学校の様子

学校の様子

箕舞の練習

 1月25日(水)の5校時に地域の方々を講師に招き、箕舞の練習を行いました。1年生は初めて見る箕舞ですが、他の学年の子どもたちにとっても久しぶりに舞ったり唄ったりするので始めはどのような動きだったのかを確認しながら舞いました。


  【練習を繰り返して動きや唄を確かめます】


    【動きのコツを教えてくださいました】

       【2~6年生が舞います】

 1時間練習をして、少しずつ思い出してきた様子の子どもたち。ふりかえりでは、「今までみんなが箕舞を踊る姿を見て憧れていました。今日、箕舞が踊れたので夢が叶いました。完璧を目指すために練習をしたいです。」「スラスラ唄えるように家で練習をしたいです。」「初めて舞ったけど、やってみたら簡単にできました。」と発表していました。子どもたちにはそれぞれ箕舞に対する思いがあるようです。次回は2月1日(水)に最後の箕舞の練習が予定されています。それまでに練習を重ねて、元気よく堂々と舞えるようにして欲しいです。

 講師にお越しくださった3名の方、社会部の方、本日はありがとうございました。

読み聞かせ

 1月25日(水)の朝の時間に読み聞かせが行われました。今回は地域の方がお越しくださり、「せんたくかあちゃん」「くすのきだんちはゆきのなか」「うんちっち」の3冊の絵本を読んでくださいました。
 「せんたくかあちゃん」では、たらいと洗濯板で洗濯をする「かあちゃん」は、何でも洗濯をしてしまいます。服はもちろんのこと、くつや傘、猫や犬まで洗濯をしようとします。慌てて「かあちゃん」から逃げ出しますが「とまれ!」の一声に身体がしびれて動けなくなってしまいます。そうして、みんなは洗われました。そんな時、空から雷様がおへそを取りにやってきました。怖い雷様でも「かあちゃん」はへっちゃらです。さっきと同じように雷様も洗ってしまいました。すると、雷様はしわが伸び、きれいに洗いすぎたのか目も鼻もなくなってしまいました。そこで子どもたちは雷様に優しい顔を書いてあげました。優しい顔に生まれ変わり雷様は空に帰って行きました。しかし、ある日空から雷の音が聞こえます。何かが起こりそうな雷の音、一体に何が起こったのでしょう。パワフルな「かあちゃん」に、朝から元気をもらえる1冊でした。その他の2冊も「これ読んだことなーい。」「これは読んだことある、面白いよ!」等と話しながら楽しく聞いていました。


【読み聞かせは物語の世界に入り込める豊かな時間です】

 今回お越しいただいた地域の方は、朝子どもたちが練習をしている「ふるさと」の曲を大変誉めてくださいました。「学習発表会での合唱も楽しみにしています。」と声をかけてくださり、子どもたちもうれしかったと思います。
 寒い中お越しくださり本当にありがとうございました。

新入学児童体験入学

 1月24日(火)に、次年度の入学予定の保育所生5名を対象に新入学児童体験入学を行いました。4時間目の途中に、3・4年生が保育所に迎えに行きました。すると、5名の保育所生はランドセルを背負って集団登校のように1列で学校にやってきました。
 まずは、3・4年生と一緒に学校探検をしました。「ここが保健室です。けがをした時には手当てをしてもらいます。病気の時はベッドで寝ることもあります。」と4年生が説明すると「歯の検査で来たことある!」と、保健室をぐるりと見渡しながら言っていました。

【分かりやすい言葉で説明をしていました】

 給食の時間には、ランチルームで全員で給食を食べました。献立は、むぎごはん、チキンカレー、ツナサラダ、牛乳、やきやきクレープでした。しっかりと食器をもって食べていたり、どのおかずもまんべんなく食べていたりして、マナーのよい保育所生でした。

【保育所生の食べっぷりを見て、小学生も刺激を受けていました】

【後片付けの仕方を6年生が教えてくれました】

 昼休みは全員で外で遊び、清掃も一緒にしました。小学生は、「隙間がないように拭くんだよ。」と教えてあげていたり、ほうきの使い方を教えてあげていたりしました。保育所生に手取り足取り教えていた子どもたちの表情はいつもよりずっとお兄ちゃん・お姉ちゃんになっていました。


     【教室を隅々までそうじしました】
    
    【要所要所で小学生が声をかけます】


 【きれいになったかな?】

 そして5校時は1・2年生と一緒に国語の学習です。鉛筆の持ち方を教えてもらい、直線をなぞったり、曲線をなぞったりしました。その様子を1・2年生は横で見守り「ここを書くんだよ」「うん、それでいい!」等と声をかけていました。


 【保育所生も小学生も楽しそうに取り組んでいました】

【1・2年生から保育所生へのメッセージも堂々と発表しました】

 お昼から保育所生と一緒に過ごした小学生はあらゆる場面で保育所生の様子を気にかけて行動していました。また、いつもは学校の中で一番年下の1年生も、今日はとても頼もしい姿をみせてくれました。幼かった1年生が立派に成長したことを、新入学児童体験入学の姿を見て感じることができました。
 
 春になればピカピカの1年生になって荒谷小に入学してくる保育所生、子どもたちも職員もみんなの入学を楽しみに待っていますよ。

給食感謝集会に向けて

 1月27日(金)に、本校で給食感謝集会を行います。この日は、給食調理員の先生と、中学校の栄養教諭の先生、毎日野菜を配達してくださる地元の商店の方をお招きします。その給食感謝集会を運営するのが、ほたきゅう(保健体育給食委員会)です。今日の6校時は、委員会活動で給食感謝集会の準備をしました。「好きな給食」と「あったらいいなこんな給食」をランキング形式でまとめました。「2年前はれいとうみかんが3位やったっちゃー。」とか「去年カツ丼が出たよね。」「わー、それ覚えてなーい。もっと味わって食べればよかったー。」等と給食を思い出しながら作業を進めていました。


【給食の話題は尽きませんでした】

 ふりかえりでは、「『好きな給食』や『あったらいいなこんな給食』をまとめている時に、給食の先生方に感謝の気持ちが芽生えました。」「心を込めて表紙をデザインすることができました。」「2年前と今の『好きな給食』の違いを考えたり、今回の意見の特徴を考えたりすることができました。」「見ている人が見やすいように大きな字で分かりやすく書きました。」等の発表がありました。それぞれ、感謝の気持ちをもったり、相手意識をもったりして作業をしていたことが分かりました。作業はまだあと少し残っています。給食に携わる先生方に感謝の気持ちが伝わるように準備をしっかりとしていきたいと思います。

怒りを鎮める時間

 今日は、朝の時間に地域の方による読み聞かせが行われました。その前に、地域の方からお話がありました。

【テーマは「怒り」です】

 まず、「みんなは毎日何かに怒りますか?」と質問がありました。すると「うーん、毎日は怒らない。」「2日に1回かな?」と答える子どもたち、「叱ることはあっても怒ることはあまりないですね。」と5・6年生の担任の先生。すると「人間には4つの感情があって、それを『喜怒哀楽』といいます。その「『怒』が怒るということです。では、『怒り』を鎮める時間はどれくらいかかると思いますか?」と子どもたちに投げかけました。子どもたちは口々に「30秒!」「1分!」「40分!」「2~3時間!」と答えていました。「このことについては、読み聞かせの最後にもう一度お話をするので、自分がどれくらいで『怒り』が鎮まるかを考えておいてください。」と話され、読み聞かせがスタートしました。

 今日は「うちのかぞく」「もうぬげない」「いちにちおばけ」の3冊の絵本を準備してくださっていました。その中でも「いちにちおばけ」では、おばけが怖い男の子が、もし自分がおばけになれば怖くなくなるかな?と考え、様々なおばけに変身します。「いちにちからかさおばけ」や「いちにち口さけ女」、「いちにちカッパ」に「いちにちミイラ男」などです。それぞれのおばけに変身した男の子がおばけより怖いと感じたのは・・・?ユーモアたっぷりのおばけたちに大喜びの子どもたちでした。


  【みんなはどんなおばけになってみたい?】

 最後に、「怒り」を鎮める時間についてのお話の続きがありました。「普通の『怒り』は6秒でおさまります。『怒り』を感じたら、6秒我慢してみてください。すると怒らなくても済むことも多くあると思います。」とお話しくださいました。子どもたちは、予想した時間よりもかなり短い時間だったことに驚いていました。6秒で感情的にならないで済む、冷静に考えられると思うと、今日から実践してみたいと思いました。