学校の様子

お誕生日給食

 今日の給食時間、6月にお誕生日を迎えられた先生のお祝いをしました。今日は、事務の先生のお祝いでした。1週間のうち、1日だけ給食を食べる日がある事務の先生。なかなか子どもたちと給食時間を共にすることがありません。そのため、子どもたちは事務の先生の一挙手一投足に興味津津。「先生、食べるのが早いですね」とか「黒糖パンはお酒のような香りがします」等と色々と話しかけていました。また、事務の先生は荒谷小勤務歴が長いので、子どもたちのおにいちゃん・おねえちゃんのことまでご存じです。今は中学校に通っている児童のおにいちゃんのお話もしてくださいました。
 日頃、子どもたちが必要な学用品等をそろえてくださったり、お花を飾って学校を明るくしたりしてくださる事務の先生。いつもありがとうございます。
 
    【牛乳かんぱーい!!】          【楽しい時間を過ごしました】

教頭先生の憂い

 荒谷小学校では毎週水曜日の下校指導の時に、先生のお話があります。そのお話の内容は「チャンスの神様」の話や「いいとこメガネ」の話など多岐にわたります。そして今回は教頭先生のお話です。毎朝草取りをしてくださっている教頭先生、最近心配事があるそうです。その心配事とは・・・。2つありました。
 1つ目は、読書の量です。荒谷小では1学期中に40冊読みましょうと目標を決めています。本校の読書記録カードはライオンカード、たぬきカード、うさぎカード等があります。10冊ごとにカードが変わるシステムで、もうきつねカード(51~60冊目)を使っている児童もいます。きつねカードを使っている人はすでに目標達成です。中にはまだライオンカード(1~10冊目)の児童もいます。梅雨のこの時期に、ぜひ読書をしてくださいね。
 【毎回どんな話かなとワクワクします】       【カードの説明(掲示)】
【実際に子どもたちが使用している図書カードです。図書室前に掲示しています】
 
 2つ目は、一輪車についてです。運動会で一輪車の技を披露するのが恒例となっている荒谷小学校。その運動会に向けて、金曜日の朝の時間(のびのびタイム)で一輪車の練習をしています。また、昼休みの時間を使って練習をしている児童もいます。ただ、現在のところ一輪車の練習量が芳しくないように思います。教頭先生は「昨年披露した一輪車の技をお家の人の前で行ってもお家の方は喜ばないのはないでしょうか」と子どもたちに投げかけ、一輪車の技を練習するモチベーションを高めるようなお話をしてくださいました。
  【日々の積み重ねが大切です】
 
 教頭先生はこの2つの心配事があるために、朝の草取りも心ここにあらずという状況だそうです。教頭先生の憂いを無くせるよう、そして自分たちの目標を達成するためにも、コツコツと努力をしていきましょう。

楽しい読み聞かせ

 今日の朝の時間に、保護者の方が読み聞かせに来てくださいました。今日は、「おばけのおうちいりませんか」と「いちにちおばけ」と「りんごかもしれない」という絵本3冊を用意してくださいました。
【どんな絵本と出会えるかワクワクしますね】
 
 まずおばけシリーズ1冊目。「おばけのおうちいりませんか」では、おばけが自分のお家を売ろうとして素晴らしいお家だとみせかけるお話でした。おばけの話を聞くと、もう夏が来るなぁと季節の移り変わりを感じます。
 
 そして、おばけシリーズ2冊目。「いちにちおばけ」です。これは、おばけのことが怖い男の子が自分がおばけになったらどんなことができるかを想像する内容でした。のっぺらぼやカッパ、ろくろくびや雪女等たくさんのおばけが出てきました。おばけの名前だけ聞くとぶるぶる震えそうですが、内容はとっても楽しいものでした。
 
【おばけになれるなら何になりたいかなぁ】
 
 最後に「りんごかもしれない」を読んでくださいました。これは、テーブルの上に置いているりんごを見た男の子がこのりんごは「○○かもしれない」と想像をするお話です。「このりんごは大きなサクランボの一部かもしれない」とか「実は何かの卵からもしれない」とか次々と想像が膨らみます。その男の子の想像することが意表をつくものであり、教室が笑い声で一杯になりました。
【一つのりんごから色々な発想が生まれるね】【先生たちも見入ってしまいました】
 
 朝のひととき、楽しい世界に連れて行ってくださってありがとうございました。きっとこの笑い声に包まれた一日のスタートを切れたことで、子どもたちは勉強をするモチベーションが上がったと思います。お忙しい中、お時間を作ってお越しくださりありがとうございました。今日読み聞かせをしてくださった絵本を、今度探してみたいと思います。
 

みるみる上達

 2校時、外で楽しそうな声が聞こえると思っていたら、1・2年生がシャボン玉をしていました。3校時の水泳学習に備えて水着を着ているところがほほえましかったです。
【七色のシャボン玉、とってもきれいですね】
 
 そして、3校時の全校体育。今日は気温27℃、水温23℃のプールでした。体育でも毎回めあてを確認して学習に入ります。今日の5・6年生のめあては「息つぎのポイントを見つけよう」でした。クロールで泳いでいる時に息つぎがスムーズにできている人は、泳いでいる人を正面から見ると頭しか見えません。しかし、息つぎに課題がある人は、正面から見ると顔や頬が見えてしまいます。息つぎの時のポイントとして①首を使わずに身体の回転を使ってすること②顎を引くこと③頭を水から離さないこと等を教わり、子どもたちは練習を重ねました。
【まずは、今の段階での泳ぎをチェック】【泳がずに息つぎの方法を部分的に練習】
 
 その頃1・2年生は、バタ足で泳ぐ練習をしていました。ビート板を使って練習をしたり、ビート板を使わずに挑戦したりして、楽しく泳いでいました。「やったぁ!15メートル泳げたー!」と喜んでいる子どももいました。3・4年生は、クロールの手の動きを練習したり、バタ足をまっすぐできるように練習したりしていました。
【がんばれー!!と声が聞こえてきそうです】【担任の先生以外の先生も教えてくださいます】
 
 そして、5・6年生はというと、始めの泳ぎに比べると格段に上手くクロールで泳げるようになっていました。先生の言うことを素直に聞いてやってみる子どもたち。その素直さが成長する秘訣なのでしょうね。
【ゆったりとした泳ぎができるようになってきました】
 
 そして、授業の後半では授業の振り返りをしました。今日の息つぎのポイントの確認をして、次回ウォーミングアップで泳ぐ時には、「顎を引いて息つぎをすること」を意識してしようと話がありました。
    【振り返りは大切ですね】
 
 最後に、各クラスでの振り返り(学んだことの発表・感想の発表)を行いました。振り返りを聞いてみると、1・2年生は、「バタバタで5m行けるようになりました」と嬉しそうに発表していました。3・4年生は「1位を目指して頑張ります」と目標を掲げている子どももいました。5・6年生は「今まではクロールの息つぎをする時に沈んでいたけど、今日は沈まなくなった」と発表している子どもがいました。それぞれ、この1時間で自分の成長を実感しているのだと思います。これからも水泳学習は続きます。頑張っていきましょうね。
 
【1・2年生もしっかりと振り返りができました】
 

愛情たっぷり 荒谷小の給食

 今日の給食は、チキンライス、カップグラタン、卵スープ、牛乳でした。荒谷小の給食室のオーブンは家庭用です。その家庭用のオーブンで2回に分けてカップグラタンを焼いてくださいました。外の生地はサクサク、中はとろ~りとしていて、とってもおいしかったです。子どもたちを見ていると、中身のとろ~りした部分だけを食べて、外の生地を残している子どももいました。「それも食べられるんだよ」と話すと驚いた顔をして、その後おいしそうに食べていました。手間のかかる献立ですが、手間と愛情をかけてくださった分、子どもたちの喜びもひとしおでした。
 また、チキンライスも人気メニューでした。一通り配膳し終わった後、まだたくさん残っていたので「量を増やす人?」と聞くとずらっと列ができていました。
 おいしい給食のおかげで午後からも力いっぱい頑張れそうですね。
 
【今日はみんな食べ終えるのが早かったです】【グラタンの生地もパクリ】

あなぐまin荒谷小学級園

 今日の5・6年生の学級園、色々な植物が植えられているのですが、よくよく見ると穴が掘ってありました。誰が掘ったのか・・・。あなぐまだそうです。昨日、あなぐまの親子が学校に来ていたそうです。大好物のミミズを食べに来たのかな?
 自然と共生する荒谷小ならではの光景です。
 
      【5・6年生学級園】           【深く掘った形跡がありました】

民生委員・児童委員協議会学校訪問

 本日、民生委員、児童委員の方13名、事務局の方2名が荒谷小を訪問されました。図書室で、校長先生・教頭先生から本校の教育活動についての説明があり、学校紹介のスライドもご覧いただきました。また、先日の全校宿泊学習の児童の発表の様子も動画で見ていただきました。地域の方々に支えられて成り立っている荒谷小学校。いつもご支援・ご協力くださりありがとうございます。
 
【お忙しい中ありがとうございます】    【1学期の行事の写真をスライドで見て頂きました】
 
【その後、授業参観もしてくださいました】 【1年生も張り切って発表しました】

雑草との戦い

 雨が続き、毎朝の草取りがなかなかできない日が続きました。運動場を見ると、緑色の雑草がぐんぐん成長している様子がうかがえます。今日は、久しぶりの草取り日和とばかりに、教頭先生が、朝の時間に念入りに草取りをしてくださっていました。もちろん子どもたちも行います。オオバコやタンポポは根が長く、クワを使っても、力を入れないと根からとれません。今日は、地面が湿っていたため草取りはしやすかったですが、晴れの日が続くとまた大変な作業になります。雑草との戦い、これからも続きます。
 
  【いつもありがとうございます】     【6年生が率先して草取りをしてくれます】

M2学習(2日目)

 昨日に引き続き、今日もM2学習(集合学習)が行われました。M学習の日は、バスの時間の関係で7時10分には児童が集合します。そして、出発前に校長先生から「2日目のM学習です。楽しんできてください」とお話がありました。7時30分にバスに乗り1・2年生と5・6年生は諸塚小、3・4年生は七ツ山小に行きました。
 
 【それぞれの場所で頑張ってきます】
 
 5・6年生は1~2校時、M3学習(小中連携)で諸塚中学校で学習をしました。まずはじめに、図書室に集まり中学校の校長先生から「1年後もしくは2年後に諸塚中に入学しますね。今日は中学生と一緒に楽しく活動しましょう」とお言葉をいただきました。
 【温かい言葉をかけていただきましたね】
 
 それから1校時は体育館に移動しました。そこでは、生徒会の中学生が諸塚中学校の紹介やレクリエーションを計画してくれていました。
 諸塚中の1年間の行事紹介では、入学式に始まり歓迎遠足・運動会・文化祭等、小学校でも行われる行事、そして立志式や生徒会選挙等、中学校ならではの行事が紹介されました。小学生の子どもたちは、将来の中学校生活に希望をふくらませたのではないでしょうか。
 
  
【パソコン操作もスライドも中学生が全部取り扱っていました】
 
 それから、レクリエーションが行われました。まず始めに「関所破り」というゲームをしました。これは、生徒会役員の生徒が関所になりその関所の生徒とじゃんけんをして、勝ったら関所を通過でき、負けたら自分のチームのメンバーが待つ場所まで戻り、みんなに「ごめんなさい」と謝って、チーム全員で関所の生徒の所まで走っていって元の場所まで帰ってくるというゲームです。
【負ければ負けるほど走る回数が増えます】
 
 次に「だるまさんが転んだ」を行いました。このゲームには一工夫あり、普通の「だるまさんが転んだ」ではなく、「だるまさんが○○した」と言ったらその動作をしなければなりません。例えば「だるまさんが寝転んだ」や「だるまさんが泣いた」等、色々なだるまさんが出てきました。
 
 【だるまさんが寝転んだ!!】
 
 この「だるまさんが転んだ」では、「だるまさんが腕立て伏せをした」、「だるまさんが腹筋をした」、「だるまさんがスクワットをした」の3連発があり、子どもたちは汗びっしょりでした。
 
【だるまさんが腕立て伏せをした!!】  【だるまさんは腹筋もするんだよ】
【最後はスクワット!だるまさんは体力があるのです】
 
 最後に「気の合う2人」というゲームをしました。これは2人組になった児童生徒が円になり、「スポーツが好きな人」というお題が出たら、スポーツが好きな人は真ん中に集まり、新たな2人組を作るというものです。そして、2人組ができなかった人は最後にインタビューを受けます。そのインタビューでは、何を言っても中学生が盛り上げてくれるので、とても楽しいものとなりました。
【大勢の前でのインタビューは少し恥ずかしいね】
 
 この1時間を見て、中学生は元気で明るく活気があり、とても素敵だなぁと思いました。こんな風に楽しく過ごしている中学生を見たら、小学生は早く中学校に行きたいと思うようになるのではないかなと感じました。レクリエーション後、小学生の子どもたちは汗だくになりながらも「楽しかったです!」と話していました。
 
 続いて2時間目は体験授業が行われました。国語と数学、社会に分かれてそれぞれの授業を受けました。少しは中学校の授業の雰囲気がつかめたのではないでしょうか。
 
 【中学生と一緒でも堂々と発表できましたね】
 
 それから6年生は議場見学、5年生は諸塚小に戻りました。給食時間には、6年生も戻ってきて諸塚小で給食を食べた子どもたち。今日はサッカーのワールドカップにちなんで、サッカーボールチーズが出ました。6年生教室では、おかわりのサッカーボールチーズ争奪戦が繰り広げられていました。
【じゃんけんぽい!!にも熱が入ります】 【子どもたちもサッカーの結果は気になるようです】
 
 2日間行われたM2学習。たくさんの児童、そして中学生の生徒と触れ合えた2日間になりました。多くの児童と接して学ぶ良さも感じ、また荒谷小の良さを改めて感じることのできる時間となりましたね。次は10月に予定されています。一回り成長した子どもたちに会えるのを楽しみにしています。
 

M2学習

 今日は第2回のM2学習でした。1・2年生と5・6年生は諸塚小、3・4年生は七ツ山小での学習でした。第1回は5月23日(金)に行われ、約1ヶ月ぶりのM2学習です。このM2学習では、自分の担任の先生ではない他校の先生からも授業をしていただきます。もちろん、荒谷小の児童に加え、諸塚小、七ツ山小の児童も一緒に授業を受けているので人数も増えますし、雰囲気も違います。M学習は、少人数のクラスではできないような学習ができ、また他校の児童とも交流を図れる貴重な場です。
 今日は5・6年生2~3校時が水泳学習でした。水温23℃と冷たいプールでしたが、一生懸命クロールや平泳ぎの練習をしました。しかし、水の冷たさからか頭痛を訴える児童もいたり、腹痛や寒気を訴える児童もいたりしました。それでも見学をしながら平泳ぎの手の使い方を練習して、授業に参加していました。
 
  【足に水をかけて水に慣れます】    【よし!!まずは「けのび」だ!】
 
 その頃、小プールでは2年生が水泳学習をしました。元気いっぱいに水の中をぐるぐる回っていました。
 
      【バディを確認!】
 
 そして、3校時は小プールに1年生がやってきました。「ぶくぶくぱー」を練習していて、大きな声で「ぱー!!」と言って大きく息を吸い込んでいました。とても活気のある1年生でした。
 
   【ばた足も練習しました】
 
 そして、楽しい給食の時間になりました。いつもは全校児童で給食を食べる荒谷小の児童も、M学習では各学年ごとに分かれて給食を食べます。これもまた新鮮ですね。
 
【6年生:このクラスは男子が多かったです】【2年生:たくさんのお友達と食べる給食は嬉しいね】
 
 2時間続けて水泳学習が行われた5・6年生は、帰りのバスでもお疲れの様子でした。明日もM2学習が行われます。今日はゆっくり休んで明日に備えてくださいね。

世界一の焼きそばをみんなで食べたよ

 給食時間、先ほど5・6年生が一生懸命つくった焼きそばを試食させてもらえることになりました。野菜たっぷりのヘルシーな焼きそば。さて、各クラスの反応はどうだったのでしょうか。
 
 1・2年生の教室では「焼きそばおいしいです!」と言いながら嬉しそうに食べていました。大きく切ってあるピーマンだっておいしく食べられます。なんといっても世界一ですから。
 
【給食が1品増えてうれしいなぁ】
 
 3・4年生も、「おうちで作るのと同じくらいおいしいです」と言って食べていました。5・6年生は料理が上手ですね。
 
  【いくらでも食べられそうだね】
 
 そして5・6年生。先ほどはホカホカ出来たての焼きそばでしたが、少し時間がたった焼きそばのお味は・・・。やはり「冷めてもおいしい~!!」とにっこり笑顔でした。さすがは世界一のやきそばです。
【焼きそば博士の先生も一緒に給食を食べてくださいました】
 
 今日はとても豪華な給食でした。みんなが喜びました。焼きそば博士の先生、5・6年生、ありがとうございました。
 
【今日の献立:牛乳、米粉パン、コーンシチュー、フルーツ白玉、そして世界一の焼きそば】

世界一の焼きそば

 今日の3時間目に、ゲストティーチャーを招いての焼きそば作りがありました。これは、5・6年生の国語の授業で「ゲストティーチャーをすいせんしよう」という単元があり、5年生の児童が自分の父親をゲストティーチャーとして推薦した作文が実現したものです。作文の中には「お父さんは、私の苦手なピーマンと人参を入れずに作ってくれるので世界一の焼きそばです。」や「特においしいのは、剣道が終わって食べる焼きそばです。」等の表現がありました。そして「そんなおいしい焼きそばをみんなに食べてもらいたので、家庭科の先生になってもらいたいです。」とありました。
【世界一の焼きそばの秘密は何かな】【お父さんが焼きそばを作ってくれるなんて素敵ですね】
 
 焼きそば名人の講師の方からは、「焼きそばの中でも人それぞれ好みがあると思う。太い麺が好みだったり、味が濃いものが好きだったりするかもしれないが、君たちがお家で自分の好きな焼きそばが作れるようになるといいなと思っています。また、料理が好きになるといいなとも思っています。」とのお言葉をいただきました。
【子どもたちのために、お忙しい中お越しくださいました。】
 
 そして、世界一の焼きそばづくりがはじまりました。まずは肉と野菜を切ります。焼きそば名人は「肉は縮むからこれくらいの大きさがいいな」、「玉ねぎを切るときは、包丁を押さずニョギニョギ切るんだよ」等と実演を交えながら指導をしてくださいました。子どもたちは、「人参は皮と身の間に栄養が詰まっているから皮は剥かんでいいよ」とか「○○ちゃん(友達のお母さんの名前)は焼きそば作る?」等と話をしながら野菜やお肉を切っていました。
【お肉はこれくらいの大きさかな】       【キャベツは半分に切ろうか】
 
 野菜とお肉を切り終えたら、次は炒めます。「何から炒めたらいいですか?」との問いに焼きそば名人は「人参は硬いから、野菜から炒めよう」と答えてくださいました。普段、ご自宅では野菜とお肉を炒めた後、一度フライパンからそれらの具を取り出すそうです。そして、空っぽのフライパンに麺だけを入れて炒めて、麺に火が通ってきたら取り出した具を入れて味付けをするという技をお聞きしました。今回の実習ではホットプレートを使用していますので、具を取り出す方式を取らず進めていきました。
 
  【油をしいてから炒めます】        【そうそう、その調子】
 
  野菜やお肉を炒めると、香ばしいにおいが漂ってきました。味付けはしていないけれど、子どもたちは「味見をしてみよう!」と真っ先にお肉の味見をしていました。そして、人参、キャベツなども味見をして「うーん、人参はまだ硬いなぁ」等と話していました。
 そして、いよいよ麺の投入です。ここでポイントを伝授していただきました。そのポイントとは「袋の中の麺は固まっているのでほぐしていれること」、そして「一気に投入する」ことでした。
麺を入れて炒めていき、最後に味付けです。この時のポイントは「1袋ずつ入れてまぜる」ことでした。一気に入れると、ソースがまんべんなく混ざらないので1袋ずつ入れては混ぜるという作業を繰り返すそうです。ソースが入ると、一気に焼きそばらしくなりました。「わー!!焼きそばだー!」と嬉しそうな声があがっていました。そして、もう1つポイントを教えていただきました。それは、「味付けをした段階ではパパッと混ぜる」ことでした。混ぜすぎるとべチャッとした焼きそばになるので、すばやく仕上げることがコツのようです。
 
     【ここで麺を投入!】        【おいしそうな焼きそばが出来上がりました】
 
 焼きそばが出来上がると、職員室にいらっしゃる先生方にもおすそ分けをし、5・6年生と焼きそば名人の先生は家庭科室で一緒に試食をしました。子どもたちは、「おうちの人が作る焼きそばとまた違います」とか「人参が柔らかい」、「家の焼きそばよりこっちの方が味が薄いから好き」等と話していました。
 
  【事務の先生にもおすそ分け】      【教頭先生もお召し上がりください】
 
【いつもおいしい給食を作ってくださる調理員の先生にも感謝を込めて】
 
【とってもおいしい世界一の焼きそばが出来上がりました】
 
 家でお手伝いをしている子どもたちは食材を扱う手際がよく、また段取りよく進めていました。15の春を迎え、高校生になったら親元を離れ寮で暮らすことになる子どもたち。今のうちから料理をすることに親しみ、生きる上での土台であり楽しみである食事を大切にしていって欲しいと思います。
 
 本日は、お忙しい中子どもたちのためにご指導くださった講師の先生、本当にありがとうございました。色々な知恵が詰まった焼きそば、きっと子どもたちは今日の経験をもとに自分好みの焼きそばを作っていくのだと思います。そして、先生がおっしゃったとおり、料理が大好きな子どもたちに成長していくのだと思います。ありがとうございました。
 

授業公開(3・4年生)

 今日の3時間目に「分かる授業」を目指した3・4年生の授業公開がありました。3年生は「買えますか、買えませんか」、4年生は「式と計算のじゅんじょ(3)」の学習でした。
【導入の部分:3年生は直接指導、4年生はドリルの問題を解きます】
 
 本校は複式学級であるため、授業の中ではガイド学習という部分も出てきます。ガイド学習とは、担任の先生が他の学年に直接指導をしている時に、「今から○○をします。時間は○分です。」等と進行をしていく学習のことです。何度もその学習を取り入れている成果もあり、スムーズにガイド学習を行っていました。
 特に印象に残った場面は、子どもたちが間違えを恐れず自分の意見を堂々と発表していたところでした。それが間違いであっても、自分の考えをはっきりと述べていました。そして、なぜ自分の答えが間違っているのか、どのように考えたらよいのか納得がいくまで先生に質問をしていました。学ぼうとする意欲、ひしひしと感じましたよ。
 
【自分の考えた答えを発表し合いました】
 
 普段、授業をしている姿を見ることがあまりないですが、今回このように授業風景を見て子どもたちの真剣な姿、悩む姿、分かった時の喜ぶ姿を見ることが出来ました。一生懸命な姿はいつも以上に輝いて見えるものだなぁと感じました。

しいたけ博士の「しいたけ勉強会」

 今日の2校時に1・2年生が「しいたけ博士」である荒谷小の保護者の方をお招きして、勉強会を開催しました。しいたけ博士が教室に入って来られる時、しいたけ博士の頭にはしいたけが!!子どもたちは、とっても喜んでいました。
 
【子どもたちの視線の先には・・・】    【しいたけ博士がいらっしゃいました】
 
 そして、しいたけのこまうちをするクヌギの木の紹介から、しいたけができるまでの過程を写真を用いながら分かりやすく説明してくださいました。しいたけを置く「ほた場」では荒谷小校区の場所が写っていたり、しいたけの選別場の写真には2年生の保護者の方が働いておられる姿が写っていたりして、「あ!!お母さんじゃ!!」と驚いていました。
 他にも、宮崎県品評会の写真で、荒谷校区にお住まいの方が表彰されている写真を見せていただいたり、全国品評会で1位になったしいたけの写真を見せていただいたりしました。全国1位のしいたけはかさの部分が白くなっていて「お菓子みたーい!」、「食べたーい!」と口々に言っていました。なぜ、かさの部分が白いのか・・・。それは、しいたけが乾燥して、しいたけの肉が盛り上がっているからだそうです。高値で取引をされるようで、その額に子どもたちは目を丸くしていました。
 しいたけ博士が用意してくださった写真の中には、「諸塚ウッドジョブ」で見学をした林業の現場の写真も出てきました。子どもたちは、「あ!!これ見たことある!!」と嬉しそうに話していました。以前に学習したことが子どもたちの中でつながった瞬間でした。
 
 また、子どもたちが事前に考えていた16個の質問にも時間が許す限り答えてくださいました。例えば、「なぜしいたけの原木はくぬぎなの?」という質問には、「桜の木でも栗の木でもしいたけのこまうちをすればしいたけが生えてくるけれども、くぬぎが一番多く生えるんだよ」と答えてくださったり、「しいたけが取れる時期はなぜ春と秋なんですか?」との質問には、「品種の違いがあるよ。学校は290号という品種で、気温が18℃以下でないと生えないから春と秋にしかしいたけが取れない。290号より高い温度で生えるしいたけもあって、それは校区内でも作られているよ」と答えてくださったりしました。
 
【生のしいたけと乾燥しいたけも持ってきてださいました】
 
 荒谷小校区、そして諸塚村にはたくさんの教育資源があります。学校の先生だけではなく地域の方々も子どもたちにとっては先生です。諸塚はそういう素晴らしい場所なのだということを子どもたちには教えていきたいと思います。
 講師の先生におかれましては、お忙しい中、子どもたちのために色々と準備をしてくださり、そして指導をしてくださりありがとうございました。子どもたちは、しいたけの謎を解く糸口を見つけ、これからももっと意欲的に学習していくことと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

第3回もろつか学校給食の日

 今日は、今年度3回目のもろつか学校給食の日でした。今日のメニューは「牛乳、ごはん、じゃがいもとベーコンのにもの、ごまじゃこサラダ」でした。今日は、じゃがいもとにんじん、たまねぎ、こんにゃくが荒谷小校区の南川という地区で生産されたものでした。じゃがいもはホクホクとしてやわらかく、こんにゃくは歯ごたえがありとてもおいしかったです。
 子どもたちは、「じゃがいもとベーコンの煮物の中にベーコンが入っていません」と話していました。しかし、その他の子どもがよくよく見ると、小さく切っているベーコンを発見していました。大きいおかずには豚肉もたくさん入っていたのですが、ベーコンと豚肉を見極める鋭い眼をもつ子どもが荒谷小にはいました。
 
【サラダはゴマ油の風味がよかったです】   【ベーコンみいつけた!】

5・6年生のいない水泳学習

 今日は、5・6年生が諸塚小での水泳学習に参加しました。そのため、3校時の全校体育は1~4年生で行いました。全校児童14名のうち1~4年生は7名です。いつもの半分の人数での水泳学習でしたが、みんな元気よく学習をしました。
 今日は、バブリングという技法を学びました。これは、命を守る泳ぎ方です。「ぶくぶく ぱー」というリズムで「ぶくぶく」の時に頭を沈め、「ぱー」で水上に頭を出して息を吸います。これができれば、川などで深い所にいっても溺れません。この泳ぎ方を身に付ければ長い距離を泳げるようになるでしょう。
  
  【最初は水の中を走りました】    【バブリングの練習。ぶくぶく ぱー!!】
【今日は、教頭先生が水中に浮いているごみをきれいにしてくださいました。いつもはプールの中で泳ぎ方を教えてくださいます。】

全校宿泊学習inむかばき(2日目編)

 さて、2日目になりました。朝6時起床でしたが、子どもたちは昨日の疲れもなんのその、ばっちり目が覚めていました。
 そして、外で朝のつどいが行われました。外はとても涼しく、すがすがしい空気で気持ちの良い朝でした。そこで、国旗や県旗、校旗を掲揚し、ラジオ体操をして身体をほぐしました。
【ラジオ体操では荒谷小からは3年生児童が代表で出ました】
 
 その後、朝食です。今日もモリモリ食べる子どもたち。一体どこにそんなに入っていくのだろうかと思うくらい食べます。朝の献立は、ごはん、お味噌汁、春巻き、スクランブルエッグ、レンコンの煮物、フレンチトースト、キャベツ、のりでした。今回はフレンチトーストが人気で、おかわりをする子が続出しました。
 
  【春巻きがパリパリでした】     【汁物の配膳は先生が手伝いました】
 
【とってもおいしい朝食でした】      【今回もおかわり隊出動!!】
 
 お腹いっぱいになった子どもたちは、門川小と合同で追跡ハイキングをしました。むかばき青少年自然の家周辺にクイズが隠されていて、それを門川小と荒谷小合同チームで探してクイズに解答していくものです。昨日のキャンドルのつどいでも、少しだけゲームをしましたが、今日はそれ以上にたくさんの時間を門川小の子どもたちと過ごします。仲良くなれるかな?おしゃべりはできるかな?協力してできるかな?と心配はありましたが、楽しそうに追跡ハイキングをしていました。途中で、別の班にいる荒谷小の児童とすれ違うと「○○ちゃーん」と言って抱き合う姿がみられました。少し離れるだけで恋しくなるのでしょうね。
 
 【さあ、あと少しでゴールだよ!】
 
 追跡ハイキングが終わると、むかばき最後の食事です。朝もたくさん食べたけど、お昼にはお腹がぺっこぺこの子どもたち。今回もたーくさん食べました。昼食は、ごはん、スープ、白身魚のフライ、麻婆豆腐、野菜の和え物、千切りキャベツでした。今回はスープが人気でした。一口スープを飲んだだけで「これおかわり決定です」と話す児童もいました。
 
  【最後の食事、かみしめます】  【いつもバランスの良い食事をありがとうございました】
 
  【恒例となったおかわり風景】
 
 「ごちそうさま」をした後は、2日間おいしい食事を作ってくださった調理員の方々にお礼を言いました。朝早くから子どもたちのために調理をしてくださってありがとうございました。この食事のおかげで子どもたちは力いっぱい活動することができました。
 
【元気の源をありがとうございました】
 
 そして最後に奉仕活動をして、むかばき山をバックに記念写真撮影を行いました。
 
【むかばきはたのし~!!】
 
 最後に終わりのつどいがありました。そこで、追跡ハイキングの表彰が行われました。第1位には、ムササビのムーンのバッチがプレゼントされました。
 
【1位のチームには、荒谷小の児童2名も入っていました】
 
 そして研修生代表あいさつで、荒谷小からは6年生児童があいさつをしました。「10分前行動5分前集合ができた」や、「滝トレッキングでは転んだりしたけれど、助け合うことができた」などと感想を発表していました。「規律」「共同」「友愛」「奉仕」の4つのキーワードを考えながら過ごしたこの2日間、子どもたちにはかけがえのない2日間となったのではないでしょうか。この2日間の活動を通して、荒谷小の児童同士のつながりが強くなったように思います。今回の経験を、これからの学校生活に生かしていけるようにしていきましょうね。
 
【ここでしか学べないものがありましたね】
 
 保護者の皆さま、お忙しい中ご参加くださったり、様子を見に来てくださったりしてありがとうございました。

全校宿泊学習inむかばき(キャンドルのつどい~就寝編)

 夕食を済ませると、次はキャンドルのつどいがプレイホールで行われました。キャンドルのつどいは3部構成になっており、1部と3部は照明を消してキャンドルの灯りだけで過ごす時間でした。2部は照明を点けて、各学校の発表が行われました。1部と3部では、荒谷小の5・6年生の女子児童が司会・進行と放送を担当することになりました。この日は附属小、門川小と合同でのキャンドルのつどいでしたので、人数がとても多く、圧倒されるのではと心配をしたのですが、そんな心配は無用でした。とても落ち着いて司会・進行、放送を務めていました。5・6年生の男子児童は火の守の役をいただき、立派に任務を全うしていました。
【暗い中、原稿をしっかり読んでいました】  【落ち着いてできていましたよ】
 
 
  【幻想的な雰囲気でした】
 
 そして2部に入り、各学校の発表が行われました。荒谷小はトップバッターでした。発表は、まず学校紹介を行い自己紹介、それから「だれにだって誕生日」を歌って踊りました。たった14人の荒谷小ですが、声の大きさは14人とは思えない大きな声で、堂々と発表をしていました。「だれにだって誕生日」はとても楽しい歌なので、会場全体が盛り上がり和やかな雰囲気を作りました。
 
 【みんな元気よく発表できました】
 
 それから、門川小・附属小の発表を見せてもらいました。どちらも人数が多く、元気のあるダンスで、荒谷小の発表とはまた違う迫力がありました。その後、附属小と門川小の子どもたちとゲームをして交流をしました。たくさんの友達に囲まれる荒谷小の子どもたち。中には、顔がこわばっている子もいれば、すぐに打ち解ける子もいて様々でした。
【自己紹介をしてからゲームをしました】
 
 その後第3部では、また心を落ち着かせ、キャンドルの灯りだけで進められました。
    【以前荒谷小にいらっしゃった先生方もお越しくださいました】
 
 キャンドルの灯りだけでの穏やかな時間、心を落ち着かせて今日1日を振り返る時間になりました。
 その後、就寝前に保護者の方が、読み聞かせをしてくださいました。この日のために、わざわざ本を持ってきてくださっていたのです。本当にありがとうございました。
 【以前担任をしてくださった先生も来てくださいました】
【「たかこ」という絵本の読み聞かせをしてくださいました】
 
 そして、午後10時には消灯し就寝です。1日よくがんばりました。明日も盛りだくさんですので、ゆっくりおやすみなさい。
 

全校宿泊学習inむかばき(段ボールハウス作り~夕食編)

 むかばきを下山すると、次は段ボールハウス作りをしました。この段ボールハウスとは、子どもたちが宿泊させてもらう部屋に、段ボールでそれぞれ自分の好きなもの(例:棚、テーブル等)を作り、自分だけの空間を作るというものです。事前に、学校で男女別に段ボールで、門を作っていました。門を作るのは共同作業で、色々なアイディアが散りばめられていました。
 
【女子の門:仕上げをしました。】  【男子の門:どんなものができるのか、まだ未知数です】
 男子も門はあまり形が見えてこなかったのですが、着々と作業を進めて立体的な門が出来上がってきました。校長先生が「よし!棟上げするよー!」と声をかけられ、みんなで協力して棟上げをしました。
 
       【祝!!棟上げ】              【金のシャチホコ付きです】
 
 この門・・・というよりもお城の名前を何にする?と子どもたちが話しており、「お祭りだ城(じょう)」や「男城(おとこじょう)」、「あしたの城(じょう)」等と候補があがっていました。最終的には「荒谷城(あらたにじょう)」と決定したようでした。
 女子の門は、可愛くて胸がキュンとなりそうな門で、男子は色々なところに細工がしてあり、面白い城になりました。
 
【男子は「男部屋」と書いてあります】   【女子の門をくぐるには合い言葉が必要です】
 
 男子の城には鍵が隠されてあり、鍵を開けないと入れませんでした。鍵の存在を知らずに、そのまま入ろうとすると「鍵を開けましたか?」と番人から注意を受けました。実は、門のある場所に穴が開いていて、そこから鍵を開けたかどうかチェックできる仕組みになっていました。そして鍵を見つけ出し、番人がいる関所を通過して男子の部屋に入ることができました。
 女子の門にも一つ仕掛けがあり、必ず門にかかっている鈴を鳴らさないといけません。鈴を鳴らすと、中から「合言葉は?」と聞かれます。そして、合言葉を言って正解したらようやく中に入れてもらえます。その合言葉は「ラブリーガール7(セブン)」です。荒谷小の可愛い7人の女子にぴったりの合言葉ですね。
 
 その後は、自分の部屋作りをしました。この時は男女対照的で、女子は一心不乱に自分の好きなものを集めて作ったり飾ったりしていました。男子はといえば、立派なお城が出来て安心したのか、自分の部屋作りには没頭していませんでした。 
【保護者の方も参加してくださいました】 【さあ、これからどんな部屋ができるのかな】
 
【たくさんの材料を持ってきていました】 【自分の好きな色のテーブルに装飾中】
 
 約1時間ほど経つと、自分のお気に入りの場所やものが出来上がりました。それぞれに個性があり、とても華やかな女子の部屋になりました。対照的に、男子の部屋はシンプルですっきりとした部屋になりました。女子が、自分のお気に入りのものを作っている間、男子はそのすっきりとした部屋でかくれんぼをしていました。でも、とても静かなかくれんぼで、隣で一生懸命作業をしている女子には男子のかくれんぼの音は全く聞こえませんでした。
 
【校長先生と隙間に隠れました】
 
 その後、入浴をして夕食の時間になりました。むかばきの食事はバイキングなので、自分が食べられる分だけおかずを取ります。とってもおいしそうなおかずが並んでいるので、ついつい取りすぎてしまいそうになりますが、自分のお腹と相談しながら量を調整していました。
献立は、ごはん、スープ、チキン南蛮、イカリング、オクラの和え物、パスタ、りんご、千切りキャベツでした。チキン南蛮はジューシーでやわらかく、イカリングはサクサクしていてとってもおいしかったです。また、ごはんもおいしかったです。
 
【キャンドルのつどいに備えてたくさん食べます】【夕食:これに白ごはんが付きます】
 
 全部食べ終わった児童は、おかわりをしにもう一度バイキングの列に並びました。荒谷小の子どもたちは、活発に動くのでお腹もすくのでしょう。よく食べます。それが元気の秘訣かな。
 
【むかばきのおかず、いくらでも食べられそうだね】

全校宿泊学習inむかばき(出発~滝トレッキング編)

 6月12日(木)~6月13日(金)にかけて、全校宿泊学習を行いました。「全校」ということで、1年生~6年生までが、むかばき青少年自然の家に1泊2日でお世話になりました。
 初日の朝、学校で出発式がありました。そこで、校長先生から今回の全校宿泊学習を通して、友達同士が助け合い、協力し合い、荒谷小が一つになっていくという思いを紡いで欲しいとの話がありました。
【全校児童14名が力を合わせて全校宿泊学習に臨みます】
 
 そして、むかばき青少年自然の家のバスが荒谷小まで子どもたちを迎えに来てくださり、むかばきに向けて出発しました。
 むかばきに着くとすぐにオリエンテーションをしていただき、その後はじめのつどいを行いました。はじめに、6年生児童が研修生代表あいさつを行いました。お腹から出した大きな声で、ハキハキとあいさつができていました。さすが6年生だと思いました。その後、むかばき青少年自然の家の所長さんから、「あいさつがとてもいい。4~5日でもいて欲しい」という嬉しいお言葉をいただきました。日頃の素晴らしいあいさつが、むかばきでも当たり前のようにできていた証ですね。とてもいいスタートが切れました。
【宿泊学習にかける心意気が感じられました】【有難いお言葉をいただきました】
 
 それから、いよいよ滝トレッキングに出発です。みんな長袖長ズボンに着替えて、登山の準備をしました。そして、大きな掛け声とともに出発しました。
    【がんばるぞー!!おー!!】
 
 むかばき山に入ると、はじめはなだらかな山道でスイスイ登れました。途中、「これは双子の木です」と子どもたちが話していました。空に真っすぐに伸びるその木は、エネルギーに満ち溢れているようでした。
 登山道を登っていくうちに大人は足取りが重くなり、はじめの休憩ポイントに到着する頃には息があがっていました。子どもたちは、まだまだ体力が有り余っているようでした。
 
   【これが双子の木です】            【木の橋もありました】
 
 
 【休憩をして、元気を補給】          【休憩中、こんな大きな石に乗ってみました】
 
 登山の途中「にわとりの岩があります」と話す児童がいて、どの岩なのかを尋ねてみたところ、この岩でした。
【ひびが入っている所が目で、真ん中の丸い所がとさかだそうです】
 
 言われてみれば、本当ににわとりに見える!!と納得しました。子どもの発想力はすごいものがあるなぁと感心しました。
 そして、ようやく滝に到着しました。むかばきの滝の大迫力の光景がそこにはありました。水の勢いがあるため、水しぶきがかかり、とても爽やかな気持ちなりました。登ってきて良かったと感じる瞬間でした。
 
  【みんなで記念写真を撮りました】
 
 その後は、待ちに待ったお弁当の時間です。この日のお弁当はむかばきの職員の方が用意をしてくださいました。竹の皮に包まれたお弁当、とってもおいしかったです。みんなペロリとたいらげました。
 
 
【おにぎりが3つも入っていました!】         【もりもり食べます!】
 
 その後、下山をしました。「降りる時は楽だな~」と低学年の児童が話すと、高学年の児童が「降りる時ほど気を付けないと危ないよ」と諭していました。この登山で上学年が下学年に、優しく声をかける姿や励ます姿が見られました。そんな優しい上学年のお兄さんお姉さんと一緒に登山が出来て、下学年の児童は最後まで頑張れたのではないでしょうか。そして、いずれ下学年の児童が上学年になった時に、同じように自分より下の学年の児童に励ましたり、優しく声をかけたりするのでしょうね。これらは、脈々と引き継がれる荒谷小の素晴らしい伝統だと思います。