学校の様子

学校の様子

わくわく学習 取材活動

 今日のお昼に、6年生がCMの取材をするために学校にやってきました。この児童は、林業関係者や婦人会、青年団の方々の取材を続け、それらを受け継いで来たおじいちゃん・おばあちゃんの素晴らしさをCMで発信したいと考えています。今回は、主に消防団の中にいる青年団の方を対象にインタビューをしました。内容は、「青年団を受け継いできたおじいちゃん・おばあちゃんに対する思い」です。


【思いを画用紙に書いてもらいます】

 青年団の方々は「この題は難しいなぁ~」、「なんて書こうかな?」等と話しながらも、真剣に意見を書いてくださいました。林業関係者・婦人会・青年団の取材を通じて思うことが、取材に対して「できない」とおっしゃる方がいないということです。どの方々も快く応じてくださり、貴重な意見をお聞きすることができました。子どもたちのことを思って協力してくださる荒谷・南川の方々の心意気が子ども自身に伝わっています。それは、子どもたちのわくわく学習に対する構えにも表れていると思います。積極的に行動し、アイディアを考え、試行錯誤しながらまとめようとしている子どもたちはとっても生き生きとしています。
 3学期も色々とお世話になるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

出初め式に向けて

 今日も朝から第4部消防団の方々は訓練を行っています。朝は、たき火を囲みながらリラックスした様子でした。中には明日の出初め式の留意点を確認している方がいたり、記録の最終確認をしている方がいたりしました。部長が「終わったら教えて。焦らんでいいから。」と声をかけてくださっていました。また、今日も消防団のOBの方々もお越しくださいました。


       【朝早くても笑顔いっぱいです】


【けがに負けずに訓練します】【部長の気配りに雰囲気が和みます】

【休憩時間に頭で覚えて、訓練では体に覚え込ませます】


    【OBの方々が見届けてくれます】

 訓練が始まると休憩時間の表情とは打って変わり、凜々しい第4部消防団になりました。


 【列が揃っているか確認】    【美しい隊列です】


  【時間が経つのも忘れるくらい見入ってしまします】


【訓練後、個人レッスンも】 【メジャーをもって応援】

 OBの方からは「◯◯と◯◯の間が狭くないけ?」、「足が揃えばあとはできちょる。いいわ!」と声をかけていただいていました。訓練はメリハリのあるもので、回数をたくさんするわけではありません。限られた回数に気持ちを集中して取り組まれています。これまでの積み重ねがあり、その積み重ねにまた訓練を重ね、その上にOBの方々に教えを請う第4部消防団の方々。熱心に取り組む姿や、OBの方々の教えを素直に聞き入れる姿、仲間同士で語り合う姿はやっぱり子どもたちの憧れの存在です。明日の出初め式、応援しています。

第4部消防団と仕事始め

 今日は仕事始め、荒谷小の仕事始めと言えば第4部消防団と共に過ごす1日です。毎年、この日に出初め式に向けて朝から訓練をしています。暖をとるためのたき火が運動場からもくもく出ている様子を見ると、当たり前のように訪れたこの日に感謝の気持ちでいっぱいになります。
 例年、消防団のOBの方も応援のためにお越しくださいます。今年も朝早くから消防団の方々を見守ってくださっていました。「正月はどこいったけ?」とか「もうすぐ学習発表会じゃね」等と話しかけてくださり、今年も荒谷・南川の方々温かい心に喜びを感じるスタートでした。


【清々しい声と一糸乱れぬ動きに新しい年への期待を感じました】


【OBの方々 いらっしゃるだけでやる気が湧いてきそうです】

 発水訓練では、操作員の方々とそれを支える消防団員の方々のチームワークに目が釘付けになりました。水が足りなくならないように給水栓で待ち構える方や、ホースをもつ方、大きなもの差しを持って操作員同士の距離を測る方、ホースのふたを持って消火後のホースの処理をする方等、どの消防団の方々も自分の役割をもって参加されていました。


      【それぞれの位置につきます】



           【速い!】

【2mの位置を測ります】

【ホースの片付けも手際よく】  【OBの方もお手伝い】


 【操作員が訓練をふりかえる時間を作ってくださいます】

 あるOBの方は「昔は荒谷と南川は別の消防団やったから、荒谷は6人しかおらんかったとよ。だから、操作員がホースの後始末をしよったわ。疲れよったけどそれが当たり前やったがね」と話してくださいました。また、今日の春のような陽気に「前は風が吹いたり、雪が降ってたこともあったりしたけどだんだん暖かくなってきたねー」と話されていました。全速力で駆け抜ける操作員の方々は汗びっしょりになり、「出初め式の時にこんなに暖かくならんといいけどなぁ」とも話されていました。また、消防団員同士「このへんが滑るね」、「走る時ちょっと傾いたやろ」と話しながら、操法について確認をし合っていました。

 午後からも続けられた操法訓練、膝の痛みと闘いながら、そしてたくさんの方々に見守られながら行われました。第4部消防団のチームワークと、一人一人が責任をもって役割を果たす姿に、その強さを感じた仕事始めでした。



 

今年もお世話になりました

 クリスマスが終わり、荒谷小でもお正月の準備が整いつつあります。12月23日に教頭先生が寿会の方々と一緒に作ったしめ縄は、学校の玄関に飾ります。

     【手作りのしめ縄、温かみが感じられます】

 また、昨日は校長先生と事務の先生で、学校の門松(竹ではなくなば木)の飾り付けをしてくださいました。ゆずり葉に南天、松にウラジロなどを飾っています。寒風吹きすぶ中でも力強く立って、学校の顔として立派に役割を果たしてくれています。


 【なば木だけだった門松が豪華になりました】


【存在感のあるオリジナルの門松、ぜひご覧ください】

 今年も残り4日となりました。いつも荒谷小学校を応援してくださる皆様、本当にお世話になりました。3学期は、学習発表会やお別れ遠足、卒業式など節目の行事がたくさんあります。日々の学習や行事等を通して、子どもたちが更に成長していけるよう職員一丸となって努力していきます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
 よいお年をお迎えください。

2学期終業式

 早いもので今日は2学期の終業の日です。3校時には、体育館で終業式を行いました。
 まずは、子どもたちの一言発表です。1・2年生は、がんばったことと楽しかったことをそれぞれ発表しました。
【1年生】
◯ 一輪車でその場乗りができるようにがんばった。運動会でお弁当を食べたり、応援をしたりしたのが楽しかった。
◯ 長距離走大会で、目標の3分50秒台を切ることができた。また、運動会でもがんばった。体育の時間で、跳び箱やハンドボールをしたことが楽しかった。ハンドボールでは、仲間と一緒にパスを回してシュートを決めることができた。
【2年生】
◯ 一輪車でアイドリングができるようにがんばった。M2学習では他の学校の友達と仲良くなれた。
◯ とびばこをいっぱい練習して、できるようになった。M2学習で、他の学校の友達と積み木やブロックをして遊んだり、勉強をしたりしたのが楽しかった。


【言葉で表現するのも上手になりました】

 3・4年生は、知・徳・体に沿って発表しました。
【3年生】
◯ 知:ていねいな字で書けるようになった。
  徳:長距離走大会ではあきらめずに走ることができた。
  体:ジョギングをしようと計画したが、計画通りにできなかった。
◯ 知:わくわく学習で地域の方に質問をしたり、国語で友達と協力しながら問題を解いたりしたことで問題を解決する力がついた。
  徳:寿会の方々とのふれあいや、学習で話合いをすることでコミュニケーション力がついた。
  体:昼休みに外で遊んだり、剣道をしたりして体力がついた。まだまだ体力をつけたいので、3学期は積極的に体を動かしたい。

【4年生】
◯ 知:計算ミスが多かった。じっくり見直す習慣をつけたい。
  徳:様々な場面でリーダーシップを発揮できた。
  体:5年生とアドバイスをし合いながら一輪車のバックの練習をした。3学期はなわとびで、前二重跳びを連続でできるようになりたい。


【友達と協力し合いながら過ごしました】

 6年生は、今年1年をふりかえって漢字一文字で表しました。

◯ 「壁」:むかばきで友達とトラブルになって、それを解決した。話し合って解決することで、それまでよりずっと仲良くなれた。また、運動会の白団の応援練習で課題が出てきた時に、赤団から協力をしてもらった。

◯ 「成」:家族や友達、先生や周りの人たちのおかげで、あいさつや返事ができ、真剣に取り組むことができる自分ができた。何事にも真剣に取り組む大切さが分かった。

◯ 「選」:運動会の練習で「いやだな」と思うマイナスの心と「もっとしたい」というプラスの心が出てきた。長距離走大会の練習でも「きつい」というマイナスの心と「いくぞ」というプラスの心が出てきた。どちらの時もプラスの心を選んで、運動会を大成功に導き、長距離走大会では完走できた。プラスとマイナスの心が出てきた時はプラスの心を選択して毎日を楽しみたい。

 
【2学期の生活から自分をしっかり見つめました】

 その後、児童代表の言葉です。5年生が代表で作文を読みました。題名は「2学期で学んだこと」です。①進んで動くことの大切さ②くやしい気持ち③話す力というキーワードが出てきました。
 ②くやしい気持ちでは、長距離走大会と剣道のことが書かれていました。長距離走大会では、どうしても1位になりたかったのになれなかったくやしさ、目標タイムを切ることができなかったくやしさが表れていました。このくやしさは、練習の時に目標をもって真剣に取り組んだからこそ感じられる気持ちだとふりかえっていました。
 ③話す力では、朝のスピーチや学習で話合い活動をすることで、話す力が身に付き放送でもそれを生かすことができたようです。そしてそれを6年生が認めてくれたことがこの児童の自信につながっているようです。


【次のリーダーを見据えています】

 その後、校長先生からお話がありました。校長先生は、子どもたち一人一人が色々なことに真剣に向き合ってきたことを認めてくださいました。そして、真剣に向き合わないと自分の成長を感じられないとおっしゃっていました。また、いくらがんばってもできないこともあると話され、それでも頑張っていることがすごいとほめてくださいました。きっと子どもたちは、自分の体験と校長先生の言葉が結びつき、とても嬉しい気持ちになったのではないでしょうか。最後に、冬休みの間はおうちでできることをしましょうとお話がありました。しかし、それはお手伝いでもボランティアでもありません。家族の一員として自分にできる仕事を見つけましょうと話されました。


【いつも、子どもたちのがんばりを見届けてくださいました】

 終業式の後は、多読賞の表彰です。今学期は89冊を読んだ6年生が表彰されました。ここでもみんなのお手本になった6年生、満面の笑みで賞状を受け取っていました。


   【おめでとう】

 今日で無事に2学期を終えることができました。2学期は、運動会や寿会のふれあい、長距離走大会やもちつき大会などたくさんの行事で保護者の方々や地域の方々にご協力いただきました。また、わくわく学習では林業関係者の方や婦人会の方々、青年団の方々、寿会の方々にもお世話になりました。お陰様で子どもたちは充実した毎日を送ることができ、自分自身の成長も実感しています。本当にありがとうございました。来年も荒谷小をどうぞよろしくお願いいたします。