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2024年11月の記事一覧

スクールトライアル

県教育委員会主催の「スクールトライアル事業」を実施中です。スクールトライアルとは、教職を目指している県内の大学1、2年生を対象に、教職を志す学生が学校現場を見学し、教師の働く姿や生徒たちの様子を身近で体験するプログラムです。これは大学高学年に実施される教育実習とは別に、早い段階から学校現場の雰囲気や生徒の状況を肌で感じることができます。この体験を通して、参加者自身が将来の夢を現実のものとして思い描き、今後のキャリアデザインに生かしてもらうことが大きな目的です。

本校では11月11日(月)~13日(水)の3日間、実施しています。本校で体験しているのは、3年前に本校を卒業後、地元の高校に進学し、今年度、大学に入学した大学1年生、佐藤蒼瑠さん。本校生徒の先輩でもあります。11日(月)、職員朝会でのあいさつ、校長講話、授業見学とプログラムも盛りだくさんで、かなり疲れたのではないかと思います。

12日(火)には、全校集会で生徒へのあいさつに挑戦していただきました。

「とても、疲れました。生徒全員の前で話すのは緊張しました。自分が受けていた授業とは、違う授業スタイルなので、驚いています。部活動を見て、生徒が楽しくやっていたので、自分もやりたくなりました。あと一日になりますが、生徒の皆さんともう少し話せるといいかなと思います。」

佐藤先生、最終日頑張ってくださいね。 

防災教室

今年の8月8日16時42分に、日本の日向灘で発生した日向灘地震。規模は気象庁マグニチュード7.1、県内で最大震度6弱を観測しました。この地震で津波注意報が発表されたほか、南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会(臨時)が初めて開催されました。本町では高千穂峡の岩壁が一部が崩壊しました。夏休み期間ではあったものの、「16時42分」という時刻は、平常授業時は、下校の時間帯です。町校長会では、下校時刻の地震時の対応について、各学校ごとに再確認し、児童・生徒及び保護者への啓発を図ったところです。本校では、当時予定していた避難訓練の内容を変更し、様々な状況下で地震が発生した際の避難行動を考え、自分の命を守る方法を身に付けるとともに、大地震への備えを見直し、一人一人の防災意識を高めることを目的として「防災教室」を実施しました。

まず、南海トラフ地震の発生が高まっている状況や発生した際の想定をシミュレーションの映像を基に確認しました。

次に、熊本地震や能登半島地震での実際の被害状況から、地震に対する備えを見直しました。

そして、避難行動や地震に対する10の備え、自分自身の備えについて確認しました。

最後に、災害時における各ご家庭での約束事についても確認しました。もしもの時への備えでありますが、やはり何も起こらないことを祈るばかりです。