音の聞こえを体験してみよう 小学4年生

 9月8日(月)の総合の授業で音の聞こえ方について知る体験学習を行いました。しろやま支援学校の聴覚障がい教育部門からコーディネーターの先生に来ていただき、聞こえについての説明を聞いた後、2種類の体験活動を行いました。

 ①実際に補聴器を通した音を聞いてみる。どんな風に聞こえるかな?

 ②耳栓をして難聴疑似体験をする。聞こえないってどんな感じ?

①ではいろいろな音の大きさにびっくりしたようです。何気なく発した大きな声やおしゃべり、いすや机、拍手、プリントなど様々な音が「騒音」となっていたことに驚いていました。

②ではグループでの話し合いやフルーツバスケットで耳栓をしていると聞きづらく何を言われているかわからなくて不安になったそうです。

 4年生には聞こえにくいお友達がいるため、子供たちは普段から聞こえについて意識しています。聞こえにくかったら、近づく、正面から口をはっきり開けて話すなど、見ていると体験の時にも普通に行っていました。講師の先生からも「何も教えていないのに自然にできていて素晴らしいですね。」とほめていただきました。

 今日の体験を通して、気づいていなかったことや足りなかったこと、もっとできることなど感想とともに考えました。

 聞こえのことだけでなく、様々な場面で、お互いに助け合い、補い合ってよいクラスにしていきましょう!とみんなで話しました。