学校の様子

学校の様子

卒業式予行練習

 今日の2~3校時、卒業式の予行練習が行われました。これまで、朝の時間等を使って毎日のように練習をしてきた子どもたち、予行練習ではどのような姿をみせてくれるのでしょうか。
 本番通りに粛々と進む予行練習、程よい緊張感があり子どもたちも真剣です。別れの言葉もほぼ完璧に言うことができます。ただ、まだ6年生が卒業をするという実感がないのか、気持ちの入れ方が難しいようでした。卒業式まであと9日となりました。そのうち学校に登校するのはあと6日です。「残りの時間を大切にして、6年生とたくさん遊んで思い出を作ってください」と校長先生からお話がありました。


    【在校生も卒業生も立派な態度でした】


【ハキハキと言葉を言えました】

 また、今朝は卒業写真を撮影しました。みんないい表情をしています。
 卒業式まであと少し、1日1日をていねいに過ごしていきましょうね。

      【家族のような写真です】

宮崎大学の先生方が来校

 今日は、学習発表会にもお越しくださった宮崎大学の先生方と学生の方が荒谷小にお越しくださいました。なぜ、行事も何もない日に来校されたのでしょう。その理由は、複式指導の様子をご覧になるためにわざわざお越しくださったのです。朝8時過ぎには荒谷小に来られ、1時間目から4時間目まで授業の様子をご覧になられました。子どもたちは緊張するかなぁと思っていましたが、いつも通り楽しそうに学習をしていました。

            【3時間目 全校体育の様子】

 また、給食も一緒に食べてくださいました。今日は6年生のリクエストメニューです。「登校する時はどれくらいの時間をかけて歩いてくるの?」、「どんな給食をリクエストしてみたい?」、「先生の弟も林業をしてるよ。ヘルメットをかぶってチェンソーを持って。夏には下草刈りもしてるよ」と子どもたちに話しかけてくださっていました。子どもたちも「僕のお父さんは森林組合の所長をしていたので、僕も将来森林組合の所長になるんです」、「春休みはしいたけのこま打ちをずっとします。1年間で2万本くらいするんです」、「給食のしいたけ南蛮が好きです」など、物怖じすることなく話をしていました。


【いつもよりとってもとっても賑やかで、嬉しそうに会話を楽しんでいました】

 大学の先生方や学生の方は、昼休みも外に出て子どもたちと話をしたり、遊んだりしてくださっていました。色々な方に出会うことが多い荒谷小の子どもたち。お陰様で、どのような方にでもハキハキと話ができたり、話を聞く姿勢が身についてきたりしているようです。

新入学児童体験入学

 昨日、新入学児童体験入学が行われました。
 今回は、1・2年生と一緒に椎茸を収穫する体験をしたり、学校探検をしたりしました。今年度2回目の新入学児童体験入学とあって、1・2年生も慣れた様子でお世話をしていました。また、今回は男の子が体験入学に来てくれたので、2年生の男子が張り切って手取り足取り教えていました。
 給食の時間には配膳の仕方を教えてくれたり、給食の流れを教えてくれたりしていました。昨日の給食は、子どもたちが大好きなカレーです。これは給食調理員の先生が新入学児童体験入学に合わせて献立を考えてくださいました。このおいしい荒谷小の給食を体験入学にきた男の子はペロリと食べてしまいました。頼もしい姿でした。


【お手本になってくれる上級生がたくさんいるから安心してね】

 この春、新1年生になって荒谷小に入学してきてくれるのをみんなで楽しみに待っていますね。

リクエスト給食

 今日は6年生のリクエスト給食でした。荒谷小では、毎年3月に、6年生が食べたい給食をリクエストして、その献立を給食に出してもらうことができます。今年度は6年生が4名なので、3月に4回のリクエスト給食があります。1回目のリクエスト給食にはあげパンが出ました。今回は2回目のリクエスト給食、さて、今日の献立は・・・。

【むぎごはん、皿うどん、しいたけなんばん、りんご、牛乳】

 椎茸は嫌いでも、「しいたけなんばん」は好きと話す子どももいるくらい、「しいたけなんばん」は給食の人気メニューです。そして「皿うどん」。通常であれば、「皿うどん」が献立に出てくる時にはパンが出るのですが、今回はごはんです。その理由は「『皿うどん』にかけるあんかけは、ごはんにかけたら中華丼になるからです」とリクエストをした6年生が話していました。
 5・6年生の教室をのぞいてみると、「皿うどん」として食べていたものをごはんにかけてみた子どももいました。「そばめし」のようなものになっていました。


  【残り少ない荒谷小の給食、味わって食べてね】

 3月14日(月)と3月18日(金)にもリクエスト給食があります。何が出てくるかお楽しみに。

お別れ遠足

 先週の木曜日は、昼休み晴れでも誰も子どもたちは出てきません。そのとき1~5年生は、6年生に向けての出し物の練習やプレゼントの品物を作っていたからです。また6年生は6年生で下級生への出し物の練習やプレゼント作りをしていました。それをお互い秘密にしてやっていました。そんな中でお別れ遠足当日を迎えました。天気は晴れで温かく、風もありません。上々の天気に恵まれ、いざ出発。まず徒歩で3.5km離れた国道327号線荒谷バス停まで。途中ちり拾いをしていきました。早く着いてバス停で待つこと30分。そこでも楽しいことを始めた子どもたち。誰か一人が「リズムに合わせて、パンパン、パン。さいとうさん。」そうするとみんなが、「さいとうです。」と楽しく遊び始め盛り上がっていました。約40分間のバス旅を終え、石峠レイクランドに着きました。

     【バス到着。わくわくいっぱい。】

 着いたら早速出し物です。この日のために2人の5年生を中心に児童会でいろいろ準備をしてきました。まず、1・2年生の発表です。なんと3・4年生が得意としている「あらもん、あらもん、・・・」で肩でもってつなぎ、あらもん電車で入ってきました。まず一人一人に紙皿で作った感謝のメダルをかけプレゼントです。事前に6年生一人一人に聞いて作った3択クイズが出し物です。「○○さんはスポーツ万能ですが今したいスポーツは何でしょう?」「1番バドミントン、2番テニス、3番卓球」「答えは卓球です。」などと進めていきました。4人の6年生のクイズで終わったかと思ったら、サプライズがありました。今度転出する3年生の女の子へ紙皿メダル渡し、クイズしてくれました。「○○さんが行きたいところは?」「1番USJ。2番スカイツリー。3番ディズニーランド。」答えは1番と3番だそうです。お父さんお母さん連れて行ってあげて下さい。続いて、3~5年生です。歌のプレゼント「365日の紙ひこうき」を歌いました。これには6年生も一緒に見ながら歌ってくれました。続いて「クイズ優しいね」。「○○さんの弟は、○○さんから家である優しいことをしてもらってます。それは何でしょう。」「答えは宿題の丸付けです。」という風に。そして思い出の写真と寄せ書きが詰まったミニアルバムが手渡されました。帰りのバスを待ちながらそれをじいっと見つめ笑顔で見ていた6年生でした。そして、最後は6年生の番です。6年生4人は、得意の芸を披露しました。ジャグリング、けん玉、手品、一発ギャグ5連発でした。秘密裏に練習してきたようで楽しかったです。次は、「あったかいんだからぁ」の歌のプレゼントで盛り上がりました。
 
【「人生は紙ひこうき~」一緒に手話して】

 続いて、「宝探し」。今年の宝探しは豪華で、お菓子や文房具の入った袋です。その袋には、鯖、鮪など魚の名前が入ってます。事務の先生と養護教諭の先生が用意して下さいました。前もって校長先生が「不自然なところにあります」のヒントで、「なんであんなところに手袋があるんだろうか」という下にあったりして、楽しんで見つけ宝を手に入れた子どもたちは喜んでいました。日陰を選んで、みんなでお昼ご飯を食べました。「この卵焼きはぼくが作ったんですよ。」「まっくろくろすけのおにぎりです。」など言いながら楽しく食べ、食べ終わったらお菓子へ手が伸びていました。お菓子やキンカンを入れ替わりもってきてくれ先生達もおなかいっぱいになりました。おなかいっぱいになったら、5年生2人が主導して遊びに移りました。お別れ遠足名物の「全力かくれんぼ」です。まず、6年生4人が鬼です。トンネル滑り台の中や遊具の下など真剣に隠れます。小さい1年生が時間内に見つからず、喜んで出てきたりしました。楽しく過ごした後はちり拾いをしてまた、帰りのバスの乗って帰りました。
 行きは、おいしい弁当とお菓子をいっぱいにリュックに詰めて、帰りは楽しい思い出をいっぱい胸に入れました。後もう少しで卒業です。1~5年生は、やさしくて頼りになる6年生との一緒の学校生活を、また月曜日からがんばっていくことでしょう。

【「6年生はかっこいい~」のかけ声で全員写真】


 

中学校の音楽の先生と歌の練習

 今日の2校時、諸塚中の音楽の先生が荒谷小にお越しくださいました。この音楽の先生は子どもたちに卒業式の歌の指導をしてくださるのです。歌を歌う前のウォーミングアップでは、姿勢や表情、息の吸い方などをご指導くださいました。

◯ 歌を歌う時は、ほっぺたの一番高いところを高くする
◯ にっこり笑顔で歌うが、目はパッチリ開ける
◯ 顔の筋肉がほぐれるように、ほっぺたや額を揉んでほぐす
◯ 息を入れる時には、お腹に風船を作るようなイメージ(下腹から息を吐き、空気がなくなってきたなぁと思ったら力を緩める。すると自然にお腹や背中に息が入る)

 このようなことを意識して、発声練習からのスタートです。その後、卒業式の歌を歌いました。「『うららかに はるの ひかりが~』の『が』を優しく歌ってください」とか、「高学年さんは息の使い方が上手」、「低・中学年さんは元気のよさが素晴らしい」など、ポイントを教えてもらったり、たくさんの褒め言葉をもらったりしました。子どもたちは、先生の言葉に応えるように気持ちよさそうに歌っていました。


【音楽の先生の伸びやかな歌声ステキですね】【ウォーミングアップ中】


【口は縦に開けて奥歯まで見せるような気持ちで】

 本日は、わざわざお越しくださりありがとうございました。冷たい風も吹き飛んでいってしまうような、子どもたちの歌声になりました。

3・4年生と保健の授業

 今日の2時間目、3・4年生が養護教諭の先生と保健の学習をしました。今日は「思春期にあらわれる変化2」という単元です。小学校中学年から中学生くらいまでが思春期といわれています。今回は体の中で起こっている変化と心の変化について学習しました。5・6年生のにっこりトーク(話合い活動)でもみられましたが、3・4年生のにっこりトークでも、友達の意見で分からないところがあったら聞き直したり、「こういうこと?」と言い換えたりしてきちんと理解しようとする姿がみられます。どのような時でも前向きで、元気で、一生懸命な3・4年生と授業をするのはとても楽しいものです。また、担任の先生は、養護教諭の先生が説明した内容を分かりやすく言い換えてくださったり、にっこりトークでは子どもたちの意見を引き出してくださったりしました。

 保健の授業も来週で最後になります。自分の体を知り、健やかに成長できるよう一緒に学んでいきましょう。


       【やる気まんまんで、元気をくれる3・4年生です】

授業公開(5・6年生)

 今日の2時間目いじめ・不登校対策の視点に立った5・6年生の授業公開が行われました。今日は社会の授業です。5年生は「お医者さんは電子カルテを使ってどんなことを実感しているだろう」、6年生は「なぜ3回も裁判を受けることができるのか」というめあてで授業が行われました。
 5年生の授業では電子カルテのメリットを考え、キーワードを出していきました。また、デメリットにも着目して注意していかなければならないこと(個人情報の流出等)の学習もしていました。まとめでは、先生がまとめを導き出すのではなく、子どもが授業の中で出てきたキーワードをつなげてまとめを考えていました。

【今日は先生と一対一のにっこりトーク】
 
 6年生は、「なぜ3回も裁判を受けることができるのか」をにっこりトークで考えました。その中で「争い方によって判決が違う時があるので3回裁判をする」という発表がありました。すると、「『争い方によって判決が違う』という言葉をもっと詳しく教えてください」との意見がでました。この「争い方によって判決が違う」という言葉は資料集に載っていた言葉のようでした。発表した子どもがどう答えたらよいか考えていると、質問をした子どもが「『争い方によって判決が違う』とはどういうことだと思いますか?」と質問のニュアンスを変えました。そうすることで、「例えば◯◯くんが犯罪をおかしたのに、◯◯さんが犯人だと思われているというように、正しくない判決が人の見方によって出てくるということです。」と答えられていました。そして、「つまり人の見方によって判決が違うことがあるので裁判を3回するということですか?」と質問をした子どもがお返しの言葉のプレゼントをしていました。6年生のにっこりトークは言いっ放しで終わることがありません。質問をしたり、答えたり、答えた内容に対して自分なりの解釈を伝えたりする練り合いが行われています。聞いていてとても面白いにっこりトークです。日々積み重ねている話合いのスキルが身に付いているんだなぁと思いました。


【理論的に堂々と自分の意見を発表できるのは6年生の立派な力ですね】

 他の先生方の授業を見ることで、職員も学ぶことがたくさんあります。この学びを日々の授業に活かすことができるので、年間を通して行われているこの授業公開は貴重な時間です。

読み聞かせ

 今日の朝の読み聞かせは、1年生の保護者の方がお越しくださいました。この読み聞かせをするのは初めてで、どのようにしたらよいのか、どのような雰囲気なのか不安に思われていたようです。

 読み聞かせが始まると、子どもたちも保護者の方にも笑顔が溢れ、とても和やかな雰囲気で子どもたちと対話をしながら読み聞かせをしてくださいました。1冊目は「ふまんがあります」という絵本です。この絵本のシリーズ本に「りゆうがあります」という絵本や、同じ作者の絵本で「りんごかもしれない」という絵本も読み聞かせで読んでいただいたことがあります。そのため、子どもたちは今回はどのような内容なのかワクワクしている様子でした。この本は、大人が子どもにすぐに言ってしまいがちな言葉(例:「いそがしい」、「また後でね」など)をユニークな理由をつけて子どもに説明しています。例えば「夏は暑い、冬は寒いと言って一緒に遊んでくれない」という「ふまん」に対して、「冬に外で遊ぶと北極グマから北極に連れて行かれるから」とか「『早く寝なさい』と言うのは、夜、サンタさんのところからたびたび小人がやって来て、早く寝ているかチェックするから」など、クスッと笑ってしまうような理由を言います。普段、口ぐせのように言ってしまっているような言葉、少し見直してみようかなぁと思える本でした。


【大人はウインナーを2本も食べられる理由は?】

 2冊目は「ともだち」でした。「ともだちはいっしょに帰りたくなる人」、「みんながいっちゃった後も待っていてくれる人」、「言葉が分からなくてもともだち」など、その一つ一つの文章をもう一度繰り返し読んでみたくなるような本でした。先生方の中には「授業で使いたいので貸してください」とお願いされている先生もおられました。本の中にでてくる「ともだち」のようになれたらステキだなぁと思った絵本でした。

 時間の関係で残りの絵本は読めませんでしたが、その他にも2冊の絵本をご準備くださっていました。「クレヨンからのおねがい」と「だじゃれ日本一周」です。「だじゃれ日本一周」の絵本は楽しく都道府県を覚えられそうな絵本で、早速2年生は本を開いて声に出して読んでいました。「それで都道府県の勉強をしてね」と「だじゃれ日本一周」の絵本を学校に寄贈してくださいました。ありがとうございました。


【残り2冊の絵本を読みたくて子どもたちが押し寄せました】

 本日は、朝早くからお越しくださりありがとうございました。楽しく、また勉強になる読み聞かせの時間でした。