2022年6月の記事一覧
令和4年度 第1回 理数科・理文クラス講演会
6月17日 市民文化ホールにて
令和4年度 第1回 理数科・理文クラス講演会を開催しました。
講師は何と、JAXAからお招きすることができました!
演題 「 宮崎から世界へ そして宇宙へ 」
講師 JAXA 衛星利用運用センター 主任研究開発員 占部 智之 様 (本校22回生)
生徒達の宇宙や地球環境問題に対する興味・関心をくすぐる素晴らしい講演でした。
パネルディスカッションでは、本物の研究者の言葉が高校生の心をえぐりました。
講演後の座談会も大盛り上がり、会場を出る時間が迫りヒヤヒヤものでした。
占部先生、本当にありがとうございました!
先生の新しいプロジェクトを本校一同楽しみにしています!
高校3年生ポスターセッション
6月15日(水)
本校の3年生がポスターセッションによる研究発表を行いました。
本校の探究活動は一人一研究です。自分の興味あることについて研究テーマを設定し、研究を行います。それが「君にしか書けない論文コンテスト」(通称:「きみろん」)です。
本日は、353名の高校3年生全員が自分のこれまで取り組んできた研究内容を発表し、他の仲間の発表を参観しました。高校1・2年生も参観に参加しましたので、18の会場はどこも大盛況でした。
バラエティに富んだ研究タイトルのうちいくつかを紹介します。
○ダイラタンシーの衝撃材としての有用性~片栗粉の底力~
○韻とヒット曲の関係性
○地元を良くしたい~地域産業の活性化~
○過酸化水素水を用いたリグニンの改質
○スウィンホーキノボリトカゲの越冬調査
○Viscous fingeringの粘度と流速の生起条件
○モンテカルロ法を用いてイニエスタ加入の効果を調べる
多くの参観者の中で緊張しながらも生き生きと発表している姿が印象的でした。聞く態度も素晴らしかったと思います。生徒達にとって大きな自信になったと思います。
いざ、近江神宮へ!
6月7日・8日 ひなた武道館にて「第38回宮崎県高等学校小倉百人一首かるた選手権大会」が開催され、本校百人一首部が団体優勝しました。7月22日~24日に近江神宮で開催される全国大会に出場が決まりました。全国大会でも「気持ちで勝つかるた」をモットーに上位を目指して頑張ります!
第1回進路講演会(高3対象)
6月10日(金)立命館大学 理事補佐 文学部教授 本郷真紹様より、本校3年生に「大学での『学び』と将来の展望」という演題で、講演をいただきました。
『大学での学び』とは社会に出るための最終調整であり、その調整のために必要な材料づくりが『高校までの学習』であること。大学に合格することは決してゴールではなく、大学で何を学んだかが現代の就職試験などでは重要視されること。これらのことを、本校生の心に強く響くように熱く熱く語りかけていただきました。
大学での教鞭経験を生かされ、現在の大学生に必要な資質や挑戦する気持ちを丁寧に教えて下さったことで、高校生がこれからどのような学習を進めていくべきかの指針になったと思います。生徒達の感想を見ると、リアルなビジョンを持つことや、確固たるエビデンスを意識した進路目標を計画していく大きなヒントになったと述べていました。
47期生は対人の講演会経験が非常に少なかったので、迫力のある本郷先生の講演に心を強く打たれている生徒が多く、本物に触れる経験の大切さを改めて感じることができる講演となりました。本郷先生、改めてご講演ありがとうございました。
KVIS(タイ)との連携協定調印式
6月10日(金)、タイのKVIS(カムヌートウィット・サイエンス・アカデミー)との連携協定調印式が行われました。
KVIS(カムヌートウィット・サイエンス・アカデミー)はタイの科学高校です。タイ版「シリコンバレー」の開発に向けた国の理系教育を牽引する学校として設立され、全国から優秀な生徒が集まっている高校です。数学、科学、工学、技術に重点を置いた独自のカリキュラムを使用しています。さらに、外国語教育にも力を入れており、英語以外の科目の教員として、ネイティブの英語話者が採用されているほか、外国語として英語、中国語、韓国語、日本語、スペイン語、フランス語など、様々な言語の講座が開講されていることが特徴です。
今回の協定によって以下の5項目について連携することが決まりました。
(1)研究発表活動の連携
(2)講義や討論のための優秀な生徒の招待、交流ならびに専門的視点の共有
(3)適切な研究分野における生徒の交流
(4)両教育機関の代表生徒の興味ある分野における情報交換
(5)講義や研究指導のための教職員の交流
しばらくはオンラインによる交流を行っていきますが、新型コロナウィルス感染状況が収束したらお互いの高校を行き来して交流を深め、刺激を与え合えればいいと思います。