2023年2月の記事一覧

技能検定対策講習会

 昨年12月27日ならびに、今日(2月4日)の2回にわたり、国家技能検定 電子機器組立て職種 シーケンス制御作業 の実技講習会を 有限会社イマテック さまのお力を借りて開催しました。

 日頃より、工場などの自動制御の設計・施工・メンテナンスを行っている現役の技術者より学ぶことで、国家技能検定に合格するコツを習得していきました。

 働き方改革が進む中、世の中は自動化が必須です。という事は、あらゆる場所で活躍が期待されます。シーケンス制御を学び、技術力を国が認める国家技能検定に合格することによって、確かな技術を証明し、仕事に役立ててほしいと願います。

 電子情報科では、生徒の「やる気」に応えるため、できる限りのサポートは行っていきたいと思っています。資格取得を推奨するだけでなく、取得までもしっかりと学びのサポートを行っています。

 今回の講習では、12名の受検者にまんべんなく指導することは難しいので、昨年度の合格者である生徒が休日返上でサポートについてくれました。生徒同士、受験経験者からの指導は、「あ~、これね!」と意気投合できているようです。

 お互いに学び合い、教えあいながら、みんなで合格を目指す生徒の姿はとても美しく、指導者からすると大変ありがたいものです。

 受検者も、過年度合格者も、みなさんに「ありがとう」と、そして「合格しますように」と伝えたいと思います。また、ご指導いただきました 有限会社イマテック さまにも感謝いたします。

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校内課題研究発表会

 今日は、校内課題研究発表会がオンラインで開催されました。

 電子情報科からは「Unityによる3Dゲームの制作」を発表しました。「普段ゲームをやっているが、電子情報科で学んだ知識を駆使して、自分たちの力がゲーム制作を通じてどこまで通用するのか?」という力試しでスタートしたと言います。

 フリーソフトを駆使して、クオリティの高い作品を作り、自分たちの力だけで完成させました。それでも、「学んだことだけでは足りず、一つ一つ試行錯誤を重ね、繰り返し作り直し、かなり大変だった」と感想を述べていました。やりきる力がすごいですね!

 ゲームを作るという事は、全ての知識や技能が必要です。ゲームプログラマのすごさもわかったと思います。ちなみに、この3人は現時点ではゲームプログラマにはなる予定はなく、一般的なプログラマ、機器メンテナンス、大学進学の進路を選びました。やはり、体験してみて気づくことが多かったのでしょうか?

 本校ではゲームづくりを授業にはしていませんが、3年生の「課題研究」の時間に、これまでの学びの成果を結集してゲームを作ることは可能です。普段、「クソゲー」ってつぶやいていませんか?そう言うならば、自分で作ってみてください。「クソゲー」すらも作れないはずです。それだけ企画(ストーリー)・開発(展開・デザイン・BGM)・制作(プログラム)と、大変な作業が待っているのがゲームの世界です。そのような努力の末に、皆さんが楽しめるものがあります。その一歩を体験してみるのも大切なこと。ここでチャレンジするといいと思いますよ。

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