日誌

2021年2月の記事一覧

家庭教育学級

2月1日(月)

家庭教育学級

1月28日(木)の夜に、日之影中学校多目的ホールで家庭教育学級を行いました。今回は、「ICTとうまくつきあう子どもを育てるために」と題して、日之影町教育委員会の川添卓哉指導主事に御講話をいただきました。生徒一人一人にタブレットが渡され、大いに活用してくれると期待する一方、不安や分からないことが多く悩んでいる私たち大人に対して、明快な答えが返ってくるスカッとする講話でした。川添先生お忙しい中ありがとうございました。以下、講話の内容を簡単に紹介します。


 

小中学生に多いネットトラブルは、3つあります。

1 コミュニケーションに関するトラブル

  このトラブルの大きな要因は、「自分のよい」と「相手のよい」のズレです。

  例えば、「自分の寝顔の写真」をアップしてもよい答えた人は参加者の約半数、一方、嫌だと答えた人も約半数おりました。

  つまり、自分のよいと他人のよいは違うのです。

だから、お互いの違いを認め相手の気持ちを考えるよう、子ども達に教えていけば、コミュニケーショントラブルは減っていくと思います。

 

 

2 個人情報に関するトラブル

   このトラブルの大きな要因は、子ども達が「何があやしいサイトか」知らないことです。 

  例えば、あやしい画面・サイトとは次のようなものです。

   あやしい(http://)、あやしくない(https://

      あやしい(更新日が最近のものではないもの)

    あやしい(あおりコメント)

    あやしい(誤字 dokomoなど)

   だから、「あやしいサイトに入ってはだめです。」ではなく、あやしいサイトを大人がきちんと教えることが大切なことなのです。


 3 使いすぎに関するトラブル

   このトラブルの大きな要因は、ルールの中にあるあいまいさです。

   例えば、「夜遅くまでスマホを使ったらいけません。」というルールでは、子ども達は自分の都合のいいように解釈してしまい、大人側の意図がうまく伝わりません。

   そこで、「夜11時以降は使ったらいけません。」という具合に具体的なルールにし、子どもたちのルールに対する意識を高めることが大切です。

   現在の家庭のルールを見直してみませんか。


       【運営していただいたPTA家庭教育学級委員の皆様】