学校の様子

学校の様子

校長室通信「ハートフル門小」(5月号)をアップしました!

5月15日発行の校長室通信・第2号を本ホームページ(学校からのおたよりコーナー)にアップしましたので、お時間があればご覧ください。

今回は、「サブタイトルは“ハートフル門小”」「学校経営の数値目標を設定+公表」「“町内一斉避難訓練”に親子で参加を」の3つの記事を掲載しています。

サツマイモの苗植え

 5月15日(水)の3校時からは、2年生がサツマイモの苗を植えました。地域の方々や門川町地域おこし協力隊の方合計10名以上の方々にご支援をいただきました。

 まず、地域の方々から苗の植え方を教えていただきました。斜めに植えるそうです。そうすると、お手頃サイズのサツマイモが数多く実るそうです。

 苗を1本ずついただくと、一斉に植え始めました。中には、植え方に悩んでいる児童がいましたので、すぐに地域の方々や門川町地域おこし協力隊の方が駆け寄り、やさしい言葉をかけて手伝ってくださいました。

 全ての苗を植え終わると、ペットボトルに水をくんできて、苗を植えたところにたっぷりと水をあげていました。令和4・5年度ともに、”豊作”といえるほどの収穫量ではなかったので、「令和6年度こそは、大きくて、甘くておいしいサツマイモがたくさんできますように。」と児童は、願いを込めて水をやりをしていました。

 お忙しい中、地域の方々や門川町地域おこし協力隊の方、本当にありがとうございました。校内の人材だけの支援を受けた活動に終わるのではなく、皆様方と一緒になっての今回の教育活動、とっても感謝しています。

不審者対策避難訓練

 5月15日(水)に、不審者が学校に侵入し、児童の生命に関わる不審な行動をとったとき、児童が安全かつ迅速に行動し、避難することができるように、避難の仕方や約束事を確かめる訓練を行いました。

 今回も、実際に警察官の方にもご協力を願いました。

 職員の声かけに応じず、おかしな行動をとり続けている不審者役(警察官)を2階で発見したという想定でした。発見した職員は、すぐに携帯電話で事務室に電話をかけ、全校に放送しました。各教室は鍵を閉め、男性職員は隣の女性学級担任に児童を任せ、不審者の場所へさすまたや柄の長いほうき、椅子、モップ、特殊警棒等を握って現場に急行しました。現場に急行すると、不審者を興奮させないように対話を試みましたが、それでも不審な行動をとり続けたため、男性職員で不審者の手足が動かないように確保しました。

 その間児童は、教室の鍵をかけ、ベランダ側に騒がずに固まって待機していました。

 

 不審者役(警察官)が駆け付けた警察官に引き渡されたという想定後、児童は運動場に避難しました。

 運動場では、校長先生及び不審者役の警察官から話がありました。

 校長先生からは、「静かに放送をしっかり聞いて、今、不審者がどこにいるのかしっかりと把握すること。」、「校外でもできるだけ、一人で下校したり、一人で遊んだりしないこと。」、「午後5時までには帰宅することを守ること。」、「気持ちのよい挨拶をすることで、防犯力が高まること。」などを話されました。

 警察官の方からは、「不審者は、いつ学校に入ってくるかもしれない。命を守る訓練なので、真剣に行うこと。」、「イカのおすし(知らない人についてイカない!、知らない人の車にのらない!、おおきな声でさけぶ!、すぐにげる!、家の人や先生にしらせる!)をきちんと守ること。」、「校外で不審者に声をかけられたら、周りの大人に助けを求め、警察に連絡すること。」などの話がありました。

 これからも、地震や火事等における避難訓練があります。これらも命に関わる大切な避難訓練です。児童一人一人に訓練の意味をしっかり理解させて取り組んでいきます。

 警察官の方々、お忙しい業務の中、不審者役及び全校児童への指導のために来校してくださり、本当にありがとうございました。

1年生の学校探検~いろんな教室がいっぱいだ~

 5月14日(火)は、2校時から4校時にかけて、1年生が校舎内を隅から隅まで、学級担任の先生に引率されながら教室を探検しました。

 普段全校児童が過ごしている普通教室はもちろん、特別教室(保健室、職員室、理科室、音楽室、図書室、校長室、事務室)も探検しました。

 下の写真は、図書室と校長室を探検したときの様子です。

 音楽室を探検したときには、「どうして楽器がたくさんあるんですか。」「この髭のようなマークは何ですか。」「どうして黒板に5本の線が引いてあるんですか。」など、1年生なりにかわいい質問が出ました。また、音楽専科の先生のご厚意でリコーダーで人気シンガーの曲を吹いてくださったり、ピアノで人気テレビアニメの主題歌を弾いてくださったり、ピアノの伴奏に合わせてみんなで校歌を歌ったりしました。

 これまで登校しても、児童玄関と自分の教室の往復だった1年生もいたかもしれません。初めて入る特別教室では、目をキラキラさせながら自分の周りをよく見ていました。

 今回の学校探検をとおして、1年生は、「学校には、たくさんの教室がある。」「教室によって置いてあるものが違う。」「教室それぞれに使い方に違いがある。」「どの教室もきまりを守って使ったり、出入りをしたりしないといけない。」等に気付くことができたと思います。

特別支援教育~児童への理解啓発~

 5月14日(火)の1校時から5校時にかけて、「もっと知ろう いろいろな学びの場 友達とのかかわり方」というタイトルで、

 ①5組、6A組・6B組、いちょう教室は、それぞれどんな教室なのか。

 ②友達とのよりよい関わり方は?

について、各学年の児童の実態にあわせて理解啓発活動を行いました。

 目的は、「特別支援学級や通級指導教室について、どんな学級でどんな学習をしているのか等を全児童対象に話をすることで、特別支援教育に対する理解を深める。」「苦手なことやできないことは人によって違うが、誰にでもあり得ることを知り、お互いに認め合ったり、支え合ったりすることの良さに気付く。」でした。

 特別支援教育担当教員が、スライドで大事なことを示しながらゆっくりとした口調で具体的に説明をしました。そして、児童は、

 〇 5組さんは、自分のペースで学習するクラス。

 〇 6A組さんや6B組さんは、少ない人数で落ち着いて学習するクラス。

 〇 いちょう教室(通級)さんは、自分の気持ちや考えを表現したり、自分のことを知ったり、苦手なことに対して

  どう捉えてどう取り組めば良いか、作戦を立てたりするクラス。

ということが分かり、5組さん、6A組さん、6Bさん、いちょう教室(通級)さんは、「できることを増やす教室」「苦手なことをがんばる教室」とまとめることができました。

 

 友達とのよりより関わり方では、クイズをとおして以下の4つのことについて理解を深めました。

 1 発表で困っている児童には

   「早くして!」と言うのではなく、「一緒に言おうか。」と声をかけたり、心の中で「がんばって。」と

  応援して待つ方がよい。

 

 2 並ぶ場所が分からない児童には 

   「どいて!ちゃんと並んで。」と強く言うのではなく、「こっちだよ。」と手まねきして教えたり、「〇〇

  さんの後ろだよ。」とやさしく言った方がよい。

 

 3 運動が苦手な児童

   「ダッさ!!」と言うのではなく、「どうしたの、大丈夫?」と声をかけたり、「こうやったら?」とやり方

  を教えたりした方がよい。

 

 4 じっとできない児童

   「やめろ!」と強く言うのではなく、「今は静かにする時間だよ。」とやさしく一回だけ言ったり、先生た

  ちが対応するので、自分のやるべきことをしっかりやった方がよい。

 児童は約20分間の説明でしたが、集中してこの啓発活動に参加することができました。

今年度、初めての読み聞かせ(1~3年生)

 5月13日(月)の1校時目に、門川小学校読み聞かせボランティア「ワンピース」の皆様による読み聞かせが行われました。

 今の季節に合った本や声を出して一緒に楽しめる本など、児童の興味や関心のあるものを選んで読んでいただきました。楽しいお話の展開に、「えーっ!」「次はどうなるの?」と、児童は終始わくわくした表情でお話を聞いていました。また、今年度初めての読み聞かせということで、1年間よろしくお願いしますの気持ちも込めて、挨拶やお礼がしっかり言えました。今後も様々なお話に触れて、児童の想像力や共感力が高まっていくと思います。

 ワンピースの皆様、1年間どうぞよろしくお願いいたします。

朝のボランティア~学校の顔の6年生~

 6年生は朝登校してから、7時45分までの短い時間ですが、自ら学校のためにボランティア活動に取り組む姿が見られるようになってきました。活動内容としては、あいさつ運動、児童玄関掃除(草取り・掃き掃除)などです。最高学年として、意識して取り組む姿がとても頼もしいです。

 写真は、5月13日(月)の様子です。

 

説明的な文章において、要旨をまとめる授業

 5月13日(月)は、本校の研究主任が、自分が学級担任をする5年2組にて提案授業を行いました。単元名は「文章の要旨をとらえ、考えたことを伝え合おう」(教材名:「言葉の意味が分かること」、練習教材名「見立てる」)でした。

 4年生時の「みやざき小中学校学習状況調査」の結果分析をもとに、児童の努力や変化を「認める」指導を意識した授業が行われました。

 今回の授業の目標は、「文章構成を基に、『初め』と『終わり』のまとまりを読み、中心となる言葉や文について話し合い、要旨について、自分の考えをノーートに書くことができる。」でした。

 

 はじめに、前時までの復習を行い、「初め」「終わり」に筆者の言いたいことが述べられていくことを確認しました。

 そして、音読をしたりサイドラインを引いたり、ヒントカードを参考にしたりして、筆者の考えが述べられてある文を抜き出しました。その中で、全く同じ文を見付けたり、姿を変えても同じことを意味する言葉を見付けたりしました。

 最後は、中心となる言葉や文について周りの友達と話し合ったり、80字以内の字数という条件に合わせたりして、ついに、以下の要旨ができあがりました。

 

【要旨】

 言葉の意味には、広がりがある。範囲や面を理解することも重要である。それが普段使っている言葉やそのものの見方を見直すことにもつながる。

  児童は、分析的に説明的な文章を読んだり、ワークシートに書き込んだり、友達と意見交換をしたしりて、とても一生懸命学習に取り組んでいました。また、研究主任は、児童の頑張りや良い変化を見逃さずに褒めており、児童の学習意欲の継続・向上を図っていました。

 授業を参観した先生たちにとっても、説明的な文章をその構成に着目して、時系列型、頭括型、尾括型、双括型のどれなのか判別した後、繰り返し出てくる同じ意味の文や語句に着目して、筆者の言いたいことや主張をまとめていく学習指導過程を目の前にして、個々の指導技術を高める有意義な時間になりました。

 授業を参観させてくださった研究主任、どうもありがとうございました。

生活園が立派な畑に大変身


 2年生は、生活科の学習でサツマイモの栽培活動を行います。

 しかし、サツマイモの苗を植える前の、土の耕し、畝作り、マルチの設置は、学級担任3名の仕事になります。ただ、3名だけでそれらを行うには、少々広い畑です。そこで、門川町地域学校協働活動推進員さんにご協力いただける方の依頼をしたところ、地域の十数名の皆様が快諾してくださいました。

 ゴールデンウィーク中の5月3日(金)、そして、ゴールデンウィーク明けの5月7日(火)に土の耕し、畝作り、マルチの設置のご協力をいただきました。そして、最後には、草が生えていた畑が、下の写真のとおりとても立派な畑に大変身しました。

 これらの作業は、祝日や放課後に行ったため、2年生の児童はそこにはいませんでした。

 よって、児童がサツマイモの苗を植える際には、必ず今回の作業のことをしっかりと語って聞かせます。自分たちがサツマイモの苗を植えることができるのは、地域の方々のありがたい下準備のご協力があってのことだということを。

 今回、お手伝いいただいた十数名の地域の皆様、本当にありがとうございました。
 サツマイモが収穫でき、おいもパーティーをする際は、ぜひ招待をさせてください。

「宮崎サンシャインズ」の方々による、「さようなら」あいさつ運動

 5月1日(水)は、個人面談のため、下校時刻は全校一斉で13時50分でした。

 それに合わせて「宮崎サンシャインズ」の3名の方々が来校されて、児童の安全な下校を願いながら「さようなら。」のあいさつ運動を展開してくださいました。

 宮崎サンシャインズは、宮崎県発のプロ野球独立リーグ球団です。野球はもちろんのことそれ以外に「地域貢献活動」「地域交流活動」「健康推進活動」を行っています。この「地域貢献活動」「地域交流活動」が、今回の「さようなら。」のあいさつ運動でした。

 「宮崎サンシャインズ」の3名の方々から「さようなら。」「気を付けて帰るんだよ。」と言われると、児童は「さようなら。」「ありがとうございます。」「がんばってください。」と挨拶を交わし、とても微笑ましい姿でした。時には、児童の熱いサイン攻めにあう3名の方々の姿もありました。