学校の様子

学習発表会2

 学習発表会の終盤は「わくわく学習」の発表です。
 まず、1・2年生は、劇「なばたろう」を発表しました。「ももたろう」のストーリーを参考にした「なばたろう」、伝説のしいたけ博士が住んでいる南川国を目指して旅に出ます。「なばたろう」は、旅の途中で「玉切りの◯◯」や「こまうちの◯◯」「ふせこみの◯◯」など、しいたけ作りに詳しい仲間に出会います。その時に歌う歌が「なーばたろさんなばたろさん、お腰ににつけた乾燥しいたけ、一つ私にくださいな。」という歌です。3~6年生や保育所生も、劇の途中で出てくる歌に合わせて一緒に歌いました。また、伝説のしいたけ博士の役は、本当のしいたけ博士に演じていただきました。しいたけ博士は、春にはしいたけについての学習でお世話になり、夏、秋と定期的にしいたけの原木の様子を見に来てくださり、冬にはこま打ちの指導もしてくださいます。1年を通じてお世話になっているしいたけ博士ですので、1・2年生も一緒に劇に出てもらえて嬉しそうでした。


【しいたけについて意欲的に学ぶ姿を見てもらうことが、しいたけ博士に感謝の気持ちを表すことにつながると思います】

 その後、3~6年生のポスターセッションです。それぞれの子どもたちが自分で決めたテーマに沿って1年間学習してきたことを発表しました。質疑応答を含めて1人10分の持ち時間です。学習をしてきた過程や学習を通して学んだこと、将来の夢との関わりなどを元気よく発表していました。


【1人で10分間のポスターセッションは初めての経験でした】


  【自分が経験して学んだことだから、自信をもって発表できます】

【発表を支える友達との息もピッタリ】

【わくわく学習を通して夢が明確になりました】

【女性にスポットを当てて諸塚村を応援】

 質疑応答では、「校区外の方へ取材をする時に大変だったことは?」という質問に、「質問に対する答えをもらった時に『つまり』を使ってその方が言いたいことを確認しました。」と答えていたり、「将来諸塚村に帰ってきたいと思いますか?」という質問には「将来帰ってきて諸塚で介護士になりたいです。また、青年や婦人会にも入りたいです。」と答えていたりする子どももいました。どの子どもも、質問に対してじっくりと考えて答えを出す姿がみられました。今まで一つ一つ学習を積み重ねているため、予想していなかった質問でもそれまでの経験と重ね合わせて答えることができていたと思います。

 最後に閉会式を行い、校長先生から講評をいただきました。まず、子どもたちの学びに対する姿勢についてお話がありました。「子どもたちは、学習してきたこと、考えたことを伝えたい・見せたいという気持ちがあります。この学習発表会で、1年のまとめの発表ができたと思います。そして、地域の方々への感謝の気持ちが伝わったと思います。」それから「在児家庭ではない地域の方々が学習発表会を応援にきてくださるのが荒谷のよさだと思います。また、箕舞の指導や応援隊からのつながりが広がり、学びが深まりました。」と地域の方々へのお礼の言葉がありました。講評の結びには、「この学校は理想の教育ができる学校です。」と話され、本当にその通りだと思いました。


【保護者の方・地域の方々への感謝の気持ちで溢れた講評だと感じました】


【荒谷小を応援してくださるたくさんの方々がいてとても心強いです】

 学習発表会が終わると、体育館後方からいい香りがしてきました。1・2年生の乾燥しいたけが入っている豚汁の香りです。お父さん方が朝早くから作ってくださった豚汁や、各家庭から持ってきてくださったおにぎりをお昼ごはんに昼食会の始まりです。


【あつあつの豚汁、しょうがの風味が食欲をそそりました】

 昼食会では、学習発表会にお越しくださった方々の中から感想をいただきました。

   【林業関係の方や青年の方】


    【婦人会や林業女子の方】

   【前校長先生や宮崎大学の先生】

【不在児家庭の方や村外出身者の方】

 様々な立場から子どもたちの発表についてお話しくださいました。
◯ 「荒谷小を世界遺産にしたい。」
◯ 「林業のことをほめてくださるので、家族がしている林業の仕事をかっこよく思えたり誇りに思えたりするようになった。」
◯ 「地域の循環が学校の循環とマッチしている。子どもたちは肌で感じて学んでいると思う。」
◯ 「青年はみんなの期待に添えるよう、先輩と話したり後輩に伝えたりするという中間の役割を担っている。これからもがんばりたい。」
◯ 「林業小町やひなたもりことコラボレーションしたい。」
◯ 「林業から広がりを見せている。社会を支えているのは『人』だと学習を通して学んでいる。この地域にこの学校があることが大切だと感じている。」
◯ 「地域が子どもを守っている。自分の子どものように思っている。このことが子どもたちの誇りになる。」

 など、嬉しいお言葉をたくさんくださいました。それらの感想を聞いて、最後に子どもたちがふりかえりました。

◯ 間違えないで楽しくできた。
◯ 目標の感謝の気持ちをもって発表することができた。じいじ、ばあばが聞いてくれて自信がもてた。
◯ 大勢の人の前で発表ができた。将来は青年団に入団したり、林業女子になりたいという夢が強いものになった。絶対に夢を叶える。
◯ 荒谷小は世界遺産になる学校だと思った。

【それぞれ達成感を味わったようです】

 子どもたちは、一生懸命学習してきたことを、きちんと聞いてくださる保護者の方や地域の方々にとても感謝していると思います。子どもたちの成長を見届けてくださる温かさ、荒谷・南川の方々の元気も感じられた学習発表会でした。
 お忙しい中お越しくださって、本当にありがとうございました。

学習発表会1

 2月26日(日)に学習発表会を行いました。インフルエンザの流行により、2週間延期した学習発表会ですが、多くの方々にお越しいただきました。

 毎年恒例の、お父さん方による豚汁作りは7時30分頃から始まりました。各家庭で前もって材料を切ってきてくださっていたため、スムーズに調理が進んでいました。

    【家庭科室からいい香りが漂ってきました】

 そして、いよいよ学習発表会のスタートです。まずは保育所生の踊り・ダンスです。

【年少・年少々さんは魔法使いに変身】


【年中・年長の女の子はあでやかな着物姿】【「えい!やあ!」と元気のいい年長さん】

 にこにこ笑顔や真剣な表情で、堂々とした発表を見せてくれました。

 その後、各学級の発表です。
 1・2年生は一輪車に英語、そして算数の発表をしました。算数の学習で、かさを調べる方法として「水を飲んでみたらどちらが多いか分かるんじゃない?」と言って1年生が水を飲んで調べるという発表をしました。まさかそんな調べ方で分かるはずがないと大人は思うのですが、実際に子どもたちは真剣にそのように担任の先生に提案したそうです。面白い発想があるなぁと子どもたちのひらめきには感心します。


  【自然体で発表ができました】


           【1年生は初めての学習発表会】

         【大きな声を出せるようになった2年生】

 3・4年生の発表はリコーダーや詩、社会の学習の発表でした。学習発表会前は、体育館に加えて図書室でも練習を重ねてきた3・4年生、とても元気のよい発表でした。詩の発表では、家族を題材にした詩を発表した児童が詩を読む際に、会場にいる家族に呼びかける演出がありました。ほほえましい光景で、きっと家族の方は喜んでくださったのではないでしょうか。


 【元気をもらえる発表でした】

     【3年生、リコーダーもとっても上手でした】

【4年生、発表をリードするような大きな声でした】

 その後は、5・6年生の発表です。まず、6年生が弓の唱経を歌いました。会場からは、「初めて最初から最後まで聞いた」と話す声も聞こえてきました。そして5年生は読書感想文の発表をしました。その後のわくわく学習の発表につながるような発表でした。


 【美しい4人のハーモニー】


【5年生、難しい本にも挑戦しました】 【6年生、堂々とした発表です】


     【日頃の学習の成果を立派に発表しました】

 前半が終わり、次は保育所生の「おむすびころりんすっとんとん」です。場面が変わる時には、自分たちで背景を変えたり、並ぶ時は隣の人との間を考えて立ったりするなど、子どもたちが考えて動いている姿が印象的でした。


【おじいさんとおむすび、そしてねずみたちのユーモア溢れる劇でした】

 劇の次は「箕舞」です。この日のために、2回も来校され、ご指導くださった地域の方たちに感謝の気持ちを表すため、そして伝統文化を受け継いでいく気持ちを伝えるという思いが子どもたちにはあります。舞い手はお互いに動きを確認しながら舞い、囃子も大きな声で舞い手を支えて「箕舞」を作り上げました。


      【先輩から後輩へと脈々と受け継がれています】


【ご指導くださった方も近くで応援してくださっていました】

 それから、保育所生の合奏やミラクルパワーズによる演奏も行われました。子どもたちも大人も、学習発表会に向けて一生懸命練習をしてきました。保育所生は鍵盤ハーモニカにカスタネット、タンバリンにトライアングル、大太鼓とそれぞれ役割分担をして演奏しました。ミラクルパワーズでは、在児家庭でない地域の方々も多く参加してくださっています。その方々が音頭をとって進めてくださるからこそ、今年も演奏ができたと思います。ありがとうございます。


【大きな音を出すために元気よく楽器を演奏しました】



        【地域の一体感が表れた演奏でした】

 この学習発表会には「懐かしの先生紹介」というプログラムがあります。毎年、異動された先生方が学習発表会にきてくださり、感想をお話しくださいます。今年度も2名の先生がお越しくださいました。


       【昨年度までいらっしゃった先生方です】

 お2人の先生は、子どもたちの発表に対してエールを送ってくださいました。久しぶりの再会に子どもたちも保護者の方・地域の方々も元気が出たことでしょう。荒谷小を離れても、つながってくださっていることをありがたく思います。
 学習発表会の中盤の最後のプログラムは合同合唱・合奏「ふるさと」です。地域の方々に対する感謝の気持ち、憧れの気持ち、荒谷・南川に対する自分たちの思いをこの発表に表現しました。

【20人の子どもたちの気持ちが一つになりました】

これなあに?

 こま打ちが終わった後、1・2年生が花壇の前に座り込んでいます。「○○先生、これは何ですか?」と花壇の花からにょきっと生えているものを指さして質問をしていました。「虫を食べる花じゃない?」「草じゃない?」等と想像する1・2年生。一体この花、もしくは草は何なのでしょう?1・2年生が答えを見つける日を楽しみにしています。

【触ってみたり、のぞいてみたりしていました】

こま打ちの後

 全校児童でのこま打ちが終わった後は、1・2年生がふせこみの続きをしました。まずは、原木にたっぷりと水をかけます。その後、ブルーシートで原木を覆い水分が飛んでいかないようにします。


【今日は2年生が水やり当番で1年生が蛇口当番でした】


    【原木さん、ゆっくりやすんでね】

 この原木にしいたけがはえてくるのは、来年の秋だそうです。1年生が3年生になった秋ということになります。その頃年長さんは2年生、この原木を使ってしいたけの学習をしているのかなぁと思い浮かべるとワクワクしてきます。

しいたけ博士とこま打ち体験

 今日の5校時は、年に一度のしいたけのこま打ちをしました。毎年、このこま打ちにはしいたけ博士が来てくださいます。そして、保育所の年長さんも参加します。その理由は、小学校に入ってしいたけの学習をする時に、こま打ちの体験がとても役に立つからです。

【今年もご指導よろしくお願いします】

 まず、子どもたちが今日のこま打ちのめあてを発表しました。

【めあて】
○ 安全にする。
○ 今日のこま打ちで打った原木を、1年生や年長さんに育てて欲しいという気持ちを込める。 
○ こまを作った人、原木を切った人、原木を育てた人、苗木を育てた人など、色々な人に感謝の気持ちをもって取り組みたい。
○ 下級生に教えながら、自分でもこま打ちの手順を再確認しながらしたい。

 それぞれの子どもたちが、自分なりのめあてをもって、こま打ちの学習がスタートです。はじめに、しいたけ博士からしいたけについてのお話がありました。「今年はしいたけがはえないと思いますが、それは荒谷小だけではありません。しいたけを作っている方々に聞くと、どこもしいたけがはえてこないと言っています。その原因は気温です。暖かかったり、寒かったりして気温差が激しいのでしいたけが出てくるのを躊躇しているようです。3月になったらどっとはえてくると思います。」と教えてくださいました。

 お話の後は、早速こま打ちを始めました。下級生と上級生のペアや、保育所生と小学生のペアを作って行いました。


   【保育所生に教えながらこま打ちをしました】


【家でもこま打ちをする子が多く、手際よく進みました】

【こま打ち初体験の1年生】【年中・年少の保育所生も見学に来ました】

 「これ○○ちゃんの木よ。」と運んできてくれる子どもがいたり、保育所生が打ったこまに仕上げをしてくれる子どもがいたりして、みんなで協力しながらこま打ちを行っていました。そして、6年生は原木にドリルで穴を開ける体験もしました。原木に直角にドリルを当て、等間隔に穴を開けていきます。6年生は思い切りがよく、みるみる穴を開けていきました。


    【勢いよく回るドリル、6年生の初挑戦】


     【先生方も初挑戦】


【こま打ちの仕方も学びました】

 こまを打った33本の原木が出来上がりました。次に、これらを校舎の裏に運びます。そして、地面に置いてしばらくふせこみをします。「なぜ原木を地面に置いておくのでしょう?」としいたけ博士から質問がありました。すると3年生が「地面に置いておくと水がまきやすいから。」と答えました。それを聞いたしいたけ博士は「ほぼ正解!さすが1~2年生の時に学習しただけあるね!」と誉めてくださいました。実は今回使った原木は11月に切ったものだそうです。そのため、原木から水分が抜け軽くなっています。そこに、湿ったこまを打ってそのままにしておくと、こまの水分が抜けてしまい菌が原木に回らなくなるそうです。そのため、ふせこみをして、地面の水分を吸収させ、原木が乾燥しないようにするようです。


         【大事に運びました】


【校舎裏に原木が集まりました】

 全校で取り組むしいたけのこま打ちの作業はこれで終わりです。最後にふりかえりをしました。

【ふりかえり】
○ けがをせずにこま打ちをすることができた。来年は下の子に分かりやすく教えてあげたい。
○ 安全に教えることができた。また、保育所生が打った後の仕上げもしてあげることができた。
○ 教える中で、昨年の経験を生かすことができた。例えば、自分が先にこまを打って正しい打ち方を見せて教えるということ。
○ 思いを込めてこま打ちをすることができた。家でする時も協力しながらしたい。
○ めあてを達成できた。また、将来、自分が切った原木を荒谷小に届けたい。そして、今回のようにこま打ちをしてもらいたいと思った。

 これらのふりかえりを聞いて、しいたけ博士が「めあてとまとめをしっかりもって取り組んでいることがすごいです。また、下級生や保育所生に対する優しさもみられました。日曜日の学習発表会では、みなさんのそのような姿を見に行きたいです。」とお話しくださいました。
 しいたけのこま打ちを通して、人とのつながり(林業に関する方々とのつながり・先輩後輩とのつながり)や安全について学んだ子どもたちでした。しいたけ博士、本日はお忙しい中お越しくださりありがとうございました。


【ふせこみをした原木は4月末~5月くらいに組んでおくとよいとアドバイスをいただきました】 

学習発表会リハーサル

 2月26日(日)は学習発表会です。そのため、今日の2~4校時に学習発表会のリハーサルを行いました。
 1・2年生は、できるようになったことの発表をします。一輪車や英語など、1・2年生の成長した姿が見られるのを楽しみにしています。 
 3・4年生もできるようになったことを発表します。リコーダーの演奏や詩の発表など見どころ満載です。
 5・6年生は神楽の「弓の唱経」を歌います。戸下や南川の神楽を彷彿とさせるような雰囲気になるのかもしれません。

 【保育所生の年少児・年少々児は魔法使いに変身】


  【年中・年長の女の子は当日着物を着ます】

  【年長の男の子は、当日袴姿で登場します】

  【1・2年生の発表、今日は冒頭のみ練習しました】


【3・4年生はリコーダーからスタートです】


【5・6年生、どんな構成か楽しみです】


 【箕舞 囃子に合わせて舞いました】

 わくわく学習の発表では、1・2年生はしいたけの学習を通して学んだことを、劇「なばたろう」で表現します。これまでたくさんの方々から教わったしいたけの知識が楽しい劇になっているため、保育所生も楽しく見ていました。3~6年生のわくわく学習の発表は、ポスターセッションです。一人ひとりテーマが違いますが、どの子どもも諸塚のことを考えて学習をしてきました。どの発表もじっくり見たくなる内容だと思います。

 今回のリハーサルを通して、さらによい発表にするためのポイントとして①目線②拍手の仕方③声の大きさがあげられました。目線は一定の方向を向くこと、拍手をするときは気持ちを込めてすること、大きな声でゆっくり、はっきりとした声で発表することなどを確認しました。ふりかえりでは、「心の中では地域の人への感謝をもって発表していたけれど、それが目線や声に出ていませんでした。本番では、目線や声にも感謝の気持ちを表して発表したいです。」「当たり前のことができていない自分に腹が立ちました。でも、その姿が自分の本当の姿だと思いました。今日から、当たり前のことが当たり前にできるように努力して、立派な中学生になれるようにしたいです。」と発表していました。この学習発表会のリハーサルは、発表の流れを確認するだけではなく、日ごろの自分たちの行動をふりかえり、改善するきっかけになる時間になったようです。


【一つ一つの行動に心を込めます】

「おもちゃまつり」

 今日の1・2校時に「おもちゃまつり」を行いました。この「おもちゃまつり」は2年生が1年生におもちゃの作り方を説明して、1年生に楽しんでもらうものです。この日のために、各学校の2年生がおもちゃの材料を準備したり、説明文を書いたりしてきていました。おもちゃの材料は、紙コップや色画用紙、ストローに糸等、身近にあるものばかりです。おもちゃは、「糸電話」「フーフーボール」「フリスビー」「ダンボールごま」など全部で6種類ありました。
 早速1年生は2~3人のグループに分かれて、作ってみたいおもちゃのブースに行きました。糸電話を作った子どもは、担任の先生と一緒に遊んでいて、先生から小さな声で名前を呼ばれると「聞こえたー!!」と言って、とっても嬉しそうな表情をしていました。
 2年生は、準備した説明文をもとに1年生に作り方を教えていました。それ以外にも「画用紙は何色がいい?」「何を書きたい?」等と、声をかけながら作業を見守っていました。

   【糸電話作り】     【ダンボールごま作り】

【2人で協力して説明をしました】


【まゆ玉転がし、うまく転がるかな?】【フーフーボールは息の加減にコツがあります】

【保育所生も制作したり見学したりしました】

 あっという間に2時間が終わり、ふりかえりの時間になりました。「今日は、練習した説明がきちんと言えてよかったです。また、1年生が『楽しい』と言ってくれたのがうれしかったです。」「1年生が楽しく遊んでくれたり、保育所生も遊んでくれたのでよかったです。」等とふりかえっていました。しっかりと準備をして臨んだ2年生、ルールを守って取り組んだ1年生のおかげで、どの子どもたちも生き生きとした表情で取り組みました。きっとこの「おもちゃまつり」、子どもたちの思い出に残る時間になったことでしょう。

M2学習

 今日は、村内の1・2年生が荒谷小に集まりM2学習を行いました。同じように3・4年生は諸塚小で、5・6年生は七ツ山小でM2学習を行いました。
 1・2年生は3校時に体育を行いました。今日のめあては「リズムにあわせてなわとびをしよう」でした。1・2年生混合のグループを作り、音楽に合わせて4種類の跳び方を考えました。

【今日は、ぽかぽか陽気でした】

 いつもとは違う環境の中で、荒谷小の子どもたちはどのような行動をするのか見ていると、「まずは、かけあし跳びをしよう!」という他校の友達の言葉に、「あ!それできる!!」と言って跳んで見せる子どもがいたり、先生の言葉にしっかりと耳を傾けている子どもがいたりしました。普段とあまり変わりない子どもたちの姿が見られて安心しました。


【どんな組み合わせがいいかな?】

 その後、グループごとに発表をしました。前跳びや後ろ跳び、横跳び、かけ足跳び等いろいろな跳び方を組み合わせて跳んでいました。あるグループは前奏を利用してアレンジを加えていたり、最後にはポーズをとったりして、それぞれの工夫が光る発表でした。


 【日ごろの練習の成果が出ました】


 【とっても楽しそうに跳んでいました】

 ふりかえりでは、「前はひっかかっていた跳び方も、今日はひっかからずに跳べて嬉しかったです。」と発表がありました。リズムに合わせて、楽しく跳べた子どもがたくさんいたようでした。
 M2学習は明日で年度最後です。たくさんの友達とふれ合って、いろいろな体験をして欲しいと思います。

「弁当の日」に向けて

 3月3日(金)はお別れ遠足です。晴れたら学校から荒谷のバス停までゴミ拾いをしながら歩き、その後路線バスに乗って石峠レイクランドまで行く計画です。そのお別れ遠足の日に、子どもたちにお弁当作りに関わってもらおうと、今日の朝の時間に「弁当の日」についての指導をしました。
 まずは、健康に過ごすために心がけていることを尋ねました。すると「手洗い・うがい」「早寝・早起き」「運動」「マスクをつける」「食事」などの答えが返ってきました。その中の「食事」について、「お家で食事を作ってくれるのは誰ですか?」と尋ねました。すると、ほとんどの子どもたちが「お母さん」や「おばあちゃん」と答えていました。5・6年生は時々食事を作る手伝いをするようですが1~4年生はあまりそのような経験はないようです。
 諸塚の子どもたちは中学校を卒業すると、親元を離れて生活をすることになります。その時に「食事」に関して、子どもたちが自立できるようにしておくことが必要だと考えます。例えば、食べ物に興味をもっていたり、料理の方法を知っていたり、食べ物を選択する力を備えていたりすることです。そして、食事に関わる全てのことに感謝の気持ちをもつことが必要だと思います。そのような子どもたちを育てるための一つの方法として「弁当の日」を設定しました。自分にできることを考えて、少しでも弁当作りに関わって、「食事」の大切さ・ありがたさを感じて欲しいと思います。


【お弁当作りを通して学びを深めましょう】

うれしい雪

 昨夜から雪が降っていたようで、今朝は荒谷小も雪化粧をしていました。

      【とてもきれいな景色でした】

 【雪を払ってあげていました】

 子どもたちは、登校後雪遊びをしたようです。「今まで雪が降っているのは見たことがあるけど、積もってるのを見たのは初めてです。」と1年生が話していたり、3年生は雪に覆われた運動場を見て「あー、この上で寝てみたい。」と言ったりしていました。それに対して5年生が「膝くらいまで積もらんと寝られんよ。」等と楽しそうに話しながらも、名残り惜しそうに教室に帰っていきました。


【みんなとびっきりの笑顔でした】

 雪が積もると、雪が寒さを吸収してくれるか、少しだけ柔らかな心地良い寒さに感じます。毎年のように雪が積もりますが、やはり雪が積もる日は特別で心が弾むは子どもも大人も同じなのかもしれません。

それぞれの学習

 今日の午後、子どもたちの学習の様子を見に行きました。2階に上がると、「カチャカチャ。」「ジャー。」という音が聞こえます。手洗い場を見てみると、1年生と2年生が筆や水入れなどを洗っていました。1年生が「なば木やしいたけのかさの色塗りをしました。」と話していました。早速1・2年生教室に行ってみると、立派な原木としいたけが置いてありました。しいたけの軸をガムテープで巻いた本物そっくりのしいたけもあり、細かいところまでていねいに作業をしていることが分かりました。学習発表会で使う小道具が順調に出来上がっているようです。


【劇 なばたろう にどのような形で出てくるのか楽しみです】

 3年生は、一昨日と同じように理科の学習で体重計を使って重さを測っていました。一昨日学習した子どもが「次は片足で立ってみて。」とか「今度は力を入れてみて。」等と言葉をかけながら、重さの変動がないかを確かめていました。今日は2人で理科の学習だったので、とても嬉しそうにしていました。


【2人でニコニコしながら学習をしていました】

 5・6年生は算数の学習をしていました。今日は5年生の復習をしていました。そのため、5年生も6年生も同じ方向を向いて問題を解いていました。どの子も集中して取り組んでいて、ピーンと張り詰めた緊張感のある教室でした。


【鉛筆の持ち方も意識していました】

 今日は風が強く寒い1日ですが、子どもたちは元気にそれぞれの学習に取り組んでいます。

学習発表会の延期

 2月12日(日)に計画していた学習発表会ですが、インフルエンザの流行のため2月26日(日)に延期することにしました。そのため、12日(日)は学校を休みにし、13日(月)は通常の授業を行います。


【今日も発表の練習をがんばりました】

理科の学習

 今日の5校時、ランドセルを背負った3年生と担任の先生が保健室にやってきました。今日はけがや病気での来室ではなく、学習のために保健室にやってきたようです。「理科の実験で重さを測りたいので体重計を貸してください。」と言って、早速実験をしました。
 人は姿や形が変わったら体重が変わるのかどうか?を実験するそうです。まっすぐ前を向いて立った時の体重と、片足立ちをして立った時の体重、座った時の体重、足に力を入れた時の体重など色々な方法を試していました。

【まっすぐ立つ】    【片足立ち】

   【座り込む】      【足にグッと力を入れる】

 どのような方法で体重計に乗っても、体重計の数値は変わりませんでした。実験前の予想では、姿を変えれば体重は変わると考えていたようで、この結果に驚きの表情を見せていました。その後、ランドセルを背負って体重計に乗りました。


【およそ2キロ体重が増えました】

 今日は、インフルエンザによりクラスの友達がお休みしているため、担任の先生と1対1の学習でした。少し恥ずかしそうでもあり、楽しそうにもしていた3年生でした。

彩を添えたリーフレット

 今日の5校時、日向の印刷会社の方がお越しくださいました。手に持っておられるのは、5・6年生がわくわく学習で作成しているリーフレットの印刷見本です。今日は、その見本を子どもたちに見せて、誤字・脱字を訂正したり、写真の配置の確認等をしたりするためにお越しくださったのです。
 リーフレットは、写真も鮮明に写っており、色塗りをしたところも鮮やかに印刷されていました。また、子どもたちの思いを込めた文字もきれいに印刷されていました。初めて見る印刷の見本に子どもたちは、「すごーい!」「神楽の写真かっこいいね!」等と喜びいっぱいの様子でした。

       【色鮮やかな見本ができていました】

 早速、修正をするために図書室で作業を始めました。印刷会社の方も一緒に立ち会ってくださり、アドバイスをくださっていました。1年間学習してきたことが形になり、学習発表会の発表に向けて意欲もますます向上したのではないでしょうか。学習発表会では、これまでの学習の過程や学びをポスターセッションで発表します。
 2月12日(日)の学習発表会、たくさんの方々のお越しをお待ちしています。


【プロの方から直接助言していただける貴重な時間でした】

保育所生と合同練習

 今日の3校時に、体育館で保育所生と学習発表会の合同練習を行いました。まずは、保育所生と「ふるさと」を歌いました。身体を揺らしながら、一生懸命声を出す小学生、しっかり歌詞を覚えている保育所生、高い音が多くて声を出すのが大変ですが精一杯歌いました。


【保育所生が入ると一気ににぎやかになります】


  【本番も大きな声で歌ってくださいね】


 【のびのびと歌っていました】 

 合唱は保育所生と一緒に行いますが、合奏は小学生だけで行います。鍵盤ハーモニカ・リコーダー、大太鼓と小太鼓、そしてトライアングルを役割分担して演奏します。途中、音楽主任の先生から「みんなは、どんな気持ちで演奏したい?」と子どもたちに質問がありました。「感謝の気持ちをもって演奏したいです。」「諸塚があるから荒谷小があると思って演奏したいです。」等、子どもたちはそれぞれに思いがあることを伝えていました。すると「その気持ちを演奏に込めてみてください。音が変わってくるから。」とアドバイスがありました。子どもたちのその後の演奏は、伸びやかで美しい音色になっていたように思います。

【上学年のリコーダー 低い音、高い音様々な音を奏でます】

【下学年の鍵盤ハーモニカ たくさん練習して上手に弾けるようになりました】

【1年生は大太鼓も叩きます。6年生は小太鼓とトライアングルを掛け持ち】


 最後に、小学生だけでもう一度合唱の練習を行いました。ここでも音楽主任の先生が「強弱をつけていきましょう。また、みんなはどんな色の歌声を届けたい?」と質問をされました。すると「黄色!」と答える子どもたち。「じゃあ、一番声を大きく出すところは、黄色い声が体育館中に舞い上がるイメージで歌ってみてください。」と話されました。この言葉を聞き、子どもたちの表情はとても柔和なものになっていました。子どもたちが感謝の気持ちをこめて歌う「ふるさと」、お越しいただくたくさんの皆さまの心に届くといいなぁと思います。


【子どもたちの歌声を引き出してくれます】

凧あげ

 1月20日(金)に諸塚小で行われたM2学習で1・2年生は凧を作りました。諸塚小校区の地域の方を講師にお招きして、凧の作り方を教えてもらっていました。その日は、途中まで凧を作り残りはそれぞれの学校で仕上げることになっていました。
 子どもたちの凧もできあがり、今日の1時間目に1・2年生が運動場で凧あげをしました。1年生が凧に描いた絵は恐竜やクジラで、2年生は花やネコを描いていました。それぞれ個性あふれる仕上がりになっていました。
 凧をあげる時に、運動場を走り回って凧をあげる子どもがいたり、凧糸を巧みに動かしながらゆったりと凧をあげる子どもがいたりしました。わずかに吹く冷たい風をうまく捉えて、一人ひとり違う凧あげを楽しんでいました。


         【大きな凧が出来上がりました】


       【色とりどりの凧が風に乗っていました】

 

「分かる」と「できる」をつなげる

 今日の5校時、箕舞の練習を行いました。今日も、地域の方3名に講師としてお越しいただきました。今日のめあては「『分かる』と『できる』をつなげる」ことです。舞い手の子どもたちは、衣装を着て練習をし、お囃子の子どもたちは、6年生が下級生に教えながら唄いました。


【はじめに衣装合わせ 男の子はねじり鉢巻きをします】


【色々な方々に声をかけていただき、練習スタートです】


【男の子は力強く、女の子はしなやかに舞います】

 今日は、特に杵を持つ男子の動きに焦点をあてて練習をしました。舞う際にまっすぐ円を描くように舞うのではなく、外を向いたり内を向いたりしてジグザグに舞うことがポイントだそうです。「まっすぐ舞ってしまうと、箕の子どもたち(女子
がついていくのが大変だからです。」と講師の方がおっしゃっていました。


【細かい動きを教えてくださいました】

 全部で3回通し稽古をしました。3回目には子どもたちの動きも軽快に柔らかくなっていました。
 最後のふりかえりでは「今日は囃子で3年生がいなかったので、3年生の分を唄いました。すごく難しくてて、いつも唄っている3年生はすごいんだなぁと思いました。」「『分かる』と『できる』をつなぐことができました。」「今日舞った箕舞を、来年は他の人も舞うことになるので、教えてあげたいです。」「吉野宮祭りでも舞うので今回の学びを生かしたいです」「囃子を下級生が受け継いで欲しいです。」等と発表をしていました。
 5・6年生の担任の先生から「『分かる』と『できる』をつなげることができましたね。これは、みなさんが目と耳を使って考えて練習をしたからです。また、『つなぐ』という点では、受け継ぐという視点で考えている人がたくさんいました。学習発表会では、恩返しのつもりで箕舞を舞ってください。」とお話がありました。
これらをお聞きになった講師の方々からは「昔は私たちも箕舞を舞っていました。婦人会も舞っていましたが、今はみなさんだけです。受け継いでいってくれることに感謝をしています。」「感動して涙が出ました。ありがとうございました。」「かぜをひかずに本番も頑張ってください。」とうれしいお言葉をいただきました。


  【講師の先生方、熱心なご指導ありがとうございました】

 地域の方々の思いを背負って子どもたちは箕舞を舞います。また、元気なお囃子も見どころの一つです。学習発表会では、子どもたちの箕舞にも応援をよろしくおねがいいたします。


※ 各クラスの発表の練習も頑張っています。

【1・2年生の「なばたろう」】

   【どんな発表なのか楽しみです】

すこやか授業(5・6年生)

  今日の2校時に5・6年生のすこやか授業(国語)が行われました。すこやか授業とは、いじめ未然防止の取組の一つで、「授業の場で児童に居場所をつくる。」「わかる授業を行い、主体的な学習態度を養う。」「共に学び合うことの意義と大切さを実感させる。」「言語活動を充実させ、言語力を育てる。」「学ぶことの意義を理解させ、家庭での学習習慣を確立させる。」「学習規律を徹底させる。」という授業づくりの視点をもって授業公開を行うものです。
 今日は、わくわく学習で学んだことを作文にしていました。子どもたちは、本論を書いており、それぞれめあてを立てていました。
【めあて】
○ 相手が分かりやすく理解しやすいように書く。
○ 資料などの事実を使って自分の考えを書こう。
○ 本論をもっと詳しく分かりやすく書こう。
○ 資料を生かして自分の考えを書く。

 はじめに、前時に書いた作文をペアで読み他者評価を行いました。その時の手がかりとして事実と自分の考えに着目すること、特に文末表現に注目することを指導されていました。


【お互いの作文を読んで、いいところや疑問に思うところ等を率直に出し合いました】

 友達のアドバイスを受けた後、もう一度作文を書き直したり、書き加えたりしました。わくわく学習で自分が作ったリーフレットを見ながら作文を書いている子どもや、図を見ながら作文を書いている子どももいました。作文を書く上で、自分たちで必要な資料を選ぶ力や作文を書こうとする意欲を感じ取ることができる子どもたちの姿がありました。

   【作文に集中】
 
 およそ20分間作文を書いたら、再度他者評価をしました。「あとがきの前に調べた内容をもうちょっと入れるともっと分かりやすくなるんじゃない?」とか「取材の雰囲気が伝わる表現があるので、僕でも納得しました。」等と、自分の思ったことをしっかり相手に伝えていました。
 最後に、担任の先生が、修正する前の作文と修正した後の作文を読み比べてその違いを子どもたちに感じさせていました。子どもたちはふりかえりで、「言いたいことを整理して書くことができました。作文を客観的に聞くと、ひきつけられる作文になったなぁと思いました。一生懸命やった甲斐がありました。」「表現が分かりにくくなっているところがあるので、作文を修正していきたいです。」「○○さんにアドバイスをもらったので、あとがきの前に神楽の内容を入れていきたいです。」「事実と考えを整理しながらかけました。また、○○くんにアドバイスをすることで、自分の作文とのつながりを見つけられたので、それを生かしていきたいです。」と発表していました。

 この授業では、担任の先生はポイントを話す程度で、大部分は子どもたちが自分で学習を進めていました。5・6年生は、率直に考えを伝え合える子どもたち、そしてそれを素直に聞き入れられる子どもたちです。学習の中で友達のよさを見つけたり、自分の成長が言葉として表現されたりすることで、学習への意欲が高まっているように感じました。また、普段から友達のことを考えて行動したり、声をかけあったりする5・6年生の豊かな関係が学習にも反映され、より充実した学習になっているのだと思います。

食に関する指導後の給食は?

 今日の給食時間、各クラスを訪ねてみました。
 5・6年生は、担任の先生が声をかけなくても自然と正しい箸の持ち方をして食べていたそうです。また、「あ、こうやって持つんだった。」と思い出しながら箸を動かしている子どももいて、意識して正しい箸の持ち方をする姿が見られました。

【正しい箸の持ち方はこれだ!】

 3・4年生も箸の持ち方を確認しながら動かしていました。「3年生の3学期に箸の持ち方を教えてもらって、4年生の1学期にはできるようになっていました。」と話す子どももいました。練習を続ければできることが友達の姿からも分かり、やる気が湧くのではないかと思います。

【お手本がそばにいて心強いです】

 1・2年生もこれから練習を重ねて正しい箸の持ち方を習得していくと思います。1・2年生教室では、担任の先生が献立を読んでくださったり、一口メモを読んでくださったりしていました。

【大豆ってどうやってできるの?と話題になりました】

 それぞれの学級で給食に関して工夫をしたり、事後指導を行ってくださっていたりしていました。そのことが、子どもたちの食に対しての興味・関心を高めることにつながると思います。これからも、自分の身体をつくる食事に対して関心をもち、そして感謝をしながら食べてほしいと思います。

食に関する指導

 給食感謝集会の後は、全校学活を1校時に行いました。今日は1年に1回の栄養教諭の先生による食に関する指導です。テーマは食事のマナーでした。
 まず、食事のマナーとはどのようなものがあるかを考えました。
○ 時間を守って食べる。
○ 姿勢よく食べる。
○ 箸を正しく持って食べる。
○ 食器を持って食べる。
○ バランスよく食べる。

 これらの食事マナーの中で、今回は箸の持ち方の指導をしていただきました。早速出てきたのは、栄養教諭の先生オリジナルの箸です。この箸は1本が青くもう1本が赤いお箸でした。色が違うお箸にはどのような意味があるのでしょう。


【信号を思い出してね】

 実は上の箸は青く下の箸が赤いこのお箸は、青いお箸は動かしてもいいお箸で、赤いお箸は動かしたらいけないという意味を色で表しているのです。信号を思い出してみると、青は「すすめ」赤は「とまれ」です。その決まりを箸でも応用しているものです。実際に、そのお箸を使って箸の持ち方を確認しました。


    【青い箸は鉛筆を持つように持ちます】

 持ち方を確認した後は、正しい持ち方で大豆をつかみ皿にうつす練習をしました。栄養教諭の先生は、子どもたちの様子を見ながら「焦らなくても大丈夫よ。できるようになるから。」と声をかけられていました。また「下の箸の位置を変えればできるよ。」と具体的なアドバイスをもらいながら、一生懸命大豆をつかんでいました。


【どの子どもも、正しい持ち方を習得しようとやる気満々でした】

 その後、栄養教諭の先生から「正しい箸の持ち方で食事をするときれいに食べられます。すると、周りで食べている人も気持ちよく食事ができます。」と正しい箸の持ち方によって、食事の雰囲気をよくすることができることを教えていただきました。

 最後に、マナーの一つである「いただきます」「ごちそうさま」をテーマにした紙芝居を読んでくださいました。

【感謝の言葉は色々な人に届いていくのですね】

 学習後のふりかえりではこのような意見が出ました。
○ 食事のマナーで「時間を守って食べる。」「正しい箸の持ち方で食べる」が守れていないことがありました。今日の給食ではこれらのマナーを守って食べたいです。また、家でも今日学習したことを生かしたいです。
○ 箸の持ち方は今日練習をして少しできました。
○ 1年かけて正しい箸の持ち方ができるようになりました。これからも正しい箸の持ち方を意識して食べたいです。
○ 上の箸を動かすということを知ることができてよかったです。
○ 「いただきます」や「ごちそうさま」が野菜を作っている人や卵をとっている人にまで届くことが分かりました。
○ 給食感謝集会ではたこ焼きが出るかもしれないと聞いたので嬉しかったです。また、箸の持ち方を再確認できてよかったです。



【たくさんのことを学習しました】

 今回の食に関する指導では、普段の食事のマナーを振り返る機会になりました。その中でも箸の持ち方を全校児童で再確認することで、今日からの給食でも一斉に取り組めます。「絶対できるようになる。」という先生の言葉で子どもたちも諦めずに挑戦し続けると思います。本日はありがとうございました。

給食感謝集会

 今日、朝の時間にランチルームで給食感謝集会を行いました。今日は、調理員の先生と中学校の栄養教諭の先生、そして野菜の配達をしてくださる地元の商店の方をお招きしました。


【とっても元気な3名の先生方です】

 はじめに校長先生のお話です。「今日は給食に携わる3名の方がお越しくださっていますが、その他にどのような方々が給食に携わっていると思いますか?」と子どもたちに質問をされました。すると子どもたちは、「生産者」「消費者」「○○くんのお母さん」等と答えていました。その他に「動物を育てている人や牛乳を運んでくれる人、食材を運搬してくれる人などたくさんの方々が携わってくれています。今日の給食の時間には、どうやって給食ができたのかを考えながら食べてください。」とお話しくださいました。


【多くの方々の努力のおかげで給食が出来上がります】

 次に、「荒谷小給食ベスト3」と、「あったらいいなこんな給食」を発表しました。「荒谷小給食ベスト3」では、第1位が揚げパンとハヤシライスでした。第2位がカミカミサラダ、第3位がフルーツヨーグルトとしいたけ南蛮でした。この結果から「2年前のランキングでは、ハヤシライスは第3位でした。今年は第1位だったことから、ずっと人気の献立であることが分かります。また、2年前は好きな給食が10個でしたが、今年は13個の給食が出てきました。このことから、みんなが給食をもっと好きになっていることが分かります。」と説明がありました。「あったらいいなこんな給食」では第1位がホットケーキ、お好み焼き、たこ焼き、パフェでした。第2位がじゃがバター、そば、牛丼、ベーコンでした。これらのメニューを見て、中学校の栄養教諭の先生に実現しそうなメニューを尋ねました。すると、「たこ焼きはできそうです!」とうれしい答えが返ってきました。


【たこ焼き いつか食べられるといいですね】

 その後、ほたきゅう(保健体育給食委員会)の子どもたちから感謝のメッセージ発表とプレゼント贈呈を行いました。給食調理員の先生には、「給食のおかげで色々な味を知ることができました。例えばナンなどの違う国の食べ物が食べられました。」「朝早くから給食を作ってくれる○○先生に感謝をすることを忘れずに大事にマナーよく食べます。」等と感謝の気持ちを伝えました。

【ビビンバも大好きだそうです】

 次に栄養教諭の先生への感謝のメッセージです。「ワクワクドキドキする給食を考えてくださってありがとうございます。私は『秋の味カレー』が心に残っています。なぜなら秋の実りであるさつまいもやしめじ、しいたけなどが入っていたり、名前も『なるほど』と思えたりと楽しませる工夫があったからです。」等と心を込めて気持ちを伝えました。


【給食のおかげで午後の学習も張り切って取り組めます】

 最後に地元の商店の方へのメッセージです。「諸塚学校給食の日では諸塚産の野菜をたくさん探してきてくれます。心に残っているのは『すきやきに』です。糸こんにゃくが短くてつるつるしていておいしかったからです。」「習字の時には、お店でバスを待たせてもらっています。その時には、無言で宿題をします。」等と、給食以外でもお世話になっている地元の商店の方に感謝の気持ちを伝えました。


【お店で買い物をする時もお世話になっています】

 最後に、お越しくださった3名の先生方から一言いただきました。
 給食調理員の先生からは「校長先生のお話を真剣に聞くみんなの態度が素晴らしいと思いました。みんなからは元気をもらっています。これからもおいしい給食を作ります。」とお言葉をいただきました。
 栄養教諭の先生からは「中学校で献立を作っていますが、七ツ山小や荒谷小のみんなはどんな給食が好きかなぁなどと色々考えながら献立を作っています。みんなが大きく元気な身体に成長できるように、献立作りを頑張ります。」とお言葉をいただきました。
 地元の商店の方からは「好きな給食に『カミカミサラダ』が入っているのにびっくりしました。献立を作ってくださる先生や調理員の先生が工夫していらっしゃるんだろうなぁと思っています。」とお言葉をいただきました。


     【嬉しいお言葉をいただきました】


【おいしい野菜をありがとうございます】

 今回の給食感謝集会では、子どもたちが率直に思っていることや、感謝の気持ちを言葉に乗せて伝えられたと思います。そして、この3名の方々の他にも数えきれないくらいの人たちが給食を作るために働いてくれていることを心に留め、感謝して給食をいただきたいと思います。3名の先生方、朝早くからお越しくださりありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

箕舞の練習

 1月25日(水)の5校時に地域の方々を講師に招き、箕舞の練習を行いました。1年生は初めて見る箕舞ですが、他の学年の子どもたちにとっても久しぶりに舞ったり唄ったりするので始めはどのような動きだったのかを確認しながら舞いました。


  【練習を繰り返して動きや唄を確かめます】


    【動きのコツを教えてくださいました】

       【2~6年生が舞います】

 1時間練習をして、少しずつ思い出してきた様子の子どもたち。ふりかえりでは、「今までみんなが箕舞を踊る姿を見て憧れていました。今日、箕舞が踊れたので夢が叶いました。完璧を目指すために練習をしたいです。」「スラスラ唄えるように家で練習をしたいです。」「初めて舞ったけど、やってみたら簡単にできました。」と発表していました。子どもたちにはそれぞれ箕舞に対する思いがあるようです。次回は2月1日(水)に最後の箕舞の練習が予定されています。それまでに練習を重ねて、元気よく堂々と舞えるようにして欲しいです。

 講師にお越しくださった3名の方、社会部の方、本日はありがとうございました。

読み聞かせ

 1月25日(水)の朝の時間に読み聞かせが行われました。今回は地域の方がお越しくださり、「せんたくかあちゃん」「くすのきだんちはゆきのなか」「うんちっち」の3冊の絵本を読んでくださいました。
 「せんたくかあちゃん」では、たらいと洗濯板で洗濯をする「かあちゃん」は、何でも洗濯をしてしまいます。服はもちろんのこと、くつや傘、猫や犬まで洗濯をしようとします。慌てて「かあちゃん」から逃げ出しますが「とまれ!」の一声に身体がしびれて動けなくなってしまいます。そうして、みんなは洗われました。そんな時、空から雷様がおへそを取りにやってきました。怖い雷様でも「かあちゃん」はへっちゃらです。さっきと同じように雷様も洗ってしまいました。すると、雷様はしわが伸び、きれいに洗いすぎたのか目も鼻もなくなってしまいました。そこで子どもたちは雷様に優しい顔を書いてあげました。優しい顔に生まれ変わり雷様は空に帰って行きました。しかし、ある日空から雷の音が聞こえます。何かが起こりそうな雷の音、一体に何が起こったのでしょう。パワフルな「かあちゃん」に、朝から元気をもらえる1冊でした。その他の2冊も「これ読んだことなーい。」「これは読んだことある、面白いよ!」等と話しながら楽しく聞いていました。


【読み聞かせは物語の世界に入り込める豊かな時間です】

 今回お越しいただいた地域の方は、朝子どもたちが練習をしている「ふるさと」の曲を大変誉めてくださいました。「学習発表会での合唱も楽しみにしています。」と声をかけてくださり、子どもたちもうれしかったと思います。
 寒い中お越しくださり本当にありがとうございました。

新入学児童体験入学

 1月24日(火)に、次年度の入学予定の保育所生5名を対象に新入学児童体験入学を行いました。4時間目の途中に、3・4年生が保育所に迎えに行きました。すると、5名の保育所生はランドセルを背負って集団登校のように1列で学校にやってきました。
 まずは、3・4年生と一緒に学校探検をしました。「ここが保健室です。けがをした時には手当てをしてもらいます。病気の時はベッドで寝ることもあります。」と4年生が説明すると「歯の検査で来たことある!」と、保健室をぐるりと見渡しながら言っていました。

【分かりやすい言葉で説明をしていました】

 給食の時間には、ランチルームで全員で給食を食べました。献立は、むぎごはん、チキンカレー、ツナサラダ、牛乳、やきやきクレープでした。しっかりと食器をもって食べていたり、どのおかずもまんべんなく食べていたりして、マナーのよい保育所生でした。

【保育所生の食べっぷりを見て、小学生も刺激を受けていました】

【後片付けの仕方を6年生が教えてくれました】

 昼休みは全員で外で遊び、清掃も一緒にしました。小学生は、「隙間がないように拭くんだよ。」と教えてあげていたり、ほうきの使い方を教えてあげていたりしました。保育所生に手取り足取り教えていた子どもたちの表情はいつもよりずっとお兄ちゃん・お姉ちゃんになっていました。


     【教室を隅々までそうじしました】
    
    【要所要所で小学生が声をかけます】


 【きれいになったかな?】

 そして5校時は1・2年生と一緒に国語の学習です。鉛筆の持ち方を教えてもらい、直線をなぞったり、曲線をなぞったりしました。その様子を1・2年生は横で見守り「ここを書くんだよ」「うん、それでいい!」等と声をかけていました。


 【保育所生も小学生も楽しそうに取り組んでいました】

【1・2年生から保育所生へのメッセージも堂々と発表しました】

 お昼から保育所生と一緒に過ごした小学生はあらゆる場面で保育所生の様子を気にかけて行動していました。また、いつもは学校の中で一番年下の1年生も、今日はとても頼もしい姿をみせてくれました。幼かった1年生が立派に成長したことを、新入学児童体験入学の姿を見て感じることができました。
 
 春になればピカピカの1年生になって荒谷小に入学してくる保育所生、子どもたちも職員もみんなの入学を楽しみに待っていますよ。

給食感謝集会に向けて

 1月27日(金)に、本校で給食感謝集会を行います。この日は、給食調理員の先生と、中学校の栄養教諭の先生、毎日野菜を配達してくださる地元の商店の方をお招きします。その給食感謝集会を運営するのが、ほたきゅう(保健体育給食委員会)です。今日の6校時は、委員会活動で給食感謝集会の準備をしました。「好きな給食」と「あったらいいなこんな給食」をランキング形式でまとめました。「2年前はれいとうみかんが3位やったっちゃー。」とか「去年カツ丼が出たよね。」「わー、それ覚えてなーい。もっと味わって食べればよかったー。」等と給食を思い出しながら作業を進めていました。


【給食の話題は尽きませんでした】

 ふりかえりでは、「『好きな給食』や『あったらいいなこんな給食』をまとめている時に、給食の先生方に感謝の気持ちが芽生えました。」「心を込めて表紙をデザインすることができました。」「2年前と今の『好きな給食』の違いを考えたり、今回の意見の特徴を考えたりすることができました。」「見ている人が見やすいように大きな字で分かりやすく書きました。」等の発表がありました。それぞれ、感謝の気持ちをもったり、相手意識をもったりして作業をしていたことが分かりました。作業はまだあと少し残っています。給食に携わる先生方に感謝の気持ちが伝わるように準備をしっかりとしていきたいと思います。

怒りを鎮める時間

 今日は、朝の時間に地域の方による読み聞かせが行われました。その前に、地域の方からお話がありました。

【テーマは「怒り」です】

 まず、「みんなは毎日何かに怒りますか?」と質問がありました。すると「うーん、毎日は怒らない。」「2日に1回かな?」と答える子どもたち、「叱ることはあっても怒ることはあまりないですね。」と5・6年生の担任の先生。すると「人間には4つの感情があって、それを『喜怒哀楽』といいます。その「『怒』が怒るということです。では、『怒り』を鎮める時間はどれくらいかかると思いますか?」と子どもたちに投げかけました。子どもたちは口々に「30秒!」「1分!」「40分!」「2~3時間!」と答えていました。「このことについては、読み聞かせの最後にもう一度お話をするので、自分がどれくらいで『怒り』が鎮まるかを考えておいてください。」と話され、読み聞かせがスタートしました。

 今日は「うちのかぞく」「もうぬげない」「いちにちおばけ」の3冊の絵本を準備してくださっていました。その中でも「いちにちおばけ」では、おばけが怖い男の子が、もし自分がおばけになれば怖くなくなるかな?と考え、様々なおばけに変身します。「いちにちからかさおばけ」や「いちにち口さけ女」、「いちにちカッパ」に「いちにちミイラ男」などです。それぞれのおばけに変身した男の子がおばけより怖いと感じたのは・・・?ユーモアたっぷりのおばけたちに大喜びの子どもたちでした。


  【みんなはどんなおばけになってみたい?】

 最後に、「怒り」を鎮める時間についてのお話の続きがありました。「普通の『怒り』は6秒でおさまります。『怒り』を感じたら、6秒我慢してみてください。すると怒らなくても済むことも多くあると思います。」とお話しくださいました。子どもたちは、予想した時間よりもかなり短い時間だったことに驚いていました。6秒で感情的にならないで済む、冷静に考えられると思うと、今日から実践してみたいと思いました。

合奏練習

 今年度の学習発表会は2月12日(日)に計画しています。学習発表会のねらいは、「荒谷小学校の歴史を知ったり、保護者や地域の方々と発表を通してかかわったりすることで、愛校心や郷土愛とともに自信や自己肯定感をもつことができるようにする」ことです。学習発表会の終盤には合同合唱・合奏があります。今年度の曲目は嵐の「ふるさと」です。
 今日の5校時は全校音楽で、「ふるさと」を鍵盤ハーモニカやリコーダーで熱心に練習をしていました。


【1年生は担任の先生がつきっきりで鍵盤ハーモニカの猛特訓】


【2・3年生は自分たちで練習を進め、時々全体で合わせて演奏していました】


【4~6年生はリコーダーの吹き方を教えあっていました】

 2年生と一緒に練習をしていた3年生は「○○ちゃんの方が僕より覚えるのが早い。」と驚いていました。学習発表会まで残り1か月を切りました。練習を積み重ねて、当日は心のこもったハーモニーを奏でてくれると思います。

第4部消防団・消防本部との避難訓練

 

          【第4部消防団】

 1月16日(金)の5校時に火災の避難訓練を行いました。毎年この避難訓練には、第4部消防団の皆様がお越しくださいます。今年度は、第4部消防団の13名の皆様に加え、消防本部からも1名お越しくださいました。
 今回は理科室からの火災を想定した避難訓練を行いました。小学生は玄関側の階段から外に出て運動場のイチョウの木を目指しました。保育所生は村道を通り、校門から運動場に避難をしてきました。避難後、校長先生から講評をいただきました。まずは避難の仕方についてです。①ハンカチ等でしっかり口をふさぐ②運動場に出てきたら小走りで避難する(少しでも早く火災現場から離れる)ことをご指導いただきました。次に、火の取り扱いについてです。火遊びを決してしてはいけないことを子どもたちと確認しました。


       【命を守るための学習です】

 その後、消防団・消防本部の方からお話がありました。「『お・は・し・も』(押さない・走らない・しゃべらない・戻らない)の中で一番大切なものは『戻らない』です。大事なものを忘れたとしても、決して火災現場には戻らないでください。」と話されました。また、「煙は天井に沿って流れます。煙は1秒に1~3m広がります。階段だったら1秒に5~6m煙が上がります。」と煙の特徴についても教えてくださいました。すばやい避難、ハンカチで口を覆って避難することの大切さが煙の特徴からも理解できました。


【このような学習の積み重ねが命を守ることにつながります】

 その後、消火体験をしました。消火器を使って、燃えている火を消します。消火器の使い方は①安全ピンを真上に引き抜く②ホースを火元に向ける(ホースの先を持つ)③レバーをにぎるです。消火器からは、約30秒間粉が出るそうです。早速6年生から順に消火体験をしました。


    【勢いよく粉が出てきました】


   【消えるかな】

 消火器を実際に使ってみると、安全ピンがすぐに抜けずに焦りました。また、レバーをにぎる時も強くにぎらないと粉が出てこず、思った以上に力のいる作業だと感じました。消防本部の方によると、消火器で消せる火は、自分の身長より小さい火だそうです。自分の身長より大きい火の場合は、すぐに避難することが大切です。

 その後、第4部消防団の皆様の操法訓練を見せていただきました。第4部消防団は、先日行われた諸塚村の出初式でも優勝をしています。毎年のように優勝している第4部消防団の操法訓練は何度見てもかっこよく、子どもたちはキラキラした目で見つめています。

 【荒谷・南川を守る第4部消防団、頼もしいです】

 今回は、消防本部の方が解説を聞きながら操法訓練を見学しました。

◯ 小型ポンプは諸塚村には各地区に置いており全部で約70台ある。
◯ 火事の現場は、機械の音やサイレンの音で声が聞こえないため、手信号で合図をする。
◯ 火を消す時には他の消防のホースもたくさんあるため、自分のホースを見失わないようにホースに沿って走ることが鉄則である。無駄な動きをしないように最短距離で走る。
◯ 消火後は、手や足、腰などを触りながら確認し、けががないかをチェックする。

 解説があることで、いつもとは違う視点で操法訓練を見ることができ、学びも深まりました。

 それから、消防本部の消防車の中を見学しました。消防車の中にはたくさんの道具が入っていました。


【きれいに整理された消防車の中には見たことのない道具がいっぱい】

 最後に、子どもたちの質問・ふりかえりの時間です。「出動する回数は1年に何回ですか?」という質問に、「平成28年1月~平成28年12月31日までに諸塚村での火災はゼロでした。」と回答がありました。また、荒谷・南川地区に関しては2年間火災はゼロだそうです。その他にも「女性消防団についてどう思いますか?」という質問には「心強いです。女性だけで火を消すこともあるので、ぜひ火の消し方などの知識をもって欲しいです。」と話されていました。ふりかえりでは、「かっこよかったです。」「消防団に入りたいと思っています。」「『聞く』ことの大切さを学びました。消防団のみなさんはリーダーの指示をしっかり聞き、すばやく的確に動いていていました。」とふりかえっていました。


【保育所生も寒い中よくがんばりました】

 避難訓練後、第4部消防団の方々は図書室で休憩をされ、学校文集を読んでいらっしゃいました。消防団の方々が小学生の頃の文集もあり、「作文の題名が『からいもねり』と。おもしろい!」とご自身の作文を読んで小学生の頃を懐かしんでおられました。


          【お宝発見!】

 毎年、子どもたちのために時間を割いてお越しくださる第4部消防団の皆様、そして消防本部の方、今回もたくさんのことを学んだ避難訓練になりました。寒い中、本当にありがとうございました。

         【来年もよろしくお願いします】

人気メニューにぽっかぽか

 今日はALTの先生が来校されました。ALTの先生は、毎回給食を一緒に食べてくださいます。今日は、昨日「ほたきゅう」の子どもたちが楽しみにしていた「ポークハヤシライス」と「かみかみサラダ」です。他の学年の子どもたちにも大人気のメニューで、給食時間はいつもよりも会話が弾んでいました。ALTの先生の隣に座った子どもが、「◯◯先生、カバって英語で何て言うんですか?」と尋ねると他の子どもも「フクロウは何て言うんですか?」「リスは何て言うんですか?」など質問をしていました。また、1・2年生の担任の先生に「シマウマって何て鳴くんですか?」と聞いている子どももいました。すると「『わん』と鳴くよ」とおっしゃっていました。予想していなかった答えに「えー!『わん』って鳴くんだ!?」と興奮した様子の子どもたち、「わん!わん!」と鳴き真似をする子どももいました。


【かみかみサラダにはアーモンドも入っていて歯ごたえ抜群でした】


【色々な動物を英語で教えてもらいました】

【シマウマの鳴き声、実際に聞いてみたいですね】

 給食を食べた後は、クイズ係からクイズの答えが発表されました。今回のクイズは「ごまを簡単にすると何の遊びになる?」でした。さて、子どもたちは答えが分かったでしょうか?


【毎週水曜日の下校の時間にクイズを出し、木曜日の給食時間に答えを発表します】

 答えは「こま」です。「ごま」の「゛」を取ったら「こま」になるからです。今回は1年生がクイズに正解していました。今日は、いつもに増して給食時間の終わりまで楽しい雰囲気でした。大好きな給食を楽しみ、会話を楽しみ、子どもたちの心がぽかぽか温まった給食時間でした。

穏やかな昼下がり

 今日の昼休み、ほたきゅう(保健体育給食委員会)のメンバーが、明日の給食の食材を栄養黒板に貼る作業をしていました。通常は1人で行うのですが、6年生は自主的に2人で役割分担をしてしていました。すると栄養黒板に献立を書いていた児童が「やったー!明日はポークハヤシライスだって!」と喜んでいました。また、食材カードを探している児童は「カミカミサラダも出るよ!たくさん食べたいなぁ」と話していました。子どもたちにとって給食は元気の源です。今日も残さず給食を食べて、昼休みは外でめいっぱい遊んでいました。

【地道な作業ですが、楽しみを見つけながらやってくれます】

 また、教頭先生は花の世話に一生懸命です。午前中には「風が強くなる前に花に水をやってきます」とおっしゃって寒い中外に行かれていました。午後からは、花の苗を大きく成長させるために花を摘んでおられました。子どもたちが元気よく過ごしている荒谷小にはこのような穏やかな時間が流れています。

【たくさんの花の苗、満開になる日が待ち遠しいです】

感動 始業式

 今日は3学期始業の日です。今日も子どもたちは元気に学校に登校してきました。そして、2校時に体育館で始業式を行いました。
 まずは校長先生のお話です。今日のお話のテーマは「自分らしさ」です。「『自分らしさ』とは何ですか?」と尋ねられた時に、即座に答えることができる人はあまりいないかもしれません。「自分らしさ」を大切にしている人は、自分に正直な人だそうです。例えば、嘘をついて自分をよく見せようとしている人は自分に正直とは言えません。また、「自分らしさ」を大切にしている人は、自分を大事にできる人であり、周りの人たちを大切にできる人だそうです。なりたい自分になれるよう、「自分らしさ」を見つめ、自分にできることを少しずつ積み重ねていって欲しいと思います。

【自信をもって「自分らしさ」を話せるようになりたいですね】

 次に、児童代表のことばです。今回は3年生が「3学期はもっと」という作文に気持ちを込めて発表しました。「最後までやり抜く力をつける」「あいさつ、優しい言葉遣いをする」「体力をつける」という3つの目標を立てた3年生、「体力をつける」ために、昼休み外で元気に遊ぶことや朝のトレーニングを精一杯すること、剣道の稽古に一番に取りかかることなどを続けていくそうです。これまでの生活を振り返り、できていることと課題を整理し、意欲に満ちた3学期を迎えられたんだなぁと感じました。


 【堂々とした発表でした】

 次に一言発表です。まずは1・2年生が発表しました。1・2年生は学習面と生活面に分けて目標を立てていました。

【1年生】
◯ 忘れ物をしない。二重跳びができるようになる。
◯ 漢字を上手にかけるようになる。みんなに優しくする。

【2年生】
◯ かけ算を完璧にする。特に8の段・9の段を練習する。弟の子守りをしっかりする。
◯ 一輪車で「その場乗り」ができるように毎日練習する。大きな声であいさつをする。



 3~6年生は今年のテーマとなる漢字1文字を発表しました。

【3年生】
◯ 「続」:いつも漢字をていねいに書く。諦めない心を伸ばす。(やると決めたことは必ずする。)手洗い・うがいをして元気に学校に来る。

【4年生】
◯ 「考」:計算ミスを減らす。5・6年生と協力して全体をまとめる。二重跳びで連続7回を目指し、達成できたら跳べる回数をだんだん増やしていく。

【5年生】
◯ 「話」:学習発表会での発表やM学習で会話をすること、また、やる気・元気になる言葉をかける。

【6年生】
◯ 「教」:1~5年生に荒谷小のことを教える。中学校のことを教わり、後輩ができたら教わったことを教える。学習発表会で教え合う。

◯ 「縁」:人を大切にする。助け、守り、教える。これまで意識してしたこれらのことをランクアップさせる。すると、人が集まりいい縁ができる。
  「頼」:信頼を大切にする。信じてもらえると自分所の居場所が見つけられる。

◯ 「伝」:学習発表会で女性の活躍を伝える。相手の考えを引き出すために「つまり」を使う。また、指で示して発表するなど、伝え方を工夫する。
  「見」:下級生をしっかり見守る。


 一人一人が、新年の目標を具体的な方法を示しながら発表していました。1・2年生は自分自身の課題を見つけ、できるようになることを目標にしていました。中でも2年生の発表で、自分が立てた目標を必ず達成するんだという強い意志が伝わるような大きな声で発表する姿にはとても感動しました。3・4年生は、自分の課題に加え、次年度へ向けての心構えも目標に表れていました。5・6年生は様々な学習で学んだことを織り交ぜ、周りのことも考えた目標を立てていました。

 一言発表が終わると、校歌斉唱です。「指揮◯◯さん、伴奏◯◯さん」という言葉に、みんなが驚いたと思います。なぜなら、今年度の校歌斉唱はずっとCDを流して歌っていたからです。ゆっくりと伴奏をするピアノの音色が優しく、いつもの校歌斉唱とは一味違った温かい歌声になりました。


【冬休みの間一生懸命練習をしたそうです】


 閉式の言葉では、教頭先生が「素晴らしい発表でした。みんなならできる!」と、力強くおっしゃってくださいました。子どもたちの立派な発表・校歌斉唱に応えてくださったその言葉に、また感動の波が押し寄せました。

 その後、養護教諭の先生から1月の月目標についてお話がありました。1月は「寒さに負けずに体をきたえよう」です。諸塚村内でもインフルエンザが発生しているようです。かぜの予防のために、手洗いうがいに加えて、積極的に体を動かして欲しいとお話がありました。また、屋外と屋内の衣服の着方についてもお話がありました。


【寒いときこそ体を動かして鍛えてください】

 今日の始業式、子どもたち一人一人の思い・決意を聞くことができ、今年も幸先のいいスタートが切れたと思います。3学期はあっという間に過ぎてしまうからこそ、1日1日を大切にして過ごしていって欲しいと思います。

 
       【今年も荒谷小をよろしくお願いいたします】

わくわく学習 取材活動

 今日のお昼に、6年生がCMの取材をするために学校にやってきました。この児童は、林業関係者や婦人会、青年団の方々の取材を続け、それらを受け継いで来たおじいちゃん・おばあちゃんの素晴らしさをCMで発信したいと考えています。今回は、主に消防団の中にいる青年団の方を対象にインタビューをしました。内容は、「青年団を受け継いできたおじいちゃん・おばあちゃんに対する思い」です。


【思いを画用紙に書いてもらいます】

 青年団の方々は「この題は難しいなぁ~」、「なんて書こうかな?」等と話しながらも、真剣に意見を書いてくださいました。林業関係者・婦人会・青年団の取材を通じて思うことが、取材に対して「できない」とおっしゃる方がいないということです。どの方々も快く応じてくださり、貴重な意見をお聞きすることができました。子どもたちのことを思って協力してくださる荒谷・南川の方々の心意気が子ども自身に伝わっています。それは、子どもたちのわくわく学習に対する構えにも表れていると思います。積極的に行動し、アイディアを考え、試行錯誤しながらまとめようとしている子どもたちはとっても生き生きとしています。
 3学期も色々とお世話になるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

出初め式に向けて

 今日も朝から第4部消防団の方々は訓練を行っています。朝は、たき火を囲みながらリラックスした様子でした。中には明日の出初め式の留意点を確認している方がいたり、記録の最終確認をしている方がいたりしました。部長が「終わったら教えて。焦らんでいいから。」と声をかけてくださっていました。また、今日も消防団のOBの方々もお越しくださいました。


       【朝早くても笑顔いっぱいです】


【けがに負けずに訓練します】【部長の気配りに雰囲気が和みます】

【休憩時間に頭で覚えて、訓練では体に覚え込ませます】


    【OBの方々が見届けてくれます】

 訓練が始まると休憩時間の表情とは打って変わり、凜々しい第4部消防団になりました。


 【列が揃っているか確認】    【美しい隊列です】


  【時間が経つのも忘れるくらい見入ってしまします】


【訓練後、個人レッスンも】 【メジャーをもって応援】

 OBの方からは「◯◯と◯◯の間が狭くないけ?」、「足が揃えばあとはできちょる。いいわ!」と声をかけていただいていました。訓練はメリハリのあるもので、回数をたくさんするわけではありません。限られた回数に気持ちを集中して取り組まれています。これまでの積み重ねがあり、その積み重ねにまた訓練を重ね、その上にOBの方々に教えを請う第4部消防団の方々。熱心に取り組む姿や、OBの方々の教えを素直に聞き入れる姿、仲間同士で語り合う姿はやっぱり子どもたちの憧れの存在です。明日の出初め式、応援しています。

第4部消防団と仕事始め

 今日は仕事始め、荒谷小の仕事始めと言えば第4部消防団と共に過ごす1日です。毎年、この日に出初め式に向けて朝から訓練をしています。暖をとるためのたき火が運動場からもくもく出ている様子を見ると、当たり前のように訪れたこの日に感謝の気持ちでいっぱいになります。
 例年、消防団のOBの方も応援のためにお越しくださいます。今年も朝早くから消防団の方々を見守ってくださっていました。「正月はどこいったけ?」とか「もうすぐ学習発表会じゃね」等と話しかけてくださり、今年も荒谷・南川の方々温かい心に喜びを感じるスタートでした。


【清々しい声と一糸乱れぬ動きに新しい年への期待を感じました】


【OBの方々 いらっしゃるだけでやる気が湧いてきそうです】

 発水訓練では、操作員の方々とそれを支える消防団員の方々のチームワークに目が釘付けになりました。水が足りなくならないように給水栓で待ち構える方や、ホースをもつ方、大きなもの差しを持って操作員同士の距離を測る方、ホースのふたを持って消火後のホースの処理をする方等、どの消防団の方々も自分の役割をもって参加されていました。


      【それぞれの位置につきます】



           【速い!】

【2mの位置を測ります】

【ホースの片付けも手際よく】  【OBの方もお手伝い】


 【操作員が訓練をふりかえる時間を作ってくださいます】

 あるOBの方は「昔は荒谷と南川は別の消防団やったから、荒谷は6人しかおらんかったとよ。だから、操作員がホースの後始末をしよったわ。疲れよったけどそれが当たり前やったがね」と話してくださいました。また、今日の春のような陽気に「前は風が吹いたり、雪が降ってたこともあったりしたけどだんだん暖かくなってきたねー」と話されていました。全速力で駆け抜ける操作員の方々は汗びっしょりになり、「出初め式の時にこんなに暖かくならんといいけどなぁ」とも話されていました。また、消防団員同士「このへんが滑るね」、「走る時ちょっと傾いたやろ」と話しながら、操法について確認をし合っていました。

 午後からも続けられた操法訓練、膝の痛みと闘いながら、そしてたくさんの方々に見守られながら行われました。第4部消防団のチームワークと、一人一人が責任をもって役割を果たす姿に、その強さを感じた仕事始めでした。



 

今年もお世話になりました

 クリスマスが終わり、荒谷小でもお正月の準備が整いつつあります。12月23日に教頭先生が寿会の方々と一緒に作ったしめ縄は、学校の玄関に飾ります。

     【手作りのしめ縄、温かみが感じられます】

 また、昨日は校長先生と事務の先生で、学校の門松(竹ではなくなば木)の飾り付けをしてくださいました。ゆずり葉に南天、松にウラジロなどを飾っています。寒風吹きすぶ中でも力強く立って、学校の顔として立派に役割を果たしてくれています。


 【なば木だけだった門松が豪華になりました】


【存在感のあるオリジナルの門松、ぜひご覧ください】

 今年も残り4日となりました。いつも荒谷小学校を応援してくださる皆様、本当にお世話になりました。3学期は、学習発表会やお別れ遠足、卒業式など節目の行事がたくさんあります。日々の学習や行事等を通して、子どもたちが更に成長していけるよう職員一丸となって努力していきます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
 よいお年をお迎えください。

2学期終業式

 早いもので今日は2学期の終業の日です。3校時には、体育館で終業式を行いました。
 まずは、子どもたちの一言発表です。1・2年生は、がんばったことと楽しかったことをそれぞれ発表しました。
【1年生】
◯ 一輪車でその場乗りができるようにがんばった。運動会でお弁当を食べたり、応援をしたりしたのが楽しかった。
◯ 長距離走大会で、目標の3分50秒台を切ることができた。また、運動会でもがんばった。体育の時間で、跳び箱やハンドボールをしたことが楽しかった。ハンドボールでは、仲間と一緒にパスを回してシュートを決めることができた。
【2年生】
◯ 一輪車でアイドリングができるようにがんばった。M2学習では他の学校の友達と仲良くなれた。
◯ とびばこをいっぱい練習して、できるようになった。M2学習で、他の学校の友達と積み木やブロックをして遊んだり、勉強をしたりしたのが楽しかった。


【言葉で表現するのも上手になりました】

 3・4年生は、知・徳・体に沿って発表しました。
【3年生】
◯ 知:ていねいな字で書けるようになった。
  徳:長距離走大会ではあきらめずに走ることができた。
  体:ジョギングをしようと計画したが、計画通りにできなかった。
◯ 知:わくわく学習で地域の方に質問をしたり、国語で友達と協力しながら問題を解いたりしたことで問題を解決する力がついた。
  徳:寿会の方々とのふれあいや、学習で話合いをすることでコミュニケーション力がついた。
  体:昼休みに外で遊んだり、剣道をしたりして体力がついた。まだまだ体力をつけたいので、3学期は積極的に体を動かしたい。

【4年生】
◯ 知:計算ミスが多かった。じっくり見直す習慣をつけたい。
  徳:様々な場面でリーダーシップを発揮できた。
  体:5年生とアドバイスをし合いながら一輪車のバックの練習をした。3学期はなわとびで、前二重跳びを連続でできるようになりたい。


【友達と協力し合いながら過ごしました】

 6年生は、今年1年をふりかえって漢字一文字で表しました。

◯ 「壁」:むかばきで友達とトラブルになって、それを解決した。話し合って解決することで、それまでよりずっと仲良くなれた。また、運動会の白団の応援練習で課題が出てきた時に、赤団から協力をしてもらった。

◯ 「成」:家族や友達、先生や周りの人たちのおかげで、あいさつや返事ができ、真剣に取り組むことができる自分ができた。何事にも真剣に取り組む大切さが分かった。

◯ 「選」:運動会の練習で「いやだな」と思うマイナスの心と「もっとしたい」というプラスの心が出てきた。長距離走大会の練習でも「きつい」というマイナスの心と「いくぞ」というプラスの心が出てきた。どちらの時もプラスの心を選んで、運動会を大成功に導き、長距離走大会では完走できた。プラスとマイナスの心が出てきた時はプラスの心を選択して毎日を楽しみたい。

 
【2学期の生活から自分をしっかり見つめました】

 その後、児童代表の言葉です。5年生が代表で作文を読みました。題名は「2学期で学んだこと」です。①進んで動くことの大切さ②くやしい気持ち③話す力というキーワードが出てきました。
 ②くやしい気持ちでは、長距離走大会と剣道のことが書かれていました。長距離走大会では、どうしても1位になりたかったのになれなかったくやしさ、目標タイムを切ることができなかったくやしさが表れていました。このくやしさは、練習の時に目標をもって真剣に取り組んだからこそ感じられる気持ちだとふりかえっていました。
 ③話す力では、朝のスピーチや学習で話合い活動をすることで、話す力が身に付き放送でもそれを生かすことができたようです。そしてそれを6年生が認めてくれたことがこの児童の自信につながっているようです。


【次のリーダーを見据えています】

 その後、校長先生からお話がありました。校長先生は、子どもたち一人一人が色々なことに真剣に向き合ってきたことを認めてくださいました。そして、真剣に向き合わないと自分の成長を感じられないとおっしゃっていました。また、いくらがんばってもできないこともあると話され、それでも頑張っていることがすごいとほめてくださいました。きっと子どもたちは、自分の体験と校長先生の言葉が結びつき、とても嬉しい気持ちになったのではないでしょうか。最後に、冬休みの間はおうちでできることをしましょうとお話がありました。しかし、それはお手伝いでもボランティアでもありません。家族の一員として自分にできる仕事を見つけましょうと話されました。


【いつも、子どもたちのがんばりを見届けてくださいました】

 終業式の後は、多読賞の表彰です。今学期は89冊を読んだ6年生が表彰されました。ここでもみんなのお手本になった6年生、満面の笑みで賞状を受け取っていました。


   【おめでとう】

 今日で無事に2学期を終えることができました。2学期は、運動会や寿会のふれあい、長距離走大会やもちつき大会などたくさんの行事で保護者の方々や地域の方々にご協力いただきました。また、わくわく学習では林業関係者の方や婦人会の方々、青年団の方々、寿会の方々にもお世話になりました。お陰様で子どもたちは充実した毎日を送ることができ、自分自身の成長も実感しています。本当にありがとうございました。来年も荒谷小をどうぞよろしくお願いいたします。

花の苗植え

 今週は、清掃時間を拡大して花の苗植えを行っています。先週、教頭先生が棚を作ってくださっていましたが、今週のはじめに新たに出来上がった棚は、真新しい板を使った明るい棚でした。この板は、以前本校の保護者の方が持ってきてくださった板だそうです。長さもちょうどよく、頑丈な棚が出来上がりました。


【教頭先生お手製の棚です】 【予定通りすのこも設置しました】


 花の苗植えの前に、教頭先生から植え方の説明がありました。まず、ぼら土を入れ、その後半分まで土を入れて苗を置きます。その後、土をかけ、表面を平らにしてできあがりです。


【ぼら土をネットに入れます】【さらさらの土、慎重にポットに入れました】


      【黙々と作業をしていました】


【できた苗を種類ごとに置きます】

 およそ30分間、花の苗植えをしました。子どもたちの手際がよく、ぼら土を入れたポットがどんどん無くなり、追加のポットを出して作業を進めました。しかし、まだまだ花の苗は残っています。残りの苗は教頭先生が引き受けてくださいました。これらの花の苗は、太陽の光を浴びながら寒さに耐えて大きくなってくれるでしょう。今後、花の苗のお世話は5・6年生がリーダーシップを取りながら全校児童でしていくようです。全員で成長を見守り、大切に育てていって欲しいと思います。


【まだまだこんなに花の苗があります】

春への準備

 今日の昼前、校舎の外から「ギュイーン、ギュイーン」という音が聞こえてきました。外に出てみると、教頭先生がチェンソーで板を切り、花のたな作りをしていました。来週には、たくさんの花の苗が届くため準備をしているそうです。たなを置く場所は、少し斜面になっているため、支えになるコンクリートの下に薄い板を挟み水平にしていました。


   【よいしょ】       【1つできあがり】

 たなの下にすのこを敷いて、すのこの上にも花を置く予定だそうです。春に色とりどりの花でいっぱいになる荒谷小、その準備が着々と進んでいます。


【地面に直接置くより、すのこの上に置いて水はけをよくします】

すこやか授業(1・2年生)

 今日の2校時は1・2年生のすこやか授業(算数)が行われました。すこやか授業とは、いじめ未然防止の取組の一つで、「授業の場で児童に居場所をつくる。」「わかる授業を行い、主体的な学習態度を養う。」「共に学び合うことの意義と大切さを実感させる。」「言語活動を充実させ、言語力を育てる。」「学ぶことの意義を理解させ、家庭での学習習慣を確立させる。」「学習規律を徹底させる。」という授業づくりの視点をもって授業公開を行うものです。このような授業を行うことが、自尊感情や自己有用感を育て、学力を高め自己実現につながります。そのことがいじめの要因を減らすことになると考えます。
 1年生は「ずをつかってじゅんばんをかんがえよう」、2年生は「色紙をならべて、長方形や正方形、直角三角形をつくろう」というめあてをもって学習をしました

 1年生は、「ひとりずつ じゅんに くるまに のります。けんたさんの まえに 7にんいます。けんたさんは まえから なんばんめの くるまに のりますか。」という問題を解きます。この問題を読んで、「2番目!」と答えたり、「けんたさんってどれですか?」と質問をしたりする1年生、何を使えば分かりやすいかを担任の先生と話し合いながら問題に挑戦していました。


     【2人とも積極的に考えを発表します】
 
 2年生は、まず色紙を三角形や四角形に切りました。そして、切り取った色紙を2枚ならべて長方形や正方形、直角三角形を作ります。その後、できあがったものを見せ合うと、2人とも同じ形の長方形と正方形ができていました。しかし、直角三角形ができていません。そこで、2人で力を合わせて直角三角形を作りました。

 【2年生は静かにじっくり考えて答えを見つけます】

 1年生は、1学期の頃よりも自分たちで解決しようとする姿が見られるようになりました。また、たった2人だけれど、色々な考え方や答えが出てきていました。色々な答えが出る度に、問題文に戻って何を問われているのかを確認したり、問題文から分かることを図で確認したりしていました。そして、答えが分かった時の嬉しそうな表情がとても印象的でした。
 2年生は、根気強く考える姿が見られました。先生が1年生の指導をしている間も、黙々と作業に取り組み集中力を切らすことがありませんでした。先生にアドバイスをもらって、難しい問題に挑戦する時の生き生きとした表情から意欲的に学んでいることが分かりました。

 授業後のふりかえりでは、1年生は「問題の文章を先生が読んだらしっかりかけました。」、「図を書くと簡単になりました。でも、先生が来てから分かったので、自分たちだけで分かるようになりたいです。」と発表していました。2年生は「楽しくできました。」、「しっかりできました。」とふりかえっていました。問題文をよく読むことの大切さ、図を書いて分かりやすくすることの大切さは、どの学年にも通じることだなぁと思いました。そして、分かることで楽しさを味わえることが、学習の意欲につながるのだと思いました。

窓をピカピカに

 今週は清掃時間に学期末清掃を行っています。昨日は体育館、今日と明日は窓ふき、木曜日は教室、金曜日はトイレの掃除をします。
 今日は1階の窓を全校児童で拭きました。ある班では、上学年と下学年がペアになり、窓の拭き方を上学年の児童が教えていました。清掃時間の5分前に集合し、清掃終了のチャイムが鳴るまで一生懸命拭きました。おかげで、窓がピカピカになりました。清掃後のふりかえりでは、「今日は校舎に感謝の気持ちをもって拭くことができましたか?明日は2階の窓ふきなので、今日のように感謝の気持ちをもってふきましょう」と6年生が呼びかけていました。


       【すみずみまできれいにしました】

 今日は、正月準備の事始めの日だそうです。荒谷小でもお正月を迎える準備が着々と進んでいます。


【長距離走大会の時に設置してくださった門松(竹の代わりになば木)も、今後飾り付けをします】

今年最後の読み聞かせ

 今日は、今年最後の読み聞かせが行われ、保護者の方が3冊の本を持ってきてくださいました。1冊目は「のせてのせて100かいだてのバス」、2冊目は「しんでくれた」、3冊目は「ここからだしてくれー」でした。
 「のせてのせて100かいだてのバス」では、毎日毎日同じ時間に起きて、同じ時間にバスを出発させ、同じ路線を走るバスの運転手が、同じことの繰り返しにうんざりしていました。そんな時、見たことのない細い道が見えました。運転手はわくわくしてバスのコースを外れて進んでいきました。その先には、初めての町、初めてのバス停など、見るもの全てが初めての場所が広がっていました。どんどんバスを走らせていくと海につきあたりました。「ここまでか」と思ったバスの運転手ですが、乗客からフェリーに乗って海を渡ったらいいと言われ、バスごとフェリーに乗りました。すると、船の乗客がバスに乗りたいと言い始め、船員がバスを3階建てにしてしましました。しかし、船の乗客がバスに乗りきれないので、力を合わせて4階建てにしました。2ヶ月後、南の国に来たバスは30階にプールができるほど高くなっていました。そして、6ヶ月後は超高層ビルよりも高く、1年後は100階建てになりました。このバス、一体どうなるのでしょう。


【こんなに高い100階建てのバス】

 2冊目は「しんでくれた」です。人間が生きていくために欠かせない食事、それらは動物や魚などの命をいただいているありがたいものです。「いただきます」という言葉に思いを込めて毎日の食事を食べていきたいと思いました。保護者の方からは、「ごはんは動物などの命を使ってできています。残さず食べるようにしてください」とお話がありました。

 3冊目は「ここからだしてくれー」です。深い穴に落ちたオオカミが「ここからだしてくれー」と叫びます。絵本を横に傾けたり、斜めにしたりしますが、オオカミはよろけて出てこられません。そのオオカミの動きに子どもたちは大きな声で笑っていました。


  【絵本を動かすことでお話が進む楽しい絵本でした】

 読み聞かせの後、1年生は「ここからだしてくれー」を見せてもらいながら、「これ面白い!また読みたいです」と保護者の方にお願いしていました。すると、今日1日貸してくださることになりました。今日は雨が降っているので、読書をする時間がたっぷりあると思います。色々な本を手に取ってみてください。


【自分で絵本を動かしてみたいね】

 今日で、今年の読み聞かせは終了です。保護者の皆様や地域の皆様には、楽しい絵本や少し立ち止まって考える絵本、昔から伝わる絵本などを読み聞かせしていただきました。毎回、様々なジャンルの絵本に出会えるこの読み聞かせの時間が子どもたちの1日の元気や想像の世界につながっています。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

もちつき大会

 長距離走大会が終わったら、昼休みは子ども対大人でサッカー対決をしました。ぽかぽか陽気だったため、子どもたちは体操服に着替えてボールを追いかけました。子どもがゴールをしたら2点というルールで始まったサッカーですが、大人の方々も容赦なくゴールを狙いにいきます。長距離走大会の疲れはどこかに吹き飛んでしまったような子どもたちの清々しいプレーでした。

  【真剣勝負です。結果は8対6で大人の勝ちでした】

 その後、もちつき大会を行いました。このもちつき大会のために、前日に家庭教育学級の役員の方が準備をしに来てくださいました。また、当日は火おこしや火の番などを保護者の方々にしていただき、もちがつける段取りをしていただきました。
 まずはじめに、お父さん方が勢いよくもちをついてくださいました。あっという間にもち米がもちに変わり、子どもたちにバトンタッチです。


【リズミカルにペッタンペッタン】【とっても熱いもち、ひっくり返すのも一苦労です】


    【もちが固くなる前にペッタンペッタン】

 体育館の中では、お母さん方がもちを丸めるお手伝いをしてくださっていました。早速、保育所生はもちを丸めました。おだんごを作るように両手で丸め、おいしそうなおもちが出来上がりました。


【役割分担して、スムーズにもちが出来上がっていきました】


【慣れた手つきの保育所の先生方】


         【おいしくなあれ】


          【早く食べたいね】

        【きなこもちもできたよ】

  【おもちをびよ~ん】



【つきたてのおもち、何もつけなくてもペロリと食べられます】


        【きなこもちも人気でした】

【保育所生もおかわりしたかな?】

 今年は白もち207個、あんこもち55個、ピンク色のもち61個、いももち53個、あずきもち(もちにあずきを入れてついたもの)67個、よもぎもち60個、鏡もち2個の合計505個のおもちが出来上がりました。


【家庭教育学級の役員さんに大変お世話になりました】

 田植えから稲刈り・脱穀などお米に関することを一手に引き受けてくださった地域の方、そしてもちつき大会を支えてくださった保護者の皆様、お陰様で今年も子どもたちの笑顔あふれるもちつき大会になりました。ありがとうございました。

長距離走大会

 長距離走大会を行いました。11月7日から約1ヶ月、子どもたちは業間の時間や朝の時間、体育の時間に長距離走大会の練習をしてきました。毎日毎日運動場を走って体力をつけていきました。11月30日からは、長距離走大会で走るコース(道路)での練習が始まりました。上り坂や下り坂が続く道を、息を切らしながら顔を真っ赤にして走る子どもたちの姿がとても印象的でした。練習の途中、体調が悪くなる子どもがいたり、転ぶ子どもがいたりしました。また、どこでスピードアップしたらいいかを考えて走るようになった子どももいました。それぞれ、自分の目標に向かって最後まで練習を頑張りました。
 そして長距離走大会当日、校長先生から「何のために走るのか」というお話がありました。「足が速くなるため」、「粘り強くなるため」など、子どもたちは目的をもって走っていることが分かりました。校長先生からは「元気な身体を作るため」という目的も教えていただきました。そして、自分が決めたことを頑張ることの大切さをお話しいただきました。


【ドキドキわくわくが心に入り交じった開会式でした】

 そして、いよいよスタートです。まずは保育所生からスタートしました。途中で、転んだり靴が脱げたりするハプニングがありましたが、どの子どもも走りきりました。小学生も、自分の目標タイムに向けて精一杯の走りを見せてくれました。


  【保護者の皆様、地域の皆様の応援に力をもらいました】

 自己記録を更新した子どもは飛び跳ねるように喜び、もう一歩及ばなかった子どもは涙を流して悔しがりました。どちらも、今まで精一杯練習をしてきたからこそ感じられる感情だと思います。
 閉会式では、学年部(1・2年生、3・4年生、5・6年生)で1位だった児童を表彰しました。また、保育所生も所長さんから金色に輝くメダルをもらいました。

        【1位 おめでとう】


        【最後までよく頑張りました】

 講評では、教頭先生が「2つの感謝をしてください。1つ目は保護者の皆様・地域の皆様の応援に感謝、2つ目は身体を動かせることに感謝をしてください」とお話しされました。どの子どもも応援に力をもらったと思います。また、健康な身体があったからこそ走ることができました。

【健康は全ての土台になるものです】
 
 この1ヶ月の長距離走大会の練習・大会を通して、子どもたちには諦めない力が身に付いたり、達成感を感じたりしたと思います。日々の学習や行事を通して、子どもたちはどんどん成長していっています。保護者の皆様、地域の皆様、子どもたちに大きな声援を送ってくださりありがとうございました。


【けがもなく無事に終えることができました】

ふれあい会食とわくわく学習

 本校では、わくわく学習(生活科・総合的な学習の時間・国語科等)で、1・2年生はしいたけを中心に、3・4年生は林業を中心に学習しています。5・6年生は林業の学習を経て、地域の学習を進めています。その中で6年生のある児童は、「おじいちゃん・おばあちゃんはヒーロー」というCMを作成します。児童の気持ちの中には、おじいちゃん・おばあちゃんが林業や青年団活動・婦人会をずっと続けてきてくれたから今の諸塚があると考えています。そして、そのおじいちゃん・おばあちゃんの活躍や思いを発信したいと思っています。そのためには、多くの方にインタビューをする必要があります。この児童がお話を聞きたいと思っている人たちの中に、今回のふれあい会食にお越しくださった地域の方も含まれていました。そのため、ふれあい会食より1時間ほど早く学校にお越しいただき、インタビューをさせていただきました。昔の青年団活動の話や思い出、また、今の青年団の方々へのメッセージなどについてインタビューしました。


【一つ一つの質問にていねいに答えてくださいました】

 また、ふれあい会食後は1・2年生が育てているなば木を見てくださいました。そこで、元気ななば木とそうでないなば木を教えてくださったり、生しいたけと干ししいたけの栄養の違いを教えてくださったりしました。1・2年生は次第に、「この黄色いのは何ですか?」、「こっちのなば木は大丈夫ですか?」などと自分から質問をし始め、しいたけのハテナを次々に解決していきました。


【資料も準備してくださいました】

 ふれあい会食に加え、子どもたちのわくわく学習にもご協力いただきありがとうございました。この学びが子どもたちのこれからのわくわく学習にはずみをつけてくれると思います。今後ともよろしくお願いいたします。

諸塚学校給食の日 ふれあい会食

 今日は、諸塚学校給食の日のふれあい会食を行いました。今日は生産者の方が3名、実行委員の方が1名お越しくださいました。今日の諸塚学校給食の日も、諸塚の食材をたくさん使って子どもたちに味わってもらおうと、調理員の先生が食材の工夫をしたり、野菜を配達してくださる方ができるだけ諸塚産のものを選んで持ってきてくださったりしました。

 【本日使用する諸塚産の食材8品】

 今日はALTの先生も来校されているので、とっても賑やかなランチルームになりました。全員で「いただきます」をして、野菜たっぷりの給食をいただきました。


【たくさんのお客さんと一緒に食べる給食に子どもたちも嬉しそう】


    【しいたけ部会からもお越しいただきました】


【ALTの先生、お味はいかがですか?】

 ごはんに黒米を混ぜると紫色になります。また、香ばしい香りもあり、とてもおいしいごはんです。すき焼きの中には野菜がいっぱい入っていて、大きな牛肉も入っていました。だいこんサラダは、「だいこんが漬け物みたいでおいしかった」と話す子どももいました。どれもとってもおいしくて、子どもたちはいつもよりも早く食べ終わって、生産者や実行委員の方との会話を楽しんでいました。「学校の給食は何十年ぶりに食べたかなぁ。おいしかった~」とお話ししてくださる生産者の方、給食を食べ終わった後はじゃんけんをして遊んでくださる実行委員の方など、積極的に子どもたちとふれあってくださいました。
 この会食を通して、諸塚の食材の豊かさを知ったり、人と関わることの楽しさを感じたりしたと思います。本日は、お忙しい中お越しいただきありがとうございました。


  【お陰様で楽しい時間を過ごすことができました】

もうすぐクリスマス

 毎年、クリスマスの時期になると1階の廊下にクリスマスツリーが登場します。今年も子どもたちとクリスマスツリーの飾りつけをしました。「ぼく、サンタさんに剣道の防具をもらうよ」と話していたり、「星は私がつけたーい!」、「この小さなサンタさんはどこに飾ろうか」と話したりしながらあっという間にクリスマスツリーが出来上がりました。そして、なぜかクリスマスツリーの箱に入っていたイガグリ、「何で入ってるの?」と尋ねると「そういえば、去年の1・2年生の担任の先生がイガグリを奥の方に飾ってました!」と子どもたちが楽しそうに話していました。そのため、今年もツリーにイガグリを飾っています。荒谷小にお越しの際には、賑やかなクリスマスツリーをぜひご覧ください。


   【サンタさんが来てくれる日が待ち遠しいね】

【廊下が華やかになりました】

保育所生の落ち葉はき

 荒谷小の子どもたちは登校後に作業を行います。夏は草取り、冬は落ち葉はきです。しかし、この季節になると落ち葉の量が多くなり、はいてもはいても、木の下の土は落ち葉で埋め尽くされてしまいます。
 今日の3校時には、落ち葉がヒラヒラと舞う運動場から保育所生の声が聞こえてきました。様子を見てみると、子どもたちが運動場の落ち葉はきをしていました。子どもたちの遊びの選択肢には、缶けりやおにごっこに加えて落ち葉はきもあるそうです。黄色く色づいたいちょうの葉っぱを熊手や竹ぼうきで集めてくれました。「もうすぐもちつき大会だからきれいにしないとね」、「落ち葉があると小学生が転ぶかもしれないもんね」等と話しながら、楽しそうに作業をしていました。きれいな運動場で、長距離走大会・もちつき大会が迎えられそうです。ありがとうございました。


       【ビニール袋何袋分あったかな】


【おかげできれいになりました】

読み聞かせ

 今日の朝の時間は、卒業生の保護者の方がお越しくださり、読み聞かせをしてくださいました。たくさん準備してくださった本の中から、「ね、うし、とら・・・十二支のはなし」と「おにぎりさんきょうだい」を読んでくださいました。
 「ね、うし、とら・・・十二支のはなし」では、ねずみと牛が十二支の一番最初になりたいと思っていました。そこで、他の十二支にどちらが一番最初になるのがふさわしいかを聞いて回りました。イヌは、強い牛が苦手なので、賢いネズミがふさわしいと言いました。羊は、チョロチョロしているネズミが大嫌いなので、牛がふさわしいと言いました。全ての十二支に聞いた結果、ネズミも牛も同じ数だけ支持をされ、どちらが一番最初になるかは決められませんでした。そこで、町の人たちに意見を求めることにしました。そこで、ネズミが出した知恵とは・・・。今まで読んだことがあった十二支の話とは少し違う内容のこの絵本、ネズミや牛に対する他の動物たちの思いがそれぞれあって面白く、どのような方法でネズミが一番を勝ち取るのかを想像するのが楽しい絵本でした。


【今年はサル年、来年はとり年です】

 次に「おにぎりさんきょうだい」の紙芝居を読んでくださいました。おにぎりの「ころた」、「ごろたろう」、「ごろん」の3兄弟は、おにぎりのおじいさんの孫娘「まるこ」を探しに行きます。おにぎりのおじいさんは、3兄弟に困った時に使うようにと「まっかなうめぼし」と「でかでかたらこ」、「ひらひらこんぶ」を持たせてくれました。3兄弟が森の中に入っていくと、ネズミやヘビやさすらいのオオカミ「ジェニー」が行く手を阻みます。ピンチの時に、おじいさんが持たせてくれた「まっかなうめぼし」などが大活躍をします。それらの場面が楽しくて、子どもたちは大きな口を開けて笑っていました。

【「まるこ」は見つかるのかな?】


     【予想外の展開に大喜びの子どもたち】

 絵本も面白いものがたくさんありますが、紙芝居を読んでもらう時の特別な雰囲気も嬉しいものがあります。子どもたちが自分であまり選ばないような絵本に出会えるのが、この読み聞かせの時間のよさでもあります。
 本日は、朝早くからお越しくださりありがとうございました。季節の絵本や紙芝居を手にとってみたくなるような気持ちになった読み聞かせの時間でした。

保健指導

 今日、朝の時間に保健指導を行いました。県内ではインフルエンザや感染性胃腸炎等が流行しています。手洗い・うがいが感染症予防の基本ですが、今回は身体の機能を知らせ、そのことから考えられる感染症の予防法を指導しました。
 まず、クイズを出しました。「鼻と耳にはあって、口にはないものはなんでしょう?」というものです。正解は「毛」です。鼻の毛は、鼻の中の粘膜によって空気の湿度や温度を調節します。また、細菌を直接身体の中に入れない働きもしています。しかし、口には「毛」がありません。そのため、口から息を吸うと細菌などが直接身体の中に入ってきます。ところが、のどの奥には「繊毛」という毛があります。その「繊毛」が細菌などを身体に入れないように働いてくれているのです。ありがたい働きをしていくれる「繊毛」ですが、弱点があります。ある季節が苦手なのです。その季節は冬です。「繊毛」は空気が乾燥すると、動きが弱まります。したがって、今の時期はかぜ等をひきやすい時期なのです。「繊毛」が元気に働くには、身体の中に入ってくる空気を乾燥させない工夫が必要です。そこで、どのような工夫が必要か子どもたちと考えました。

① マスクをする。
② うがいをする。
③ 鼻で息をする。(鼻呼吸をする)
④ 湿度を保つ。(ストーブの上に水を入れたやかんを置く)

 簡単にできるこの4つの方法を取り入れて、この冬を乗り切って欲しいと思います。


【冬休みまであと12日、元気に過ごしましょう】

ひょうたんおに 再び

 今日の昼休みは「みんデー」(みんなで遊ぶ日)でした。今日は2年生のリクエストで、ひょうたんおにとサッカーをしました。今日のひょうたんおには、保育所生も一緒にしました。先週よりも人数が多いので、あっという間に鬼にタッチされていました。保育所生から小学校6年生までが一緒に楽しめるひょうたんおに、このブームはまだまだ続きそうです。

【運動場は子どもたちの大きな声で活気に溢れていました】

 その後、サッカーをしました。サッカーでは、運動会の赤団と白団に分かれての対決です。先生たちもチームに入って、子どもたちもやる気満々です。ゲームでは、1・2年生も持ち味を発揮して、積極的にゴールを狙いました。また、3・4年生の「さがってー!!」、「いくよー!!」などの元気な声にチームが盛り上がりました。そして、5・6年生の迫力満点のプレーにどよめきが起こる等面白いゲーム展開になりました。


     【子どもたちも先生たちもがんばれ~!】

 昼休みにめいいっぱい楽しんだ後は、清掃の時間です。今日の清掃は、いつもにも増して集中して取り組んでいました。「自分でもビックリするくらい無言でできました」と6年生がふりかえっていました。めりはりのある充実した時間を過ごしている子どもたちでした。