学校の様子

学校の様子

満員御礼

 昨日3・4年生教室前のろうかを歩いていると、椅子がろうかに出してあり、椅子にこのような貼り紙がしてありました。
 
【「またあしたどうぞ!今日は終わりました」と書いてあります】
 
 これは、3・4年生教室に1・2年生を呼び込む作戦であったくじが好評を博し、商品の在庫が足りなくなったため札留めをした様子です。「5年生の女の子は今までで9回もくじをひきに来ました」と、ターゲットにしていなかった学年の子どもまでも3・4年生教室に訪れるようになったそうです。5・6年生教室には、折り紙でおったリボンが机にちょこんと乗っているところも見ました。それも商品として3・4年生が準備したものだったそうです。
 この満員御礼がずーっと続くといいですね。ナイスアイディアでした。

バトンスロー設置

 荒谷小の子どもたちの新体力テストの結果、ソフトボール投げに課題があるようです。先日の委員会活動で、荒谷小の子どもたちの体力を高めるために荒谷サーキット(運動場にある遊具等を活用して体力向上を目指すプログラム)にバトンスローを取り入れようと話し合いました。そして、早速本日バトンスローの設置が行われました。長いひもを用意し、それを高い場所に結び付けました。
 
  【ひもがからまってるなぁ】     【ここにしっかり結び付けます】
 
 そしてできあがったバトンスロー。6校時のクラブ活動の時間に体育館で練習を行った後、運動場に出て実際にバトンを投げてみました。
 
     【バトンスローすることで正しいフォームが身に着くそうです】
 
 どのようにしたらより遠くまでバトンを飛ばすことができるのか、思考錯誤しながら取り組んでいました。
 そして、その間1・2年生は一輪車を持ってきて練習をしていました。いつの間にかスイスイと乗れるようになっている1・2年生に大変驚きました。校長先生が「運動場1周するよ~、ついておいで~」と言って走っていくと「ぼくもやりたいです!」「私も1周します!」と嬉しそうに校長先生の後を着いていっていました。
 
【こんなに乗れるようになったよ】  【校長先生を追いかけて~】
 
 下校時、校長先生が「イヌマキ」という植物を教えてくださいました。そして、これで「しゅりけん」ができるよと教えてくださり、イヌマキの葉4枚でしゅりけんを作ってくださいました。子どもたちに教えたら喜んで作って遊ぶだろうなぁと思いました。
 
【校長先生お手製 イヌマキのしゅりけん】
 
 
 
 

学校訪問

 昨日は、学校の一大行事「学校訪問」でした。この学校訪問には諸塚村教育委員会の教育長先生をはじめ、教育委員会の方々4名と北部教育事務所の指導主事の先生2名がお越しくださいました。学校訪問では、普段の子どもたちの様子を見ていただいたり、職員の様子、学校の雰囲気等を見ていただきます。お客様がたくさんいらっしゃっていつもとは違う雰囲気に子どもたちも職員も少々緊張気味でした。
 そして、3校時は5・6年生の研究授業がありました。国語科の複式授業で、5年生は「資料を読んで考えたことを書こう」、6年生は「資料を活用して書こう」という単元でした。
 
【「先生とつながりましょう」の言葉で先生の方を向きます】【6年生もがんばりました】
 
【自分たちで考える時間(間接指導)の後、先生が子どもたちの考えを広げます(直接指導)】
 
 この授業を行う上で、5・6年生担任の先生は何度も授業の内容を作り直してこの日に臨みました。全ては子どもたちのためにという思いのもと熱心に準備をされた5・6年生の担任の先生。笑顔を絶やさず、子どもたち一人ひとりの意見を大切にした授業を展開されました。
 
 そして4時間目は参観授業でした。1年生と2年生は国語、3・4年生は道徳の授業を行いました。普段の子どもたちの授業の様子を熱心にご覧いただき、子どもたちもはりきっていたのではないでしょうか。
 
            【1年生:のびのびとしています】 
 
 
      【2年生:いつも教頭先生との授業を楽しみにしています】
 
 【3・4年生:荒谷小のシンボルでもあるイチョウの木がテーマでした】
 
【研究授業が終わった5・6年生はホッと肩をなでおろしました】
 
 子どもたちが下校した後には、授業研究会と主題研究会が行われました。授業研究会では「表現力を高める国語科における複式指導はどうあればよいか」、主題研究会では「表現力の向上を目指した荒谷小ならではのキャリア教育はどうあればよいか」を協議題として話し合いました。
 授業研究会では、間接指導に入る前に行う直接指導での教師の指示・発問の工夫が大切であるとの助言をいただきました。間接指導の際に、子どもたちが主体的に学習を進めることができるためには、それまでの教師の関わりが重要になってきます。間接指導では①何を学ぶのか②学習の手順を子どもたちにしっかりと理解させることが必要であると共通理解し、これからの教育活動に生かしていきたいと思います。
【様々なご意見をいただいたり、ご指導いただきました】
 
 次に主題研究会です。この時間では、まずわくわく学習(諸塚ウッジョブ)の進捗状況を各学年ごとに発表しました。そしてわくわく学習というからには、子どもたちが「わくわく」することが一番大切だとのご助言をいただきました。教師が子どもたちに「わくわく」するような手立てを考えることで、子どもたちの意欲を喚起させていけるように教師が「わくわく」という言葉を曖昧にせずに突き詰めていきたいと思います。
 
【主題研究会:様々なご助言をいただき、これからの研究の道筋を示してくださいました】
 
 協議の後には指導主事の先生方にまとめや指導のまとめ、教育長先生から指導講評をいただきました。
 指導主事の先生の授業研究会・主題研究会のまとめでは、子どもの学習に臨む姿勢(1分前着席・黙想・立腰・返事等)が素晴らしいとお誉めの言葉をいただきました。日頃から子どもたちが取り組んでいるものを誉めていただけるのは、とても有難いことです。また、授業に向かう教師の姿勢やこれからの研究に必要なことも詳しくお話いただきました。最後に新聞の活用も取り入れていくこともご指導いただきました。
 
 次に主幹の先生の指導のまとめでは、学校の全体に関わることをご指導いただきました。①知育②徳育③体育④家庭・地域との連携という内容で、知育では教師と子どもとのコミュニケーション(受容と伝達)を図ること、徳育では神戸の事件に触れられこのような悲しい事件が起こらないよう指導の視点をご指導いただきました。体育ではメディアコントロールを図れるような取組をしていくこと、家庭・地域との連携では、学校と家庭との役割を明確にすることや、「わくわく学習応援隊」は学校の財産として欲しいとのお言葉をいただきました。
 
 最後に教育長先生から諸塚の教育の基本の5つの項目をお話いただきました。
 ① 今の境遇を幸せに思うこと
 ② 「いま」を強く意識すること。(いま挨拶をする、いま学力をつける、いま体力をつける) 
 ③ 複数の教師で子どもを直接指導すること
 ④ 子どもに至れり尽くせりはしないこと。学校がしっかりと考えを示し、家庭や地域の方々
  に協力を仰ぐべきところは仰ぐ。しかし、家庭や地域の方々に甘えすぎないようにするこ
  とが大切である
 ⑤自分で考え自分で判断する精神を育てること
この5つの教育の方針を常に心にもち、15の春を迎えるまでに自立した子どもたちを育てられるように教育に取り組んでいきたいと考えています。
 
 最後に本校の校長先生が謝辞を述べられました。「真にたくましい子どもたちを育てるために、子ども一人ひとりの指導計画を立てるようにしています。子どもたちの成長につなげられるよう、一歩ずつ前進していいきます」とお話されました。
 
 今回の学校訪問でご指導いただいた内容は、学校が抱える喫緊の課題として解決していくべきものばかりでした。それを明確にしていただいたおかげで、今日からの子どもたちへの指導に生かすことができます。これからも子どもたちのために私たちができることを考え、子どもたちの心に響く教育ができるよう精進していきたいと思います。
 
 お忙しい中、学校訪問にお越しくださり、そして数々の温かいお言葉もかけてくださり本当にありがとうございました。

素通りしなかった教頭先生

 昨日の昼休みに、3・4年生がくじを作っていました。その効果が表れ始めたようです。わくわく学習(ウッジョブ諸塚)の後に3・4年生教室前を通ると、教頭先生がくじを持って3・4年生に何か話しておられました。立ち止まって聞いてみると「あたりが入ってないんじゃないの~?」とおっしゃっています。手に持っているのは「はずれ」のくじ。教頭先生も3・4年生の教室に立ち寄ってくださり、くじを引いてくださったようです。でも「はずれ」・・・。「あたりも入っていますよ」と言ってくじの箱を確認する3年生でした。
 
【はずれかぁ・・・。手作りの商品はもらえないなぁ】【「あたり」入っていましたよ】
 
 このくじの効果で、休み時間の3・4年生教室は賑わっているようです。よかったね、3・4年生。

校長先生の「ウッジョブ諸塚」授業

 今日の2校時、5・6年生教室でわくわく学習(ウッジョブ諸塚)の授業が行われました。今日は、校長先生が9月10日に行われた「わくわく学習応援隊発足式」の時に出された困難点(課題)を確認し、これからどのようにこの学習を進めていけばよいのかを示してくださいました。
 まず、「ウッジョブ諸塚」の目的を確認しました。目的は「諸塚の林業活性化のための貢献する方法を考え、それを発信する」です。その目的を念頭に置いて、先日出された困難点を一人ひとり確認しました。
【色々な教材を用意してくださいました】
 
 【困難点(課題)】
  ○ 木の絵本作り: 絵本の内容(環境、絵・物語)
  ○ 木の製品づくり: 工作に終わってしまわないようにする。貢献・発信がみえるようにす  
              る。
  ○ 木と医療: 人(患者さん)とつながる手立て(説明するお願い文)
  ○ 産直住宅: 新しい発想の広がりをみせる。(産直住宅を豊かにする発想)人とつなが
   る。
  ○ 林業やりがいポスター: 多くの人とつながる。
 
 「これらの困難点(課題)を乗り越えたら、みんなのゴールが見えてきます」と校長先生が話されました。そして、オンリーワンの発想を入れれば、諸塚や林業の発展に貢献できると説明されました。 
 今日のめあては「諸塚のよさと自分のテーマをつなげることで、諸塚村の林業を元気にするオンリーワンを作ってみよう」です。そこで、子どもたちにオンリーワンの視点として「宝物」について考えさせました。
 まずは「当たり前と思っているものが実は宝物」ということです。夏休みに国内研修に参加した6年生。諸塚を離れ東京で過ごした経験から、諸塚だからこそある宝物を発見していました。
【当たり前にあるもの、それこそが宝】
 
 宝物として発表されたものには
  ○ 食
  ○ 木
  ○ 人
  ○ 空気(朝起きて深呼吸すると気持ちがいい。東京ではその気持ちよさを味わえなかっ 
   た)
  ○ 音(鳥の鳴き声、動物の鳴き声)
  ○ 水(直接飲むことができる)
  ○ 動物(シカ、イノシシ)
  ○ 木の実(クリ、どんぐり)
などがありました。あまりにも近すぎて見えていなかったこれらの宝物を、この授業で再認識することができました。
 次に「伝統は宝物」という視点で宝物を探しました。
  ○ 神楽
  ○ ザンゼツ(切り絵)
などが出てきました。他の地域には残っているところも少ない大切な伝統です。そして、校長先生は、ザンゼツと神楽、障子を組み合わせたふすまのデザインを考えられたそうです。それがこちらです。
【校長先生の作られたふすまのデザイン】 
            【それを見た子どもたち】
 
緑の背景に神楽と障子の格子模様がとっても素敵なデザインでした。校長先生の発想の豊かさに子どもたちの表情もパッと明るくなりました。
 
 最後に「見方を変えれば宝物は見える 鳥の目 虫の目」という視点を話されました。同じものでも、見方を変えれば見えるものが変わってきます。色々な立場に立って物事を見ることの大切さを教わりました。林業・人、木工製品をこれらの宝物と結び付けることで新しいものができるとのお話があり、その後、子どもたちは各担当の先生と具体的にどのようなオンリーワンができるかを話し合いました。
 
 話合いの後、その内容を一人ひとり発表しました。その時に「友達7人の発表を聞くことで、自分の考えが7倍にもなるよ」と校長先生が話され、子どもたちは熱心に発表に聞き入っていました。
   【柔軟な発想に宝が取り入れられ、素敵なアイディアが生まれました】
 
 ○ 木の絵本作り: テーマは水と空気で、諸塚だからこそいる川の生き物や直接水が飲め
            ることを内容に取り入れたい
 ○ 木の製品作り: 音の鳴るシーソーを作りたい、定規に諸塚の水を入れる、景色の写真
            を載せたしおりや、水の入った木のイヤリングを作ってみたい
 ○ 木と医療: 自然の音(シカの鳴き声など)を目覚まし時計に入れてみたい
 ○ 産直住宅: お年寄りにやさしい住宅づくり(スロープを使用)、ふすまにデザインをする
 ○ やりがいポスター: 諸塚のよさ(水・空気がおいしい)と自分の夢(花屋さん)と諸塚に咲
               いている花(フクジュソウ・キレンゲショウマ)をポスターの中に入れ
               る。
このような、オンリーワンの発想が出てきました。今回は10分程度でこのような内容を考えましたが、次回はじっくり担当の先生とも話し合いながら、諸塚の林業を元気にするオンリーワンを練っていきたいと思います。身近にある宝、これからも探していきましょうね。
 
 最後に振り返りをしました。6年生児童が「自分色で諸塚を発展させたい」と力強い振り返りをしていました。とても楽しみです。諸塚に生まれ、諸塚に住み、とても素晴らしい環境で成長してきた子どもたち、この故郷の宝を知ることで、きっともっともっと諸塚が好きになり、諸塚のためにできることを考えていくのではないかと思いました。そのサポートをしていくために、職員も五感を使って様々な角度からこの諸塚を見ていきたいと思います。
 
【わくわく学習応援隊の方からお借りした本もフル活用しましょうね】

1・2年生を振り向かせるために

 授業と授業の間の休み時間、1・2年生はいつも3・4年生教室を素通りして、5・6年生教室に遊びに行くそうです。その姿を見て、3・4年生は1・2年生が教室に来て欲しいなぁと密かに思っているそうです。そこで、1・2年生が3・4年生教室に来てくれるための手立てを考えました。それが「くじ」です。くじを準備して、1・2年生に引いてもらい手作りの商品を渡すというアイディアです。その商品を作るため、今日の昼休みに図書室で折り紙を折りました。「1・2年生はどんなものが好きかな~」と考えながら一生懸命作っていました。ちょうどその場にいた1・2年生に、「どうして素通りするの?」と聞いてみると、「3・4年生は休み時間でも復習などをしていて勉強をしている雰囲気があるからです」と答えていました。なるほど、それだったら仕方ありませんね。
 でも、勉強をしていない時はどうぞ3・4年生教室に寄ってみてください。楽しいことがあるかもしれませんよ。
 
【折り紙の本を見ながらせっせと作ります】【できたぁ!喜んでくれるかなぁ】

キンモクセイの香るころ 稲刈りをしました

 学校の裏にあるキンモクセイの木には花が咲き、とてもいい香りが職員室まで届いてきます。
 
【まだ満開とまではいきませんが、オレンジ色のかわいい花が咲いています】
 
 天気が心配されましたが、予定通り本日稲刈りが行われました。6月に地域の方の田んぼをお借りして、5・6年生が植えたお米。そのお米がたわわに実りましたので、全校児童での稲刈りです。
 
                 【6月の田植えの様子】
 まず、運動場で5・6年生担任の先生からお話がありました。昨年度、校長先生が作成された「仕事の心」を用いてのお話でした。①ものを大事にする②仕事は見つけるということをお話されました。「先生、何すればいいですかー?」と聞くのではなく、自分で何か仕事はないかなぁと考えて行動しましょうとお話がありました。
 
【「仕事は気付かないと見えてきません」  「仕事の心」より】
 
 そして、田んぼに続く坂道をみんなで登って行きました。田んぼに着くと5・6年生担任の先生が子どもたちに向けて、「ここに来る途中、先生は2つ気付いたことがありました」と話されました。それは①子どもたちが歩く道の草が刈ってあること②おいも畑に柵がしてあることだそうです。あまり、歩く人がいないこの道はすぐに草が元気に生えてきて、たまに通ると草をよけて歩かなければなりません。今回ご指導くださる地域の方が、前もって子どもたちのためにその通路の草を刈ってくださっていました。とてもありがたいことです。地域の方の子どもたちを思ってくださるお気持ちが、大変嬉しかったです。また、おいも畑の柵は電柵といって、イノシシが入って来ないように設置されたそうです。その柵に触れると電流が流れるようで、イノシシからおいもを守ってくれている大切な柵です。子どもたちが知らない間に、これだけのことをしてくださっている地域の方。本当にありがとうございます。
 
【おいもも元気に育っているようです。手前が電柵です。】
 
 まず、はじめに地域の方のお話がありました。「今年は雨が多かったので田んぼのコンディションが悪いです。今日刈ったお米は、1~2日田んぼに置いて乾燥させます」と話されました。
 そしていよいよ稲刈りのスタートです。「鎌を引っ張る時に気を付けるんだよ」とか「根元が刈りやすいよ」等と助言を頂きながら稲を刈っていきました。家の田んぼで稲刈りをしたことがあると話す子どももいて、経験のある子どもたちは手際良く刈っていました。
 
   【上手に刈れました】          【絶好の稲刈り日和でした】
 
【校長先生のお手本を見て学びました】
 
 あぜの方の2~3列を手作業で刈り取ると、次は機械で稲刈りをしました。稲刈り機(バインダー)を使わせてもらっての稲刈り、初体験の児童が何名かいました。稲刈り機を使うと、次々に稲が刈られ、その上、ひもでひと括りにされて稲刈り機から出てきます。びっくりしました。
 
【これが稲刈り機から出てきたひと括りにされたお米です】【筋がいいとほめられました】
 
                【どんどん刈っていくよ~】
 
 
 
            【荒谷小1年目の職員も初挑戦!】
 
【荒谷小2年目、2回目の挑戦です】
 
 稲刈り機は思ったよりも重くなく、支えているだけで前に進んでいきました。見ているだけでは分からない、貴重な体験をさせていただきました。
 
 全ての稲刈りが終わり、全員で振り返りをしました。「稲刈りをした後の田んぼを見ると達成感を感じた」、「稲を刈る時のザクッという時の感触が気持ちよかった」、「稲が斜めになっているところがあったので、来年はまっすぐ植えたい」、「何もすることがない時に仕事を見つけることができた(はだしの人が多く危ないと思い、色々なところに置いてあった鎌を集めた)」、「初めての稲刈りでした。来年は初めての田植えです。田植えの植え方のコツを学びたい」等の振り返りの言葉が聞かれました。
 
          【1つの行事を通して、様々な感想をもちますね】
 
 そして、最後のお礼の言葉では「田植えの時は20㎝くらいだった稲が、今日見たら1m近くあってびっくりした。稲を刈る時、とても気持ちがよかったです。ありがとうございました。」と6年生児童が述べました。
 
  【貴重な体験でしたね】     【本当にありがとうございました】
 
 これまで、稲の管理や水の管理、鳥獣対策等をしてくださった地域の方。ありがとうございました。また、今日も子どもたちのために時間を作ってくださり、本当に子どもたちも職員も幸せです。この経験が後々、子どもの心に楽しかった思い出として刻まれることと思います。ありがとうございました。
 
     【絶景をバックに記念撮影】
 
 学校に帰ると、どろんこになった足や長靴をきれいに洗いました。なかなか取れない泥に苦戦していました。お家に帰って、もう一度きれいに洗いましょうね。
 
         【ごしごし】

ALTの先生と授業

 昨日、ALTの先生が荒谷小に来られました。この日は3時間目に3・4年生、4時間目に5・6年生の授業をしてくださいました。学校に来られた瞬間、何かが違う・・・それは髪の毛のスタイルが変わっていたことです。すっきりと散髪をされていました。
 
 3時間目の3・4年生の授業は、ALTの先生が変わって初めての授業でしたので、ALTの先生の家族や友人紹介をされていました。また、カナダの国旗の話もされていました。「日本の木といえば『桜』ですが、カナダの木は『メープル(かえで)』の木です」と話されていました。これから、日本のことも知っていただきながら、カナダのこともたくさん教えて貰いましょうね。
 
 
           【一緒に英語の発音も練習しました】

第68回秋季大運動会 その4

 いよいよ運動会も終盤です。次は子どもたちの団技「綱引き」です。練習中から、この団技は毎回どちらが勝つか分からない接戦の様相を呈していました。果たして、運動会本番はどちらが勝つのでしょうか。
 
                【絶対負けられない】
 
 1勝1敗で迎えた3戦目、結果は白の優勝でした。
 
 午後の部最後のプログラムは全校児童による全校リレーです。バトンをつないで、みんなでゴールを目指しました。
 
               【1年生からスタートです】
 
          【アンカーは6年生、最後までがんばれ!!】
 
 この全校リレー、優勝は赤団でした。いくら差があってもどちらも力を抜かない、最後まで諦めない姿が印象的でした。
 
 
 この全校リレーで午後の部の全ての競技が終わりました。次はいよいよ閉会式です。子どもたちが気になるのはもちろん「成績発表」です。優勝目指して頑張ってきた両団。固唾をのんでその時を待ちます。
 
   【成績発表の瞬間】          【競技の部優勝は白団でした】
 
【応援賞は赤団でした。気持ちのこもった応援が届きましたね】
 
             【本当に今日までよくがんばりました】
 
 閉会式では、校長先生が「甲乙つけ難い緊迫した運動会でした。ダンスや一輪車、神楽など見どころがいっぱいでした。『荒っ子の 全力見せろ 最後まで』のスローガンのとおり、声が枯れるまでがんばりました。」とお言葉をいただきました。また「荒谷小学校・荒川保育所は地域の学校・保育所です。これからもご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします」とあいさつをされました。
 そして、児童代表お礼の言葉では6年生3人がそれぞれの言葉で感謝の気持ちを伝えました。
 
【いつも先頭に立ってみんなを引っ張ってくれてありがとう】
 
 「優勝できたことが一番嬉しかった。スローガン通りにできたので、今日が今までで一番思い出に残る1日になりました」、「一輪車の大車輪が成功できて本当に良かった」、「2点差で優勝旗が取れなかったけど、この思いは5年生が引き継いでくれる」等と話していました。今までの練習や当日の応援等で声が枯れてしまった6年生。声を絞り出して伝えようとする姿に感動しました。
 
 閉会式後は解団式を行いました。そして、最後には赤・白関係なく、6年生の胴上げをしました。6年生の頑張りを全員でたたえました。
 
     【胴上げ、一生に何度してもらえるだろう。よかったね、6年生】
 
【団長を支え続けた副団長さん、お疲れ様でした】
 
 最後に、みんなで記念撮影をしました。第68回秋季大運動会の成功にみんな満面の笑みです。
 
      【素晴らしい運動会になりました】
 
 今回、荒谷小の運動会に地域の方々もたくさん足を運んでくださり、大変盛り上がりました。本当は運動場でたくさん動いて、おもいっきり走りたかったであろう子どもたち。でも、体育館でも運動場で行う運動会と遜色ないステキな運動会になりました。子どもたちの息づかい、気迫、熱気が間近で感じられる、熱い運動会になったと思います。
 地域の方々、保護者の方々の惜しみない拍手や歓声が子どもたちの力となりました。最高の舞台を作り上げてくださりありがとうございました。これからも荒谷小学校・荒川保育所をどうぞよろしくお願いいたします。
 
 

第68回秋季大運動会 その3

 おいしいお弁当を食べた子どもたちは、午前中よりもさらにパワーアップして午後の部に臨みました。午後の部は、「輪 輪 リズムにのって」という一輪車の演技です。1学期から少しずつ練習してきた一輪車。9月になると練習も追い込みに入り、毎日のように全校児童が運動場に出て一輪車の練習をしていました。そのため、ずいぶんと技術が上達してきました。その努力と汗の結晶をみなさんに見ていただく時がきました。みんな、気合いをいれて演技をしました。
 
  【担任の先生に励まされながら1・2年生も一生懸命練習しました】
 
【入学当初は全然乗れなかったのに今はスイスイ乗れます】【3年生もすいすい~】
 
         【大観衆の前でも冷静に演技ができました】
 
       【一輪車でもみんなを引っ張っていってくれました】
 
        【いつも前向き。努力を惜しみませんでした】
【下級生にも励ましの言葉をたくさん言ってくれました】
 
 
    【一輪車でジャンプ!】      【一輪車の車輪を足で回すスペシャル技】
 
                 【横乗りにも挑戦】  
 
               
 
       【プロペラです】
 
   【ガタンゴトン 電車です】      【大技:大車輪 大成功でした】
 
       【課題だったトヨタループ、大大大成功でした!!】
 
【14人の力が結集した一輪車の演技、感動的でした】
 
 その後、青年の方々の団技「あらとも青年隊」がありました。これは、アメ食い競争のようなもので、走っていくと水が張ってある洗面器が用意されており、そこに顔をちゃぽんと付けます。その後、粉の中に隠れているアメを探し、アメを口の中に入れたら走って帰ることができます。男女関係なく顔が真っ白くなったこの競技、参加してくださった方々本当にありがとうございました。
 
                【勇敢な方々でした】
 
 それから、子どもたちの大玉転がしがありました。パンパンに空気が入った大玉をころころころころ。団技は落とせないとばかりに、必死に大玉転がしをしました。
 
           【大玉を速く転がす技を生かしました】
 
        【最後はみんなで大玉を持ちあげて運びます】
 
 どちら団も一生懸命でしたが、この競技は赤が優勝しました。
 
 それから、子どもたちによるダンス「超 荒谷イモパラ 2014」がありました。このダンスもお手本のDVDを見ながら練習したり、自分たちが踊っている姿をビデオに映して動きを確認したりして、一生懸命練習を重ねたダンスです。楽しく踊る子どもたちの表情が素敵でしたし、「荒谷小!お~!!お!!」などと掛け声も入り、見ていて元気をもらえるようなダンスでした。
 
   【千手観音からスタート】            【くるくる回ります】
 
   【躍動感あふれます】               【いい表情です】
 
            【団長さんたちもかっこいいです】
   【きらきら輝いています】        【決めポーズ  決まった!!】
 
 会場全体が一体となったこのダンス、子どもたちが真剣に踊る姿は胸に込み上げるものがありました。素晴らしいダンスを見せてくれてありがとうございました。