学校の様子

学校の様子

わくわく学習応援隊発足式 第1部

 7月1日、昨日はわくわく学習応援隊発足式が行われました。この日に向けて子どもたちはわくわく学習(ウッジョブ諸塚)で学習をしていく自分たちの課題・これからの方向性を考えていきました。わくわく学習応援隊発足式は、それらを応援隊の方々に聞いてもらい、意見をいただくことができる大変貴重な場です。プレゼン発表の練習も重ね、いよいよ本番となりました。

【わくわく学習応援隊:5名の方々がご参加くださいました】

 まずは、8月に行われる第2回学校の森・子どもサミットで発表するプレゼン(ウッジョブ諸塚「森は宝だ」)を6年生4名が発表しました。このプレゼンは昨年度学習してきたウッジョブ諸塚の内容と今年度の内容をつないだ内容になっています。子どもたちが話した言葉や意見が盛り込まれていて、とても分かりやすいものになっています。


【それぞれ役割分担して発表しました】

 その後、中学年の発表です。中学年はこれまでの学習を新聞にまとめていました。
 「せい品新聞」では、木のいいところを①香りがとてもいい②湿気を出す③リサイクルできる④ぬくもりを感じるなどとまとめていました。そこから、森林組合で聞いた諸塚のスギのいいところ(FSC認証、きれいで丸い木など)を加え、木のよさを生かした製品を考えたそうです。それは、木のランドセルや木の文房具、そして一押しは木の枕だそうです。その理由は眠る時にぐっすりと眠れそうだからとのことでした。この発表を聞いた応援隊の方から、木の枕のカタログを見せていただきました。実現できそうな予感がしてきましたね。


【相手の目をみて堂々と発表ができました】

 次に「森もり新聞」の発表でした。森が減っているということを聞いた3年生、そこから本やインターネットで森林が減っている原因を調べました。すると①木の切り過ぎ②酸性雨③森の手入れをする人が少なくなっている等が分かったようです。そこから森を守る諸塚の人々の思いを聞いたり、林業と環境のことをテーマにしたかるたを作ってみたいと考えたそうです。そして最後に「森林が減少していることに対して自分ができることは今は分からないけれど、必ずできることはあると思います。それをこれから考えていきたい」と発表していました。
 この発表を聞いて、応援隊の方々から環境の勉強をしていくことにエールを送られました。かるたについても、厚さがキーポイントであるともアドバイスをいただきました。また、「森林が減っているのは日本で起こっていること?それとも外国で起こっていること?」と質問が出されました。そのことについてはまだ分からない様子で、応援隊の方からは「外国で起こっていることなんですよ」とお話をいただきました。また、焼畑や放牧で森が減っていくこともあると助言をいただきました。

 最後に「命がけ新聞」の発表でした。林業の仕事で心配される危険なことを①動物による危険(イノシシ→穴を掘る、ダニ→かまれる、ハチ→刺される)②機械による危険(チェンソー→ぶつかる、重機→崖から落ちる)にまとめていました。イノシシが穴を掘ることの危険は、以前苗木を育ててらっしゃる地域の方からお話いただいた「イノシシが掘った穴に落ちて3ヶ月入院しました」という言葉が心に残っていたようです。
 それらのことから、命を守るための用具や機械等をまとめていました。そして、いのちを守るための未来のヘルメットを考案していました。このヘルメットをかぶると天気・危険な動物・木が倒れること等が分かる、好きな音楽が流れるそうです。そして、安全で軽くて涼しくて楽しく、水も飲める、しかも太陽光という画期的なアイディアを発表していました。
 そして、応援隊の方々には「大きな木が倒れるところを見せて欲しいです」とリクエストをしました。

 応援隊の方からは「木が倒れるところはなんぼでも見せてあげます」と嬉しいお言葉をいただきました。また「林業で一番起こしてはならないことは事故です。そのためにもミーティングを密にし、防具も充実させます」とお話いただきました。また重機を使うには免許や資格が必要であることも教えてくださいました。そしてちょっとした工夫をすることで林業に携わる方々の安全を確保することができるとも話され、その工夫を考えていくという方向性が見えてきたように思います。


【視点が様々でアイディア満載でした】【林業のプロから誉められ自信がつきましたね】

学校保健委員会(立腰指導)

 昨日の参観日では学校保健委員会も行われました。今回は親子で立腰指導を学習しました。講師は5・6年生の担任の先生です。テーマは「立腰がもたらす心身への効果、体幹を鍛えることの大切さ」です。
 「姿・形が整えば自ずと内も整う」と話され、立腰をすることでもたらされる様々な効果をお話されました。立腰をすることで子どもたち自身が感じている効果としては、「話がしっかり入る」、「集中力がつく」、「何かを意識するようになる」、「行動が早くなる」等が出てきました。子どもたちも自然に立腰ができるようになり、話を聞く時の姿は凜としています。


【同じものを見ても立腰をしている時としていない時は見え方が違います】
 
 立腰をすることで脳を元気にし、脳を鍛えているともお話をされ、まずは大人がやって見せることが大切であるとご指導いただきました。そこで、親子で立腰チェックをしてみました。


 【おへその下に力を入れます】   【どんなことに気を付けるかも話し合いました】


【先生も入って気を付けることを確認】

 この立腰指導の話を聞いて子どもたちは、「立腰をすると集中力が続いたり、行動が速くなるので、運動や行動をする時は立腰をしたい」、「朝ごはんをだらだら食べていたけれど背筋を伸ばして食べたい」、「立腰は生きている全ての中で使えることが分かった」などと振り返りをしていました。
 普段行っている立腰の効果を改めて学習し、明日からまた意識して立腰をしてくれると思います。ぜひ、ご家庭でも子どもたちの腰骨にご注目ください。

7月の全校朝会

 昨日から7月に入りました。6月は長く降り続く雨で幾分涼しかったのですが、昨日は気温も上がり蒸し暑い日になりました。最近ではセミの鳴き声も元気に聞こえてきて、夏がすぐそこまで来ているなぁと感じています。
 
 さて、7月の全校朝会では校長先生から「想像すること」についてのお話をいただきました。イチョウの木の写真をスクリーンに映し、「このイチョウの木を見て、見えないものはなんだろう」と問いかけられました。子どもたちの頭の中には?がいっぱいです。すると校長先生はイチョウの木の写真を逆さまにして見せてくださいました。それを見ると「イチョウの根っこ」と子どもたちは答えていました。校長先生はその他にも、田植えが終わった田んぼの写真を見せてくださり、子どもたちになぜこの写真を撮ったのかを考えさせました。すると「成長する前と成長した後の稲の比較ができる」、「お気に入りの場所だから」等と子どもたちそれぞれが想像したことを発表していました。このように想像して出てきた子どもたちなりの答えはどれも正解だとも話してくださいました。「今まで、見えないものも宝だと言っていたけれども、見えているもので気付いていないものも宝です」と子どもたちの足もとには宝物がいっぱいあることを伝えてくださいました。


【見慣れてしまった風景を五感で感じながら見ることで違った風景になるかもしれませんね】

 その後、教務主任の先生からお話がありました。まずは、あいさつについてです。改まった場所ではない時のあいさつを、相手より先に自分からできるようにしましょうとお話されました。また、何気ない子どもたちの行動を例にあげ、人生の先輩である目上の方々への気遣い、相手のことを考えて行動することの大切さも指導されました。これらは子どもたちが社会に出た時に基本となる大切なマナーであり、心構えだと思います。
 最後に落ち着いて行動しようとお話がありました。今週はわくわく学習応援隊発足式やM2学習、PTAサマーキャンプなど行事が盛りだくさんです。こんな時こそ落ち着いて行動することで、けがや事故を防ぐことになり有意義に過ごすことができると思います。充実した時間が送れるよう、急いでいる時、ウキウキしている時こそ深呼吸をして、心を落ち着かせて欲しいと思います。


【話を聞く姿勢、バッチリでした】

新たな発見!ウッジョブ諸塚

 昨日に引き続き、今日も外部講師の方をお招きして授業を行っていただきました。今日は観光協会の理事長さんにお越しいただきました。3校時に3・4年生が理事長さんからお話を聞きました。

 今回のお話はこれまでのお話と少し違う内容でした。それは、落葉樹・広葉樹と針葉樹の役割や違いです。子どもたちは森林体験学習等から植林をする木はスギと学んでいます。それ以外の木についてはクヌギの木を植える等のことは知っていたと思いますが、それらの役割はあまり触れられてこなかったように思います。


【理事長さんは周りの方々から愛称で呼ばれているとも教えてくださいました。】

 今日は実際のヒノキやスギ、マツ、カシなどの木をお持ちくださいました。そして、針葉樹の根の特徴(だんご状の根っこ)と広葉樹の根の特徴(幹から葉までの幅に根がある)をお話いただき、広葉樹が根をしっかりとはりめぐらしてくれているので、山をがっちり守っていることにつながっているとお話いただきました。針葉樹だけを植えると土砂災害の危険性も高くなるそうです。このようなことから、「針葉樹と広葉樹が混ざったバランスのよい山を残したい」、「ヤマザクラが咲く等見て楽しむ山を残したい」と話されました。

 そして、「諸塚の水が下流の日向等に流れてその水を人々は飲み、魚は生きている。きれいな水を海に戻すという責任が私たちにはあるんですよ」ともお話くださいました。その水をきれいにしてくれるものの1つが広葉樹でもあるそうです。
 また、地域の祭りや神楽にも触れられ、スギ等の山々を守ったお返しにこれらの楽しみがあるともおっしゃっていました。ふるさとに残っている山と人を大切にしていきたいと優しく子どもたちに語りかけられました。

 子どもたちは、「山や森が魚にも繋がることにびっくりした」、「森林の働きは人にもつながっているんだ」と目を輝かせながら振り返りをしていました。新たな視点で山を見ることができた3・4年生。いい学びをしましたね。


    【本日はお忙しい中お越しくださりありがとうございました】

ウッジョブ ウッジョブ 2

 昨日の4校時、観光協会の方は3・4年生のお隣、5・6年生の教室で子どもたちのプレゼンを見てくださっていました。それぞれ考え抜いて作った自分なりの計画を、プロの方が見たらどう感じるのか期待と不安でいっぱいだったと思いますが、6名とも落ち着いて笑顔を絶やさずに発表できていました。


【パンフレットを作るお仕事もされている観光協会の方ならではのアドバイスを頂きました】

 その中で、観光協会の方からは「パンフレットを作るなら、テーマをもって考えてください。また、誰に届けたいかを具体的にイメージするといいですね」や「伝えたいものを整理してみてください」、「諸塚でおすすめの場所を聞くよりも自分のお気に入りの場所を案内してみてはどうかな?」などのアドバイスをいただきました。

 子どもたちの中では「誰に」という言葉がキーワードとして残ったようで相手意識を常にもって考えることを再確認しました。

 また、最後に観光協会の方からは①誰に伝えたいか②身近な人を取材して、生の声を取り入れると伝える内容に厚みが出てきます等のお話がありました。

 子どもたちは、観光協会の方からのアドバイスを受けて「課題がよく分かった。早くやりたい。7月1日はがんばりましょう」と意欲満々でした。


【計画も見直しができて、よいものができそうです】

ウッジョブ ウッジョブ

 昨日は観光協会の方にお越しいただき、3時間目に3・4年生、4校時に5・6年生が学習を行いました。
 はじめに、観光協会の仕事についてお話しくださいました。観光協会では、諸塚のPRの他どんこ亭や池の窪グリーンパークの管理等もされているそうです。諸塚のことを知りつくした観光協会の方のお話とあって、子どもたちは何が聞けるのかワクワクしていました。
 
 3校時は、観光協会の方が「諸塚のすごいところ」を10個用意してくださっており、それを説明してくださいました。


【手作りの掲示物の他、セロハンテープまで観光協会からお持ちいただいていました】

 観光協会の方が説明してくださった「諸塚のすごいところ」は、
① 100年前から林業立村(1907年~)
② 森の中の道路網日本一
③ 村づくりコンクールで天皇杯受賞(1988年)
④ 村税完納60年
⑤ 世界が認めた森の管理(木材・しいたけ)
⑥ 世界に1つ FSCマークのしいたけ
⑦ めずらしい植物がある黒岳
⑧ 世界農業遺産(GIAHS:ジアス)の候補地
⑨ めざせあいさつ日本一

 これらのすごいところを聞いて、初めて知ったこともたくさんあった子どもたち。例えば、③むらづくりコンクールで天皇杯受賞という言葉を聞くと「ええ!!」と大変驚いていました。これは諸塚村の自治公民館制度が評価されたものだそうです。また、⑦めずらしい植物がある黒岳では、モロツカウワミズサクラやシコクフクジュソウ(雪割り草)などの植物を教えていただき、「見たーい!」と話していました。

 これまで、ウッジョブで林業のことを学習してきたのですが、それ以外にもたくさんの素晴らしいものが諸塚にはあるということを知り、誇らしい気持ちになったようでした。

 そして、授業の後には観光協会の方が使用されていた木のバインダーに興味をもち、「この木は何歳か数えてみよう。」と言って年輪を数えている子どももいました。


【やっぱり木には注目が集まりますね】

 今回、諸塚の自然や文化や辿ってきた歴史を学習して、諸塚の魅力をたくさん知りました。
とても分かりやすく、ていねいに教えてくださりありがとうございました。

 その頃、5・6年生はわくわく学習応援隊発足式に向けて「相手の聞く意識をアップさせよう」というめあてで学習をしていました。発表の仕方(所作や話し方、構成)を考えて、より相手に興味深く聞いてもらえるよう練習を重ねました。一番重要なところは、自分の考えた計画の目的や手段が相手に伝わるように工夫することでした。


【1人で練習した後、その後ペアで発表の仕方を見合い、感想を言い合いました。】

 7月1日に迫ったわくわく学習応援隊発足式でしっかりと伝えられるように、発表のスキルアップを目指します。

コンセプトを明確にしよう(ウッジョブ諸塚)

 今日の5校時に、5・6年生教室でわくわく学習(ウッジョブ諸塚)が行われました。この時間は、7月1日に行われるわくわく学習応援隊発足式に向けて、これからの活動のコンセプトづくりをしました。めあては「コンセプトを明確にしよう」です。①テーマ②課題設定の理由③内容④イメージ⑤わくわく学習応援隊の方々に聞いてみたいことの5つを考えました。
 
【校長先生が発表のモデルを示してくださいました】

 林業への貢献・発信のために、ぼんやりとイメージはしているのですが、それを言葉や図で表すことが難しく、前の時間に書いたものを参考にしたり、先生に助言を求めたりしてその苦しい時間に向き合いました。
 そして、それぞれ自分の計画を発表しました。進み具合はそれぞれですが、悩んで考えて何かを生み出すための時間も大切にしたいと思います。わくわく学習応援隊発足式まではあと少しです。粘り強く考えて自分たちの考えがしっかりと伝わるようにがんばりましょう。


【このような発表を積み重ねることで、考えが整理され自信もついていきます】

6月最後のお誕生日給食

 昨日は事務の先生のお誕生日給食を行いました。週に1日だけ給食を食べられる事務の先生、子どもたちに「今日は事務の先生のお誕生日給食だよ」と話すと「事務の先生は給食の時はいませんよ」と言っていました。「水曜日だけは給食を食べるんだよ~」と話すと驚いた様子でした。給食調理員の先生と同様、一緒に給食を食べられるのはお誕生日給食の時だけです。少しドキドキしながらも楽しく給食を食べました。

 昨日の献立は「牛乳、マヨネーズパン、ごぼうだんごスープ、オムレツ」という子どもたちが好きな給食だったこともあって、みんな時間内に食べ終わることができていました。

 子どもたちの学習が円滑に進むように、そして職員の仕事がやりやすいように環境を整えてくださる事務の先生、職員室では機械のトラブルがあるたびに一緒に対応してくださいます。いつもありがとうございます。


 【お誕生日おめでとうございます】

音楽も流れた読み聞かせ

 昨日は、朝の時間に読み聞かせが行われました。今回は保護者の方が読み聞かせに来てくださり、4冊の絵本を準備してくださっていました。
 1冊目は「ちいさなあなたへ」という絵本です。赤ちゃんだった子が、子どもになり、成長して新たな家族をもち、歳をとっていくその人生を、親の目線で静かに語りかける絵本でした。


【心が落ち着くような絵本でした】

 2冊目は「まってる」という絵本でした。「ママのケーキが焼けるのをまってる」、「雨がやむのをまってる」、「戦争が終わるのをまってる」など、いろいろな「まってる」が絵本の中に表現されていました。

 3冊目は前の2冊とガラリとかわった絵本でした。「ふしぎなでまえ」という絵本です。いもすけだんちの「じゃが」と「さつまいも」、ごはんを作るのが面倒だから出前を取りました。しかし、玄関を開けると空の器が立っています。仕方なく「じゃが」と「さつまいも」は料理をつくることになりました。絵本を読んでいる途中、「出前が来たのに作らんといかんって、どうする作る??」等子どもたちに話しかけてくださりながら、子どもたちを盛り上げてくださり楽しく聞くことができたようです。


     【子どもたちは、空の器が来たら自分たちで作るそうです】

 最後は「世界中の子どもたちが103」という絵本でした。これは103人の絵本作家の方々がイラストを描いて1つの絵本にしたものだそうです。「世界中の子どもたちが」という曲をかけてくださり、その歌に合わせて絵本を1ページずつめくっていってくださいました。そして、最後にあとがきを読んでくださいました。「大人が起こす戦争の最大の犠牲者は子どもです」とありました。そして「戦争が終わって今年何年か知ってる?」と尋ねられました。「70年!」とすぐさま答えていた子どもたち。すると、「戦争のことをおじいちゃん、おばあちゃんに聞いてみるのもいいかもしれんね」と話をされて読み聞かせが終わりました。


 今回も様々なジャンルの絵本を選んでくださり、新たな本の楽しさを感じた子どももいたのではないでしょうか。また、戦後70年という節目の年に、戦争で何があったのか、なぜ戦争が起きたのか、これからのどのような世の中を作っていかなければならないか等、考えるきっかけになったと思います。
 昨日は、お忙しい中お越しくださりありがとうございました。

ひよこの遊園地

 今日は朝から「トントントントン」と2階から金づちを叩くような音がしていました。なんだろう?と不思議に思っていると、3・4年生の担任の先生が職員室に来られて「今、ひよこの遊園地を作ってるんですよ。よかったら見に来てください」と話されました。このひよことはウッジョブ諸塚での取組でわくわくのたまごからかえったひよこのことです。このひよこには家も建てられています。そして、今回はブランコやシーソー、ジェットコースターなどの遊園地を作っているそうです。わくわくのひよこが楽しめるように、そして子どもたちも楽しみながら総合的な学習の時間と図工を関連させた学習をしていました。「かなづちを使ったことある?」と聞くと「4年生は学校ではないけど家であります」と答えていました。3年生は「しいたけのこま打ちの時に使いました」とか「文化祭で使ったことがあります」等と話していました。さすがは4年生、手際良く釘を打っていました。3年生も試行錯誤しながら、わくわくひよこのために一生懸命でした。


【ジェットコースター作り。スリル満点の急こう配】【こちらはバンジージャンプ】


  【ひよこの小物入れ作り】

 担任の先生によると、これから牛乳パックでお店を何軒も作る計画だそうです。わくわくのひよこを育てる上で楽しい環境を作っている3・4年生、このわくわく感をもってウッジョブにも意欲的に取り組んでくれると思います。


    【わくわくひよこの家】     【いつかはバンジージャンプするのかな】

表現集会(1・2年生)

 今日の朝の時間は表現集会が行われました。今日は1・2年生の発表です。
 1・2年生はまず、けんばんハーモニカで「かっこう」を弾きました。息がぴったり合って、とても爽やかな音色の「かっこう」でした。


【今日も表現集会のテーマソングで始まりました】【緊張の面持ちの1・2年生】

  【とっても上手でしたよ】

 その後、宿泊学習の作文を一人ずつ読みました。「はしトレッキングたのしかった」という作文を読んでくれた1年生。山道にごつごつした石が落ちていて歩くのが大変だったけれど、滝を見ることができて嬉しかったようです。今度はもっと近くで見てみたいと意欲満々でした。
 
 もう1人の「おもしろいげつめんちゃくりく(月面着陸)」という作文では、むかばきの館内イニシアティブゲームで行ったゲームのことを書いていました。目隠しをして歩く時のドキドキ感や担当の先生が「ムカデがいる!」、「穴がある!」等と言って盛り上げてくれた時の緊張感が伝わってくる楽しい作文でした。(ムカデはいなかったそうです。穴もありませんでした)

 2年生は「どきどきのじこしょうかい(自己紹介)」という作文を読んでくれました。ゆうべのつどいで他の学校の前で発表した時の様子を分かりやすく書いていました。緊張して笑顔はでなかったけど、大きな声が出たそうです。今回の表現集会では前を向きながら作文を読み、むかばきでの大舞台での経験が生かされているなぁと感じました。

 もう1人の2年生は「きれいな鳥できた」という作文でした。むかばき宿泊学習の初日、雨のためトレッキングができずに紙ねんどと木のクラフト作りを行いました。その時に「鳥を作ろう!」と考え、すぐにその絵は浮かんできたそうです。しかし、紙ねんどで鳥を作るのは難しかったようです。その時、むかばきの先生から「足を大きくするといいよ」とアドバイスをもらい、ステキな鳥ができたそうです。

 その後、3~6年生に感想を聞きました。「息を揃えてかっこうを弾いていた」、「作文では頭の中にその場面が浮かんだ」、「みんなの顔を見て発表していた」、「『鳥が今にも飛び出してきそう』という表現がよかった」等の感想に加え、「足ピタをするともっといい」、「笑顔で作文を読むといい」など、発表の仕方がもっとよくなるような方法も教えてくれました。


【落ち着いて発表できましたね】 【赤、黄、青、黒、紫を使って色を塗りました】


【手足の動きまでしっかり見ています】

 最後に北村先生から、感想発表がありました。「先生は、隣の教室で1・2年生が作文を書いている声が聞こえてきました。それで、どんな作文ができるのかなぁととても楽しみにしていました。今回の作文は、全国レベルのとってもいい作文でした。作文を書く時は苦しいでしょう。でもそれを乗り越えた時にステキな作文ができるし、たくさんの人から拍手をもらえて嬉しいね。これからも作文をがんばっていきましょう。元気がでる朝の時間でした」とお誉めの言葉をいただきました。


【他の学年も作文をがんばっています】

 1・2年生はとても緊張したようですが、ひとつひとつていねいに発表しているのがよく分かりました。大きな声で返事もできるし、お辞儀もとってもきれいです。いつも学習していることが、発表のあちらこちらで輝いて見えていましたよ。ありがとうございました。

待ちに待ったプール開き

 雨や気温・水温が低いため延期が続いていたプール開きが昨日行われました。子どもたちは、やっとプールに入れると嬉しそうでした。始めに、全員が水泳学習でのめあてを発表しました。「去年はクロールで25秒出したので今年は23秒を出したいです」や「平泳ぎの泳ぎ方をきれいにできるようにしたいです」など、昨年度の自分の泳ぎを思い出して、更にレベルアップした目標を掲げていました。
 そしていよいよプールの中に入ります。水着になると少し肌寒くぶるぶる震えている子どももいましたが、水の中に入ると「あれ?ぬるい」と言ってすぐに水に慣れていました。


【水をかけて、水と仲良くなります】  【びよ~ん ジャンプします】

 その後、少しだけ泳ぐ練習をしました。上学年が下学年の手を引いて泳いだり、その後2~6年生ははクロールで泳いだりしました。


  【おへそを見るんだよ~】    【2年生もがんばって泳ぎます】


【1年生は担任の先生とす~いすい】

 子どもたちは終始元気で、プールに入った子どもの中で水泳学習の後に体調を崩す子どもはいませんでした。今日も水泳学習はあります。今日は昨日より気温が高く、プールにも入りやすい温度だと思います。命を守るための水泳学習、真剣に取り組んでいきましょう。

こんにちは 諸塚小・七ツ山小(M2学習)

 今日は、M2学習の2日目でした。1・2年生と5・6年生は諸塚小に集合し、3・4年生は七ツ山小に集合しました。
 1・2年生は、1~2時間目にシャボン玉を作って遊びました。このシャボン玉の液には水・食器用洗剤・洗濯のり・砂糖・炭酸水が入っているそうです。ハンガーの輪っかにシャボン玉液を浸し、腕を振るとなが~いシャボン玉ができました。このシャボン玉、弾力性があり形を変えながら飛んでいっていました。輪っかは1人1本持っていますが、シャボン玉液は4~5人に1個です。そのため、子どもたちの中でどの順番でシャボン玉液を使うかを話し合ってじゃんけんをしていたり、「○○くんに次させてあげたら」と周りの友達のことを気遣う子どももいました。


【「シャボン玉ができた」と嬉しそう】 【大きななが~いシャボン玉だね】


    【中に入れそうだね】          【ぶくぶくぶくぶく】

 泡だらけになりながら、楽しそうな1・2年生。休み時間には5・6年生がうらやましそうに
2階から見ていましたよ。

 その5・6年生は、3・4時間目に家庭科で調理実習を行いました。今日は、諸塚中の栄養教諭の先生にお越しいただき、地産地消の意味やおみそ汁の作り方を教えていただきました。今日は諸塚の食材を100%使ったおみそ汁を作るのだそうです。ほうれんそう・とうふ・しいたけを使ったおみそ汁。だしは干ししいたけでとり、みそは七ツ山で作られたみそを使用しました。「沸騰する直前にほうれん草を入れるんだって。沸騰する直前ってどんなふうになると?」とグループで相談したり、順番に包丁で食材を切ったりして、無事に諸塚100%のおみそ汁ができあがりました。


         【とてもおいしいおみそ汁ができたそうです】

 5・6年生は給食前におみそ汁を食べたため、給食を食べる前から「おなかいっぱいです・・・。」と話す子どももいたそうです。でも、おいしい給食を目にすると食べずにはいられなかったことでしょう。荒谷小の給食もおいしいですが、諸塚小で食べる給食も大変おいしかったです。

 この2日間で子どもたちは、他の学校の子どもたちと様々な体験をし、共に学びました。荒谷小での学習も充実していますが、M学習で他の学校の子どもたちと触れ合うことでたくさんの刺激を受けたのではないでしょうか。2日間、大きなけがや病気もなく過ごすことができ何よりです。週末はゆっくり休んでくださいね。

ようこそ 荒谷小へ(M2学習)

 今日は、今年度2回目のM2学習(集合学習)です。今回は2日連続でM2学習が行われます。1日目の今日は高学年(5・6年生)が荒谷小に集合しました。このところずっと降り続いている雨は今日も変わらず降っており、今日も水泳学習はできませんでした。それでも子どもたちは、体育館でミニバレーの学習に楽しく取り組んでいました。あちらこちらで聞こえる子どもたちの声や先生方の声、笑い声・・・活気に満ち溢れていました。

 
 【真剣にプレーしていました】

 その後、お腹のすいた子どたちのもとには、荒谷小自慢の給食が配膳されました。今日はむぎごはん、あかだし、ぶたにくとれんこんの炒めものでした。温かくおいしい給食、もちろん残食0でお腹いっぱいになりました。


          【色々な友達とお話できて嬉しいね】


        【諸塚小・七ツ山の給食もおいしいんだろうなぁ】

 1日、元気に過ごした子どもたち、明日は高学年も諸塚小に行って学習をします。また明日よろしくね。

水道の蛇口はどこにつながっているの?

 今日の3校時、4年生は水道について学習しました。事前に校長先生から、荒谷小の水の仕組みを教えていただいていた4年生。その教えていただいた内容を、3校時の始めに黒板に図で表し説明してくれました。
 昨年度の3月までの水道の仕組みと今年度からの水道の仕組みが変わったことも分かりやすく説明していました。その後、実際に貯水タンクまで行ってみることになりました。「タンクの色は白かなぁ」と予想していた4年生、タンクを見ると「あ!銀色だ!!」とまず色に驚いた様子でした。その後、タンクの横にある滅菌液がある場所を見学し、タンクの中の水を出してみて残留塩素を測ってみました。試薬を入れると水がピンク色に変わり水の中に薬がしっかり入っていることを確認しました。


【ここに水が貯められます】

 タンクの見学が終わって学校に変える途中、「さっきの水はどうやって学校まで流れてきているのかなぁ」とつぶやいていました。側溝の中に見える黒い管を見て「これでつながっているのかなぁ」とその管が伸びる方向を見ると、そこは田んぼでした。「あ、これは田んぼに行く水かぁ」と言いながら帰りました。

 そして、学校に戻ると水道の蛇口から出る水の残留塩素を測りました。するとタンクの水ででた残留塩素濃度より、学校の水道から出る残留塩素濃度が低く、ここでまたハテナが生まれました。

【残留塩素濃度は0.2mg/l】

 それから教室に戻り、担任の先生とまとめをしました。諸塚では浄水場がなくても山の水の恵みがあり、おいしい水を飲むことができているということを学習したようです。
 たった1人の4年生ですが、学習に取り組む姿勢が積極的で素晴らしかったです。

プール開き ならず

 荒谷小では6月9日(火)がプール開きの予定でした。しかし、その日は雨のためプール開きを延期しました。そしてプール開きの予備日が本日でした。しかし、朝から降る雨のせいか、だんだん寒くなってきました。給食の時にも「さむーい。給食着を着るとあったかーい」と話す子どももいました。一方で「今日プール開きありますか?」と楽しみにしている子どももいました。お昼のプールの水温21度、気温21度、そして降り続く雨、今回もプール開きは延期になりました。楽しみにしていた子どもたちにとっては残念な結果になりました。
 5時間目は体育館で体育の学習です。プールに入れるまでもう少し我慢してくださいね。今度は18日(木)のM学習の時に高学年が荒谷小に集まり、水泳学習が計画されています。その時にはプールに入れるといいですね。気温、水温がもう少し高くなってくれますように。


   【霧も出てきました】            【基礎体力づくり】

全校宿泊学習(inむかばき)2日目

 2日目は6時起床、7時から朝のつどいが行われました。ラジオ体操では本校の3年生が代表で前に出て体操をしました。また、団体旗の掲揚も3・4年生が行いました。たくさんの子どもたちの前で行うため緊張したと思いますが、落ち着いて自分の役割を果たしていました。


         【指の先までしっかりと伸びていましたよ】

 それから朝食を済ませて、いよいよ滝見橋トレッキング(山歩き)です。担当の所員の先生の掛け声に合わせて、元気よく声をあげ出発です。


    【がんばるぞー!】       【ここが滝見橋かと思ったらこの橋でななかったです】

 途中休憩をはさみながら、一歩一歩歩いていく子どもたち。途中で川を渡る場所では、むかばきの所員の方々が待っていてくださり、安全に渡れるよう手助けをしてくださいました。そして、滝が見える滝見橋に到着しました。昨日の大雨のため、滝の水量が多く勢いよく流れている滝を見て「マイナスイオンだー」と喜ぶ子どもたち。「あの滝の後ろはどうなっているんですか?」と尋ねる子どもたち。「神様がじょうろで空から水をかけてるんだよ」と冗談を言う先生、トレッキングは無理だと思っていた子どもたちはとても嬉しそうにしていました。


    【1年生も汗びっしょりになって登りました】

 その後、下山をして最後の昼食を食堂でいただきました。「もう終わるなんて淋しいなぁ」とむかばきでの出来事を振り返りながら話す子どもがいました。「イニシアティブゲームが面白かったです」と話す子どももいました。

 終わりのつどいでは、各学校の代表の子どもがこの2日間で学んだことを発表しました。様々な体験から自律・共同・友愛・奉仕の精神を学び、充実した時間を過ごしたようでした。


【子どもたち同士協力し合い、ひとつになれましたね】

キャンドルのつどい

 キャンドルのつどいでは火の巫子や火の守、トーチ準備や出し物リーダーなどの役を担当している子どもたちがいます。夕方6時40分からリハーサルを行い、いよいよキャンドルつどいの始まりです。この時には、PTA会長さんや前任の教頭先生もお越しくださり子どもたちも張り切っていました。
 キャンドルのつどいは第1部~第3部で構成されています。第1部と第3部は心を落ち着かせて、今日の出来事を振り返ります。第2部は各学校の出し物を発表する時間で、元気に楽しく過ごす時間です。

 第1部では、営火長と火の巫子に引き続き、火の守が入場してきます。真っ暗なプレイホールに灯されているトーチの灯りが幻想的で、自然と心が静かに、穏やかになっていくのが分かりました。


   【営火長と火の巫子】     【営火長から火を分けて貰います】


【一心にトーチの灯りを見つめます】【保護者の方や前任の教頭先生に見守られます】

 静かな時を過ごし、次に第2部の幕開けです。トップバッターは荒谷小です。荒谷小の発表は、荒谷イモパラを踊った後、学校紹介や自己紹介を行い、最後には門川小と北川小にエールを送りました。子どもたちの表情が生き生きとしていて、見ていると元気がでる発表でした。


【館内に響きわたるエールでした】

 門川小の発表はよさこいソーラン、北川小の発表は北川のよさを発表したり、歌を歌ったりして、それぞれの学校のカラーが出ていました。その後はレクリエーションをして、門川小・北川小の子どもたちとも交流を深め、お友達ができた子どももいたようでした。

 そして、第3部。先ほどまでの賑やかさは嘘のように、水を打ったような静けさでした。心を落ち着かせ、静かに1日の振り返りをしました。

 むかばき2日目は、初日にできなかった滝トレッキングならぬ、滝見橋トレッキングが行われます。(初日が雨だったため、足場が悪く滝までは登ることはできませんでした)

全校宿泊学習(inむかばき)

 6月11日~6月12日は全校宿泊学習がむかばき青少年自然の家で行われました。この全校宿泊学習では、全校児童が同じ体験をして協力し合いひとつになることが目標です。
 初日はむかばき山での滝トレッキングが計画されていましたが、あいにくの雨・・・。そこで、今回は紙ねんど木のクラフトづくりを行いました。まず、1人1枚木の板が配られました。それから紙ねんどで思い思いのデザインを作り、それに色を塗ってボンドで木の板に貼り付けます。その他にも木の枝や葉っぱ等も準備されており、子どもたちの感性の赴くままに作品が作られていきました。


【ムササビを作っています】 【配置に悩みます】


【1年生も鳥のデザインに挑戦】

 「未確認生物を作ろう!!」、「虹色に塗ろう」、「鳥の羽には葉っぱを使います」、「季節外れだけど雪を降らせてみようかな」等と話しながら作り、真っ白い紙ねんどが色々な色・形に生まれ変わり、面白い作品がたくさん出来上がりました。
 この日に作成したものは、現在荒谷小の職員室前廊下に作品が飾られています。荒谷小にお越しの際にはぜひご覧ください。


        【むかばきでの写真も掲示しています】

        【手に取ってみたくなる作品ばかりです】

 クラフト作りに熱中していると、いつの間にかお昼になっていました。今日は滝トレッキングの予定だったのでお弁当が今日の昼食です。このお弁当、本来は山で食べるので山弁(やまべん)と呼ばれているそうです。今回は食堂でこの山弁をみんなで食べました。おにぎりが3つも入っているボリューム満点のお弁当でした。


  【とってもおいしいお弁当で、みんなペロリと食べてしましました】

 午後からは館内イニシアティブゲームを行いました。イニシアティブとは「率先してこうどうし、物事をある方向へ導く力」という意味だそうです。このゲームではグループに分かれて、むかばきの館内のチェックポイントにある問題を、グループで協力し合って答えを出すものです。所員の方からは「これは他のチームと比べるものではありません。そのチームが出したものが答えです」と話され、協力して問題を解決するよう話されました。

 人間ファックスというチェックポイントでは、グループの中で絵を描く人1人を決めて、それ以外のメンバーがお題のイラストを見ます。


 【お題のイラストがこちら】

イラストを見たメンバーは、言葉だけで絵を描く人にそのイラストの説明をして、できるだけそのイラストに近付けられるよう描いてもらいます。
言葉で説明するのはなかなか難しいようで、絵を見た瞬間「観覧車!」と言ったり、「木を書いて」と言ったりしていました。しかし、絵を描く人はどのような形なのか、木はどれくらいの大きさなのか等分かりません。「え!何?」とか「どんな形?」などイラストを描く人は聞きながら書いていました。そのうち「観覧車は全部で8個で窓がある。窓はドラえもんのポケットを反対にした形」、「お城の屋根は二等辺三角形」など、分かりやすく説明ができるようになっていました。
 このチェックポイントで工夫が見られた班は、「お題の絵を4等分に折って、その場所ごとに何があるかを教えて」と言って、絵を描くホワイトボードも4等分し効率よく書いていっていました。

 
  【どうやって伝えようか相談中】  【役割分担してイラストの内容を伝えました】


【お題のイラストそっくりの絵が書けました】

 このゲームで、言葉で伝える難しさを感じたようでした。また、色々な形を細かく伝えることの大切さも感じた子どもたちでした。


【ゲームの後はお部屋で一休み】

 その後、保護者の方による読み聞かせが行われました。昨年度も参加をしてくださった保護者の方。子どもたちは保護者の方が用意してくださっている読み聞かせを楽しみにしています。入浴までの時間に談話コーナーに集まり、2冊の絵本の読み聞かせをしていただきました。


 【楽しい時間になりましたね】

 その後入浴をし、夕食をとりました。ほかほかのごはんに、おいしいおかず、今年もおかわりをする子どもがたくさんいました。登山はしていないけれど、やっぱりおなかはすきます。


      【バイキング方式の食事。どれだけとろうかなぁ】

 この後は門川小・北川小と合同のキャンドルのつどいが行われます。

わくわくの卵をかえそう(ウッジョブ諸塚)

 今日の5校時には、本校のPTA会長でもあり森林組合にもお勤めである保護者の方(今回は講師としてお迎えしました)が5・6年生のウッジョブ諸塚のために荒谷小にお越しくださいました。
 
 これまで、昨年度のウッジョブ諸塚の経験から学習したことや、新しく教材として学習している新聞記事、諸塚村の「むらづくり基本コンセプト」等を使いながら、新たな学習をしています。その中で探究していきたいものを見つけていたり、課題を見出したりしていました。今日は「わくわくの卵をかえそう」というめあてで、子どもたちが諸塚の林業に貢献したり、発信したりするためのプレゼンを行い、それを講師の先生に見ていただきました。


【自分の考えたわくわくの卵が、プロの目からみてどうなのか。ドキドキです】

 子どもたちが考えた内容に対して、林業の現在の状況や諸塚村が取り組んでいること等も話していただきながら、アドバイスをいただきました。皆伐は九州と北海道が行っており、本州は間伐を行っていることや、林業従事者の人数を考えると現在伐採している量が最大限の伐採量である等、新たに知ることがたくさんありました。
 また「何かを作るのではなく何かを学ぶ」という考えでもよいということや、諸塚村の方々の山に対する捉え方(山は財産である)、林業作業ごよみを使って基本に戻ることが大切である等の助言をいただきました。


【それぞれに林業に対しての思いがあります】

 今回貴重なアドバイスを頂き、子どもたちのわくわく度は全員アップしていました。中にはわくわく度45%アップという飛躍的な伸びを見せた子どももいました。これからわくわくの卵にひびが入り、どんなひよこが生まれるのか楽しみです。

 本日はお忙しい中、5・6年生のためにお越しくださりありがとうございました。また、授業の前には苗木の様子も見てくださいました。今回頂いたアドバイスを今後の学習の手がかりとして、これからも子どもたちのウッジョブは続いていきます。本当にありがとうございました。


【林業のプロが近くにいるなんて心強いですね】


  【林業作業ごよみ】