学校の様子

「私たちのワン・アクション」、「私のワン・トライ運動」

 7月23日(水)に、教頭先生によるコンプライアンス研修が行われました。内容は①学校における危機管理②教職員の懲戒処分の状況③演習でした。
 
 学校における危機管理では、「学校生活」、「学校保健、「学校施設」、「教職員」に分類して、どのようなことが危機管理として挙げあられるのかを話し合いました。
 
 教職員の懲戒処分では昨年度の状況を全員で確認しました。中でも、自動車運転中の事故や違反には十分に注意しなければならないと痛感しました。通勤中や出張に行く際等には、時間に余裕をもつことが大切です。
 
 そして、演習です。演習の内容は3つありました。
 1つ目は「もし非違行為が発生したら」という設定で、周囲に与える影響や学校としてどのような対応が求められるのかをそれぞれ考えました。
 
 2つ目は「交通事故・交通違反を起こさないために」という設定で事例をもとに問題点や対策を考えました。
 
 3つ目に「私たちのワン・アクション」、「私のワン・トライ運動」を考えました。県から配付されている文書をもとに、荒谷小の職員にどのような課題があるのかを協議しました。そこで出された課題が、リフレッシュデイの推進でした。リフレッシュデイとは、「定時退庁」する日です。本校では、毎週金曜日にリフレッシュデイを設けていますが、なかなか実行することができていませんでした。そこで、毎週金曜日は全職員5時には退庁しようと決めました。5時に退庁するためには、週の始めから見通しをもって計画的に仕事を進めていかなければなりません。今年度は「ワン・アクション」をこのように決定したので、実行できるようにお互いに声を掛け合っていきたいと思います。

 次に、「私のワン・トライ運動」を考えました。今年度挑戦することを一人ひとり考えました。「ゆとりと見通しで笑顔いっぱいの荒小に」や「整理整頓に努め、事務処理の効率化を図る」、「心に花一輪をもつ」等様々なワン・トライ運動が出されました。
 
 信頼される教職員を目指し、模範となるような行動を子どもたちに示せるよう、日々精進したいと思います。
 
 そして本日、「私たちのワン・アクション」、「私のワン・トライ運動」を職員室に掲示しました。
【見える所に貼って、常に心に留めておきましょう】 【書:3・4年生の担任の先生】
 
      【ゆがんでないよね?】              【きれいに貼れました】
 
【さあ、見通しをもって職務遂行!!】

力を出し切った水泳教室

 7月24日(木)に水泳教室が諸塚村プールで行われました。子どもたちは8時30分集合だったのですが、8時には集合している子どももいて水泳教室に懸ける熱い思いを感じました。また、7月1日からの水泳特練での練習量が子どもたちの自信にもつながっているようで、やる気に満ち溢れた表情をしていました。
  【諸塚村内の5・6年生が全員参加しました】
 
 水泳教室の開会式では、本校の校長先生が2つお話をされました。1つ目は、「水泳は自分との戦い」だということです。今までの練習で出してきた自分のベストタイムよりも1秒でも速く泳げるように激励されました。そして2つ目は「どの学校にも声援を送る」ということです。水泳教室は諸塚小、七ツ山小、荒谷小の3校の5~6年生児童が集合して行われますが、自分の学校のみでなく、他の学校の子どもにも同じように応援をしていきましょうと話されました。
    【昨日のタイムよりもすこしでも速く】
 
 続いて教育長先生からもごあいさつをいただきました。「この水泳教室が終わる頃に『○○を学んだ』、『○○ができた』と言えるようにしてください。それが『教室』ではないでしょうか」とおっしゃっていました。また、「変わるか変わらないかは自分次第」とも話されていました。
  【この水泳教室で1つでも学びを得てください】
 
 そしていよいよ競技のスタートです。応援の方々がたくさんいらっしゃる中、きっと子どもたちは緊張したことでしょう。それでも、平常心を保ちながら今まで学習してきた成果を十分に発揮していました。それぞれの競技で一生懸命泳ぐ子どもたちの姿には、ハラハラもしましたし、たくましく思ったりもしました。
 
 
            【何度も何度も練習を重ねた自由形を泳ぎました】
 
             【いつもとは違う環境で少し緊張気味かな?】
 
 
              【5年生もよく頑張って最後まで泳ぎました】
 
 
 
【ベストタイムを出せるように頑張るぞ】
 
 最後の学校対抗リレーでは、本校からは5年生2名6年生2名が出場しました。1グループ目に泳いだ荒谷小の子どもたち。4人の気持ちが1つになり、最高の泳ぎを見せてくれました。その4人を支えたのは、リレーに出場していない子どもたちの応援です。リレーの総合順では堂々の3位でした。
         【第1・第3泳者です】
         【第2・第4泳者です】
 
【リレー第1組、1位でゴール!!素晴らしい泳ぎでした】
 
 この夏、荒谷小5・6年生の底力を見せてもらえた特練そして水泳教室でした。これからの2学期の子どもたちの活躍が楽しみです。

サプライズ!

 それから、熱心に指導をしてくださった体育主任の先生に子どもたちからサプライズがありました。それは5・6年生が水泳特練でがんばったことや、学んだことをまとめたメッセージを冊子にしたもののプレゼントでした。その中には、「諸塚にまさか」と思わせるためにの自分の目標も書いていました。常に上を上を見ている子どもたち。それらの文章から子どもたちの満ち溢れるやる気が伝わってきました。
【きめ細かな指導をありがとうございました】
 
 それから、がんばった子どもたちに1・2年生からプレゼントがありました。それは1・2年生が大切に学級園で育てた黄金のたまご(スイカ)です。
        【あまいよ】
 
 子どもたちは、思わぬサプライズに大喜び。嬉しそうにスイカを食べていました。
    【どれが甘いかなぁ・・・】
 スイカを食べて、英気を養った子どもたち、きっと明日は諸塚中に「まさか」がこだまするのではないでしょうか。

「目標に前進 動け 楽しめ 諸塚にまさか!」

 7月1日から始まった水泳特練、今日が最終日でした。約3週間放課後に練習を重ね、クロールや平泳ぎの細かい動きを学びながら、そして基本であるけのびを大切にしながら泳ぎこみをしてきました。
 今日はウォーミングアップをした後、最終確認をしました。確認内容は①本番前のアップが大切であるということ。プールに入ったら、5mをうまく利用してスタートの練習やラストスパートの練習等をして水慣れをすること②リレーは引き継ぎが大切だるということ。タッチと同時に次の泳者の足が壁に付いていればよい等でした。
【今日は、今までの練習の総まとめです】
 
 その後、最後の記録を計りました。今日は、6年生の男子児童と一緒に教頭先生もタイムを計りました。以前、一緒に泳いだ時は圧倒的に速かった教頭先生、特練を積んだ子どもたちとの勝負の行方はどうなるのでしょうか。
   【6年生も闘志メラメラ】        【1・2年生は大きな声で応援します】
 
 スタートをすると、どちらも一歩も譲らない戦いとなりました。そして、タッチの差で6年生児童が早くゴールしました。タイムは19秒5でした。努力した結果が形になって表れつつあります。
  【速かったな~、びっくりした】     【1年生も担任の先生のおかげでプール大好き】
 
 その他の児童も記録を更新したり、いいタイムを出し続けたりしていました。応援にも熱が入る最後の記録計測となりました。
 そして、最後にリレーの記録計測です。5年生2名、6年生2名でチームを作っている荒谷小、勢いのある5年生と安定感のある6年生でいい泳ぎを見せてくれました。
【作戦は前半にでリードし後半につなぐこと】【他の児童は心を込めて応援しました】
 
 それから、最後にふりかえりの時間です。今日は①今日の特練の感想②これまでの特練を通しての感想を発表しました。多くの児童が「特練があると聞いて、始めは嫌だった」と話していました。しかし練習を積み重ねるうちに、泳ぎ方を学び、だんだんタイムがよくなって、自信がついたそうです。また、「もっとこうしたらいいのではないか」、「まだやりたい」という気持ちも芽生えてきたそうです。子どもたちの心が動き、意欲的な行動へと変わった今回の特練には大きな成果があったのではと思います。
 
【自分の言葉でしっかりと発表しました】【発表後は全員にタッチして気分を盛り上げます】
 
 それから、明日の水泳教室での活躍を祈り、1~4年生がエールを送りました。間近で5~6年生の特練を見てきた1~4年生、その努力を胸に焼き付けていたのでしょう。心のこもったエールを送っていました。
 
           【明日の5・6年生の検討を祈ります】
 
 その後、この夏、十分すぎるほど子どもたちを鍛えてくれたプールにあいさつをしました。
【安全に学習することができました。ありがとうございました】

千里の道も一歩から(1学期終業式その2)

 校長先生のお話の2つ目、それは「夏休みに向けて」という内容でした。
 ここで、校長先生は「千里の道も一歩から」というお話をしていただきました。
【千里とは約4000kmだそうです】    【このような説明資料も用意してくださいました】

 「千里の道も一歩から」とは、「どんなに大きな仕事でも身近なことから始め、少しずつ積み重ね、努力してゆくことが大切である」という教えだそうです。子どもたちの立場に置き換えると、もし夏休みに60ページの宅習をするという宿題が出たとします。「60ページ」と聞いただけで果てしない宿題のような気さえしてきます。しかし、毎日毎日宅習をしていけばいつの間にかその60ページの宅習は終わってしまします。その宿題を一気に終わらせようとするのは大変な作業ですし、例え一気に終わらせてもそれは自分の力にはなりません。自分の足下を見つめて一歩ずつ前に進むことで、コツコツと努力し続ける力が身に付くと話してくださいました。「千里の道も一歩から」子どもだけでなく、私たち大人も心得ておきたい教えだと思いました。
 そして、最後に「命」のお話がありました。連日、新聞やテレビ等で子どもが標的になった事件・事故等が報道されています。自分には関係のないこととは思わずに、自分の命は自分で守る行動を常に心がけて欲しいと思います。特に、川などでの遊び(水遊び)、不審者には気をつけるようお話がありました。
 
 終業式が終わると、生徒指導主事の先生から生活面でのお話がありました。先日、教頭先生が下校指導の際に「夏休みの意義」を3つ話してくださいました。それを覚えていますか?と子どもたちに問いかけたところ、子どもたちの反応が薄い・・・。
 【夏休みの意義 覚えていますか?】    【教頭先生 嘆かれています】
 
 でも、じっくり聞いてみるときちんと子どもたちは答えました。全員で夏休みの意義を復習しました。今年は41日間の夏休みです。①計画的に②健康で安全に③家族のためにというキーワードで振り返りました。
 
 明日から楽しい夏休みのスタートです。夏休みにしかできない学習や体験、家族とのふれあいを大切に有意義な夏休みを過ごしてくださいね。
 
                    「千里の道も一歩から」