学校の様子

3・4年生研究授業

 7月2日(水)にの5校時に3・4年生の国語の研究授業がありました。国語の複式指導の研究授業は今年度初めてで、今回は宮崎大学の先生方や研修センターの先生もお越しくださいました。いつもとは違う雰囲気に子どもたちは少し緊張気味でした。緊張をほぐすために、3・4年生の担任の先生が休み時間にミニゲームをしていました。すると、あっという間に子どもたちの表情が柔らかくなりました。
 今日は、3年生は「心にのこったことを書こう」、4年生は「わたしの考えたこと」という単元でした。4年生はガイド学習をしながら進め、3年生は個人で考えたことを先生と話し合いながら、答えを導いていっていました。
【先生のヒントをもとに考えます】【先生が3年生を指導している間、それぞれ発表しました】
 
 この授業で子どもたちの成長の様子がうかがえましたし、複式指導の課題も浮き彫りになりました。これから、より効果的な複式指導ができるように職員も努力をしていきます。子どもたちのがんばりに100点!!
 
  【まとめは必ず先生が抑えます】    【一人でも充実した授業が作り上げられました】
 
 放課後、宮大の先生方や研修センターの先生もご参加くださり事後研を行いました。学校の中にいる私たちからは考え出すことができない、斬新なご意見やとても参考になるご意見を多数いただき、これからの研究に生かしていけそうです。宮大の先生方、研修センターの先生、そして授業をしてくださった3・4年生の担任の先生、子どもたち、学びの機会を与えてくださりありがとうございました。
 
       【今回のアドバイスを授業に生かしていけるよう頑張ります】
 
 
 

校長先生の「諸塚ウッドジョブ」

 今日校長先生が、5・6年生の総合的な学習の時間(3~4校時)で「諸塚ウッドジョブ」の授業をしてくださいました。本校では、総合的な学習の時間で諸塚の林業についての学習を行っています。1・2年生はしいたけについて、3・4年生と5・6年生は林業についての学習です。これまで森林組合や地元の林業の会社の方々にご協力いただき、講話いただいたり、実際の仕事現場を見学させてもらったりしました。
 そして今回は新聞等を資料に、「諸塚の林業を発展させるには」ということを考えました。新聞資料によると、宮崎県のスギ丸太生産量は、23年連続日本一だそうです。(2013年156万4千m)この記事を読んで、宮崎県は林業が栄えている所だということを子どもたちは知りました。また木材の自給率が30%、この数字をどう捉えるか。10年前は何と自給率18%だったそうです。それから比べると自給率はグンとアップしています。また、林業に携わっている人も1980年には15万人いたそうですが、2010年には約5万人になっているそうです。ところが、その5万人は横ばいだそうで、林業に携わる若い方もでてきているようです。「そんな林業の世界は明るい」と子どもたちは自覚し、「木材を使う時代」となっている今、どのような使い道があるのかを考えました。
            【校長先生の特別授業、貴重な時間です】
 
 「諸塚の林業を発展させるには」という問いに、始めは「商品開発」、「家の形(デザイン)の工夫」、「生活と林業とのつながり(文化)を発展させる」等の意見がでました。みんなで意見を出し合った後、2次思考をさせ意見を出させました。すると今度は具体的になり、「木のにおいや香りを利用したリラックスした居間を作る」、「電化製品に木材を用いる」、「今まで木で作られていなかったものを木で作ってみる」、「地球温暖化防止を書いた絵本を作成して、保育所や小学校に配る」という面白い意見が出てきました。
 
【円になって、色々な意見を出し合いました】
 
 今回「諸塚の林業を発展させるには」というテーマでの学習でしたが、今回の学習が林業に限らず、日本をそして自分を豊かにしていくことにつながるということを校長先生が話してくださいました。林業の素晴らしさを通して諸塚の素晴らしさを実感し、諸塚を誇りに思う子どもたちに育って欲しいと思います。
 
   【林業、そして諸塚の未来は明るい】
 
 
 
 
 
 

「諸塚にまさか!」

 今日の3校時は全校体育で水泳学習を行いました。プールに足を踏み入れると、昨日までとプールの様相が違います。何が違うのか。それは、スローガンができたのです。先日の委員会活動で保体給食委員会(ほたきゅう)が、水泳を頑張るための取組を考え、その中の一つとしてスローガンを決めました。これが今年のスローガンです。
【目標に前進 にげるな 動け 楽しめ 諸塚にまさか!】
 
 水泳にかける意気込みを感じさせる、熱いスローガンとなりました。「諸塚にまさか!」とは、「まさか!」と思わせるようなパフォーマンスをしようという意味があります。この「まさか」、体育の授業でもキャッチフレーズとして使われています。今年度は、子どもたちが明確な目標をもって体育の学習に取り組んでいます。
 
 そして、荒谷小の夏の参観日の風物詩といえば、子ども対保護者対教職員の水泳のリレー対決です。保護者の方も3名泳いでくださりリレーをしました。保護者の方も泳ぎがとても上手で、堂々の1位でした。
 
【保護者の方のうちお一人は、模範泳法も披露してくださいました】
 
 子どもたちも、保護者の方々の泳ぎを間近で見て勉強したようです。保護者の皆さま、ご協力ありがとうございました。

歯みがきで命を守る

 今日は参観日があり、2校時には学校保健委員会が行われました。今回は歯科衛生士さんをお招きし、保護者の方と子どもたちが一緒に歯についての学習・歯みがきの学習を行いました。
 まず、歯科衛生士さんから「8020」についての話がありました。この意味を知っているかどうか、子どもたちに尋ねると「80歳まで20本の歯を保つことです」と答えていました。そして、歯の病気(むし歯・歯肉炎)を写真で見せてくださいました。歯に大きな穴があいていて茶色くなっている歯を見ると、子どもたちは顔をしかめていました。また、歯肉炎のぶよぶよしている写真も見せてもらいました。しかし、子どもたちはキョトン。次に健康な歯肉の写真と見比べて、先ほどのぶよぶよした歯肉が異常であることが分かったようでした。
【多くの保護者の方に参加していただきました】 【インパクトのある写真でした】
 
【今、何本歯があるのかも確認しました】 【歯の記録を見て、みがき残しやすいところをチェック】
 
 むし歯や歯肉炎の原因は「歯垢」です。歯垢を拡大した写真を見ると子どもたちは、「うわ~!!」と声をあげていました。ねばねばとした歯垢、この歯垢1mg中には1~3億個の菌がいるそうです。歯垢の正体は菌のかたまりだったのです。そして、その菌たちが仲間を増やす時間帯があるそうです。それは夜だそうです。夜、寝ている時には口を閉じています。その口の中にはほどよい湿り気があり、菌が増えるには条件がとても良いようです。だから、夜の歯みがきは特に念入りに行う必要があります。
 歯垢の正体がわかったら、放っておくわけにはいかないと、早速カラーテスターを使っての歯みがき指導が行われました。
               【どこが特に赤く染まっているかな】    
 
 カラーテスターを使用すると、歯垢が付着しているところが赤く染まります。鏡で口の中を見て、どこに歯垢が多く付着しているか、つまりどこがむし歯になりやすいかを確認することができました。
【赤く染まった所を記録して、これからの歯みがきに生かします】
 
 それから、歯みがきの指導をしていただきました。「前歯は歯ブラシ全面を使って、歯と歯の間に当ててしゃかしゃかみがく」、「前歯がでこぼこしている時は、歯ブラシの『わき』を使って、歯ブラシを縦にしてみかく」、「第一大臼歯や第2大臼歯が生えている途中の場合は、口の正面から歯ブラシを入れても歯ブラシが届かないので、肘を開いて横から歯ブラシを入れてみがく」等、たくさんのポイントを教えていただきました。
 
 
 また、よく噛むことの効果も教えていただきました。カチカチと歯で噛む時に、頭に両手を置くと顎が動いているのかよくわかります。これは、よく噛むことで脳への血流がよくなるということだそうです。歯科衛生士さんが「よく噛んで脳に血液がたくさんいけば、荒谷小のみんなの成績もうなぎのぼりですよ!」とおっしゃってくださいました。これは噛まない手はないですね。
 
   【カチカチといい音がしました。】
 
 そして、最後にむし歯は口の中だけでなく、心臓や血管等全身にも悪影響を及ぼすことがあるということも教えてくださいました。「歯みがきで命を守る」と教えてくださった歯科衛生士の先生、子どもたちにもこの言葉は胸に響いたようでした。むし歯を軽く見てはいけませんね。正しい歯みがきをして、今むし歯がある人はできるだけ早めに治療に行って、口の中を健康に保ちましょう。それが、全身の健康につながります。
 
【「80歳まで20本の歯を残す自信がある人?」と聞かれた時、子どもたちは自信満々にハーイと挙手をしていました。たのもしい!】

かわいいお客さん

 今日の3校時に水泳学習がありました。今日は気温27℃、水温25℃の水泳学習日和でした。そして、今日はとってもかわいいお客さんが水泳学習を見に来てくれました。それは荒川保育所の子どもたちです。プールの横にあるおいも畑の草取りをしに来た子どもたちですが、保育所の先生が「小学生が泳ぐ姿を見ててもいいよ」とおっしゃってくださったので、興味深げに小学生の泳ぎを見ていました。ゴーグルを着用して泳ぐため、自分の兄姉がいても分からない様子で、ゴーグルを取ると「おねえちゃんだ」と嬉しそうに言っていました。荒川保育所は、明日からプールが始まるそうです。
 
【ぼくたちも早くプールに入りたいなぁ】
 
 今日も水泳学習の始まりは、全校児童でウォーミングアップです。バブリングをして、その次にけのびです。それからビート板を使ってバタ足をします。それらが済んだら各学年に分かれての指導になりました。1・2年生はけのびの練習、3・4年生は息つぎなしのクロールの練習でした。5・6年生は前回のクロールの息つぎの復習とクロールの腕の使い方を学習しました。 
【バブリング、みんな上手になりました】

 全校児童14名で行う水泳学習ですが、担任の先生3名と教頭先生が水泳の指導に入ってくださるので、いつも4名態勢での指導を行っています。
【発達段階に合わせた指導をそれぞれの先生が行います】
 
 そして、今日は5・6年生のクロールのタイムを計りました。水泳学習が始まった頃に比べると、泳ぎがレベルアップしている子どもたち。さて、どのようなタイムが出るのか。大半の児童が20秒台後半~30秒台でした。諸塚村の水泳教室の大会記録を見ると、6年生の自由形25mが10秒台でした。その記録にはまだまだ届きませんが、それだけ伸びしろがあるということです。
 7月1日からは水泳の特別練習が放課後行われます。全職員で、子どもたちの水泳指導に携わっていきたいと思います。
 
   【目指せ、夢の10秒台!】      【教頭先生も記録を計りました。速い!】 

ダンスの練習

 今日は、3校時の全校体育が雨のため水泳学習ではなく、体育館での体育になりました。体育の内容は、少し早いですが運動会に向けてダンスの練習をしていました。去年踊ったダンスの動きを確認したり、新たな隊形を確認したりしていました。音楽を鳴らさずに練習をしている時は、動きがぎこちなかった子どもたちですが、音楽を鳴らすと水を得た魚のように生き生きと踊っていました。
 今回のダンスはの中には、自分たちで考える部分もあるそうです。荒谷小オリジナルのダンスに乞うご期待ください。
 
【隊形を確認:自分の場所を覚えてね】 【音楽に合わせて元気よく踊りました】
 
【身体を大きく動かすところ、小さく動かすところのメリハリにも注目してください】

「間違い」の意味は「もう1回できる」の意味よ

 今日べス先生が荒谷小に来てくださり、3校時は1・2年生、4校時は3・4年生に授業をしてくださいました。
 4校時の3・4年生の授業は「~へLet's go」という内容でした。まず始めに、子どもたちは黒板に背を向けて「What's this?」と言います。元気な声が出ていない時は「one more time!」ともう一度言うようにべス先生が促します。すると学校中に響き渡るような声で「What's this?」と元気に言っていました。次にべス先生が「stationary store」や「drug store」等、黒板に貼っているお店を英語で言います。すると子どもたちは瞬時に振り返り、聞き取ったお店を探しにいくという、黒板の上でカルタをしているようなゲームをしました。取れそうで取れなかった札があると「Oh! my god!!」と言って悔しがっていました。そこで、べス先生が「『間違い』の意味は『もう1回できる』の意味よ。大丈夫!!」と声をかけてくださいました。とっても素敵な考え方だなぁと思い、胸に深く刻まれました。

   【くるっと振り返ってGO!!】           【みつけたー!!】
 
 それから今度はべス先生が「what's this?」と質問し、子どもたちは自分の取った札を英語で言いました。「coffee shop 」、「book store」等、英語ではあるけれど日本でもよく使われる単語もたくさんありました。
【子どもたちは英語の発音も上手です】
 
 その後、黒板に札を1列に並べました。そして、2チームに分かれて札の端に行き、それぞれ書いているお店の名前を一つ一つ言いながら、ぶつかったらそこでじゃんけんをするというゲームをしました。終始、白熱した戦いが続き楽しそうに学習していました。
 
 べス先生の授業は単に英語の学習だけでなく、子どもたちがのびのびと活動できるような考え方を教えてくださったり、工夫をしてくださったりしています。そんなべス先生の授業を子どもたちは心待ちにしています。残りわずかなべス先生の授業となりましたが、7月の授業を首を長くしてお待ちしております。
 
 
 
 
 
 

お誕生日給食

 今日の給食時間、6月にお誕生日を迎えられた先生のお祝いをしました。今日は、事務の先生のお祝いでした。1週間のうち、1日だけ給食を食べる日がある事務の先生。なかなか子どもたちと給食時間を共にすることがありません。そのため、子どもたちは事務の先生の一挙手一投足に興味津津。「先生、食べるのが早いですね」とか「黒糖パンはお酒のような香りがします」等と色々と話しかけていました。また、事務の先生は荒谷小勤務歴が長いので、子どもたちのおにいちゃん・おねえちゃんのことまでご存じです。今は中学校に通っている児童のおにいちゃんのお話もしてくださいました。
 日頃、子どもたちが必要な学用品等をそろえてくださったり、お花を飾って学校を明るくしたりしてくださる事務の先生。いつもありがとうございます。
 
    【牛乳かんぱーい!!】          【楽しい時間を過ごしました】

教頭先生の憂い

 荒谷小学校では毎週水曜日の下校指導の時に、先生のお話があります。そのお話の内容は「チャンスの神様」の話や「いいとこメガネ」の話など多岐にわたります。そして今回は教頭先生のお話です。毎朝草取りをしてくださっている教頭先生、最近心配事があるそうです。その心配事とは・・・。2つありました。
 1つ目は、読書の量です。荒谷小では1学期中に40冊読みましょうと目標を決めています。本校の読書記録カードはライオンカード、たぬきカード、うさぎカード等があります。10冊ごとにカードが変わるシステムで、もうきつねカード(51~60冊目)を使っている児童もいます。きつねカードを使っている人はすでに目標達成です。中にはまだライオンカード(1~10冊目)の児童もいます。梅雨のこの時期に、ぜひ読書をしてくださいね。
 【毎回どんな話かなとワクワクします】       【カードの説明(掲示)】
【実際に子どもたちが使用している図書カードです。図書室前に掲示しています】
 
 2つ目は、一輪車についてです。運動会で一輪車の技を披露するのが恒例となっている荒谷小学校。その運動会に向けて、金曜日の朝の時間(のびのびタイム)で一輪車の練習をしています。また、昼休みの時間を使って練習をしている児童もいます。ただ、現在のところ一輪車の練習量が芳しくないように思います。教頭先生は「昨年披露した一輪車の技をお家の人の前で行ってもお家の方は喜ばないのはないでしょうか」と子どもたちに投げかけ、一輪車の技を練習するモチベーションを高めるようなお話をしてくださいました。
  【日々の積み重ねが大切です】
 
 教頭先生はこの2つの心配事があるために、朝の草取りも心ここにあらずという状況だそうです。教頭先生の憂いを無くせるよう、そして自分たちの目標を達成するためにも、コツコツと努力をしていきましょう。

楽しい読み聞かせ

 今日の朝の時間に、保護者の方が読み聞かせに来てくださいました。今日は、「おばけのおうちいりませんか」と「いちにちおばけ」と「りんごかもしれない」という絵本3冊を用意してくださいました。
【どんな絵本と出会えるかワクワクしますね】
 
 まずおばけシリーズ1冊目。「おばけのおうちいりませんか」では、おばけが自分のお家を売ろうとして素晴らしいお家だとみせかけるお話でした。おばけの話を聞くと、もう夏が来るなぁと季節の移り変わりを感じます。
 
 そして、おばけシリーズ2冊目。「いちにちおばけ」です。これは、おばけのことが怖い男の子が自分がおばけになったらどんなことができるかを想像する内容でした。のっぺらぼやカッパ、ろくろくびや雪女等たくさんのおばけが出てきました。おばけの名前だけ聞くとぶるぶる震えそうですが、内容はとっても楽しいものでした。
 
【おばけになれるなら何になりたいかなぁ】
 
 最後に「りんごかもしれない」を読んでくださいました。これは、テーブルの上に置いているりんごを見た男の子がこのりんごは「○○かもしれない」と想像をするお話です。「このりんごは大きなサクランボの一部かもしれない」とか「実は何かの卵からもしれない」とか次々と想像が膨らみます。その男の子の想像することが意表をつくものであり、教室が笑い声で一杯になりました。
【一つのりんごから色々な発想が生まれるね】【先生たちも見入ってしまいました】
 
 朝のひととき、楽しい世界に連れて行ってくださってありがとうございました。きっとこの笑い声に包まれた一日のスタートを切れたことで、子どもたちは勉強をするモチベーションが上がったと思います。お忙しい中、お時間を作ってお越しくださりありがとうございました。今日読み聞かせをしてくださった絵本を、今度探してみたいと思います。
 

みるみる上達

 2校時、外で楽しそうな声が聞こえると思っていたら、1・2年生がシャボン玉をしていました。3校時の水泳学習に備えて水着を着ているところがほほえましかったです。
【七色のシャボン玉、とってもきれいですね】
 
 そして、3校時の全校体育。今日は気温27℃、水温23℃のプールでした。体育でも毎回めあてを確認して学習に入ります。今日の5・6年生のめあては「息つぎのポイントを見つけよう」でした。クロールで泳いでいる時に息つぎがスムーズにできている人は、泳いでいる人を正面から見ると頭しか見えません。しかし、息つぎに課題がある人は、正面から見ると顔や頬が見えてしまいます。息つぎの時のポイントとして①首を使わずに身体の回転を使ってすること②顎を引くこと③頭を水から離さないこと等を教わり、子どもたちは練習を重ねました。
【まずは、今の段階での泳ぎをチェック】【泳がずに息つぎの方法を部分的に練習】
 
 その頃1・2年生は、バタ足で泳ぐ練習をしていました。ビート板を使って練習をしたり、ビート板を使わずに挑戦したりして、楽しく泳いでいました。「やったぁ!15メートル泳げたー!」と喜んでいる子どももいました。3・4年生は、クロールの手の動きを練習したり、バタ足をまっすぐできるように練習したりしていました。
【がんばれー!!と声が聞こえてきそうです】【担任の先生以外の先生も教えてくださいます】
 
 そして、5・6年生はというと、始めの泳ぎに比べると格段に上手くクロールで泳げるようになっていました。先生の言うことを素直に聞いてやってみる子どもたち。その素直さが成長する秘訣なのでしょうね。
【ゆったりとした泳ぎができるようになってきました】
 
 そして、授業の後半では授業の振り返りをしました。今日の息つぎのポイントの確認をして、次回ウォーミングアップで泳ぐ時には、「顎を引いて息つぎをすること」を意識してしようと話がありました。
    【振り返りは大切ですね】
 
 最後に、各クラスでの振り返り(学んだことの発表・感想の発表)を行いました。振り返りを聞いてみると、1・2年生は、「バタバタで5m行けるようになりました」と嬉しそうに発表していました。3・4年生は「1位を目指して頑張ります」と目標を掲げている子どももいました。5・6年生は「今まではクロールの息つぎをする時に沈んでいたけど、今日は沈まなくなった」と発表している子どもがいました。それぞれ、この1時間で自分の成長を実感しているのだと思います。これからも水泳学習は続きます。頑張っていきましょうね。
 
【1・2年生もしっかりと振り返りができました】
 

愛情たっぷり 荒谷小の給食

 今日の給食は、チキンライス、カップグラタン、卵スープ、牛乳でした。荒谷小の給食室のオーブンは家庭用です。その家庭用のオーブンで2回に分けてカップグラタンを焼いてくださいました。外の生地はサクサク、中はとろ~りとしていて、とってもおいしかったです。子どもたちを見ていると、中身のとろ~りした部分だけを食べて、外の生地を残している子どももいました。「それも食べられるんだよ」と話すと驚いた顔をして、その後おいしそうに食べていました。手間のかかる献立ですが、手間と愛情をかけてくださった分、子どもたちの喜びもひとしおでした。
 また、チキンライスも人気メニューでした。一通り配膳し終わった後、まだたくさん残っていたので「量を増やす人?」と聞くとずらっと列ができていました。
 おいしい給食のおかげで午後からも力いっぱい頑張れそうですね。
 
【今日はみんな食べ終えるのが早かったです】【グラタンの生地もパクリ】

あなぐまin荒谷小学級園

 今日の5・6年生の学級園、色々な植物が植えられているのですが、よくよく見ると穴が掘ってありました。誰が掘ったのか・・・。あなぐまだそうです。昨日、あなぐまの親子が学校に来ていたそうです。大好物のミミズを食べに来たのかな?
 自然と共生する荒谷小ならではの光景です。
 
      【5・6年生学級園】           【深く掘った形跡がありました】

民生委員・児童委員協議会学校訪問

 本日、民生委員、児童委員の方13名、事務局の方2名が荒谷小を訪問されました。図書室で、校長先生・教頭先生から本校の教育活動についての説明があり、学校紹介のスライドもご覧いただきました。また、先日の全校宿泊学習の児童の発表の様子も動画で見ていただきました。地域の方々に支えられて成り立っている荒谷小学校。いつもご支援・ご協力くださりありがとうございます。
 
【お忙しい中ありがとうございます】    【1学期の行事の写真をスライドで見て頂きました】
 
【その後、授業参観もしてくださいました】 【1年生も張り切って発表しました】

雑草との戦い

 雨が続き、毎朝の草取りがなかなかできない日が続きました。運動場を見ると、緑色の雑草がぐんぐん成長している様子がうかがえます。今日は、久しぶりの草取り日和とばかりに、教頭先生が、朝の時間に念入りに草取りをしてくださっていました。もちろん子どもたちも行います。オオバコやタンポポは根が長く、クワを使っても、力を入れないと根からとれません。今日は、地面が湿っていたため草取りはしやすかったですが、晴れの日が続くとまた大変な作業になります。雑草との戦い、これからも続きます。
 
  【いつもありがとうございます】     【6年生が率先して草取りをしてくれます】

M2学習(2日目)

 昨日に引き続き、今日もM2学習(集合学習)が行われました。M学習の日は、バスの時間の関係で7時10分には児童が集合します。そして、出発前に校長先生から「2日目のM学習です。楽しんできてください」とお話がありました。7時30分にバスに乗り1・2年生と5・6年生は諸塚小、3・4年生は七ツ山小に行きました。
 
 【それぞれの場所で頑張ってきます】
 
 5・6年生は1~2校時、M3学習(小中連携)で諸塚中学校で学習をしました。まずはじめに、図書室に集まり中学校の校長先生から「1年後もしくは2年後に諸塚中に入学しますね。今日は中学生と一緒に楽しく活動しましょう」とお言葉をいただきました。
 【温かい言葉をかけていただきましたね】
 
 それから1校時は体育館に移動しました。そこでは、生徒会の中学生が諸塚中学校の紹介やレクリエーションを計画してくれていました。
 諸塚中の1年間の行事紹介では、入学式に始まり歓迎遠足・運動会・文化祭等、小学校でも行われる行事、そして立志式や生徒会選挙等、中学校ならではの行事が紹介されました。小学生の子どもたちは、将来の中学校生活に希望をふくらませたのではないでしょうか。
 
  
【パソコン操作もスライドも中学生が全部取り扱っていました】
 
 それから、レクリエーションが行われました。まず始めに「関所破り」というゲームをしました。これは、生徒会役員の生徒が関所になりその関所の生徒とじゃんけんをして、勝ったら関所を通過でき、負けたら自分のチームのメンバーが待つ場所まで戻り、みんなに「ごめんなさい」と謝って、チーム全員で関所の生徒の所まで走っていって元の場所まで帰ってくるというゲームです。
【負ければ負けるほど走る回数が増えます】
 
 次に「だるまさんが転んだ」を行いました。このゲームには一工夫あり、普通の「だるまさんが転んだ」ではなく、「だるまさんが○○した」と言ったらその動作をしなければなりません。例えば「だるまさんが寝転んだ」や「だるまさんが泣いた」等、色々なだるまさんが出てきました。
 
 【だるまさんが寝転んだ!!】
 
 この「だるまさんが転んだ」では、「だるまさんが腕立て伏せをした」、「だるまさんが腹筋をした」、「だるまさんがスクワットをした」の3連発があり、子どもたちは汗びっしょりでした。
 
【だるまさんが腕立て伏せをした!!】  【だるまさんは腹筋もするんだよ】
【最後はスクワット!だるまさんは体力があるのです】
 
 最後に「気の合う2人」というゲームをしました。これは2人組になった児童生徒が円になり、「スポーツが好きな人」というお題が出たら、スポーツが好きな人は真ん中に集まり、新たな2人組を作るというものです。そして、2人組ができなかった人は最後にインタビューを受けます。そのインタビューでは、何を言っても中学生が盛り上げてくれるので、とても楽しいものとなりました。
【大勢の前でのインタビューは少し恥ずかしいね】
 
 この1時間を見て、中学生は元気で明るく活気があり、とても素敵だなぁと思いました。こんな風に楽しく過ごしている中学生を見たら、小学生は早く中学校に行きたいと思うようになるのではないかなと感じました。レクリエーション後、小学生の子どもたちは汗だくになりながらも「楽しかったです!」と話していました。
 
 続いて2時間目は体験授業が行われました。国語と数学、社会に分かれてそれぞれの授業を受けました。少しは中学校の授業の雰囲気がつかめたのではないでしょうか。
 
 【中学生と一緒でも堂々と発表できましたね】
 
 それから6年生は議場見学、5年生は諸塚小に戻りました。給食時間には、6年生も戻ってきて諸塚小で給食を食べた子どもたち。今日はサッカーのワールドカップにちなんで、サッカーボールチーズが出ました。6年生教室では、おかわりのサッカーボールチーズ争奪戦が繰り広げられていました。
【じゃんけんぽい!!にも熱が入ります】 【子どもたちもサッカーの結果は気になるようです】
 
 2日間行われたM2学習。たくさんの児童、そして中学生の生徒と触れ合えた2日間になりました。多くの児童と接して学ぶ良さも感じ、また荒谷小の良さを改めて感じることのできる時間となりましたね。次は10月に予定されています。一回り成長した子どもたちに会えるのを楽しみにしています。
 

M2学習

 今日は第2回のM2学習でした。1・2年生と5・6年生は諸塚小、3・4年生は七ツ山小での学習でした。第1回は5月23日(金)に行われ、約1ヶ月ぶりのM2学習です。このM2学習では、自分の担任の先生ではない他校の先生からも授業をしていただきます。もちろん、荒谷小の児童に加え、諸塚小、七ツ山小の児童も一緒に授業を受けているので人数も増えますし、雰囲気も違います。M学習は、少人数のクラスではできないような学習ができ、また他校の児童とも交流を図れる貴重な場です。
 今日は5・6年生2~3校時が水泳学習でした。水温23℃と冷たいプールでしたが、一生懸命クロールや平泳ぎの練習をしました。しかし、水の冷たさからか頭痛を訴える児童もいたり、腹痛や寒気を訴える児童もいたりしました。それでも見学をしながら平泳ぎの手の使い方を練習して、授業に参加していました。
 
  【足に水をかけて水に慣れます】    【よし!!まずは「けのび」だ!】
 
 その頃、小プールでは2年生が水泳学習をしました。元気いっぱいに水の中をぐるぐる回っていました。
 
      【バディを確認!】
 
 そして、3校時は小プールに1年生がやってきました。「ぶくぶくぱー」を練習していて、大きな声で「ぱー!!」と言って大きく息を吸い込んでいました。とても活気のある1年生でした。
 
   【ばた足も練習しました】
 
 そして、楽しい給食の時間になりました。いつもは全校児童で給食を食べる荒谷小の児童も、M学習では各学年ごとに分かれて給食を食べます。これもまた新鮮ですね。
 
【6年生:このクラスは男子が多かったです】【2年生:たくさんのお友達と食べる給食は嬉しいね】
 
 2時間続けて水泳学習が行われた5・6年生は、帰りのバスでもお疲れの様子でした。明日もM2学習が行われます。今日はゆっくり休んで明日に備えてくださいね。

世界一の焼きそばをみんなで食べたよ

 給食時間、先ほど5・6年生が一生懸命つくった焼きそばを試食させてもらえることになりました。野菜たっぷりのヘルシーな焼きそば。さて、各クラスの反応はどうだったのでしょうか。
 
 1・2年生の教室では「焼きそばおいしいです!」と言いながら嬉しそうに食べていました。大きく切ってあるピーマンだっておいしく食べられます。なんといっても世界一ですから。
 
【給食が1品増えてうれしいなぁ】
 
 3・4年生も、「おうちで作るのと同じくらいおいしいです」と言って食べていました。5・6年生は料理が上手ですね。
 
  【いくらでも食べられそうだね】
 
 そして5・6年生。先ほどはホカホカ出来たての焼きそばでしたが、少し時間がたった焼きそばのお味は・・・。やはり「冷めてもおいしい~!!」とにっこり笑顔でした。さすがは世界一のやきそばです。
【焼きそば博士の先生も一緒に給食を食べてくださいました】
 
 今日はとても豪華な給食でした。みんなが喜びました。焼きそば博士の先生、5・6年生、ありがとうございました。
 
【今日の献立:牛乳、米粉パン、コーンシチュー、フルーツ白玉、そして世界一の焼きそば】

世界一の焼きそば

 今日の3時間目に、ゲストティーチャーを招いての焼きそば作りがありました。これは、5・6年生の国語の授業で「ゲストティーチャーをすいせんしよう」という単元があり、5年生の児童が自分の父親をゲストティーチャーとして推薦した作文が実現したものです。作文の中には「お父さんは、私の苦手なピーマンと人参を入れずに作ってくれるので世界一の焼きそばです。」や「特においしいのは、剣道が終わって食べる焼きそばです。」等の表現がありました。そして「そんなおいしい焼きそばをみんなに食べてもらいたので、家庭科の先生になってもらいたいです。」とありました。
【世界一の焼きそばの秘密は何かな】【お父さんが焼きそばを作ってくれるなんて素敵ですね】
 
 焼きそば名人の講師の方からは、「焼きそばの中でも人それぞれ好みがあると思う。太い麺が好みだったり、味が濃いものが好きだったりするかもしれないが、君たちがお家で自分の好きな焼きそばが作れるようになるといいなと思っています。また、料理が好きになるといいなとも思っています。」とのお言葉をいただきました。
【子どもたちのために、お忙しい中お越しくださいました。】
 
 そして、世界一の焼きそばづくりがはじまりました。まずは肉と野菜を切ります。焼きそば名人は「肉は縮むからこれくらいの大きさがいいな」、「玉ねぎを切るときは、包丁を押さずニョギニョギ切るんだよ」等と実演を交えながら指導をしてくださいました。子どもたちは、「人参は皮と身の間に栄養が詰まっているから皮は剥かんでいいよ」とか「○○ちゃん(友達のお母さんの名前)は焼きそば作る?」等と話をしながら野菜やお肉を切っていました。
【お肉はこれくらいの大きさかな】       【キャベツは半分に切ろうか】
 
 野菜とお肉を切り終えたら、次は炒めます。「何から炒めたらいいですか?」との問いに焼きそば名人は「人参は硬いから、野菜から炒めよう」と答えてくださいました。普段、ご自宅では野菜とお肉を炒めた後、一度フライパンからそれらの具を取り出すそうです。そして、空っぽのフライパンに麺だけを入れて炒めて、麺に火が通ってきたら取り出した具を入れて味付けをするという技をお聞きしました。今回の実習ではホットプレートを使用していますので、具を取り出す方式を取らず進めていきました。
 
  【油をしいてから炒めます】        【そうそう、その調子】
 
  野菜やお肉を炒めると、香ばしいにおいが漂ってきました。味付けはしていないけれど、子どもたちは「味見をしてみよう!」と真っ先にお肉の味見をしていました。そして、人参、キャベツなども味見をして「うーん、人参はまだ硬いなぁ」等と話していました。
 そして、いよいよ麺の投入です。ここでポイントを伝授していただきました。そのポイントとは「袋の中の麺は固まっているのでほぐしていれること」、そして「一気に投入する」ことでした。
麺を入れて炒めていき、最後に味付けです。この時のポイントは「1袋ずつ入れてまぜる」ことでした。一気に入れると、ソースがまんべんなく混ざらないので1袋ずつ入れては混ぜるという作業を繰り返すそうです。ソースが入ると、一気に焼きそばらしくなりました。「わー!!焼きそばだー!」と嬉しそうな声があがっていました。そして、もう1つポイントを教えていただきました。それは、「味付けをした段階ではパパッと混ぜる」ことでした。混ぜすぎるとべチャッとした焼きそばになるので、すばやく仕上げることがコツのようです。
 
     【ここで麺を投入!】        【おいしそうな焼きそばが出来上がりました】
 
 焼きそばが出来上がると、職員室にいらっしゃる先生方にもおすそ分けをし、5・6年生と焼きそば名人の先生は家庭科室で一緒に試食をしました。子どもたちは、「おうちの人が作る焼きそばとまた違います」とか「人参が柔らかい」、「家の焼きそばよりこっちの方が味が薄いから好き」等と話していました。
 
  【事務の先生にもおすそ分け】      【教頭先生もお召し上がりください】
 
【いつもおいしい給食を作ってくださる調理員の先生にも感謝を込めて】
 
【とってもおいしい世界一の焼きそばが出来上がりました】
 
 家でお手伝いをしている子どもたちは食材を扱う手際がよく、また段取りよく進めていました。15の春を迎え、高校生になったら親元を離れ寮で暮らすことになる子どもたち。今のうちから料理をすることに親しみ、生きる上での土台であり楽しみである食事を大切にしていって欲しいと思います。
 
 本日は、お忙しい中子どもたちのためにご指導くださった講師の先生、本当にありがとうございました。色々な知恵が詰まった焼きそば、きっと子どもたちは今日の経験をもとに自分好みの焼きそばを作っていくのだと思います。そして、先生がおっしゃったとおり、料理が大好きな子どもたちに成長していくのだと思います。ありがとうございました。
 

授業公開(3・4年生)

 今日の3時間目に「分かる授業」を目指した3・4年生の授業公開がありました。3年生は「買えますか、買えませんか」、4年生は「式と計算のじゅんじょ(3)」の学習でした。
【導入の部分:3年生は直接指導、4年生はドリルの問題を解きます】
 
 本校は複式学級であるため、授業の中ではガイド学習という部分も出てきます。ガイド学習とは、担任の先生が他の学年に直接指導をしている時に、「今から○○をします。時間は○分です。」等と進行をしていく学習のことです。何度もその学習を取り入れている成果もあり、スムーズにガイド学習を行っていました。
 特に印象に残った場面は、子どもたちが間違えを恐れず自分の意見を堂々と発表していたところでした。それが間違いであっても、自分の考えをはっきりと述べていました。そして、なぜ自分の答えが間違っているのか、どのように考えたらよいのか納得がいくまで先生に質問をしていました。学ぼうとする意欲、ひしひしと感じましたよ。
 
【自分の考えた答えを発表し合いました】
 
 普段、授業をしている姿を見ることがあまりないですが、今回このように授業風景を見て子どもたちの真剣な姿、悩む姿、分かった時の喜ぶ姿を見ることが出来ました。一生懸命な姿はいつも以上に輝いて見えるものだなぁと感じました。