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【電気技術部】宮崎県新人大会
3月11日(土)に本校体育館にてマイコンカーラリー宮崎県新人大会が開催され、電気技術部からはAdvanced(3台)、Basic(3台)、Camera(1台)の合計7台がエントリーしました。大会の様子をクラス別に振り返ってみたいと思います。
・Basicクラス
初めて大会に参加する1年生3人がエントリーしました。試走中にオーバースピードやセンサー感度の調整が悪く直角クランクでコースアウトするマシンもありましたが、3回の予選の中でセッティングを見直したり、感度調整をする事で見事に全台完走する事が出来ました!
・Cameraクラス
新たに今大会から挑戦したCameraクラスは、車の自動運転の基礎技術を用いたカメラで撮影したコースの画像を2値化(白と黒に変換)してライントレースするマシンです。こちらも初めて挑戦する1年生が試行錯誤しながら走行調整を行い本番へ臨みましたが、コース上の明るさに合わせたセッティングを合わせ込む事が難しく、過去最長の距離を走行をしましたが惜しくも完走ならずでした。
・Advanceクラス
2年生のマシンは前回の九州地区大会での反省を踏まえ、足回りやセンサーバー等の車体を改良した結果、練習では過去最速の仕上がりでしたが、上位を狙い過ぎたか本番では直角クランク時のブレーキ量が不足して惜しくも完走ならずでした。
また、Basicクラスからステップアップした1年生2人もAdvanceクラスで大会に出場しました。連日夜遅くまでマシン製作で何度も失敗しながらも、諦めずにマシンを仕上げ、何とか本番ではスタートラインに立てましたが調整不足により残念ながら完走する事が出来ませんでした。
今回は新人戦という事で新たな体制や新技術に積極的にチャレンジした結果、成績は残りませんでしたがものづくりを通してそれぞれ貴重な経験を得られたと思います。マイコンカーはハード(車体製作)とソフト(プログラミング)の両方がバランス良く出来なければ完走が難しい競技です。また、走行後のログデータを解析しながら、悪かった箇所を見つけ出し、繰り返し改善する事でより安定した走行が可能になります。
今後も出来ない理由を探すのではなく、どうしたら出来るようになるかを考えて、少しずつ着実に成長しながら技能を高めて欲しいと思います。いよいよ新年度からは新たなシーズンが始まります。全国大会出場を目指して最速マシンを作り込んで行きましょう!