情報発信ブログ

2021年9月の記事一覧

青島フィールドワーク(その2)

9月25日(土)の青島フィールドワーク報告の続きです。

さて、いよいよ青島神社にやってきました。


神社入り口にあったのは、アコウです。
地面ではなく空気中から水分を取る根っこ「気根」を伸ばし
他の樹木に巻き付ける通称「絞め殺しの木」


とはいえ、この入り口の樹木はアコウだけで形成されいるそうです。
熱心に質問をする生徒。


このアコウには小さな実がなっています。
それがイチジクそっくり。
と、思ったらアコウはクワ科イチジク属なのですね。
そこら中に落ちています。

アコウの花粉を運んでくれるのはアコウコバチという虫だけだそうな。
ええっ!マジすか。一種類だけなのですか…。
植物の世界は不思議ですね。


さらに青島神社の奥に進んでいきます。
境内の亜熱帯植物を見に行きます。


まず目を惹くのは、この倒木!
ビロウの倒木に、アコウが巻き付き、その上にフウトウカズラが茂っています。
南方系植物よくばりセットみたいですね(?)。

多くの木が密集して、地面に光が届かないような場所では
蔓植物が日の光を求めて覆い茂るのだとか。


クワズイモです。
その名の通り、食ってはいけない芋です。
間違って食べると中毒症状がでるとのこと。
(実際にナガイモと間違って食べる事故がよく起きるそう。)

葉の形も特徴的で、観葉植物として人気だとか。
ト〇ロが傘にしている葉っぱみたいで、個人的に私のお気に入りです。


この亜熱帯植物エリアでは、気温や湿度を計測しています。
また、気づいたことや、聞いたことをしっかりメモしていますね。
色んなデータを取ることを、徐々に学んでいます。

…と言うわけで、今回はここまで!

次回に続きます!



ブログ記事に「いいね!」と感じましたら、ぜひ右下の「投票する」ボタンを押して下さい。
教育開発部員の励みになります♪