2024年3月の記事一覧

お世話になりました…ありがとうございました

3月29日に離任式を行い、8名の職員が転任・退職して草川小学校を去りました。今回は、私(中田)も3年間の勤務を終え、異動することになりました。

保護者の皆様、地域の皆様には、本校の学校経営にご協力いただき、心より感謝申し上げます。

草小っ子の元気な挨拶とステキな笑顔、保護者や地域の方々との楽しい会話や交流、誇りに思う仲間(職員)と共に味わってきた喜びや苦労・・・等を思い起こすと、とても胸がいっぱいになります。

私は、教諭時代にも8年間草川小学校にお世話になっていたので、校長としての3年間を合わせると計11年間となり、人生の5分の1、そして教職生活のちょうど3分の1を、この草川小学校で過ごさせてもらったことになります。そういう意味でも、草川小学校は自分にとって「ふさとの学校」みたいなもので、とても大切な場所(学校)となりました。力不足で何もできませんでしたが、一緒に過ごしてきた子どもたちはしっかりと成長してくれました。

「夢に向かって 自ら学び 心豊かな たくましい 草小っ子」の皆さん、ステキな3年間をありがとう! 

保護者の皆様、地域の皆様、いつも温かく草川小学校を見守ったり応援したりしてくださり、本当にありがとうございました。明日からは、新体制による「令和6年度草川小学校」がスタートします。これまで同様に、子どもたちの教育活動へのご協力・ご支援のほどよろしくお願いいたします。

 最後に、今年度一年間で、このホームページに32万5976件のアクセスをいただきました。たくさんの方々が、草小っ子の頑張りを気にかけてくださったり、応援してくださったりしたことにも感謝の気持ちでいっぱいです。

◆721,491(R6.3.31)-395,515(R5.3.31)=325,976アクセス

 それでは、皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、転任のご挨拶とさせていただきます。お世話になりました。7名の転任者・退職者は、草川小学校での経験と思い出を胸に、次のステージでも活躍してくれることと思います・・・私は、お隣の門川小学校(私の初任校)で頑張ります。

  令和6年3月31日   門川町立草川小学校 校長 中田 憲治

令和5年度 離任式

3月29日(金)に離任式が行われました。7名の先生方と最後のお別れをしました。

それぞれの先生方から草小っ子への思いを込めた最後のお話がありました。

児童からは、一人一人の先生方の思いでを含めたあいさつとお別れの言葉を発表してもらいました。本当にすばらしい感動的な挨拶でした。

また、児童から花束の贈呈がありました。さすがにこの時は先生方もこらえていた涙があふれ出ていました。いろいろな思い出がよみがえってきたのだと思います。

最後に児童全員でアーチを作り、転出される先生方を見送りました。楽しそうに最後の話をする児童や両手で先生を囲もうとする児童、それぞれ最後のお別れをしていました。

本当に7名の先生方ありがとうございました。新天地での活躍をお祈りしています。

第115回 卒業証書授与式

3月25日(月)に「第115回卒業証書授与式」が執り行われました。

あいにくの空模様でしたが、立派な式となりました。

どの場面でも、子ども達の態度は素晴らしかったです。特に、起立・礼・着席のタイミングは練習してきたことを十二分に発揮できていました。話を聞く時の姿勢も良く、子ども達が真剣に式に臨んでいることがよく伝わってきました。

 卒業証書授与では、一人一人が大きな声で返事をし、中学校での抱負を発表しました。「公務員になる夢に向かって頑張ります」「中学校では苦手な数学を頑張ります」・・・など、この場で発表したことを、これからきっと頑張ってくれることと思います。また、証書をもらう時にも、「ありがとうございます」としっかりと返事ができていました。

そして、別れの言葉。

子ども達は、この日に向けて毎日練習を重ねてきました。何度も練習をしていく中で、別れの言葉も歌も段々と上手になっていきました。

「歌い出しの一言目をしっかりと出すこと」「歌の高音の部分も力強く歌うこと」「表情を豊かにして歌を歌ったり、台詞を言ったりすること」が大事だと、子ども達自身が気付いていったことも大きな学びだったと思います。

本番は、その一つ一つをしっかりと意識できていました。子ども達のその気持ちが会場全体に伝わり、感動的な、素晴らしい式になったと思います。

卒業式後の「お別れの会」も、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。

 草川小学校を元気よく卒業していった38人の子ども達。

これからはなかなか会うことができず寂しくなりますが、きっとこの子ども達なら大きな未来へ羽ばたいてくれると、職員一同信じています。

 “卒業おめでとう!またいつでも草川小学校に遊びに来てね。”

令和5年度が今日で修了

昨日の卒業式では、6年生が立派に巣立っていきました。【卒業式の様子はこの後の記事で紹介予定・・・】

そして今日は、令和5年度の最後の授業日「修了の日」でした。

校庭では、いくつかの桜の蕾みがほころび始め、草小っ子の一年間の頑張りをお祝いしてくれているかのようで、修了式の話の中でも桜の開花を紹介しました。 

修了式では、最初に各学年の代表児童に修了証書を手渡しました。

おそらく代表児童に選ばれた子たちは、特にこの一年間の頑張りを認められた学年の代表なのだと思います。 

その後の私(校長)の話では、1学期の始業式で約束した「時を守り、場を清め、礼を正す」について話をした後に、学校の目標「夢に向かって自ら学び心豊かなたくましい草小っ子」に向かって努力できたかどうかについても、子どもたちと一緒に振り返りをしました。

予想以上にたくさんの子達が、「努力できたよ」と体全体で大きな丸を作って教えてくれました。

 児童意見発表では、1年生の横山愛莉さんと、5年生の青井宏志朗さんが「一年間を振り返って」というテーマで発表してくれました。

愛莉さんは「次の一年生へのお世話を頑張りたい」、宏志朗さんは「4月からは最上級生として頑張りたい」と締めくくり、成長を感じさせる発表でした。

修了式後には、「読書感想画コンクール」や「防火ポスター」、「善行児童生徒(学校賞)」の表彰を行い、草小っ子の頑張りをみんなで称えました。 

春休みは12日間あります。命を大切にしながら、しっかりと次の学年の準備をしてもらいたいと思います。

令和6年度1学期のスタートは4月8日(月)です。

花植えで地域の方々と交流(コミュニティ・スクールとしての新企画)

遅くなりましたが・・・、皆さんにぜひ紹介しておきたい取組がありましたので、お知らせします。

本校のコミュニティ・スクール(学校運営協議会設置校)の取組は、「防災の町づくり」を柱として、他に「美しい町づくり」と「福祉の町づくり」という看板も掲げています。

 2学期(11月)の学校運営協議会では、「美しい町づくり」班が、地域での花植え交流活動(子どもたちと高齢者等が一緒に花植えをして、一緒に世話をする活動)ができないか話し合いました。

 花や土、プランター等は学校で準備(「門川町みどり推進会議」の予算を活用)するので、希望があればぜひ年内(令和5年)に取り組んでほしいと各地区長さんにお願いしたところ、3地区が手を挙げてくださいました。12月中に、3地区の保護者や高齢者の方々が子どもたちと一緒に花植えをしてくださいました。

花を植えたプランターは、各地区の公民館や子どもたちの集団登校の集合場所、通学路等に置いてくださったようです。おそらく今頃は、色とりどりの花が咲き誇っていることでしょうね。

花の世話を通して、子どもたちと地域の方々の触れ合いや交流が自然と広がっていくことを願っています。