日誌

日々徒然

10/1 プログラミング

今日は3年生が技術の授業でプログラミングに取り組んでいました。

「Scratch(スクラッチ)」というアメリカ・マサチューセッツ工科大学のメディアラボが無償で公開しているビジュアルプログラミング言語です。(詳しくはこちらで→Scratch)

スクラッチは、ゲームやアニメーションを作成する過程でプログラミングの基本的な考え方や問題解決能力、論理的思考力を養うことができるため、とても良い教材だと思います。

 

 

私がプログラミングに初めて触れたのは高校3年生の時でした。

「ポケコン」と呼ばれる、下の写真のような電卓を少し大きくしたようなものを使っていました。

しかも、自分が買ったものではなく友人からの借り物です。

見にくい画面(日本語表示不可)にBasicと呼ばれるプログラミング言語でゲームを入力して動かして遊んでいました。

小さな画面でしたが、自分の入力したゲームが動くことに感動した記憶があります。(はまりそうでしたが、受験生だったのでさすがにマズイと考え、すぐに友人に返しました)

自分の頭の中に思い描いたとおりに動作するようにプログラミングをするのは簡単ではありませんが、試行錯誤しながら完成した時は、何とも言えない達成感があります。

 

それから大学に入学後は、バイトで稼いだお金で当時30万円位したパソコンを買って本格的に独学でプログラミングに取り組みました。

 

そして卒業研究ではイモリの卵に含まれる卵黄粒の分布を記録するアプリの作成に、寝るのを忘れて取り組んだ記憶があります。

 

大学を卒業後、教師になってからは、数年はプログラミングから遠ざかっていました。

しかし、いろいろな係を担当するうちに、「できるだけ面倒な作業をパソコンにやらせて楽をしたい・・・」という気持ちが湧いてきました。

今でもExcelやWordを使ったプログラミングで事務作業の省力化に取りんでいますが、高校・大学時代のプログラミングの経験が大いに生かされています。

 

プログラミングによって何を作るにしても、基本的な考え方は同じです。

プログラミングを早くから経験することはとても有意義だと思います。

幸いなことに、今の生徒達は小学生の段階からプログラミングに触れる機会があります。

もちろんプログラミングも、他のスポーツや教科の勉強と同じで得意・不得意はあるかもしれませんが、やってみなければ自分に合っているかわからないし、もしかしたら強い武器にできるかもしれません。

最初は難しいかもしれませんが、やってみる価値は大いにあると思います。 

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