日誌

2023年10月の記事一覧

生活清泉会交通委員、学校のためみんなのために働く

10月第3週の朝。校門の付近にプラカードをもった生徒たちが数名立っていました。持っているプラカードには「校内乗入禁止」の大きな文字が。生徒たちそして保護者の方々も周知されていることなのですが、安全上の理由から、本校は特別な場合を除いて、車の校内乗り入れは禁止になっています。その啓発のため、生活清泉会交通委員は、高校の交通委員と一緒に今週は朝のボランティア活動を行いました。手作りのプラカードを持ち、1年生から3年生まで、一生懸命頑張っていました。現在、校内は校舎の修繕のため、足場が組まれ、駐車場も手狭になって、より安全に心配りしなければなりません。安全第一の学校でありたいと思います。

 

朝の合唱練習♪

10月26日に開催される都北音楽大会に3Aが都城泉ヶ丘附属中学校の学校代表として出場します。本校では、例年3年生が出場することになっていますが、市内には合唱コンクールで優秀賞を勝ちとったクラスが出場する学校もあります。3Aの生徒達は、学校代表としてふさわしい合唱にしようと、昨日から朝練、今日から放課後練習をしています。音楽の中園教諭ご指導のもと、「トラと信長」という無伴奏混声合唱のためのことばあそびの合唱に挑戦しています。とても難易度が高く、全員の心を一つにしなければ合唱が成立しません。本番でどのような歌を披露してくれるのか今から楽しみです。乞うご期待♪

  

 

快挙‼︎ 宮崎県中学校英語暗唱弁論大会

10月16日(月)宮崎市民文化ホール第67回宮崎県中学校英語暗唱大会第75回宮崎県中学校英語弁論大会が行われました。各地区から選ばれた生徒だけの発表だったので、とてもレベルが高い発表でした。暗唱は3分、弁論は5分の英文をステージ上で発表します。地区大会で優勝した柳田桜子さんは、「The Little Prince」を表情豊かに、正確な発音で堂々と発表できました。地区大会で2位だった中原唯正さんは、「The Power of Nakama」の題で、バスケットボールを通して仲間の大切さに気づいた話を、なめらかな英語の発音でしっかりと伝えることができました。中原唯正さんは、11月22日から東京で行われる高円宮杯第75回全日本中学校英語弁論大会(中央大会)に出場します。

柳田桜子さん 最優秀賞5位(28人参加)  中原唯正さん 最優秀賞2位(21人参加)

 

3年生、「読み聞かせ」にチャレンジする

10月25日(水)の「福祉交流学習」で、3年生は保育園・こども園で学習させていただく予定になっています。それに向けて、先般から出前授業を受け、心構えを学び、準備をしているところです。その一環として10月17日(火)3時間目に、泉ヶ丘の司書の相良先生から「絵本の読み聞かせ」の指導を受け、実際に読み聞かせにチャレンジしました。「読み聞かせ」にはより効果的なさまざまなポイントがあります。表紙の見せ方、開き方、持ち方……。3年生は先生のお話に真剣に耳を傾けていました。そして、実際に自分たちで読み聞かせを実践してみました。3年生は家庭科の授業で、自作の絵本もつくっています。1時間でしたが、よい学びができました。園児たちに楽しい読み聞かせができると思います。相良先生、ありがとうございました。

 

支援訪問授業、数学がありました

9月に引き続き、10月17日(火)1校時支援訪問授業が行われました。2年生数学の授業で、「データの分析」という単元です。「データ」というとなんだか難しく感じるかもしれませんが、本時は「都城の気温の特徴を考察しよう」というとても身近な学習課題が示されました。グラフや表などを見ながら、班ごとに分析します。生徒たちはとても真剣に、そして楽しそうに意見交換を進めていました。発表では、それぞれの班、面白い分析が出されていました。今回の授業は、学校外からも多くの先生が参観に来られ、附属中の生徒たちの活き活きとした学習の様子をご覧になっていました。先生たちも、授業を計画し、実施し、相互に意見交換し、よりよく高めようと頑張っています。

 

 

芸術鑑賞教室「学校寄席」を楽しむ

1・2年生は11日まで、3年生は12日まであった中間テスト。全学年が完全にテストを終わらせた10月12日(木)午後中高生全員が参加して「芸術鑑賞教室」が開かれました。本年度は「学校寄席」ということで、「落語」を鑑賞しました。場所は、都城市総合文化ホールです。昼食休憩後、全員が移動を完了し、いよいよ鑑賞教室の始まり始まり……。印象的な鳴り物の流れる中、最初は寄席入門春風亭柳雀さんが落語についての知識を楽しく教えてくださいました。座布団一枚、その場で一人で何役も演じ分ける落語の妙味の、一端を知ることができました。そして、二つ目の古今亭今いちさん、真打ちの春風亭柳雀さんの落語を聞きました。きん坊とその家族の話だったり、番町皿屋敷を題材にとった話だったりと、ときに会場の生徒たちも声で参加して楽しみました。休憩を挟んで、色物といわれる演目。今回は柳貴家雪之介さん大神楽曲芸を披露してくださいました。傘や棒など様々なものを使いいろいろなものを回して見せてくださいます。途中、2年生中原唯正さん1年生萬壽瑛那さんが挙手して舞台に上がり、雪之介さんのお手伝いをしました。特に包丁を使ってお皿を回すシーンでは、会場中固唾をのんで見守り、成功したら拍手喝采。そして最後は、テレビ番組でもお見かけする桂宮治さん落語。「死神」という古典落語の代表作を、エネルギッシュに、歯切れよく披露してくださいました。会場中が引き込まれ、宮治さんと聴衆の心をひとつにした噺の空間が作り上げられました。最後に高校生代表のお礼の言葉に続けて、3年生冨吉創太さんが記念品を宮治師匠に渡しました。宮治師匠が最後に会場の生徒全員に語ってくださった言葉、「人に感謝の気持ちをもち、今自分ができること、人に親切できることはすること」は、とても心に響きました。心温まる気持ちで終わった鑑賞教室、たくさんの学びと笑顔をいただきました。日本の伝統文化にはすばらしいものがある、ということを改めて知る機会にもなりました。落語や曲芸を披露くださった皆様、本当にありがとうございました。

 

 

図書委員による店頭での本の購入!

ここ数年は2学期中間テストの午後に実施している、図書委員による店頭での希望図書の選書・購入が、本年度も10月11日(水)帰りの会終了後に実施されました。文化清泉会図書委員は各学年2名ずつの計6名。6名が前もって生徒たちにアンケートをとり、それも参考にしながら実際に書店で選書して購入することになります。幸い、本校はすぐ近くに大きな書店があり、店頭での購入には最適です。本年度も司書の先生も同行してくださり、いろいろとアドバイスをいただきました。1時間程度の選書で、購入希望図書は段ボール箱二つに収められました。図書委員の好みではなく、附属中生全員のことを考慮しながらの選書は、図書委員にとっても責任のある大切な仕事であり学習でもあります。話題の本や、新しい本などは、特に気をつけて選んでいました。これらの本は、後日、学校に届けていただき、蔵書に重なりがないかなどチェックした上で購入することになります。協力いただいた書店のみなさま、ありがとうございました。

   

   

2学期中間テスト始まる!

三連休はあいにくの雨模様、おまけに急に冷え込みも進みました。連休明けの10月10日(火)から2学期中間テストが始まりました。1・2年生は二日間3年生は三日間のテストとなります。朝から、なんとなくいつもと違う雰囲気の生徒たち。分からないところを質問したり、集中して問題を解いたり……。テスト終了後に提出をしなければならないテスト範囲に関連した問題集等もあります。テストが始まると、どの学年も集中してテストに臨んでいました。今週は、テストの午後も含めて午前中で授業が終わる日があります。午後の時間の過ごし方も工夫しましょう。

 

 

 

1年国語~読書バリアフリーの授業

福祉について学習を進めている1年生10月5日(木)2時間目国語の授業でも、「読書バリアフリー」の学習をしました。講師は司書の相良小百合先生です。バリアフリーが進む今の社会ですが、読書においてもバリアフリーはどんどん進んでいます。点字の本はもちろん、それ以外にも視角障がいのある方や高齢者、日本語が十分わからない外国籍の方などに「やさしい日本語」を用いて書かれたり表したりした本がたくさんあること、それらを集めた図書館やコーナーがあることを教えて抱きました。また、読書を助ける用具(リーディングトラッカー)についても紹介していただきました。またひとつ、福祉が身近になり、視野を広げることができました。現在、思索の時間(朝の読書の時間)に1年生は約1ヶ月ほど「福祉」に関する本を読んでいます。宮崎県立図書館からお借りしたものです。これらも、相良先生が準備してくださいました。授業、そして準備、ありがとうございました。

 

 

キャリア探究~1年生福祉教育活動④「点訳講座」

1年生の福祉教育活動の4回目は「点訳講座」10月4日(水)6・7時間目前迫奏亜さんの案内で都城市点字図書館黒木様高野様山田様江夏様の4人の講師を1年A組にお迎えし、点訳の授業が行われました。実はコロナ禍の影響により、ここ数年点訳講座が実施できずに残念な思いをしてきました。今年度、久しぶりに実施されることになり、生徒たちは楽しみにしていました。身のまわりには「点字」を用いたものが数多くあります。歩道にある点字ブロックなどは周知されていますが、気づいていないものもたくさんあります。改めて意識してみることで、視覚障がい者に対してどのような配慮がなされているのか理解できます。講師の方のお話を伺った後、生徒たちはそれぞれ点字器を使って、文字を打っていきます。みんな集中し一生懸命です。すばらしいスピードで仕上げる生徒、一字一字確かめながら丁寧に仕上げる生徒、さまざまです。共通しているのは、「点字で文章を書くことで、より多くの人が文章を読めるようになる」という思い。それこそ福祉の原点となる思いではないでしょうか。最後に生徒を代表して前村柚奈さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、講師を務めてくださった皆様、そしてお世話くださった都城福祉協議会に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。