2022年11月の記事一覧

行縢(むかばき)で2日間の集団宿泊学習【5年生】

5年生38名は、11月21日(月)・22日(火)に、延岡市にある「むかばき青少年自然の家」に1泊2日の宿泊学習に行きました。この2日間、子どもたちは、「規律・協同・友愛・奉仕」の大切さをしっかりと感じ取ってくれました。

【1日目】

雲一つない晴れ渡った空の下、学校で出発式を行った後、バスに乗り込み、行縢へいざ出発。

自然の家に到着後、すぐに「はじめのつどい」を行い、登山の注意事項などを確認してすぐに登山へ出発(9時20分頃)。

思った以上に天気が良すぎて、最初の休憩所でほとんどの子達が上着を脱いでいました。

ぐらぐら揺れる木橋を渡ったり、足を乗せる石を選びながら沢を渡ったり、四つんばいでないと上れないような急斜面を登ったり、行縢山登山は子どもたちの予想をはるかに超えていたような気がします。

みんなで「頑張れ!」「大丈夫?」「もうちょっと!」…と声を掛け合いながら、何とか頂上へたどり着きました(12時10分頃)。

苦難を乗り越え、38名(+職員5名)全員で見た景色は最高でした。

海に浮かぶ乙島もはっきりと見えました。みんなで声を合わせた「ヤッホー」コールもとても気持ちがよく、9合目で食べたお弁当もみんなあっという間に完食。

下山は、とても滑りやすかったので、登るとき以上に足が悲鳴を上げていましたが、誰一人ケガすることなく安全に登山を終えることができました(15時40分頃)。

荷物を持って、やっと自分たちの部屋に入ってゆっくりする時間が来ました。班で非常口を確認して回ったり、施設内を見学したり、班長会をしたりしながら、岡富小がお風呂から出るのを待ちました。

お風呂は1班当たりわずか10分で、ゆっくりとは湯船につかれなかったかもしれませんが、とても楽しそうな声が廊下まで響いてきて、旅のいい思い出になったことと思います。

自然の家で食べる初めての食事が夕食でした。決まったメニューを各自で量を考えながら皿に盛り、黙食でいただきました。

登山でおなかはペコペコでしたので、どの子もすごい勢いで食べていました。完食した子は、おかわりへ。とってもおいしくいただきました。 

夜のプログラムは、「キャンドルのつどい」でした。このプログラムは、岡富小学校の5年生と合同で行いました。

「キャンドルのつどい」は1部から3部まであり、1部と3部はろうそくに火を灯し、一日を静かに振り返る時間で、2部は、体を動かしたり、クイズに答えたりと楽しくにぎやかに過ごす時間でした。

本当に静かな雰囲気の中で、ろうそくの明かりを見つめ、すごく心が落ちつく時間となりました。

消灯時刻は22時でしたが、登山の疲れ+1日目の充実感からか、ほとんどの子たちが22時前には深い眠りへと ・・・ つづく