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薬物乱用防止教室

 11月9日(木)に警察本部生活安全少年課延岡地区サポートセンターから講師をお招きし、「薬物乱用防止教室」を実施しました。教頭先生からの講師紹介の後、誰でも一度は耳にしたことのある「薬物やめますか!それとも人間やめますか!」というフレーズから薬物乱用防止に関する講話が始まりました。薬物は一度でも使用したら乱用となります。たった一度の過ちで、身体に与える影響は多大なもので、たとえやめてもフラッシュバックに苦しめられたり、死に至ることも珍しくありません。だからこそ薬物乱用については、全世界で厳しい法定刑が定められています。薬物も覚醒剤やコカイン、ヘロイン等のほかに危険ドラッグも多種類出回っており、一昔よりも入手しやすくなっているのが現状とのことです。全国ニュースでは、大麻グミによる被害が話題になり、本県では、近隣市町村での大麻販売業者の逮捕が町民を震撼させました。薬物に手を染める理由の多くは、「好奇心」です。いけないことは十分に分かっているはずです。捕まらなければ大丈夫ということでもありません。最終的には、好奇心や様々な誘惑に打ち勝つ強い精神力を養うことがとても重要であります。

 講話後の質問も多数あり、この薬物乱用防止教室をとおして、薬物乱用による心身への影響について考える良い機会になりました。今後の学校生活のみならず、生涯にわたって生かしてほしいと思います。