日誌

日々徒然

11/22 情報量

歴史上、情報量が爆発的に増えたのは、主に以下の3つのタイミングだと言う見方があります。

・活版印刷機の発明
・電気通信(電話、ラジオ、テレビ)の発展
・インターネットの発明

 特に現在はコンピュータの活用で、あらゆる情報がデジタル化されています。

コンピュータで扱うデータはどのくらい存在するのでしょうか。

2020年の時点で、全世界で生成されたデジタルデータの量は約44ゼタバイト(ZB)と推定されています。(1ゼタバイト = 1兆ギガバイト(GB))
さらに2035年までにはこの数値が1,000ゼタバイト(1ヨタバイト)を超えると予測されているそうです。

具体的な分野で見てみます。

神戸大学大学院教授の岩田健太郎氏によると、医学の分野では、1950年時点で医学知識が倍になるには,50年かかっていたそうです。それが1980年には7年になり,さらに2010年には3.5年になっています。そして2020年には,なんとたったの73日で医学知識は倍になると見積もられているそうです。(2014年時点)

これを受けて岩田氏は

「知識の総量」で勝負する時代は終わったのである。「自分がどのくらい物知りか」を誇るよりも,むしろ「自分がどのくらい知らないか」にどれだけ自覚的であるか,のほうがずっと知性をはかるにはふさわしい。ソクラテスの「無知の知」である。・・・

と言っています。(出典

 

 

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11/21 錯視

NHKでFRONTIERS(フロンティア)という番組を放送しています。

10月31日の放送分を録画していたのですが、ようやく昨日見ることができました。内容は「世界は錯覚で出来ている」です。

通常、自分の目で見たり感じたりしていることは事実であるという前提で生活していますが、実は必ずしもそうではない場合もあるという内容です。

下の画像を見てください。鏡の手前にある造形物は4つともハート形ですが、鏡に映った像は、手前の造形物とは全く違った形に見えます。さらによく見ると、左から2つ目のハート形は手前と鏡の像が同じ向きになっています。

画像出典:https://www.nhk.jp/p/frontiers/ts/PM34JL2L14/episode/te/QPW3MM4N47/
この造形物は、明治大学の杉原厚吉教授が開発したものです。興味がある方は、「錯視 明治大学」で検索してみてください。

例えば、向かい合う2人が、上の写真の造形物を間に置いた場合、相手は「トランプの4種類のマークがある」と言い、もう一人は「ハートが4つだ」となり、話が全くかみ合わない状況になってしまうというわけです。

錯覚というわけではないですが、思い込みを除外するためにも物事を多面的にとらえるのは大切だなあと感じたところでした。

しかし、どういう作りになっているのか、この画像を見ただけではパッと思い浮かばないですね・・・。

 

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11/20 整備

12月6日(金)に校内ロードレース大会が行われます。

先日ご紹介した通り、生徒達は体育の時間に練習を始めているところです。

9月の花火大会以降、用務員さんと通学バスの運転手さんのご協力で、運動場の草刈りを続けていただいていました。

おかげさまで芝も短く刈られ、運動場全体が美しい状態を保っています。

現在はロードレース大会に向け、生徒達が気持ちよく走ることができるように、トラック内に伸びた芝を除去して走り易くしていただいています。

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11/19 宝

メモ帳より

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子どもはみんな、かけがえのない宝をどこかにしまい込んでいる。
むしろ隠している。
教師の仕事は、あらゆる手を尽くしてそれを探し出し、掘り起こすことなのだ。

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11/18 準備

私は生徒の登校時間頃から駐車場や校門付近の落ち葉を掃くようにしています。

登校した生徒は7時40分になると朝のボランティア活動に取り組みます。

ところが、今日は、生徒は登校してくるのに朝のボランティアに出てくる生徒がいないなあと思っていました。

よく考えてみたら、6月の生徒総会でテストがある週の朝のボランティア活動は中止にすると決まっていたのでした。

生徒は教室にいるのはわかっているのですが、一人で掃いていると何となく寂しい気持ちになってしまいますね・・・。

ということで、今週は校内テストが行われます。そのため、今日からテスト前学習期間となり、5時間授業で終わです。

いつもより1時間程早く学校から帰ることができます。

生まれた時間を有効に利用して、テストに向けた準備をしてほしいなあと思っています。

 

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11/15 緊張感

本日、3年生と保護者に向けて高校入試説明会を行いました。

最初に校長の話が設定されていましたので、次の2点についてふれました。

(1)お互いに緊張感を持つこと

入試事務について、3年職員は非常に緊張感をもって取り組みます。

作成した文書に誤字脱字を含め、絶対に間違いがあってはいけないし、提出物の期日は絶対に守らないとならないからです。

生徒の皆さんも、これから様なざま文書などを提出する機会がありますが、期日をしっかり守り、誤字脱字などがないようにしなければなりません。

お互いに緊張感をもってしっかりと取り組むことが大切です。

 

(2)自分の将来をしっかりと考えておくこと

高校入学後のことだけでなく、高校卒業後の10年、20年先の自分の姿を想像して、志望する高校のその学科がどうかかわっていくのかを考えてください。それが、志望理由につながりますし、さらに自己推薦書の内容を書くときや、私立や県立の面接にも役立ちます。

特に県立推薦を考えている人は、志望校の推薦要件をしっかり読んで、その高校が何を求めているのか、自分はどの要件を満たしているのかを理解しておくことが大切です。

 

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11/14 熱意と工夫

本校の図書室の現在の蔵書数は6047冊です。

蔵書率を計算すると、99%を超える状況となるので、ほぼ基準値は満たす水準となっています。

トップページでも紹介しましたが、週1回木曜日に図書支援員の方が来校され、図書室の管理をしてくださっています。

新規購入の本についても、職員や生徒の意見を反映させていただき、多彩な本を選んでいただいているところです。

新刊コーナーを見ると分かるのですが、話題になっている本もたくさんあります。展示の仕方にも季節感を出す小道具を工夫していただき、展示を見るだけでも楽しい気持ちになります。

ただ、司書が常駐しているわけではないので、生徒は係のいる昼休みにしか図書室を利用できません。

そんな状況ですが、図書の貸し出し数は、毎月去年を上回る状況で推移しています。

これも支援員さんの熱意と工夫の成果だと思います。感謝です。

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11/13 道具

今日は少し時間に余裕があったので、以前から気になっていた管理棟北側の溝の土砂の除去作業をしました。

 下の写真の左側は作業前の様子です。長年の雨による土砂の流入で、ほとんど溝が埋まった状態でした。(右側は作業後の様子)

実際に土砂を取り除いてみると、一輪車に大盛3台分もありました。

すぐに終わると思っていましたが、一人で土をすくって、捨てに行って・・・と、この作業だけで30分くらいかかりました。

 

最近は、豪雨などで土砂災害がたくさん発生しています。

今日の作業をとおして、被災者の皆さんの苦労とボランティアの方々の重要性を改めて感じました。

 

さて、今日の作業では、清掃担当の職員が専用の溝掃除の道具を買ってくれていたので大変助かりました。

この道具なら幅の狭い溝でもばっちり使えます。

普通の平スコップは大きすぎて使えないので、この道具がないともっと時間がかかるところでした。

人手も重要ですが、作業に適した道具があるということも大事だなあと思ったところでした。

 

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11/12 秋晴れ

2年教室前廊下の2階の窓から西向きに運動場を撮影したものです。

まだ15:30なのに、影がずいぶんと長くなっていて驚きました。

渡り廊下から管理棟を見ると、抜けるような青空でした。

須木中学校は、日常の中に自然の美を感じられる素晴らしい学校です。

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11/11 60万

本日、ホームページの訪問者が60万人を超えました。

50万人を超えたのが6月17日でしたので、その日以降、一日平均600人を超える方が見てくださっている計算になります。

本当にありがとうございます。

これからも須木中学校の応援をよろしくお願いいたします!

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11/8 本番と準備

今日は、今日の合唱の本番と明日の準備で1日が過ぎました。

2時間目までは、ふるさとセンターと教室を行き来しながら明日の学習成果発表会のリハーサルと準備、3時間目は合唱の最後のリハーサルと練習と、あわただしく時間が過ぎました。

3時間目終了後に、弁当を食べてそのまま文化会館にバスで移動。

13時からの音楽大会が始まり13:50頃に合唱を披露しました。

そのあとすぐにバスで学校に戻り、また明日のリハーサル・・・。

生徒たちも先生たちもとても忙しい1日でした。

明日は午前中だけですが、個人の英語暗唱、学年の総合学習の発表、合唱と中身の濃い半日になりそうです。

特に英語暗唱は、大会に出場できなかったので明日が全体に初披露となります。頑張ってくださいね!

学年の発表は、それぞれいろいろな工夫をしているようなので、とても期待しているところです。

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11/7 歌声

昼休みに合唱の練習を見に行きました。

毎日昼休みに自主練習に取り組んできましたが、それもいよいよ今日が最後です。

始まる前はリラックスした様子でしたが、伴奏が始まると凜とした顔つきになります。

歌の世界に入り込んで歌っているかのようです。

美しい伴奏に美しい響きの声が合わさり、思わず涙が出そうになりました。

本番が楽しみでたまりません!

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11/6 予算

今日の午前中に、令和7年度当初予算編成方針説明会が行われました。

市内の各小中学校の校長や事務担当者が集まり、教育委員会の担当者の方から説明を受けました。

市の予算編成の方針、教育委員会の予算編成の方針を受け、学校としての事業内容等を考慮しながら、与えられた予算を配分することになります。

「限られた予算の最適活用に寄る事業効果の最大化を図る」観点で、真に実施するべき事業内容の検討が求められています。

決められた学校配分予算をいかに有効活用するか。

先生方の意見を参考に、次年度の構想をしっかり考えながら活用方法を検討していきたいと思います。

責任重大です・・・。

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11/1 須木魅力発信隊!!

今日から11月になり、クールビズからネクタイ着用になりました。

気温も朝夕は肌寒さを感じるほどで、つい先日まで暑い日が続いていたのが嘘のようです。

季節の変わり目で体調を崩しているのではないかと心配しましたが、生徒達は欠席も無く、元気に過ごしてくれています。

さて、今は、来週に迫った西諸音楽祭と学習成果発表会にむけての最後の追い込みで職員も生徒もバタバタしていますが、本当によく頑張ってくれています。

そんな中、3年生が「こすもす科」の学習の一環として、須木の魅力を発信する取り組みをインスタグラムで始めました。

少しでも多くの方に須木を知ってもらうために、まずは須木の観光資源や特産物などを紹介する取り組みを始めています。

職員が見守る中、生徒達が自分たちで一生懸命に作っていますので、ぜひ機会がありましたら覗いていただき、コメントしていただけると幸いです。

こちらのリンクからどうぞ →  須木魅力発信隊!!

 

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10/31 期待

今日の6時間目終了後、明日から始まる県大会の男子バレーボール競技に出場する2年生3名の推戴式を行いました。

1年前と比べると、体力や技術も向上し、先日の地区大会では素晴らしい成長した姿を見せてくれました。

また、今日の推戴式での凛とした立ち姿と表情から、それぞれが自信をもって立ち向かう気持ちができているなと感じました。

明日の初戦の相手は、佐土原中学校です。

これまでの練習で培った自分の力をしっかり発揮して勝ち進んでほしいです!!

 

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10/30 研究授業

今日は理科の研究授業の後に、職員研修として授業研究会が行われました。

理科の授業は、自分たちで実験方法を考え、自分たちで道具を準備し、装置を組み立てるところまでの内容となりました。

授業前は、実験までは難しいのではないかと心配をしましたが、実際に授業が始まってみると驚きました。

生徒達は課題に対して、仮説を検討・発表し、実際のどのような実験をすれば仮説が検証できるか話し合い、手際よく装置を組み立てていました。

生徒達の動きに無駄がありません。

これまでの授業での取り組みが活かされているとすぐに分かりました。

 

授業の後は授業研究会と協議を行いました。

全員の先生方が授業への疑問や意見、自分の実践や悩みなど、様々な内容について情報交換がなされ、大変有意義な時間となりました。

それぞれの先生が今日得たものを、ぜひ明日からの授業に活かして欲しいと思います。

 

協議の様子

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10/29 志

メモ帳より

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ある日、小坊主が和尚に「なんで人生がうまくいく人と行かない人がいるのですか」と聞きました。

和尚さんは「そりゃ、やるかやらんかだ。努力するかしないかの違いだ」と答えました。

そうか」と小坊主は納得して家に帰ったのですが、「なんで努力する人としない人がいるのか」と思い、また聞きに行きました。

すると、和尚さんは「それはお前、志があるかどうかだ」と言いました。

そうか」と小坊主は納得して帰ったのですが、「なんで志がある人とない人がいるんだ」と思い、また聞きに行きました。

すると、和尚さんは「それは、死生観を持っているかどうかだ死生観がある人間には志が生まれるんだ」と答えました。

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10/28 自分の言葉

27日に衆議院選挙が行われました。

中学3年生にとって、選挙はまだ先という感覚かも知れませんが、あと3年程で18歳になり選挙権を持つようになります。

生徒達には、様々な情報を比較検討し、しっかりと自分で判断して投票できるような人に育っていて欲しいなあと思っています。

中学時代に学校で何を学び、何を経験したかはもちろん大切ですが、家庭の中で日本全体のことや国際社会についてどれだけ話題にしてきたかということも大きく影響するのではないでしょうか。

生徒達には、新聞の第一面の内容について自分の言葉で語ることができる力を身に付けて欲しいと考えています。

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10/25 世代交代

10月下旬になり、花壇の花の植え替えの時期になりました。

初夏に植えた日日草やサルビアはそろそろ花も終わりに近づいてきましたが、メランポジウムは元気いっぱいです。

メランポジウムも初夏に植えたのですが、夏の台風で大部分の株がやられてしまいました。

今育っている株は、台風の後に、落ちていた種が芽吹いたものです。

傷んだ株を抜く時には気づきませんでしたが、株を取り除いた後の地面から一斉に芽吹き始めました。

最初は雑草かなと思っていたのですが、よく見るとメランポジウムだと気付きました。危うく全て抜いてしまうところでした。

それにしても植物の能力はすごいですね。大変な中にも生き残るチャンスを逃さないように準備をしています。

 

現在、メランポジウムが生えている花壇の南側だけが生き生きとしています。

11月には新しい花の苗が届く予定ですが、12月頃まで花をつけるメランポジウムを抜いてしまうのはもったいない気がします。

  

 

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10/24 十五夜

私が子供の頃は、十五夜祭りで相撲を取っていました。

毎年、地区内の家の持ち回りで会場を提供し、会場となる家にはシラスを取ってきて、今考えると結構立派な土俵が作られていました。

自分の家で十五夜の祭りが行われることになったのは、私が小学校低学年の頃でした。

祭りの当日、辺りが暗くなり、家の中から引いてきた数個の裸電球で照らされた、お供え物をしてある土俵の様子は、周りに大人や子供がたくさんいるのに、なぜ神々しい不思議なものを感じたのを覚えています。。

ちなみに、その時、勝つ気満々で取り組んだ子供相撲では、あっさり同級生に負けてしまいました。すねた私は、まだ祭りは続いているのに同じ敷地の祖父母の隠居に駆け込んで、祭りが終わるまで閉じこもっていました。よほど悔しかったんでしょうね・・・。

細かいことは忘れてしまいましたが、当時は中学生が中心となって十五夜祭りの話し合いを行い、当日の出し物などを考えていたことも記憶に残っています。

残念ながら、それも自分たちの代が最後でした。昭和58年頃の話です。

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10/23 入試

今日の午後、令和7年度の県立入試の実施要綱の説明会に出席しました。

詳しくは、11月15日の入試説明会でご説明する予定です。

 

これから学校では受検に向けて様々なことが動き始めます。

生徒達の目標達成に向けて、私たちができることに取り組んでいきたいと思います。

 

県立高校の入試関連の情報は以下のページからご覧になれます。

令和7年度県立高等学校生徒募集(令和7年春入学生)に係る情報提供について

 

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10/22 星空

オリオン座流星群が今日(10月22日)の夜半から未明にかけ極大となり、見頃を迎えるそうです。

降ってくる中心は東の空の月、火星、オリオン座に囲まれたエリアです。

天の川が見えるなど条件の良い地域であれば、1時間に最大で5個程度観測できる見通しらしいですが、宮崎県内は天候が悪いため観測できそうにありません。残念です。

須木と言えば星空。天気が良く、月の光の影響が少ないときに見える天の川は素晴らしいです!

今日は無理ですが、生徒達も、時々でいいので故郷の素晴らしい星空を満喫して欲しいなあと思ったところでした。

 

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10/21 得手不得手

昨日は山麓線沿いにある実家の稲刈りの手伝いに行ってきました。

天気が危ぶまれましたが、幸いにも雨にならなかったため無事に作業を終えることができました。

 

私が小さい頃は、バインダーという歩行式の稲刈り機を使って刈り取りをしていました。その後、父は乗用小型のコンバインを購入してしばらく使っていました。

何より、機械の導入によって、それまでの手作業からの劇的なスピードアップに驚いた記憶があります。

 

昨日の刈り取りは知り合いの方にお願いして、大型のコンバインを使用しました。

稲6列程をヒトの小走りくらいのスピードでダーッと刈り取って脱穀していきます。藁が不要な場合は細かく切って田んぼに捨ててくれます。

昔であれば、何日もかかった脱穀作業までがその場で終わってしまいます。稲刈りをするのに、コンバインを操作する人と溜まった籾を運ぶ人の2名で済んでしまいます。

機械化というのはすごいと改めて思います。

 

ただ、こんなに高性能コンバインですが、刈りにくい場面もあるようです。

例えば、田んぼの入口の傾斜がきつかったり、四隅の土手が壁になっていたりする場合です。

このような場合は、機械が入れる範囲や、土手の手前の一部範囲を手刈りしておいた方がスムーズに機械を動かせます。

いつもお願いしている方は、その処理をしていなくても操作技術を駆使してなんとかしてくださる腕の持ち主です。

しかし、人がやった方が速い場合は人がやればいいんですよね。

機械も人も得意不得意があるわけですから、状況を見て得意分野を活かすことが大切だなあと改めて感じました。

 

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10/18 目標

今日から、11月8日の西諸県地区音楽祭に向けて、昼休みの合唱練習が始まりました。

全員が音楽室に集まって、練習に励んでいました。

まだ、全員で合わせて歌ったことが少ないため戸惑いもあったかと思いますが、歌はもちろん指揮者、伴奏者もよく頑張っていました。

残りが三週間ほどしかありませんが、本番ではさらに磨きをかけた演奏を目標に練習を重ね、素敵な合唱を聴かせてくれることを楽しみにしています。

 

さて、3年生の実力テストが今日で終わりました。

今後は、このテストの結果も参考にしながら、進路の最終決定を行ったり、本番に向けての学習計画を立てたりすることになると思います。

私立入試まで残り3か月ほどです。

昨年度末に聞いた先輩たちの入試に向けての心構えを思い出しながら、自分の目標に向かって頑張ってほしいです。

 

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10/17 感謝

今日の午前中は「今日の授業」でご紹介した通り、アメリカから、4人のご家族が来校されました。本校の英語担当の知り合いのご家族です。

最初に校長室に挨拶に来られたので、

Nice to meet you.
Welcome to Suki Junior High School
I am the principal.
Please enjoy yourself.

程度ですが何とか喋りましたが・・・笑顔で頷いてもらえたので安心しました。

授業では、電子黒板を用いたプレゼンでハリウッドの映画産業のことや、ユタ州の自然について紹介しているところを見学しました。
プレゼンの画面構成や色遣いなどが日本人との違っていて大変興味深く感じました。

 子ども達も事前にしっかりと準備を行い、最初は緊張していましたが、次第に堂々と対応していました。
普段来られるALTと違って、同年代の子供との会話は新鮮だったと思います。とてもいい経験をする機会となりました。

 最初から最後まで、ずっと笑顔で過ごされていた、とても素敵なご家族でした。アメリカに戻られても、今度はZoomなどで須木中学校とつながっていただけると嬉しいです。

本当にありがとうございました。

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10/16 素直

「やってみたら」と言われたら、「試してみるか」と行動に移すことができるかどうか。

「それでうまくいくの?」
「むり」
「何でそんなのしないといけないんですか?」
「何のためになるんですか?」

ではないんですね。

理由はなくてもまずはやってみる。

この素直さが一番自分を磨けます。 

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10/11 秋休み

今日は1学期の終業式でした。

集会では、以下のことを生徒たちに伝えました。

・1学期の行事への取り組み、授業への取り組みが素晴らしく、多くの来校者の方からも褒めていただいた。須木中はみなさんの頑張りで県一、日本一の素晴らしい学校になっている。

・2学期の目標に向けて頑張ってほしい。その際、自分にプラスの言葉をかけることが大切。その言葉を脳が受け取って前向きに取り組めるようになる。

・1,2年生は、2学期に向けて4日間の休みの過ごし方が大切。部活動や習い事、家のことで忙しいかもしれないが、その中から自分のやりたいことを伸ばす時間や勉強をするための時間を生み出す取り組みをやってほしい。

・3年生は、1週間後に実力テストが行われる。これを本番の入試と考えて、1週間ゲーム断ち、SNS断ち、スマホ断ちに挑戦し、自分がどれくらい学習に頑張れるかを味わってほしい。

 

短い秋休みですが、有意義な期間にしてほしいと思っています。

 

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10/10 失敗から

理科では観察・実験をともなう学習内容が多くあります。

それなりに授業に自信がついてきた頃、「唾液」のはたらきを調べる実験を、すべて生徒に任せてさせてみることにしました。(当然安全面の説明と指導は行っています。)

塾に通う生徒も多かったことや、授業の予習をさせていたことで、既に事前学習ができていたこともありますが、とにかく実験を多くするようにしていたため、器具の扱いに慣れていたということもあります。

その時の実験の説明が長くなるので、結論を先に書きます。

理科の実験では、教科書通りの結果にならないことが多くあります。若い頃は、どうやれば失敗せずにきれいな実験結果になるかばかりを気にしていて、うまくいかないときは「実は・・・」と教科書の正しい答えを説明してまとめていました。

ところが、この後に書きますが、実験は、教科書通りの結果にならなくても、その結果をうまく使えば生徒の実験力のアップや科学的思考等を伸ばすことに繋げられる。つまり実験は失敗が大切だと考えるようになったという話です。

 

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唾液のはたらきを調べる実験です。

デンプンのりを少し溶かした水を入れた試験管を6本準備し、2本ずつ次の3つの状態にします。

① お湯でヒトの体温(37℃程度)に温める
② 熱湯で70℃~80℃に温める
③ 氷水で10℃以下に冷やす

各温度の試験管の1本に「水で薄めた唾液」、もう1本に「ただの水」を加えてしばらくそれぞれの温度に保ちます。(ただの水を使うのは、いわゆる対照実験のためです)

その後、①~③の試験管の中身に対して、ヨウ素液を入れてデンプンの有無を、ペネディクト液を加えて過熱し糖の有無を調べるというものです。

 

実験結果は、唾液は高温や低温でははたらかないため、でんぷんが消化されて糖になるのは①の条件だけなので

水で薄めた唾液を加えた試験管

・ヨウ素液の反応・・・①:なし、②③:青紫色(デンプンあり)
・ベネディクト液の反応・・・①:赤褐色(糖あり)、②③:なし

水だけ加えた試験管・・・デンプンの反応だけあり

になる予定でした。

しかし

実際に実験をさせてみると、すべての班で①は予定通りの結果でしたが、ほとんどの班で、②と③の両方でヨウ素液とベネィクト液の反応が出る結果となってしまったのです。

つまり、唾液が殆どはたらかないはずの高温や低温でも、唾液がデンプンを糖に変えたという結果が出たということです。

焦りました。

思わず「実験が上手くいかなかったね。本当は、①の試験管だけがベネディクト液の反応が出るんだよ。消化酵素はヒトの体温付近の温度ではたらくわけだから・・・・」などとまとめてしまいそうでした。

が、考え直し、

「確かに、②③はヨウ素液の反応だけが出るはずだよね。でも②③でもベネディクト液の反応が出たということは、何か原因があるはずだよね。もう一度班ごとに実験手順を見直してごらん。」と伝えました。

生徒達は、あーでもない、こーでもないと意見を交わしたり、うまくいった班に確認したりと、原因究明のための活動が始まりました。

 

最終的に生徒達は自分たちで原因にたどり着き、出された原因は以下の内容でした。

(ア)水で薄めた唾液を、混ぜる前に①②③の温度にせず、常温に放置していたものを使った。

(イ)デンプンのりを少し溶かした水を試験管に入れた量が少なく、(ア)の水で薄めた唾液を多く入れたことによって、全体の温度が一時的に設定温度を外れ、一部反応してしまった。

 などでした。

本当にそうかどうか確認しようということで、(ア)(イ)に注意しながらもう一度実験をやらせてみると、ほとんどの試験管が予定通りの結果となりました。

 きちんと課題を把握すれば、生徒達は自分たちで話し合って解決できるんだということを実感しました。

このときのことが、うまくいかなかった実験を活用して生徒達の思考力や判断力等を引き出すようにするきっかけとなりました。

・・・20年くらい前の話です。

 

ちなみに、この唾液の実験は、これ以外にもベネディクト液の反応が出たときに、教科書的には「赤褐色」になるはずなのに黄緑色や黄色になるときがあるなど、多くの活用どころがある楽しい実験です。

長文を読んでいただき、ありがとうございました。

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10/9 秋茄子

メモ帳から
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二宮金次郎は、初夏に茄子の漬け物を食べて、

「おかしい。秋茄子の味がする!」

と驚愕し、冷夏が来ることをさとった。

すぐに農民に稲を抜き、稗や粟に植え替えるように言った。

その年は金次郎の予想通り冷夏となり、その後数年続く天保の大飢饉の始まりとなったが、彼の村は一人の餓死者も出さなかった。

夏茄子と秋茄子の違いは、農民なら誰でも気付く。

ということは、当時の農民達も茄子の味が違うことに気付いていたはずである。

ただ、それをメッセージとして受け取ったかどうか、そして何らかの行動に移したかどうかに大きな違いがあったのではないか。

また、金次郎はこの大きな決断を茄子の味だけに頼ったわけではない。彼の日記にはこんなことも書かれている。

「なぜ今年、菊の花がこの時期に咲き始めたのか」

「なぜ今年、芋の根の伸びがこんなにも遅いのか」

「なぜ今年、川の水のかさが例年と異なるのか」

特殊な能力を発揮するどころか、むしろ少し注意をすれば誰でも気がつけるような地道な現実観察、これこそが彼の大きな決断の根拠になっていた。

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10/8 共同作用

普段ほとんど何も考えずに指を動かしていますが、指を制御するシステムはわからないことも多いようです。

指を動かす筋肉は方手で29個もあり、この筋肉の動作の強さが10段階(本来はもっと多い)あるとしたら、合計で10の29乗といった膨大な組み合わせを制御する必要があることになります。

これは、現代のスーパーコンピューターを使っても大変なことです。

 

中学校の学習では、脳から神経を使って筋肉に命令を送り、筋肉が動くという内容がありました。

これでいくと、片手を動かす場合、29個の筋肉ごとに目的に合った動作の強さを決め、脳から29個の筋肉に指令が出されることになります。

全身を使って運動をしている場合、制御する筋肉の数はさらに増えます。

膨大な数の筋肉に対して、果たしてそんなことが可能なのでしょうか?

 

最新の研究では、大脳が出す指を動かす指令は29個の筋肉に直接行くのではなく、途中の中継地点までは1つの通路で、そこから29個の筋肉に各指令が行くようになっているのではないかという仮説があります。これを筋シナジー仮説と言います。

つまり、中継地点の中枢神経系に複数の筋肉をグループ化して制御する機能があり、そこで29個をまとめて制御しているのではないかというのです。

脳は複雑な指示を個別に出さず、複雑なコントロールは中継地点に丸投げすることで負荷を軽減しているのではということです。

 

「手」が知らない動きは、もちろん脳で考えて逐一指令をだしながら実行するのですが、それを何度もやることで脳を使わずに素早く効率的に動くことができるようになるのだそうです。

 

※シナジー:「synergy」のことで、人、物、事柄などが複数存在し、それらがお互いに作用し合うことで、機能や効果を高めることを指します。 相乗効果、共同作用といった意味で使われることがあり、一般的には共同、協力して行うことで1+1が2以上の効果を生むような場合に使われます。

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10/7 歌声

昼食後、1年生の教室から歌声が聞こえてきます。

西諸音楽祭にむけて音楽の授業で習っている合唱曲です。

清らかな歌声が、昼休みを癒しのひと時に変えてくれます。

 

どんな様子かと思って教室に行ってみた時の写真です。

ずいぶん昔はカセットテープで伴奏を流し、この間まではCDで流していましたが、現在は電子黒板を利用して楽譜を表示しながら伴奏が流れる仕組みになっています。時代は変わりましたね・・・。

 

各パートの歌声とピアノ伴奏が、指揮者の導きで1つになったときの美しい響きを完成させるには、やはり練習が重要です。

一人一人が、自分の役割をしっかりと果せるように練習を積みかさねてほしいなと思っています。

 

この合唱は、11月8日の西諸音楽祭と、次の日の学習発表会で披露されます。

あと2か月ですが、生徒達が練習を重ね、昨年に負けない素晴らしい演奏をしてくれることを楽しみにしています。

 

 

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10/4 感謝

今日は、農業体験学習を行い、高原地区とえびの地区の6件の農家さんが受け入れてくださいました。

それぞれ、個性的で素敵な屋号がついています。名前を聞くだけでどんなことが体験できるんだろうと興味が湧いてきますね。

「つばきの里」、「里山・北樹園」

「みっきー農園」、「柿の家」

「ココキャン」、「春ちゃんの菜園畑」

それぞれの農家さんでは、植え付けや収穫、お昼には昼食づくりなど多彩な内容を準備いただいていました。

今日は雨がちで、野外の活動は午前中にしかできなかったところが多かったですが、退村式のために市の体育館に戻ってきた生徒達はとてもいい笑顔であふれていました。

受け入れ先の方ともすっかり打ち解けて、別れが名残惜しそうでした。

短い時間でしたが、生徒達にとって素晴らしい体験になったようです。

受け入れていただいた農家の皆様、北きりしま田舎物語推進協議会の皆様、そしてスポーツ振興課の皆様、本日は大変お世話になりました。

ありがとうございました。

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10/3 富士

今日10月3日は登山の日だそうです。

私が中高生の頃は、遠足などで高千穂の峰や韓国岳、甑岳によく登っていました。

特に高校1年生の時は、えびの高原のキャンプ場に泊まったりと、霧島連山が割と身近な存在だった気がします。

 

2011年に新燃岳が噴火した後は、なかなか登る機会が無くなってしまいましたが、中学生のころに登った甑岳が印象的でした。

火口部が山頂より十数メートル下がったところにあり、葦が茂る大草原と火口池があり、湿原のようでした。

火口とはイメージの異なる意外な風景に驚いた記憶があります。

 

 

実家からは夷守岳が一番近くに見えていました。

実家から見ると均整のとれた美しい円錐形に見え、子どもの頃は「富士山のようだなあ」といつも考えながら自転車を漕いでいました。

いつまでも残したい、ふるさとの大切な風景です。

この写真は実家の300m程手前の、中高時代の帰宅路から撮りました。 

 

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10/2 50円玉

これまで書き溜めたメモ帳から、いろいろな話を時々紹介したいと思います。見聞きした話を要約しているのでわかりにくい部分もあると思いますがご容赦ください。

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糸の先にぶら下げた50円玉を見つめるとき、目の前で左右に大きく揺れていたら、50円玉と一緒に顔や目玉が左右に動く。

だけどその50円玉が50メートル先にあったらどうだ。顔も目玉もぶれないんだ。

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10/1 プログラミング

今日は3年生が技術の授業でプログラミングに取り組んでいました。

「Scratch(スクラッチ)」というアメリカ・マサチューセッツ工科大学のメディアラボが無償で公開しているビジュアルプログラミング言語です。(詳しくはこちらで→Scratch)

スクラッチは、ゲームやアニメーションを作成する過程でプログラミングの基本的な考え方や問題解決能力、論理的思考力を養うことができるため、とても良い教材だと思います。

 

 

私がプログラミングに初めて触れたのは高校3年生の時でした。

「ポケコン」と呼ばれる、下の写真のような電卓を少し大きくしたようなものを使っていました。

しかも、自分が買ったものではなく友人からの借り物です。

見にくい画面(日本語表示不可)にBasicと呼ばれるプログラミング言語でゲームを入力して動かして遊んでいました。

小さな画面でしたが、自分の入力したゲームが動くことに感動した記憶があります。(はまりそうでしたが、受験生だったのでさすがにマズイと考え、すぐに友人に返しました)

自分の頭の中に思い描いたとおりに動作するようにプログラミングをするのは簡単ではありませんが、試行錯誤しながら完成した時は、何とも言えない達成感があります。

 

それから大学に入学後は、バイトで稼いだお金で当時30万円位したパソコンを買って本格的に独学でプログラミングに取り組みました。

 

そして卒業研究ではイモリの卵に含まれる卵黄粒の分布を記録するアプリの作成に、寝るのを忘れて取り組んだ記憶があります。

 

大学を卒業後、教師になってからは、数年はプログラミングから遠ざかっていました。

しかし、いろいろな係を担当するうちに、「できるだけ面倒な作業をパソコンにやらせて楽をしたい・・・」という気持ちが湧いてきました。

今でもExcelやWordを使ったプログラミングで事務作業の省力化に取りんでいますが、高校・大学時代のプログラミングの経験が大いに生かされています。

 

プログラミングによって何を作るにしても、基本的な考え方は同じです。

プログラミングを早くから経験することはとても有意義だと思います。

幸いなことに、今の生徒達は小学生の段階からプログラミングに触れる機会があります。

もちろんプログラミングも、他のスポーツや教科の勉強と同じで得意・不得意はあるかもしれませんが、やってみなければ自分に合っているかわからないし、もしかしたら強い武器にできるかもしれません。

最初は難しいかもしれませんが、やってみる価値は大いにあると思います。 

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9/30 最新

須木中学校は生徒数が少ないため、生徒一人に広い清掃範囲が割り当てられています。

そのため、事務室や職員室などは職員が清掃をしています。

同様に、校長室も校長が清掃担当者になっています。

校長室の清掃は、掃除機をかけたり、テーブルや書庫、金庫の上を拭いたり、窓ガラスをきれいにしたりする作業が中心です。

それほど汚れる場所でもないので、時間がある時にちょこちょことやっておけばそれほど大変な作業ではありません。

もう1か所職員に割り当てのある清掃場所があります。

職員用男子トイレです。

職員で月ごとに担当を決めています。

ちなみに校長は9月と3月が担当月です。

職員トイレは須木中の中でも一番新しくできた施設で、数年経過していますが新品のようです。

先生方がきれいに使うのはもちろん、清掃をしっかりしているからだと思います。

手洗い場が真っ白で、使う水栓もピカピカだと気持ちがいいですよね。

今日は、担当月の最後の日なので、しっかりときれいにして次の先生に引き継ぎたいと思います。

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9/27 実行力

今日は、「教育委員による学校訪問」がありました。

11名の方が来校され、学校経営の説明や授業参観、フリートークなどが行われました。

 

訪問終了後に理科室横を通りかかると、「メニューの『挿入』から『画像』を選んで・・・」と理科らしくない説明が聞こえてきました。

ちょうど、生徒達はフォルダからの画像挿入と配置の仕方について説明を聞いているところでした。

指示通りにスムーズに作業をしてく生徒。あっと言う間に貼り付けをしていました。中学生は飲み込みが早いですね。(この様子は「9/27 今日の授業」参照)

 

実は、数日前に理科の先生から相談がありました。授業の中で板書や実験観察の記録やまとめなどの方法として、手書きの他にタブレットをうまく組み合わせて活用できないか、という内容でした。

構想を話しながら、ICTサポーターにも相談しながら実現できるといいねという話をしていました。

 

今日の訪問のフリートークの中でもタブレット活用について話す場面があり、「理科での活用を考えています。ICTサポーターと相談しながらやっていきたいと思います・・・」などと話したところでした。

まさか、こんなにすぐに実行するとは思ってもいなかったため、ちょっとびっくりしました。

 

早くやり始めるほど先生も生徒も慣れますし、使い慣れてくるとお互いにもっと良い方法を発見したりします。

今後の展開が楽しみです。

構想を実行に移した理科の先生の行動力に脱帽でした。

 

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9/26 絆

能登町の中学生の皆さんから学校宛に義援金へのお礼の寄せ書きをいただきました。

そこには、義援金についてのお礼の他に、仮設校舎ができたことや、運動会の準備をしていることなど、日常が戻りつつあることも書かれていました。

この寄せ書きをとおして、須木中の生徒達も、能登町の中学生の皆さんの思いに触れることができたことで、遠く離れていてもお互いを身近に感じることができたと思います。

寄せ書きの中に、「困ったときはお互いに助け合っていきましょう」「宮崎に何かあったときは恩返ししたい」という言葉がありました。

この絆を大切にしていけたらと思います。

 

現在は、さらに豪雨による被害も加わり大変な状況だと思いますが、一日も早い復興をお祈りしています。

今回寄せ書きをしてくださった18名の生徒の皆さん。本当にありがとうございました。

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9/25 信じる

ガッツ石松さんが「太陽の帝国」で、全米映画俳優協会最優秀外国人俳優賞を受賞した時のエピソードです。

受賞のお礼として、貧民地区のジムや孤児院などを訪ねて、ボクシングの指導をしたそうです。

ガッツ石松さんは、授賞式の挨拶で彼らのことに触れ、次のような話をしました。

 

俺はとんでもない貧乏の生まれで、本当に彼らと全く変わらない育ちだった。

ただひとつ違ったのは、母が俺を信じてくれたこと。

『お前はバカだし、私は貧乏で何もしてやることができない。ただお前を信じてやることだけは出来る。』と、いつも言ってくれていた。

母はもう死んじまったが、母親が子供を信じてくれているという。

母親じゃなくても、誰かが自分を信じてくれている。

それだけで、子供は自分を信じて前を向いて努力していけるんだ。

だから、君たちが負けそうになったら、友達や家族を思い出して欲しい。

そして、友達や家族が負けそうになっていたなら、信じて励ましていて欲しい。

それだけで、何でも出来るようになるんだ。

そういうことを、彼らに伝えたかった。

 

カタカナで書かれた、カンニングペーパーを読みながらの英語の挨拶です。

最初は笑い声が起こった会場がだんだん静まり返り、最後は観客総立ちのスタンディングオベイションとなりました。

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9/24 宿題の量

ネットを見ていたら、アイルランドにある大学の研究チームが宿題の効果的な出し方を明らかにしたという記事を目にしました。

生徒にとって、宿題はできるだけ少ない方が歓迎されます。一方、教師は生徒の学力を伸ばすために宿題は役に立つと考えています。

ただ、教科担任がそれぞれが必要だと考える量の宿題を出すことになるため、日によって量が少なかったり、多すぎて消化不良を起こしてしまうこともありがちです。

メイヌース大学のネイサン・マクジェームズ氏ら研究チームは、アイルランドの中学2年生4118人を対象に、新しいAIモデルを使用して、国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)のデータを分析し、さまざまな宿題のパターンが彼らの数学と理科の成績に与える影響を分析しました。

その結果、最も効果的なのは15分以内で終わる量を頻繁に出す事という結論に達しました。

つまり、数学と理科の宿題に関していえば、じっくり長時間取り組ませるよりも、短時間で終わるものをこまめにやらせることが効果的であることがわかったということです。

例えば数学なら毎日、理科なら週に3~4回宿題をやるのが成績向上にもっとも効果的だということです。しかも一回にかける時間はどちらとも15分以内で十分だといいます。

また、今回の最新モデルのAI分析では、短時間の宿題であっても、長時間の宿題と同じくらい成績アップにつながることが分かっています。

このことは、短時間でできる宿題を定期的に出すことが、生徒に負担をかけることなく最も学力アップをはかる方法であることを示しています。

アイルランドの生徒に対する分析なので、いろいろな条件が異なる日本で同じやり方でよいとは断言できませんが、おもしろい研究結果だと思います。

 『Learning and Instruction』(2024年7月1日付)に掲載

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9/20 VUCA

今日のキャリア教育講演会のキーワードの1つがVUCA(ブーカ)でした。

これは以下の4つの言葉の頭文字をとった造語で、物事の不確実性が高く、将来の予測が困難な状態を指します。

Volatility(変動性)

Uncertainty(不確実性)

Complexity(複雑性)

Ambiguity(曖昧性)

 今日のお話の中で、もうすぐ現実となる高度な技術もたくさん紹介されました。

生徒は、これからさらに高度な技術が当たり前になることで、世界中のものごとの関係性がさらに複雑化し予測不可能なVUCA時代に生きていくことになります。

そのような未来に生きる子ども達に「問題発見力」、「的確な予測」、「革新性」などの力を身に付けさせていくことの重要性を改めて気付かされました。

そして、大工原様から西諸県地区、須木地区の良さをたくさんお話ししていただいたことを大変ありがたく思いました。

今日の授業を受けて、生徒達が将来の須木のあり方について別の視点から考えてくれるといいなと感じたところです。

 

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9/19 きっかけ

本年度は、毎日授業を参観するついでにホームページ(HP)用の写真を撮影しています。

 昨年度までのHPの掲載内容は行事がほとんどでした。

当然、毎日行事があるわけではないので、HP更新は時々ということになってしまいます。

それでもありがたいことに、毎日ある程度の数の方がHPを訪れてくださっていました。

 その期待にこたえるためにも、まずはHPの更新を毎日してみようと決心しました。

 

ところが毎日となると、何のネタを記事にするかが問題です。

すぐに思いついたのが、「とにかく毎日行われているのは授業だから、その授業の様子を紹介すればいいじゃないか!」です。

須木中の先生方は、それぞれの教科で工夫した授業を行っています。いつ授業を見に行っても、生徒達は集中して授業に一所懸命取り組んでいます。

そんな素晴らしい様子を知ってもらう手立てはHPに載せるしかないと思ったわけです。

 

毎日更新するようになって、半年ほどが経ちましたが、今では1日に数百人の方に見ていただいています。

4月19日現在の閲覧数471448名だったのが、5月7日に48万人越え、5月25日に49万人越え、6月17日に50万人を超えました。 

そして9月19日現在で57万人を達成しようとしています。

皆様、ご覧いただいて本当にありがとうございます。

今後も頑張って更新しますので応援よろしくお願いいたします。

 

毎日更新するHPの内容は、「今日の授業」、「校長日記」、「給食」の3本です。

 給食については、ある時給食の写真を掲載したところ、予想外に好評だったため、改めて専用のページを作成して毎日掲載するようにしました。毎日12時35分更新です。

この校長日記も、月1回の学校通信では伝えきれないことを伝えるにはどうしたらよいか・・・と考え、こちらも専用のページを作りました。こちらの更新時間は16時過ぎ頃です。

 

いずれの記事も、コメントを書いたり、「いいね」を押したりできますので、よろしければ書いたり押したりしていただけると励みになります。

  

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9/18 試行

昨日話題にした、RSTを職員研修で先生方に試してもらいました。

採点は各自で行ってもらいましたので、どの先生がどのような結果だったかは直接見ていません。

終わった後の先生方の会話から、どの項目もすごくできていた方、きちんと問題を読んでなかったと反省する方、〇番は全然わからない・・・などの反応がありました。

体験版なので詳細な分析ができるわけではないですが、自分の読解力のおおまかな傾向を知ることができました。

大人になってからでも読解力は伸ばせる余地があるそうです。

それならば、中学生であればもっと可能性があるはずです。

先生方と共にその可能性を探っていきたいと思います。

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9/17 RST

5年ほど前の初版ですが、新井紀子著の「AIに負けない子どもを育てる」(東洋経済)という本があります。

内容は、「読解力を人間が身に付けるにはどうしたらよいか」という内容です。

その本に体験版のRST(リーディングスキルテスト)が掲載されています。

RSTとは、文章に書かれている意味を正確にとらえる力(基礎的な読解力)を測定・診断するテストです。

 

以下のような能力値7分類で評価します。

係り受け解析
 文の構造を正しく把握する。読解力の最も基礎となる能力。

照応解決
 代名詞が何を指しているかを正しく認識する。

具体例同定(辞書)
 辞書の定義を用いて新しい語彙とその用法を獲得できる。

具体例同定(理数)
 理数的な定義を理解し、その用法を獲得できる。

同義文判定
 与えられた二文が同義かどうかを正しく判定する。語彙力や論理力が必要。

推論
 既存の知識と新しく得られた知識から、論理的に判断する。

イメージ同定

 

自分の読解力について、「〇〇部分が弱い気がするなあ・・・」と思いながら体験版のRSTをやってみました。

実際に自己採点をしてみると、まさにその通りの結果が出ているではありませんか。

_:(´ཀ`」 ∠): (ちょっとショックでした・・・・)

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私のことはさておき、 今年の研究主題の「・・・確かな学力を身に付けた生徒の育成・・・」を進めるにあたって、個々の生徒を読解力の面からしっかり分析してみる必要があるなと考えているところです。

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9/13 準備

15日のすき納涼花火大会は、須木中学校のグラウンドを会場にしています。今日から様々な物品が搬入され始めました。

地域への貢献という意味も込めて、今日の午後は会場設営の手伝いをしました。毎年恒例のフェンス設営です。

生徒たちは慣れた手つきで次々と運んでで組み立て行きます。

2時間とっていましたが、1時間で終了することができました。

 

当日は、18:50頃から中学生のダンスパフォーマンスが行われます。

今年は、新たに購入したカラフルな法被を着て踊ります。

ご都合のつかれる方は屋台等も出店していますので是非ご来場ください。

 

今日は、吸い込まれるような空の青さが印象的でした。

 

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9/12 ライフプラン

今日の3年生でライフプランニングの授業が行われ、その中で金融庁のライフプランシミュレーターを用いました。

こちらから利用できます → 金融庁

これは、現在の自分のの収入・支出などの情報や将来の計画を入力することで、将来の家計収支をシミュレーションし、結果をグラフで確認することができるものです。

生徒たちは、最初の入力では自分の理想の収入や支出などについて「これくらいかな」と入力していきますが、実際に示されたグラフを見ると大きくマイナスなったりして驚いていました。

生徒たちは、収入に応じて計画的な支出や貯蓄をすることの重要性を実感として持てたとても良い経験となりました。

 

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9/11 スキルup

昨日、理科の自由研究の審査会があり、本校の理科担当が出席しました。

残念ながら本校からの入賞はありませんでしたが、次年度に向けていろいろ刺激になったと報告がありました。

他校の出品された研究の多くが、手書きではなくPC等で作成・印刷されたものだったそうです。

手書きは生徒の思いが伝わってきて好きですし、手書きのイラストや図を交えてまとめるのが大変上手な生徒もいます。しかし、多くの生徒にとっては後から修正や追加する場合は書き直しになるなど大変な面が多いのも確かです。

今後はタブレットPCを使う場面が多くなるでしょうから、慣れの面からもPCで作成するようにした方が良いのかもしれません。

なにより、レイアウトを変えたり、グラフなども見やすいように何度も形を変えたり、目盛りを変えたり試行錯誤や工夫ができます。

 また、理科の自由研究の下地として、普段の授業の中で予想を立て、実験し、結果を考察しまとめる場面で活用できます。

授業の中で、タブレットを活用して実験レポートを作成する経験を積むことが可能です。

大学などでもレポートの提出は電子データで行うことが当たり前の時代です。

自由研究の場面だけでなく、高校進学後や社会に出てからも必要とされるスキルを高めるチャンスになると思います。

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9/10 原石

生徒達が、自分がダイヤの原石だと思えないのには2つの理由があると思います。

・「何で磨けばよいのかまだ気付いていない。」

・「まだまだ磨きが足りない」

教師がどうかかわるかが問われます。

 

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9/9 鎮魂歌

 

「今日の授業」では、1年生の国語の時間の様子を紹介しました。

実際に戦争を体験した方の話が20年以上も教科書に載り続けるということは、それだけ私たちに様々なことを投げかけ、考えさせるものであるからだと思います。

以下にあらすじを記載しますが、気になる方はお子様の教科書をご覧になってください。

 

あらすじ

弟のヒロユキは太平洋戦争の真最中、僕が小学4年生のときに生まれた。

父は戦争に行き、毎日のように空襲があった。

食べ物は十分ない中、母は僕たちに食べさせるために自分はあまり食べなかった。そのせいで、ヒロユキのためのお乳が出なくなった。

配給のミルク缶1つがヒロユキの大切な食べ物だった。

そんな大切なミルクを、甘いものが欲しい僕は盗み飲みしてしまう。

そんな作者に母は怒るでもなく、『ミルクはヒロユキのごはんだから、ヒロユキはそれしか食べられないのだから』と言う。

空襲がひどくなったため疎開しようと思い、引っ越しの相談をするために田舎の親戚を訪ねた。

母と僕と弟を見た親戚の人が口にしたのは「うちに食べ物はない」と言う言葉だった。

くるりと後ろを向いて帰った母の顔は悲しくも、子供達を必死で守ろうとする強く美しい顔だった。

ようやく疎開先が決まり、石釜という山あいの村に引っ越した。そこは桃源郷のようで僕は胸をはずませた。

しかし疎開者に配給はなく、着物と米と交換するしかなかった。

着物もなくなると、ヒロユキは病気になり、しばらく入院していたが、ヒロユキは栄養失調で死んでしまった。

 ヒロユキのために小さな棺が用意されたが、棺が小さすぎて入らなかった。

母は、「大きくなっていたんだね」と言って初めて泣いた。

 ヒロシマに原爆が落とされたのはその九日後のことだ。さらにその三日後には、ナガサキに-。

 そして、六日後の一九四五年八月十五日、戦争は終わった。

 

米倉斉加年さんのあとがき

”戦争ではたくさんの人が死にます。そして老人、女、子どもと弱い人間から飢えて死にます。私はそのことをわすれません。…そのことを私たちはわすれてはならないと思います。そのことをわすれて、私たちの平和は守られないでしょう”

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9/6 達成感

今日のものづくり体験は大変すばらしい内容でした。

簡易的ではありましたが、畳を作る経験はなかなかできません。

生徒達も楽しく一生懸命に作業に取り組めて本当に良かったです。

また、技能士の方々の教え方が素晴らしく、全員がびっくりするような素晴らしい出来のミニ畳を完成させていました。みんないい顔をしていて達成感を味わっているようでした。

技能士の方の話によると、畳づくりの体験は何年も前からやってきているということで、作りやすくするために様々な工夫を積み重ねているということでした。

完成後は畳の裏の処理跡が見えないようにするために、裏面全体に木工用ボンドを塗り、紙を貼り付けていたそうです。しかし、慣れないときれいに晴れないため、今は畳の紹介を兼ねた全面シールを貼るようにしているとのことでした。

技能士の協会の皆さんも、できるだけ子供たちに楽しく、そして誰でも完成できるような工夫をされていて素晴らしいと思いました。

授業の最後では、畳にまつわる話をいくつかしていただきましたが、内容も興味深く、別途講話で依頼したいくらいでした。

畳工業組合の皆様、今日は本当にありがとうございました。

※下はミニ畳制作用の説明図です。

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