学校の様子

晴天のもと プールそうじ

  荒谷小は6月9日(火)がプール開きです。そこで、今日の2~3校時にプールそうじを行いました。13名の子どもたちはプールの床の泥をブラシでゴシゴシみがきました。太陽の光が降り注ぎ、気温も高くなりそうでしたので15分ごとに水分補給をしてプールをきれいにしていきました。

 プールサイドや更衣室前の通路にはたくさんの落ち葉が落ちていたり、溝には泥が溜まっていたりして、それらのそうじも大変でしたが、子どもたちが役割分担をしてテキパキと行動していたため、子どもたちが行うそうじは早めに終わり、その他の箇所まですることができました。


          【みんなで力を合わせてがんばろう】


 【泥を落とすには力がいります】

 しかし、コンクリート部分のぬるぬるした所はデッキブラシでいくらみがいても取ることができませんでした。本日のプールそうじで取れなかった汚れは、明日の奉仕作業で保護者の方々のお力をお借りすることになります。お忙しい中申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いします。


   【プールそうじ前】             【プールそうじ後】

命を救う 救急法講習会

 参観日、最後の時間は救急法講習会でした。昨日は日本赤十字社宮崎県支部の方が、わざわざ宮崎市からお越しくださいました。
 今回は、保護者の方9名と職員6名が参加して講習を受けました。まずは心肺蘇生の方法を教えていただきました。意識を確認する時の声の大きさは、始めは小さく、その後やや大きく、最後は大きな声にするという3段階だということや、胸骨圧迫は手のつけ根(手掌基部:しゅしょうきぶ)で少なくとも5㎝圧迫することなどていねいにご指導くださいました。実際に演習で胸骨圧迫をしてみると、心臓の位置が分かりにくかったり、身体が斜めを向いて圧迫しているため、しっかりと胸骨圧迫ができなかったりしました。


【肩を叩きながら意識の確認をします】

 その後、AEDの使い方も教えていただきました。ショックを与えるボタンを押す時には、周りを見ながら、傷病者に周りの人が近寄らないように手で制止しながら押すなど、傷病者も救い、周りの人の安全も確保することの大切さを学びました。

 時間をかけて演習まで行う救急法講習会は1年に1度です。毎年参加することで忘れていたことを思い出したり、新たな情報を知ることができたりする貴重な機会になると思います。次回は約30分という短い時間ですが、8月に行われるPTAバレーボール大会で救急法講習会を計画しています。地域の皆さまにもぜひご参加いただき、急な対応が必要な時の対処法を知り、命を救う手助けを身に付けていきたいものですね。


【のどに物が詰まった時の対処法もご指導いただきました】

おいしいな、給食試食会

 昨日の参観日では、保護者の方の給食試食会も実施されました。これは毎年行っているもので、普段の子どもたちの給食の様子を知ってもらったり、一緒に給食を食べていただき会話を楽しんでもらったりしています。
 今回も11名の保護者の皆さまがご参加くださいました。昨日の給食は「むぎごはん、牛乳、高野豆腐の卵とじ、和風サラダ」でした。「お父さんの小さいころは牛乳はビンやったとよ」とか「土曜日に出る三角の形のみかんジュースが嬉しかったがね」等、給食にまつわる話もたくさんしてくださっていました。
 野菜たっぷり、栄養たっぷりの給食に会話も弾み楽しい給食試食会になりました。


   【赤ちゃんも来てくれました】   【ALTの先生も一緒で一層賑やかでした】

警察署の方々と情報モラルの学習

 昨日の参観日に、日向警察署生活安全課少年係の方々にお越しいただき、情報モラルについて授業をしていただきました。全校児童と保護者の方々を対象に行ったこの授業は、「携帯電話の使い方を知ろう」というめあてを立てて進められました。
 まず、「携帯電話は何をするもの?」と警察の方が子どもたちに尋ねると「音楽を聞くもの」、「ゲームをするもの」、「動画をみるもの」、「メールをするもの」と意見が出ました。そして最後に「電話をするもの」という意見が出ました。携帯電話本来の電話という機能よりは、その他の機能で携帯電話を利用している子どもが多いようでした。


【私たちが思っていたより頻繁に携帯電話に触れているようです】

 スマートフォンの使い方では、メール等ですぐに返事が返ってこない時には「無視した」と思うのではなく用事があるのかなぁと相手の都合も考えることをご指導くださいました。これからインターネット上で顔の知らない人と知りあっても、その人とは会わない・信用しないということもご指導くださいました。

 また、ゲームについてもお話がありました。ゲームソフトの箱の裏面には年齢制限を示すマークがあることに触れられました。初めて見るマークだなぁと思っていると、多くの子どもたちはそのマークのことを知っていました。小さい頃からゲームをしていると、自分の世界とゲームの世界の境目が分からなくなることもあるそうです。そのため、年齢に合ったゲームを選ぶことが必要だとご指導くださいました。

 その後、おうちの方と子どもたちでにっこりトークを行い、家庭でのきまりを作りました。


【ゲームの時間やスマートフォンの使い方を話し合いました】

 おうちの方々と話し合った結果、「スマホを使う時は親がいる場所で使う」、「ゲームは1日30までにする」、「アプリを開く時は両親に相談する」等の約束事が発表されました。正しい知識をもって、上手にスマートフォンやゲームと付き合っていきましょう。

ハテナのひよこが生まれた!



 4月からわくわく学習が始まり、以前わくわくのたまごを作っていた3・4年生。このわくわくのたまごはわくわく学習(ウッジョブ諸塚)をがんばる人しか作れないものであり、林業のことを考えながら作成したそうです。そして、このたまごをうむ→あたためる(学習する)→ひびが入る→?をもったひよこが生まれる→?のひよこを育てる→何かが生まれるという過程をイメージしているようです。

 そのわくわくのたまご、とうとうひびが入り生まれました。「ひよこが生まれましたー!!」と嬉しそうに来た3・4年生。その日の1時間目に講師の先生からハテナの答えをたくさんもらい、自分たちの中でもっと学習したいこと(課題)が見つかったのです。


【「教頭先生!ひよこが生まれました-!」と職員室にも見せに来てくれました】

 校長先生や給食室の調理員の先生、そして授業をしている他の学年には邪魔にならないようにひよこを見せながらそーっとろうかを歩いて披露したそうです。このハテナのひよこには名前もついていて、自分たちの名前を1文字とって命名していました。子どもたちのわくわくが手に取るように分かり、楽しんで学習をしているんだなぁと嬉しくなりました。これらからの3・4年生のウッジョブにも期待が膨らみます。

 【ハテナのひよこの中身】

 ○ 木材について(種類や使われ方)
 ○ 林業のやりがいについて(選んだわけ・続けるわけ)
 ○ 安全について(安全ベルト・スパイク)