令和4年度 2A長期乗船実習
2A 長期乗船実習修了式
11月1日、8時30分宮崎港に進洋丸が帰港しました。
実習生は一回りも二回りも成長した姿で帰ってきました。長期乗船実習の経験を生かし、学校生活、進路選択の
1つにしてほしいと思います。あいにくの雨模様で、船内での修了式となりました。
5代目進洋丸、和田機関長最後の航海となりました。進洋丸は18年、和田機関長は35年間、お疲れ様でした。
2A 長期乗船実習⑳
進洋丸船長、指導教官より長期乗船実習の様子と写真が送られてきましたのでご紹介します。
10月30日
寒冷高気圧の中にすっぽり入り、時々冷たい風が吹くものの朝から快晴です。
実習生は今まで通りの上陸制限下にあっても、目の前にあるショッピングモールで買
い物を楽しんだようです。 実習生のご家族とドック監督で佐世保勤務中の一航士一機士に
見送られて間もなく離岸し、逆風と荒天が待つ日向灘を目指します。
10月31日
佐世保港向後埼を出ると直ぐに北寄り強風となりました。予報通り、佐多岬以降は逆
風強くウネリを乗り越えての北上進路でしたが、実習生は余裕の表情です。
日向灘の風波を避け港内投錨泊し清掃と居室最終検査をし下船に備えています。
1,2. 最後の寄港地、佐世保に入港!現在建造中である第6代進洋丸の見学のため、前畑造船を訪問しました。
3. 造船所について、進洋丸一等航海士に説明をしていただきます。 4. シン・進洋丸
5~9. 建造中の船の内部を見ることができたのは貴重な経験でした。造船所のスケールと技術力に脱帽です!
11. 昼食の佐世保バーガー。美味です。
12. 寄港地岸壁ラジオ体操も、ここが最後です。
13,14. たくさん学んだ佐世保を出港!そして、遂に…本船は、進路を宮崎に取りました。
15,16. 作業班は最後まで頑張ります。進洋丸に感謝し、機関室のプレート磨きです。
17. 実習初日にもしたデッキ流し。あの時よりも、実習生達の表情もブラシを握る手も、たくましくなっていました。
2A 長期乗船実習⑲
進洋丸船長、指導教官より長期乗船実習の様子と写真が送られてきましたのでご紹介します。
10月27日
1400関門T.R.in予定。周防灘を順調に西進中です。周囲に航行船舶・変針目標多数。
ETAや主機回転調整等々の引継ぎ事項がてんこ盛りとなり、実習生は頭の整理に追わ
れています。
しかしながら、9月の宮崎出港直後に同じ水域で実習していた頃と比べて状況把握能
力は格段に向上しています。緊張の沿岸航海が今日も続きます。
10月28日
0900前畑造船所に着桟しました。斜路上、未塗装の6代目進洋丸の大きな船体が間近です。
現船から新船に移設する大量の漁具類移設をドックがご厚意で段取りしてくれました。
実習生は乗組員と一緒にその作業を行い、昼は新船の見学です。夕方を前に同じ佐世
保港内の新みなと岸壁にシフト予定です。暖かく穏やかな1日になりそうです。
10月29日
日和良く、新みなと岸壁前はローカルな物産展で賑わっています。
港内付近水域では見慣れない艤装の大型米海軍艦や海自護衛艦が多数活動中です。
実習生は午後から行動制限とセットの上陸許可となり、お土産を買いに上陸しています。
佐世保港は同じ九州でも宮崎港とはまた違った景色と空気感があります。
1~3. 早朝に明石海峡大橋通過!
4~6. 日中は瀬戸内海での航路見学。瀬戸内海は船の往来が多く、複雑な航法があります。
7. 船橋でも厳重な見張りを行います。船乗りを目指す生徒にとって、とても良い教材です。
8. 夜航海も頑張っています。
9~11. ボースンストアの移設備品等を整理しました。掘り出し物がたくさん!最後の航海ならではの作業です。
12. 実習も大詰め。宮崎までに残った課題を終わらせねば・・・!
13、10月誕生の生徒の誕生会を行いました!みんなサプライズが大好きですね。
2A長期乗船実習 ⑰
進洋丸船長、指導教官より長期乗船実習の様子と写真が送られてきましたのでご紹介します。
10月20日
他県実習船の水揚げ入港が続いています。本船は魚揚げ台前からシフトし終え本日は
停泊です。舷門当直の実習生に聞くと、昨日の水揚げ作業中に仲買人から聞いた話として他県よ
り本船が魚を沢山持っていたらしく、彼らも嬉しかったそうです。生産の喜びを感じたのでしょう。
10月21日
午前中に えひめ丸が出港した後、薩摩青雲丸が入港水揚げしました。
本船は1300三崎出港予定です。 浦賀水道航路と中ノ瀬航路の学習は本日から明
朝に変更し相模湾にて魚艙洗い作業の予定です。 昨日から移動性高気圧にすっぽりと包まれて
穏やかな快晴です。
10月22日
ディズニーシーの真ん前(東京湾最奥部)に投錨しました。夜は夜景と花火が見られ
るでしょう。実習生は午前中、浦賀水道航路~中ノ瀬航路を学習しました。午後は非常操舵訓練を
実施します。昨日の三崎出港では、薩摩青雲丸実習生と乗組員から盛大な見送りがあり、登舷礼を
する実習生は感動の面持ちでした。
10月23日
0900晴海埠頭着桟しました。東京西航路からレインボーブリッジを始めて通り抜け高
層建築群と複雑な港湾施設に囲まれる京浜港の風景を間近に見る航路は実習生にとって大きな
刺激となったでしょう。 昨夜のプロジェクト学習発表会では8班全て発表の手際が良く、とても
聞き取り易く工夫がされていました。作業、当直、学習と忙しい中で実習生は良く取り組んだ結果
です。
1~4. 神奈川県の三崎入港。
5~7. 水揚げの様子を見学。自分たちで獲ったマグロが吊られているのを見て、実習生は歓声を上げています。
8. 校長先生も来てくださいました。
9. 上陸して朝日に照らされてラジオ体操。散策では、久し振りのコンビニに喜んでいました。
10. 三崎出港。他県の水産高校実習生に見送りしていただきました。
11. マグロを冷凍保管していた魚艙を洗いました。18年間お疲れ様でした。
2A長期乗船実習⑯
進洋丸船長、指導教官より長期乗船実習の様子と写真が送られてきましたのでご紹介します。
10月17日
昨日午後は鳥島近辺での実習を準備していましたが、諸般の事情で(英文ログブック
テスト)ストーン磨り続行となりました。その分、木甲板は上から下まで新船の様になってい
ます。八丈島を北に越えて、気候帯が変わった様です。次第に日本の冬空となってきました。
10月18日
八丈島から伊豆七島沿いを北上し、相模湾に到達しました。 未明に伊豆大島で寒冷
前線を潜り抜けた後、冬空となり気温が一気に下がりました。
明朝は三崎入港水揚げとなるため、ホーサー類S/B、ホイストとアンテナワイヤー降
ろし準備を済ませました。実習生はプロジェクト学習の取りまとめにも取り組んでいます。
10月19日
0900三崎に入港しました。午前中に水揚げと給水を終え、昼から岸壁シフトとなりま
す。宮崎から校長先生はじめ多くの方々のお出迎えとお言葉をいただき、実習生も嬉しい
だけではなく晴海~佐世保~宮崎の帰路航海に向けて気を引き締めています。沿岸航海もご支援を
宜しくお願いします。
1~3. ストーン摺りも大詰めに入っています。
4. ストーン摺りっぽいですが、これは二等航海士に全員腕立て伏せの指南を受けているところ。
5. ISPS操練。近くにミサイルが着弾したことを想定した訓練です
6,7. 伊豆諸島の孀婦岩近くで鹿児島県の「薩摩青雲丸」、鳥島沖で宮城県の「みやぎ丸」と遭遇。
他県の実習船と実習生同士で通信も行いました。
8. 冷凍室の板出しの様子 9. 2Aの仲良しガールズ