2023年3月の記事一覧

企業訪問バスツアー

 今日は一般入学者選抜試験一日目が行われました。

 中学3年生のみなさんにとっては、将来へとつながる進路を決める大切な一日だったと思います。

 推薦入試で合格した人だけが素晴らしいのではなく、5教科の学力と面接いわば実力で合格を勝ち取ろう!という戦いに挑む忍耐力や精神力を持った今日の受検者のみなさんも、また素晴らしいと思います。受検は大変ですが、その先にある未来を描いて、それを実現するには今を乗り越えなければならない!と奮起して欲しいと願います。明日も頑張って下さいね。

 

 さて。中学3年生が受検をしている一方で、県立高校生は何をしているんだろう?って疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 高校では入学者選抜試験に職員も全集中するため、授業はありません。生徒は2日間「自宅学習」となります。中学校までには無いシステムですね。なので、のんびりと自宅で課題を解いていると…思います。思いたいです。思って良いですよね?本校生のみなさん?!

 そのような空白の2日間はもったいない!ということもあり、毎年この時期に宮崎太陽銀行さまの主催で「高校生向け就職支援 企業訪問バスツアー」が実施されています。

 普段は学校がある平日ですが、この日ばかりは学校への登校がありませんので、会社の見学も大変しやすい日となります。興味関心意欲の高い様々な学校の生徒のみなさんが集まり、主に宮崎市近郊の企業を見学します。今年は今日、「赤江機械工業㈱」「宮崎空港ビル㈱」「㈱AVC放送開発」「㈱明光社」の4つ企業を見学し、大変お世話になりました。

 本学科からも2年生数名が参加し、県内企業の魅力や、「電子情報」以外のお仕事も知る事ができました。他の分野の仕事を知ることで、ココにITを活用すればもっと負担が減る!など、今学んでいることを活かすアイディアも生まれるものです。そのような視野を広げる良い機会にもなったと思います。

 中学3年生の進路が決まるその日に、高校2年生も同じように進路を決めるべく活動をしているんです。

と、言うことは、今日受検をしている中学3年生も、あと2年後には次の進路を決める事になるんですね。「3年後」では無いんです。「2年後」です。

 だからこそ、中学3年生のいま、将来の夢を持って工業に入学すると、夢が叶う確率は高くなります。中学2年生のみなさんは、早速、将来の夢を描いてみて下さい。次に自分が何をすべきかが決まってきますよ。

 みなさんそれぞれに春が訪れることを願います。