かない原因がコンセントにプラグを差していなかっただけ、ということがよくあるそうです。

問題には、まずはシンプルに考えて取り組むことが大切だということを思い出しました。

ということで、プラグを付け替えることにしました。

その作業時間は5分・・・・。

 

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7/11 働くこと

今日から2年生が職場体験を行っています。

一人ずつ別々の事業所にお願いすることになりました。

どの事業所様も快くお引き受けくださり、感謝しかありません。

慣れない場所での活動を考えると心配をしてしまいますが、素直で一生懸命な須木中の生徒達はしっかりやってくれると信じています。

 

世の中の「もの」やサービスは、それが実現するまでに必ず多くの人が仕事としてかかわっています。

今回の体験では、利用者としては見えなかった部分を知り、そこで働く方々との交流をとおして、仕事に対する姿勢、仕事の大変さや面白さ、やりがいなどに気づいてほしいです。

 

「一隅を照らす」という言葉がありますが、伝教大師・最澄の「径寸十枚、是れ国宝にあらず。一隅を照らす、是れ即ち国宝なり」からきています。この文章の意味は、

金銀財宝が国の宝なのではく、世の中の一隅で暮らす人々が、その場所で精一杯努力して光りを放つこと、それこそが国の宝である。

となります。

中学生の段階では、将来のことはまだ決まっていないかもしれません。

しかし、十数年後には社会人として仕事に就いて働いていると思います。

それが何の仕事であっても、その仕事を通じて、毎日何か一つ、どこか一隅を照らすことを心掛け、努力する人であってほしいと思います。

 

 

 

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7/10 命を守る

高知県で小学生が水泳の授業中に亡くなるという痛ましい事後がありました。

宮崎県では、すでに5月15日付で県のスポーツ振興課から「水泳等の事故防止について」の通知が出されています。

 水泳指導について8項目、プールの管理について5項目、学校外での遊泳について4項目の留意点が示されています。

水泳指導については、概略ですが以下のような対応が示されています。

(1)健康状態の確認 等

(2)発達段階や水泳能力に応じた指導の工夫 等

(3)バディシステムの採用、非常時の合図の徹底 等

(4)救命用具の準備

(5)心肺蘇生法等の職員研修の実施、危機管理体制の整備 等

(6)指導者の責任分担の明確化 等

(7)落雷など気象条件に応じた判断 等

(8)見学生への直射日光を避ける配慮

 

どの項目も重要ですが、授業が始まってから特に重要になってくる部分は(3)と(6)ではないかと思っています。

例えば、授業中に生徒がふらふらしたり、倒れたりした場合、先生や周りの生徒がほぼ間違いなくすぐに気づきます。

しかし、プールの中では水中が非常に見にくい場合があります。

プールに限らず、水際に立って上から見ていると、自分の真下付近は水中を含めてある程度見えますが、離れていくほど水面の反射光と光の屈折で水中が見えにくくなります。

陸上で生徒を見ているときと同じ感覚だと見落としてしまう可能性が高まるわけです。

そう考えると、プールの指導に当たっては、指導者同士がプール全体を見渡すことができ、水中にも死角がないように監視場所を分担をする。

監視者と指導者の分担や切替を明確にし、一人の教師がそれぞれの判断で立場を変えない。

その上で、事故につながる生徒のイレギュラーな動きをさせない、見逃さないようにすることが重要だと思います。

 

 

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7/9 はんだ付け

2年生が技術の時間にはんだ付けを練習していました。

慣れない手つきでしたが、電子工作の第一歩を踏み出した記念すべき日です。

ぜひ、電子工作の楽しさを知ってほしいと思います。

 

理科の電気の学習では、豆電球や抵抗や電池を繋いで回路を作ります。

ただし、ミノムシクリップのついた導線で器具を繋ぐため、生徒がはんだで部品を固定するという内容は出てきません。

 

電池や豆電球や抵抗をつなぐために、下図のような導線を使った記憶はありませんか?

この導線の両端のミノムシクリップ(右)やバナナプラグ(左)は、線にはんだで固定してあります。

 単純な作りですが、導線の両端の被膜のビニールをはいで、銅線の束を取り出し、クリップにはんだ付けする・・・という、結構面倒な作業をしなければなりません。

作る数が多くなると結構骨が折れます。

そのため、新しい学校に赴任した時に前任者がたくさん作ってくれているととても助かります。

逆に数が少なかったり、錆びたり断線したりして使えないものが多いときは自分で作り直していました。

 

はんだの扱いに慣れると、小型の家電などの、ちょっとした修理にも役立つこともあるので便利だなと思います。

 

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7/8 早期発見

2校時に3年生の道徳の授業を見に行きました。

題材は教科書にある「卒業文集最後の二行」でした。

以下はあらすじですーーーーーーーー

小学生のころ、クラスに身なりの汚いT子さんがいた。
母を亡くし、二人の弟の世話をしながら、魚の行商をしている父親と貧しい生活をしていた。
小学校6年生のとき、その女の子が私の席の隣になった。
いつも私や周りから「きたない」「くさい」「風呂に入れ」「近寄るな」といじめられていたが、T子さんは泣きもせず、先生にも言わずじっと耐えていた。
彼女の成績は上位だったが、私の方が少し上であった。
国語の漢字のテストのと時に、私はどうしても二つ分からなかった。
ふと隣を見るとT子さんは正解を書いている。
私はT子さんの答案をカンニングした。
テストの結果は、T子さんは一つ間違えて98点、私はただ一人100点満点だった。
T子さんは「さすがイチノヘさんね。おめでとう」と素直に私に言った。
授業が終わると周りの悪童が、T子さんが私の答案をカンニングしていい点数をとったのだろうと騒ぎ出した。
はじめは黙っていた私も、つい調子に乗って「俺の答を見たからだ。見たに決まっている。」と責めてしまった。
その時、彼女は涙とともに「私は見ていない、着てるものは汚いかもしれないが、心は汚くない」と言った。
私はT子さんの初めての涙と言葉に衝撃を受け言葉を失った。
とうとう謝らずじまいで卒業式を迎えた。
T子さんの卒業文集の最後の二行に書かれていた「今一番欲しいのは母ではなく、本当の友達ときれいな服です」という言葉が心に刺さり、涙が止まらなかった。
三十余年が過ぎた今でも、T子さんへの罪業を思い出すたびに忍び泣いてしまう。
私に大いなる悔いを与えてくれた、あの二行を読まなかったら、今の私はどうなっていたか分からない。

 (作 一戸冬彦「心に残るとっておきの話 第2集」潮文社)

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T子さんの心情を考えると、何度読んでも胸が痛くなる話です。

現在のT子さんが幸せに、穏やかに暮らしていることを願ってやみません。

 

今回の教材は、公正,公平な社会を実現するために,いじめを憎み,不公正によって誰かが傷つく状況を正そうとする態度が大切であることに気付かせる内容です。

また、学級内でいじめが起きていないからこそ,いじめを未然に防ぐ意味も込めて,いじめという卑劣な行為を無くすためにはどうしたらよいか、目にしたときにどうすればよいか等を考えさせる機会となりました。

3年生が「公正,公平,社会正義」という道徳的価値についての考えをより一層深めてくれることを期待しています。

 

教師の視点で見た場合、T子さんの服装や家庭の状況を考えると、いじめやからかい等が起こることを十分予測できたはずです。

教員をはじめ、もっと周りの大人がいじめの予防といじめに気付く努力をすべきだったのではないでしょうか。

早く気付くことができていれば、これほどつらい1年間にならなかったのではないかと悔やまれます。 

 早期発見、早期対応の重要性を改めて感じました。

 

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7/5 将来の夢

今朝の新聞に,小学6年生の「将来就きたい職業」トップ10が載っていました。各順位の職業は次のようになっています。


小学生にとっては,実際にその職業の方と触れ合ったり,メディアで目に触れることの多いものが上位に来ている気がします。

 

別の団体が,高校生に同様の調査をした結果は以下の通りです。

小学生と違って、より具体的な職業名になってきています。

 

さらに別な団体の調査結果ですが、30代から60代に「今、子どもの頃になりたかった職業に就けているか?」という質問をしたところ、「就けた」と答えた大人の割合は、わずか6.5%だったそうです。

逆に考えると、20人に1人程度は子どもの頃の夢が叶った人がいるということです。 

子どもの頃の夢を実現された方は、自分の頑張りもあったのでしょうが、それ意外にも様々な要因、例えば、まわりのサポートや素晴らしい出会いや経験があったのだろうと思います。

自分が今いる生徒達に対して、色々な意味で少なからず影響を与えてしまう存在であることを考えると気が引き締まります。

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7/4 しきり

須木中学校は校舎と体育館の間に、古い外トイレがあります。

正面には見下ろす形で運動場が広がり、遠くには須木の山並みがよく見える素晴らしい場所です。

上の写真ではわかりにくいですが、なぜか便器の間の仕切りが低く、小学校用の作りなのでは?と感じていました。

生徒は別のトイレを使っているので、普段使われることはほとんどありません。

しかし、今月末の河川プールのイベントがあり、その際に使う方がいたら使いにくいかも・・・と心配をしつつ、まだそのままにしていました。

ところが今日、教頭先生が「ちょっとやってみます」と、忙しい中にも関わらず作業をされました。

元々の仕切りの上に板を取り付けて高くしてあります。

予算のない中で工夫して対応していただきました。

ちょっとしたことですが、使用感に大きな違いが出ます。

教頭先生の素早い対応と工夫はさすがです。頭が下がります。

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7/3 ロケット

先日H3ロケットの打ち上げが成功しました。
H2ロケットの試験機1号機が1994年に打ち上げを成功させましたので、それから約30年になります。

日本では、水素を燃料とするロケットエンジンの開発が1973年頃から始まりました。

H1ロケットで実用化した後、H2までに約20年かかっています。

一方アメリカでは、1960年代にすでに水素を燃料とするロケットエンジンが使われていました。すごいですね。

H2のロケットエンジンについては、『メタルカラーの時代』シリーズ(著:山根一眞)で、開発者の話を読んだことがあります。

この本で表には出ない技術者の苦労や努力や工夫、そして困難を乗り越えようとする意識と技術力の高さを知ることができ、見方が変わりました。

水素エンジンだけでも、ここには書ききれないほどの技術的ブレークスルーが必要でした。

燃料の液体水素がマイナス250℃以下のため、燃料タンクの断熱に工夫が必要だったり、水素を燃焼させると3000℃にもなるのでそのままではロケットの吹き出し口が溶けてしまうため、燃やす前の液体水素で吹き出し口を冷やしながら燃焼させるようにしたり・・・などの対応が必要だったそうです。

さらに、なるべく軽く作りたいためにボルトナットを使わずに溶接にした部分に亀裂が入って爆発したり・・・。

エンジンを含め、すべて国産の技術で作り上げることを目指したため、実験をしては失敗し不具合を探し対応する、の繰り返しだったそうです。

打ち上げは成功して当たり前のように思ってしまいがちです。
多額の開発費や打ち上げ費用をかけているのですから、それはある意味仕方ありません。

いずれにせよ、ロケットを作る技術的困難のレベルの高さと、それを乗り越えるためにかけた時間と苦労を考えると、技術者の皆さんには頭が下がります。

 

参考--------

下の写真はH2についている液体水素をタンクから噴射口の根元にある燃焼室に送るターボポンプ。設計寿命は2000秒。

右端の円盤を、少し酸素を混ぜて一部燃焼させた液体水素(温度は550℃、215気圧)で回転させます。1分間に4万2300回転(1秒間に705回転)、2万4000馬力(タンカーなみ)

その力で、右側のスクリューのような部分を回転させ、燃料タンクからマイナス228℃の液体水素を275気圧にして燃焼室に送り出します。

もう一つ、液体酸素を送る同様のポンプがあります。

※この写真は種子島宇宙センターに行ったときに撮りました。横幅は1m位だったと思います。

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7/2 河川プール

今日は朝から天気も良く、暑い日になりました。

すっかり真夏の感覚です。

 

学級では、クーラーと扇風機を使いながら熱中症に注意して授業を行いました。

 

2時間目が終わった頃、河川プールのイベントの件で商工観光課や地域振興グループ、青年会議所の皆さんが来校されました。

7月27日(土)に河川プールでつかみ取りなどのイベントを実施するにあたって、一般の駐車場として中学校のグラウンドを借用したいとの依頼でした。

つかみ取りなどのイベントは人気が高いらしく、遠方からも多くの参加者がやってくるそうです。

須木地区や須木中を知ってもらう絶好の機会でもありますので、二つ返事で協力をさせていただくことにしました。

 

よく考えてみると、自然の川で泳ぎ・遊ぶべるという、子ども達にとって素晴らしい体験ができる場所のすぐ隣に学校があるということはすごいことだと思います。

たまに川沿いを歩いていると子どもの頃を思い出して、飛び込んで泳ぎたくなる衝動に駆られることがあります。

しかし、生徒達から「そこの川で泳ぎたい」という言葉を聞いた記憶がありません。

河川プールは小学校までで、中学校になったら卒業という感覚なのでしょうね・・・。

 

ということにしておきたいと思います。

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7月

出張や夜の会議で更新が遅くなりました。済みません。

 

夏休みまで、ちょうど3週間です。

本校は、夏休みに入って最初の週に、三者面談を計画しています。

 3年生は、進路の話が中心です。

 

進路を選択する上で何を重視するか。

それは、各ご家庭で違うと思います。

その重視していることを保護者と子で共通認識として理解されているでしょうか。

ありがちなこととして、以下のようなことは大丈夫ですか?

 

子どもは自分の進路について・・・・・・

 ・迷いや不安があってもうまく話せない場合があります。

 ・友達に影響されて流されている場合があります。

 ・保護者の望む方向に合わせていっている場合があります。

 ・少ない判断材料だけで決めてしまっている場合があります。

 ・最初からあきらめている場合があります。

 ・保護者に反発することが目的の場合があります。

 

保護者は子どもの進路について・・・・・・

 ・子どもとしっかり話したから理解しているはずと思い込んでいる場合があります。

 ・子どもはすべて初めて体験することなのだと忘れている場合があります。

 ・「子どもに任せている」と言えるほど関わっていないのに言ってしまっている場合があります。

 ・保護者自身が子どもの頃の気持ちを忘れている場合があります。

 ・子どもの人生であることを忘れて自分の理想を押しつけている場合があります。

 

 

子ども自身がより良い進路選択をし、よりよい人生を歩んでいけるようにサポートすることが大切です。

 

 

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靴箱

生徒校舎の会談の横に靴箱があります。

少ない生徒数なのでこじんまりしたものです。

毎日その横の階段を上がって2階に向かうときに目に入ります。

いつも見ていますが、どの靴もきちんとそろえて入っています。

生徒のを心を感じる一瞬です。

それはきれいに咲いたアジサイを見たときのようです。

*以前紹介したアジサイが咲きました

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こより

七夕の季節になりました。

私が中学生の頃までは、各家庭で七夕飾りを作っていた記憶があります。少なくとも私の家では作って飾っていました。

 

折り紙を買ってきて、輪っかや三角形をつなげていったり、篭や編み飾りなどを作った記憶があります。

その際、飾りや短冊を竹に結びつけるための「こより」も一緒に作っていました。

和紙を細長く切って、端の方から糸のように撚ったものです。

 これがなかなかうまく作れずに苦労しました。

自分としては、直径1mmくらいの細さにしたいのですが、細かったり太かったりしてしまいます。

 

ところが両親や祖父母はさすがでした。

紙を手にすると、スッスッスッ・・・とあっという間に糸のような細さで作りあげます。

感動しつつ、同じようにできたらなあと思ったものです。

 

 今ではYoutubeに、こよりの作り方を解説する動画はいくらでもあります。

それを見て練習すれば、おそらく誰でも上手にできるようになるでしょう。

しかし、おじいちゃんやおばあちゃんから習うことに意味があるんですよね。

動画は一方的に説明するだけですが、おじいちゃんやおばあちゃんは違います。

技術を伝える話以外の部分に大切なものが含まれている気がします。 

 

私の祖父母と父はすでに他界していますが、まだ母が元気です。

実家に帰って母にこよりの作り方をもう一度見せてもらおうと思います。

 

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中学校の玄関を入って正面に、木の切り株が飾ってあります。

立派な切り株だなあとは思ってはいましたが、それだけでした。

今日のお知らせにも記事をあげましたが、八重尾さんが七夕用の竹を切ってきてくださいました。

その時にこの切り株の話題になり、由来を聞くことができました。

7~8年ほど前、須木中学校の隣にあ神社の大木の枝が落ちて車に被害が出たため、この木を含め何本かの大木を切り倒すことになったそうです。

その時切り倒した欅(けやき)の木の切り株を記念に残したとのことでした。

年輪を数えてみたところ、はっきりと分かるだけでも90年以上は立っているようです。

この欅も約100年前は芽吹いたばかりの幼木だったこと。

そして須木中ができる前からそこに存在し、中学校に通う生徒たちをずっと見つめてきた・・・

不思議なことに、ただの切り株でしかなかったものが、その謂われを知ると何か特別な存在に思えてきます。

 

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意識

今日の礼法指導が始まって最初に感じたのが、高校生の皆さんは姿勢が良い!ということでした。

見本を見せるときはもちろんですが、中学生に個別に指導をする場面で何気なく立って見ているときも背筋がピンと伸びています。

意識しなくてもできるように、これまでに鍛錬を積んできたのだろうと思います。

そして、中学生に教える様子から、自分たちが学んできたことに自信と誇りをもっていることが感じられました。

素晴らしい指導をしていただき感謝感謝です。

日章学園高校の皆様、本当にありがとうございました。

今日の授業をとおして、中学生が日本の伝統的な礼儀作法について理解を深め、これまでの立腰の取り組みに加えて実践してくれることを願っています。

 

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安心

昨晩から明け方にかけて須木は大雨でした。

学校への通勤路にしている空き地も、珍しくくるぶしくらいまで水が溜まっています。(そのため、長靴で出勤しました。)

 

学校に着くと、教頭先生が生徒校舎の2階の雨漏りをきれいに拭き上げ、バケツを置くなどの応急処置をされていました。(教頭先生ありがとうございます!)

 

 

学校では、台風の時期は飛ばされたものの後片付け、冬は水道管の凍結による破裂・水漏れ対応など、気候の変化に応じて様々な対応が必要になります。

それらが教頭先生の仕事と決まっているわけではありませんが、学校の鍵開けをしているため、そういった場面に一番最初に遭遇しがちです。

というよりは、何か異常がないかをいち早く見つけるために、早めに学校に来て鍵開けをしているといった方が良いかもしれません。

また、教頭先生は学校の様々な不具合やその程度を把握しているので気になってしまうということもあるかもしれません。

いずれにせよ、最も大切なことは登校してきた生徒に危険等が生じないようにすることです。

 

忘れがちですが、 日々の安心は教頭先生によって守られています。

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議事

今日は生徒総会がありました。

議事の中で質問がどのくらい出るか心配でしたが、何人か質問し、それに対して答えるという場面がありました。

このような場で質問できることは素晴らしいと思います。しっかりと中身を自分なりに考えている証拠です。

よりよいものを実現するためには議論が欠かせません。

大人になると話し合いや意見交換を行う場面が多くあります。

仕事上でもそれ以外でもです。 

 

今日の生徒総会の一番良かったところは、何よりも全員が真剣に話し合いに参加する姿があったことです。誰一人例外はいませんでした。

そんな須木中の生徒達を誇りに思います。

 

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先輩

昨日の新聞で、山中智郎さんが紹介されていました。

山中さんは須木中学校の卒業生で、小林高校・大学へ進学された後、アーティスト・イラストレーターとして活動されている方です。

私もつい先日の須木中央保育園の運動会に伺った時に、山中さんが今回の新聞記事にも載っている有名な歴史小説の装画を手掛けられていることをご紹介いただき、初めて知りました。

山中さんのサイトでは、たくさんの作品が紹介されていますので、ぜひご覧になってください。

どのイラストも独自の世界観にあふれ、強いエネルギーを感じさせる素晴らしい作品ばかりです。

須木中の卒業生の方がこのように活躍されていることは生徒達の励みにもなり、目標にもなります。

今後もさらに活躍されることを楽しみにしています!

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朝活

3年生の実力テストが無事終了しました。

昨日が国・理・英、今日が社・数でした。

3年生にとっては、今週末は生徒総会があるため、生徒会や議長団の担当はさらに忙しい状況です。

さらに、来週は校内テスト(定期テスト)と、波のように次々と息をつく間もない感じで重要行事がやってきます。

そのような中で、生徒も先生方もよくやってくれています。ありがたいです。

 

その週末に行われる生徒総会の議題に、「朝活動(始業前に行っているボランティア活動)をテスト前や受験前はしないようにできないか」という内容が出されています。

3年生はテスト日の今日も朝活に一生懸命取り組んでいました。

朝活は、中身10分、準備と片付けまで含めて約20分の活動で、数年前の生徒会で決めた取り組みです。しかし、その頃を知る生徒は当然いません。

生徒が入れ替わるので、決めた当時の意義や意識はなかなか受け継ぐのが難しいようです。

決めた当時も今回の議題に関することについて多少は議論されたのだろうとは思いますが・・・。

 

今回の生徒総会では、生徒達がどのような意見を出し合い、どのような形で決着がつくのか楽しみです。

活発な議論をして欲しいと思っています。

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活躍

今日の午後は、高校説明会があり、県立高校3校、私立高校2校の先生方が説明に来てくださいました。

私は最初に生徒・保護者への挨拶を行い、その後は校長室で来校される高校の先生方のお迎えを担当しました。

 

説明会の最初の挨拶では、すでに行きたい高校がはっきりしている生徒もいるが、それとは別に様々な高校・学科の特徴について知って欲しいこと。そして、自分が知らないだけで、知ることで興味が持てる場合もあるかもしれない。そういう視点で聞いて欲しいと生徒達には伝えました。

 

さて、ある高校は先生と一緒に須木中の卒業生が来ていました。高校はどうですかと聞くと「楽しいです!」という返事が返ってきました。また、ある高校の案内チラシは、須木中の卒業生が製作に関わって作り上げたとのことでした。

卒業生がいろいろな場面で頑張っている様子や活躍する様子は在校生の励みにもなりますし、良い刺激にもなったのではないかと思いました。

本日お世話になった高校の皆様ありがとうございました。

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InBody

6月15日(土)のミニバレー大会の合間にInBodyによる測定をしてみました。

InBody(インボディ)とは、人間の体を構成する水分、タンパク質、ミネラル、体脂肪などの体成分を定量的に分析する体成分分析装置のことです。

筋肉の付き方やバランス、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、身体のどこに体脂肪が多いのかなどを測定でき、結果がグラフ等で表示され、改善点が一目でわかります。

測定したところInBodyスコアは100点中79点でした。

InBodyスコアは80点が基準となります。80点は体重・筋肉量・体脂肪量が「すべて100%に揃った状態=健康的な体成分の状態」だそうで、ぎりぎり1点足りませんでした。

BMIと体脂肪率が標準をやや超えていた程度でしたので、今後の努力次第では1点はクリアできそうです。

それにしても、数分もかからずに各種測定ができる凄いマシンです。

測定する機会を作ってくださった、小林市保健センターの皆様ありがとうございました。

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切替

3年生は地区中体連大会も終わり、いよいよ受験に向けて気持ちを切替える時期となりました。

素晴らしいことに、現在、須木中では放課後の職員室前の廊下で勉強する3年生の姿があります。

ぜひ、3年生全員で志望校合格に向け頑張ってほしいです。

 

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再会

今日は、2,3年生が着物の着付けを体験しました。

講師の先生と生徒さんは、遥々宮崎市から1時間を超える時間をかけて来てくださいました。

校長室で、授業開始前の10分間程お話をしましたが、生徒さんは3年生で、近々美容師の国家試験を受けるとのことでした。

試験前の貴重な学習の時間を須木中の生徒のためにいただいて感謝しかありません。ありがとうございました。

 

授業中も、生徒一人一人に丁寧に対応していただき、慣れた手つきで手際よく着付けをしていきます。

まだ高校生ですが入学して2年間でこんなに成長するんだと感心しました。

 

3人の生徒さんに出身を聞いたところ、一人が以前勤めていた中学校出身でした。

授業後の帰り際に「あなた、バドミントン部だったよね!」と声をかけると「はい!」とマスクをしたままでしたが嬉しそうな返事が返ってきました。

 

まさか、こんな形でお世話になるとは思ってもおらず、うれしい再会でした。

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飾り棚

玄関を入って右側奥に、これまでにいただいたトロフィーや盾が飾ってある飾り棚があります。

平成3年4月に上九々瀬地区の 今重友行 様から寄贈いただいたものです。ありがとうございます。

今も大切に使わせていただいています。

 

最近は、新たなトロフィーや盾を追加することができなくて大変申し訳なく思っています。

そこで、せめて古くなったリボンだけでも交換したいと思い立ちました。

現在は以下のような状況です。ちょっと寂しげです。(右側の2つのトロフィーはリボンを試しに換えてみたものです)

すべて付け替えたらまたご紹介したいと思います。

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自分自身の言葉

過去に勤めた学校で、普通科高校希望のある生徒の面接練習を担当したことがあります。
この生徒は、高校卒業後専門学校に入り、最終的に美容師になりたいという夢をもっていました。

練習で様々な質問をしましたが、学校生活や部活動のことなど、一般的な質問には的確にしっかりと答えることができていました。
しかし、希望する高校の志望理由を言ってもらったところ、他の質問に比べてどうもすっきりしません。

それは本人も感じていたようでした。

そこで、本人と次のような雑談をしてみました。

私:「どんな美容師になりたいの?」
生徒:「・・・ お客さんがたくさん来てくれる美容師?・・・かな?」
私:「お客さんがたくさん来てくれるためには何が必要だと思う?」
生徒:「・・・ カットが上手?」
私:「カットが上手になるためにはどうすればいいの?」
生徒:「・・・ 練習?」
私:「ということは、カットが上手い美容師になりたいということかな?」
生徒:「・・・まあ、そうですが・・・」

~(省略)

私:「今、いろいろな思いを話してくれたけど、結局まとめてみると、あなたがなりたいのはどんな美容師ということかな?」
生徒:「お客さんを笑顔にできる美容師です。」
私:「そうだよね。お客さんを笑顔にできるって素晴らしいよね。』
生徒:「はい」
私:「じゃあ、具体的にお客さんを笑顔にするためには何が必要なんだろうね。」

~(省略)


というような感じの会話でした。
この生徒は美容師になるという夢はあっても、目的の部分が自分の中ではっきりしていなかったのです。

その職業で何をしたいかという目的が明確になれば、高校では何を経験し、何を学び、どう過ごしておく必要があるかが見えてきます。
そうすると自分自身の言葉で明確な志望理由を語れるようになります。
教師はその目的の部分を引き出してやることが大切だと思います。

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お詫び

皆様にお知らせです。

本日の記事を完成させたのですが、PCのトラブルですべて消えてしまいました。

明日、改めて掲載します。

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面接

今日は入試の面接についてです。

昨年度は、3年生の面接の指導に何回か加わえてもらいました。

生徒達が一生懸命に取り組んだ結果、入試までにはとてもしっかりと話ができるようになったと思います。

入試前の最後の面接練習では、落ち着いた対応ができていてすごいなと思っていました。

しかし、担任によると、本人たちはとても緊張していて、内心ドキドキして大変だったらしいです。

 

私としては、緊張させないように言葉遣いは丁寧に、笑顔で、和やかな雰囲気になるように気をつけていたのですが・・・

それまでの練習で、面接で聞かれそうなことはもちろん、あまり聞かれないようなことまで、とにかくあらゆる質問をしたのが原因かもしれません。

生徒達は、「また予想外のことを聞かれたらどうしよう」「うまく答えられなかったらどうしよう」などと考えて緊張しますよね。

 

高校によって違うと思いますが、面接の目的は書類や点数からは見えない部分にあるのではないかと思います。

受験生の目的は自分をどれだけ知ってもらえるか、アピールできるか。

そのためには何が必要なのでしょうか。

そこに求められるのは、アナウンサーのような資質(良い発音でなめらかに、よどみなく正確に原稿を読む)ではなく、自分を自分自身の言葉で語れるかどうかだと思うのです。

その「自分自身の言葉で語る」ためには、昨日書いた「柱」が重要になってくると考えます。

(つづく)

 

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昨日の3年生の授業では、入試にかかわる話も少ししました。

 

高校入試と言えば、面接。

面接と言えば志願(志望)理由が聞かれることが多いと思います。

志願理由をきかれたら「なぜその高校のその学科を選んだか」を説明するわけですが、生徒にとってこれは簡単そうで難しい問題です。

生徒は今まで経験がないわけですから、何をどのようにどの程度どのように話せば良いのかわかりません。

ですから、まずは自分の将来の夢や職業、受験校の特徴などを元に文章に書いてみることが必要です。

書くことで自分の思いや考えが整理されていきます。

 

そのとき大切なのは、自分の生き方について中心軸となる柱を立てることだと思っています。

「○○という仕事に就きたい」だけで自分の思考が止まっていたら、その仕事に就くことは目標ではありますが、その仕事をする上での目的がありません。

大切なのは「その仕事をとおして何を成し遂げたいのか」という目的です

例えば医者であれば、過疎地の医療に尽くしたい、治療法のない病気を何とかしたい・・・などの目的が重要だと思います。

その目的を達成したところから逆算すると、まずは高校で何を学びたいのか。何をしておくべきなのか、何を経験したいのか・・・ということが明らかになっていき、その高校・学科を選ぶ理由が見えてくるのではないでしょうか。

 

医者になることが目的であれば、単に高校や大学、国家試験に合格するための学力をつければ良いだけです。

しかし、働くことの目的は、誰かのために自分が専門性を高めて身につけた技術やモノ、情報を提供することで周りの役に立ったり、周りを幸せにしたり、喜んでもらったりすることであるはずです。

そのためには、教科の学習以外の学びもとても大切になってくると思うのです。 

 

入試に向けて大切なのは、学力を身につけることはもちろんですが、将来の自分の姿を想像し、「自分は○○な生き方をしたい」「自分は○○の職業をとおして、周りを幸せにしたい」という生き方についての柱をしっかり自分の中で見つけておくことだと思います。

 

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点数

5時間目に3年生に講話を行いました。

事前に担任からの情報で、「自分は頭がわるいから・・・」等の発言があることを聞いていましたので、最初はその話題でスタートしました。

私:「頭がよいかわるいかはどう判断するの?」

生徒:(何人かが)「点数です」

テストの点数か・・・と思いながら、

私:「皆さんが今度受ける実力テストを、そのまま江戸時代の人たちが受けたら何点ぐらい取れると思う?」

生徒:「あんまり取れないと思う」

私:「それじゃ、江戸時代の人は全員頭がわるい?」

生徒:「・・・」

私」「江戸時代の人は知らない知識や言葉がテストにはたくさん出ているよ。英語とか、ほとんどの人は知らないよね・・・」

生徒:「・・・」

・・・

私:「ということは、点数だけで判断するのはおかしいということにならないかな・・・」

 

言葉の影響力の大きさを感じます。

これまでの経験から、多くの生徒達は点数だけを判断基準にしてしまっていました。

自分は点数が取れない、だから頭がわるい。頭がわるいから・・・と、完全に負の思考です。

せっかくそれぞれが良いものを持っているのに点数だけで自分の価値を決めてしまっています。

これは何とかしないといけません。

 

そこで、ポジティブ言葉を使うことを提案です。

『「自分はだめだ」「自分には無理だ」などのネガティブな言葉が浮かんできたときは、「でも」とか「しかし」の言葉を加えて、「自分はできる!」「自分は頑張れる!」などのポジティブ言葉をつなげて言うといいよ。』

『慣れてきたら、一言目からポジティブ言葉を口に出すようにしてみるのもいいね。』

『目の前の課題に対して、できるだけポジティブな言葉で処理していくことが大事だよ。そうすると脳が前向きに働き始めるよ』という話をしました。

 

 話していくうちに、何人かの目が輝いてきたのが印象的でした。

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収穫

校長室にいると「校長先生いいですか?」と廊下から声がかかりました。

何だろうと思っていると、手に袋を提げています。

「入っていいですよ」と言うと、「これ、食べてください」と、須木中農園で栽培していたラディッシュをいただきました。

メッセージ付きでいした!

この前種をまいたばかりと思っていましたが、あっという間に育っていて驚きました。。

生徒達が手間暇かけて育てた野菜です。きっと最高の味がすると思います。

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2つの感動

6月1日(土)に、須木中央保育園の運動会が行われ、来賓として出席をしました。

天候にも恵まれ、運動会日和でした。

青い空の下、8名の園児たちの可愛らしくも一生懸命な姿に心が和みます。

今回の運動会のテーマは「えがおっていいね」でしたが、そのテーマのとおり、会場にいた全員が笑顔になる素晴らしい運動会でした。

 

会場でプログラムの冊子をいただいたのですが、写真を下部に貼付しているので見てください。

表紙はゴールするクマさんで、ゴールテープが閉じひもになっています。とても可愛らしく、そしてアイデアにあふれたデザインです。

感動したのは、これが印刷ではなく、切り絵で手作りされているという点です。

保育園の先生方すごいです!

これを来賓や保護者の分まで作成するのはどれほど大変だっただろうかと思います。

先生方の思いが伝わってくる素敵な冊子です。

子ども達に対しても、この冊子を作られたときのように丁寧に心を込めて接していらっしゃるのだろうなと思いました。

 

早速中学校の職員で供覧しました。

 

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須木んShip

昨日、第1回の家庭教育学級(須木んShip)で校長講話を行いました。

中身は、あるWebサイトが行った、『令和時代を生きる子供に親が望むこと』についての、以下の調査結果が元になっています。

・失敗しても立ち直れて成長できること   46.0%

・自分の力で道を切り開けること   38.9%

・世界の人とつながり協同できること      5.6%

・AIに負けない考える力を持つこと      3.3%

この調査に参加した8割以上の保護者が、子どもに「失敗しても立ち直る力」と「道を切り開く力」をつけてほしいと期待しています。

なかなか興味深い結果です。なるほどと思う反面、どうやってその力を身に付けさせればよいのかと聞かれると、なかなか難しい気もします。

まず「失敗しても立ち直り成長する」を次のように言い換えてみます。

「問題が発生したとき、自ら解決するために努力し、そこで得た経験や反省を次に生かす」

少し具体的になったでしょうか。

実際に問題を解決するときに、ゲーム機のリセットボタンを押すようにはいきません。状況で対応は違うかもしれませんが、「現場」で「現物」を確認して「現実」を正しく認識上で解決を図る必要があります。

この時、自分のあらゆる知識と経験を総動員する必要がありますし、それが不足している場合は、調べたり相談したりしなければなりません。

この時に問題に対応した経験は得難いものです。次に問題が起きてもそれに正面から立ち向かえる「自信」と解決する「力」になると言えます。

しかし、まだ大人ではない生徒が大人が経験するような問題に直面する可能性は低いと考えられます。ですが、働き始めたらいつ直面するかわかりません。

その為にも、今のうちから小さな解決できる失敗を多く経験していくことが大切だと思います。保護者がその場面をどれだけ作れるか。

失敗でなくても、大変だったりやったことがないことを経験させることも大切だと思います。

例えば、手伝いであったり、 動物や植物を育てたり、段や級の検定を受けさせたり・・・。

将来経験することになる失敗が何かを知ることはできません。

ですから、今のうちから様々なことに挑戦し、失敗し、工夫してやり切る経験を積み重ねていくことが大切だと思います。

そして、その姿を保護者が暖かく見守り、励まし、認めてあげることで子供たちが前に進んでいけるのではないでしょうか。

 

というような話をしました。

 

後半は時間が余りましたので、予備で準備していた「本物にふれる大切さ」がテーマの音楽鑑賞をしました。

令和6年1月の学校通信で紹介した吉村妃鞠さんの「ツィゴイネルワイゼン」とバッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 アダージョ」を聴いていただきました。

ツィゴイネルワイゼンは演奏時8才、バッハは12歳(おそらく)の時の演奏です。

まだ若いながらも、類まれなエレガントな表現力をもつ妃鞠さんの演奏に何か感じていただけたのではないかと思います。

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討議

今日は、生徒総会に向けた学級討議を行いました。

1年生は初めての生徒総会ですので、生徒会や生徒総会について担任の先生が丁寧に説明をしていました。

須木中の生徒会は積極的にボランティア活動に参加する等、、少人数ではありますがよく取り組んでいます。

今日の討議では、学校生活についてよくできている点や、逆に課題がいくつも出されたようです。(具体的な内容は集約が終わっていないのでまだ確認できていません)

出された課題等を元に、生徒総会の議題を決めていくわけですが、本番ではよりよい学校となるように前向きに話し合いを進めていってくれるといいなあと考えています。

昨年度は、校則について熱い議論が交わされました。

今年も期待しているところです。

生徒総会に向けての情報は随時発信していきます。

 

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思い出

午前中に来客がありました。

聞くところによると、昭和45年度の須木中の卒業生で、現在は関西地方にお住まいの方でした。

校舎内外の様子や、校長室内の学校沿革史、校長やPTA会長の写真を、大変懐かしそうにご覧になっていました。

 在校生もいずれ卒業していきますが、彼らの良き思い出の場所となるようにしていきたいです。

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始動

本講では、5月13日の日記でご紹介したように、本年度の研究で、『学び方』を身に付けることで学力の向上を目指しています。

授業と朝学習を中心に研究を進めていく予定でしたが、朝学習についていよいよ具体的に動き始めました。

今日は、学び方を身に付けることの意義の説明や、自分の学習スタイルの確認を行い、実際の朝学習にどのように取り組むか、計画を立てるところまで行いました。

 

朝学習は、約2週間取り組み、その結果等を検証し改善・変更をしていくという形で行っていきます。

この取り組みを通して、生徒たちに「できるようになった」実感と学び方についての気づきが生まれて欲しいと思っています。

 

学習スタイルのアンケートは、タブレット入力を活用して行いました。

今後は、ICTの活用も様々な場面で広げていきたいと思います。

 

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安全確保を

「お知らせ」に掲載した通り、明日は通常どおりとなります。

お住いの地区によっては河川の氾濫や土砂災害などの危険性が高まる恐れがあります。今後の大雨に関する警報や避難情報に十分注意をしていただき、早めの安全の確保をお願いいたします。

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復活

本日の運動会では、コロナ禍以来久しぶりにPTA団技(競技)が「綱引き」として復活しました。

当日はどの程度参加していただけるかは未知数でしたが、本番では教職員を含め、多くの方に参加していただきました。

中でも、来賓として会場におられた小林市長様にも綱引きに加わっていただき(右側)、大いに盛り上がりました。

以下の画像はその時の様子です。

スタートのピストルが鳴ると一斉に引き合います。

打ち合わせが悪かったのか、なかなか終了のピストルが鳴りません。

生徒の時よりも長いのでは・・・とひやひやしていたら、やっとピストルが鳴りました。

ちなみに、生徒の綱引きの1回の競技時間は15秒です。

試合を2回行いましたが、2回目も結構長く感じました・・・・。

 

競技が終わって、ご自分の所に戻られるときには息が上がっている方も多かったのではないでしょうか。

参加された皆様、なかなか終わらなくてご迷惑をおかけしました。

来年の競技時間はもう少し短めに設定できたらいいなと思っております。

 

久々のPTA団技でしたが、地域と保護者と学校の一体感を感じられるとても貴重な時間になりました。

 

生徒はというと、PTA団技の間はテントの中で給水をしたり休憩をとって休みながら、保護者の頑張る姿を見て応援をしていました。少し体を休ませられる良い時間にできました。

 

 

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まねぶ

今日の運動会の前日準備では、PTAの保体部の皆様を中心に20名ほどの方にご協力いただき、生徒ではできない杭打ちやテントの固定、入退場門の設置等をしていただきました。

ご多用な中、早い時間からお集まりいただき、ご協力ありがとうございました。

 

設置頂いた入退場門は、2本の柱に「須木小・中合同運動会」と書かれた横断幕を渡す形になっているのですが、括り付けるところが思いのほか高所にあり、調整を脚立のみで行うのは難しい高さでした。

お父さん方に相談をしたところ、軽トラや脚立を組み合わせてあっという間に設置するだけでなく、インパクトドライバで角材をしっかり固定するなど、プロの技は一味違うなあと感動しました。

その様子を近くにいた数名の生徒は真剣なまなざしで見ていましたが、お父さんたちの凄さを感じてくれたかな・・・、その仕事ぶりを学んでくれたかな・・・。

 

古語では「学ぶ」を「まねぶ」と読みます。

まねぶは名詞の「まね」に動詞をつくる接尾語「ぶ」がついたものです。つまり「まねぶ」とは「まねる」(模倣する)という意味です。

 

 

中学生は学ぶために1日の中で7時間以上学校にいまが、目覚めている時間の多くを学校で過ごしていることになります。

その間、目にする大人は教職員だけがほとんどです。生徒達は知らず知らずのうちに、教職員の振る舞いを大人の振る舞いとして学ぶことになります。

私たちは、生徒にとってまねぶ対象として価値がある存在でいられるようにしっかりと意識して取り組んでいく必要があるなと思ったところでした。

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コンプラ

本日はコンプライアンス研修に出席しました。

報道などで学校職員の不祥事のニュースを見る度に、子どもや保護者、地域の方々の信頼を裏切っていることにとても残念な気持ちになります。

特に、子どもに対する不適切な対応は許されることではありません。

今日の講師の先生が、体の傷と違い心に受けた大きな傷は時間が経ってもなくならないと話していましたが、全くその通りだと思います。

私たち教職員は、「他校で起きたこと」ではなく、自分ごととして、日々コンプライアンスの遵守に努めなければなりません。

校長としても、このことを常に念頭に、学校運営を行っていきたいと考えています。

 

現在学校では、県の取組をうけ、以下の項目でコンプライアンス推進プログラムを進めています。

1 セクハラ・わいせつ行為の防止

2 飲酒運転の防止

3 体罰・暴言等の防止

4 準公金等の不適正な取り扱い防止

5 個人情報の流出防止

6 その他(交通法規の遵守、パワハラの禁止等)

これらにつながる行為について、教職員全員が常に意識し、発生防止と被害拡大防止のために小さな変化を見落とさないように取り組んでいく決意です。

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