日誌

校長日誌

花を愛でる心のゆとり

今日は入学式でした。

入学式の式場は演台にドーンと花が飾られますが、ある職員が、校長室や廊下にも桜の花をチョコンと飾ってくれていました。

ホッとします。花は季節の移ろいを感じさせてくれます。別れや出会いで心ここにあらず・・・となりがちですが、こんな季節だからこそ、美しい花を愛でる心を大切にしたいものですね。

校庭の桜や菜の花も、今日は太陽に照らされていました。

学校の北側にサトザクラが3本並んでいますが、真ん中の花の色は薄緑色です。珍しいですよね。もうすぐ葉桜になりそうですので、今のうちにお楽しみください。

 

 

 

人ごとではない、お正月の2つの大事件(テキスト)

それは、1月2日、18:00頃のことでした。

地震の様々な悲惨な情報に、震えていた私に。

信じられないニュースが飛び込んできました。

 

「羽田空港で火事!」

 

一瞬、意味が分かりませんでした。

間もなく(数日後)、

4年振りに帰省中の娘は、羽田空港に戻ります。

 

職業経験上、航空機に詳しい娘は、即座に答えました。

 

「お父さん。このシップは、通常、海外便の人気フライトに使われるシップだよ。

日本国内なら、千歳空港便だわ。

ファーストクラスシートがある便だよ。やばいよ。370席くらいあるよ。」

 

その後、続報が。

なんと、衝突した、海上保安庁のシップは、能登半島地震への支援物資を運ぶシップだったこと。

衝撃です。

 

なんということでしょう。

 

言葉になりません。

 

さらに、驚いたのは。

おそらく、相当な人的被害が出ているはずだと、予想された、航空機の、

全乗客が避難できたこと。

 

そして。

X(旧 ツイッター)を検索すると。

 

ニュースより早く、事故時のリアルな状況がアップロードされていること。

 

・・・間もなく、NHKに、「SNSより情報提供」と、その画像が流れました。

 

国際ニュースを検索すると、

他国で、

日本、大地震。

日本、航空機大事故。

の報道が流れ続けています。

 

心配した通り、能登半島地震では、被害が拡大し続けています。

しかし、奇跡的に、羽田空港のシップでは、全乗客・乗務員が、避難できました。

しかし、能登半島に救助に向かった、海上保安庁のシップの搭乗員の皆様の多数が犠牲になったと報道されました。

 

なぜ、新年早々、こんな、不幸事が続くのか、理解に苦しみます。

 

被害に遭われた皆様の、

苦しまれている皆様の、

寒さに震える皆様の、

怖さに震える子どもたちの。

「平安」が訪れますように。

 

心より、祈ります。

 

私の大切な親友が、石川県の教員です。

私の大切な後輩が、金沢大学の教員です。

二人とも、無事を確認できました。

 

人ごとではない、2日間でした。

 

皆様のご親戚、ご友人、お知り合いの皆様のご無事をお祈り申し上げます。

 

今回の能登半島地震、羽田航空機事故でお亡くなりになられた皆様のご冥福を、お祈り申し上げます。 

by 校長

 

能登半島地震 お見舞い申し上げます。

それは、1月1日、16:00過ぎのことでした。

 

保健室より「あけましておめでとう」をお届け!」という記事を書き上げ、UPloadしようとしたその瞬間

 

その緊急通報が届きました。

第一報は。

能登半島5強の地震発生。津波なし。

 

ところが、その後、立て続けに地震情報が届き。

 

ついには。

大津波情報が届きました。

テレビに釘付けのまま、被害が起こらないことを祈り続けましたが。

現在、火事、生き埋め、崖崩れ等、被害状況は、拡大するばかりです。

 

ここに、被害に遭われた、保護者様、地域の方の、ご親戚、お知り合い、関係者の皆様に、心よりお見舞い申し上げ、

状況が落ち着くまで「保健室より「あけましておめでとう」をお届け!」は、

しばらく、UPloadを見合わせることにします。

 

19:30現在の情報によると、今後、相当な被害が予想されます。

避難しておられる、御高齢の方々、乳児、未就学児の皆さん、全ての避難者・被害に遭われている皆様のご無事と、より早い平安が訪れますことを、心よりお念じ申し上げます。

 

by 校長

大きな「悩み」をもつ「あなた」を【救う】ために(子ども用・再)

もし、あなたが、大きな悩みをもっていて。

とても困ったり、悩んだりしているとしたら。

 

まず、次の動画を見てください。

ぜひ、最後まで見てください。

https://tokyodouga.jp/VF9rq5I5sIY.html

(「自分を大切にしよう」(東京動画へリンクします。))

 

次に、この歌を聴いてください。

https://www.youtube.com/watch?v=ObMAh1WmKYg

(2011年の内閣府「いのち支える(自殺対策)プロジェクト」のキャンペーンソング)

 

そして。

信頼できる大人に、相談してください。

近くに信頼できる人がいなければ、遠くのプロを頼りましょう。

電話でも、SNSでも、名前を話さなくても、相談にのってくれます。

※真夜中でも、相談のプロが、電話を受けてくれます。

【子どものSOS窓口】

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm

 

きっと、誰か、あなたの気持ちを楽にしてくれる人が現れるから・・・。

あきらめないで。

 

by 校長

古い船を動かせるのは古い水夫じゃないだろう(テキスト)

最近のAIの進化には目を見張るものがあります。

 

【チャットGPT】

最も最近、話題になるのが、チャットGPT。

各国でその性能の高さが話題になり、大学生のレポートへの転用が問題になっています。

私も、「坊ちゃんの読書感想文を書いて」と頼んでみました。

結構、読み応えのある、感想文を書いてくれました。

現在のところ、会員登録をすれば、無償で使えます。

マイクロソフト社の子会社の開発製品で、試供中というところでしょうか。

この性能に驚いたのは、Google社です。

将来的に、チャットGPTが、検索の世界を変えていくと言われています。

・・・ちなみに、「夏休みの日記を書いて」と入力してみました。

GPTは、家族との触れ合いを記した、見事な日記文を書き上げてきました。

ある、ICTのプロとの会話。

 

校長「先生、チャットGPT、やばいですよね。子供達に使わせたらいかんと思いませんか?」

プロ「校長先生、もう、そんなことを言っている場合ではないですよ。チャットGPTクラスのソフトは今後、どんどん出てきますよ。その価値や意味、正しい使い方等を自ら学んでいける子供を育てるのが、私たちの仕事ですよ。」

校長「ふむ。」

・・・実は、校長は、このチャットGPTを知ったのは、本校の小6年生から、存在と意味と登録の仕方を教わったのでした。

 

【My Edit】

ある携帯会社が、写真を撮って、人物像を一瞬で消せる、と、騒いでおられます。

この機能は、アプリレベルでは、結構昔から存在した機能でした。

しかし、そのアプリがAIを活用しだして、その性能はとてつもなく、向上しました。

それに伴い、アプリ使用のお値段がとても高くなってきています。(ほとんどサブスクですよね)

そんな中で、完全無料の同機能を有したサイトが生まれています。

My Edit

コマーシャルに出ているように、写真を登録してなぞると、AIが背景を自然に生み出し、瞬間的に、目的の画像が綺麗に消えますこの機能の秀一さは、ただただ、驚きであります。

このサイトは、いろいろな機能を開発中で、音声変換等も無償で提供されています。

 

【CLOVA NOTE】

お馴染み、LINE社のソフトです。アプリ版とブラウザ版も存在しており、LINEアドレスをお持ちなら、無料で即座に使用できます。

これ、何かと言いますと。

音声をテキスト化するAI」です。

無料では、月に300分まで、という制限があります。

例えば、会議を録音して、そのファイルを読み込ませて、AIが自動テキスト化してくれます。

単なる、平べったいテキスト化ではなく、話し手を認識したり、重要なキーワードを示したりしてくれます。

認識率も高いです。

これまで、テープ起こしって、とても時間をかけて行なっていましたけどね。

このソフトを活用すると、瞬間的にテープ起しが終わります。

このソフトも、きっと将来、大学生のノート取りに取って代わるなど、「賛否両論」のソフトになっていくことでしょう。

 

AI。

もう、子供達にとっては、友達みたいな存在でしょうか。

大人から見ると、「これって、いいの?」という感覚が湧くのは、もう、私たちの時代感覚では、新しい時代についていけないということなのでしょう。

 

子供たちは、このように、新しい海に船を漕ぎ出そうとしています。

古い船を動かせるのは、古い水夫じゃないのです。

なぜなら、古い水夫は、知っているのです。

新しい海の怖さを。

(イメージの詩より by 吉田拓郎)

 

【漁港の肉子ちゃん』主題歌「イメージの詩」MV / 稲垣来泉】

(よしもとミュージック公式hp YouTube動画です)

https://youtu.be/d2irfoKNrQU

 

by 校長