学校の様子

学校の様子

つつじの散髪


 4月、荒谷小の運動場に沿って咲くつつじは見事なものでした。5月に入り次第に花が終わり、つつじの間からは草がぐんぐん成長していきました。とても元気な草たちを今日、教頭先生がきれいに切ってくれました。
 すっきりと散髪をしたつつじ。それを見るだけで子どもたちの身も心も引き締まることでしょう。
 
【高いところにあるので、脚立が必要でした】

みんデーと草取り

 今朝は登校時間中に、雷がゴロゴロと鳴っていました。子どもたちは、その音を聞くといつもより足早に学校に向かったそうです。やはり雷は怖いです。
 そんな月曜日の朝だったのですが、お昼頃には雨も上がり、水はけのよい運動場には水たまりもなく外で遊べるまでになりました。今日は、子どもたちが楽しみにしている「みんデー(全校児童で遊ぶ日)」です。今日は、「じんとり」と「こおりおに」をしました。「こおりおに」では、先生(4名)も鬼になって子どもたちを追いかけました。一生懸命追いかけるのですが、俊敏な動きをする子どもたち。なかなかつかまりません。「先生たちが鬼の時は、なかなか終わらないな~」とつぶやく子どももいました。普段、登下校や体育、昼休み等の運動で鍛えている子どもたち。非常に手ごわかったです。
【つかまっちゃった~。こおります。】     【みんな長靴で遊びました】
 
【先生たちが、今から捕まえにいくぞ~】
 
 その後、清掃時間は運動場の草取りをしました。さっきまで大はしゃぎしていたのですが、清掃時間になるとピタッとおしゃべりをやめ、気持ちを切り替えて草取りに没頭していました。
にょきにょきと生えた草をきれいに取ることができて、また少し運動場が美しくなりました。
【雨で土がやわらかくなっていて、草が取りやすかったね】

春の遠足 その2

 せせらぎの里の訪問を終えて、子どもたちが向かった先は池の窪グリーンパーク!!でしたが、もっと景色のいいところがあるということで、秋政展望所というところまでバスで上っていただき、絶景の中でお弁当を食べました。
  【最後は握手でお別れしました】
 
【秋政展望所までの道は、空に続く道のようでした】
【待ちに待ったお弁当!嬉しいな】
 
 その後、池の窪グリーンパークにバスで移動して全員でけいどろとドッチボールをしました。それから、アスレチックで遊んだり、草スキーで遊んだりして楽しい時間を過ごしていました。
 
【色々なアスレチックがあって、大喜びの子どもたち】
 
 午前中は歌って踊り、午後からはたくさん食べて遊んだためか、帰りのバスはとても静かでうとうとする子どももいました。今日1日で色々な体験をしました。この体験を、これからの学習や生活に生かしていけるといいですね。
 今日はゆっくり休んでくださいね。

春の遠足 その1

 今日は、子どもたちが楽しみにしていた春の遠足でした。今日の遠足のために、子どもたちは、事前に色々な準備をしていました。その1つとして、今回訪問させていただくせせらぎの里の方からお話を聞く時間を5月9日(金)に設けていました。そこで、せせらぎの里のことをしっかり学習しました。例えば、「特別養護老人ホームとはどのようなところなのか」や、「どのような人が働いているのか」などです。そして、「色々な経験をつんできた賢くて優しいおじいちゃん・おばあちゃんたちとたくさん話をしてみてください」とアドバイスをいただきました。
 また、遠足当日に、一緒に福笑いをするために、子どもたちは紙ねんどで立体的に顔のパーツを作って準備をしました。福笑いは、目を隠して手の感触を頼りに顔を完成させるゲームなので、口は唇だけでなく歯も作って、誰が触ってもわかりやすい顔のパーツを作るよう工夫していました。
【諸塚唯一の特別養護老人ホームだそうです】【福笑いの予行練習もしました】
 
 そして、準備万端で迎えた5月16日。早めにバスが到着してくださったので、早く出発することができました。
【わくわくしながら、バスに乗ります】
 
 荒谷小から約30分くらいで、せせらぎの里へ到着しました。そこで、まず子どもたちは学校紹介をして、その後自己紹介をしました。「将来の夢はパティシエです。あまいものだけでなく、おじいちゃん・おばあちゃんも食べられるようなヘルシーなお菓子も作るのでぜひ食べにきてください」と話す子もいました。
 その後、「世界に1つだけの花」を振り付けもまじえて歌い、衣装チェンジをして「恋するフォーチュンクッキー」を披露しました。
 
     【世界に1つだけの花】        【のりのりで踊った恋するフォーチュンクッキー】
 その後、準備していた福笑いをしました。はじめは、おじいちゃん・おばあちゃんに福笑いをしてもらったのですが、どのように声をかけたらよいのか分からず、職員の方のアドバイスもあり、「それは右のまゆげです」とか「左です、もうちょっと左です」など、具体的に声をかけながら、みんなで福笑いを完成させていました。
【さて、どんな表情になるかな?】
 
 その後、リレーをしました。このリレーとはおたまに丸いものを乗せて、スピードを競うゲームです。1回目はおじゃみを使いました。2回目は人形、3回目は卓球のボール。だんだん難易度が高くなっていきました。途中で落ちることもありましたが、楽しく遊ぶことができました。
 【リレーの様子 シーソーゲームでした】
 【左の2つの人形がこのゲームで活躍しました】

やまびこ号の中にレッツゴー!

 さて、やまびこ号の中に入るまで、子どもたちはわくわくドキドキ。ついにやまびこ号の中に入って本を選びます。中はこのようになっていました。

【やまびこ号には約3000冊の本があるそうです】
 
【天井には扇風機がありました。夏はエアコンにこの扇風機2つを使用するそうです。】
【このかわいいキャラクターは「はっぱくん」というそうです】
 
 たっぷりと時間をかけて本を選んだ後は、終わりの会をしました。そこで、6年生児童が「今回はページ数の多い本に挑戦しました。探していた本があったので嬉しかったです。」と行っていました。子どもたちの声を聞くと、「学校の図書室には1・2巻はあるけど3巻がなかったから、やまびこ号で3巻を見つけて嬉しい」や「去年と違う本が置いてありました」などと話していました。本を探す子どもたちの目はとても輝いていました。
【お礼の言葉の様子】
 
 この移動図書館やまびこ号は、昨日は七ツ山小と諸塚の中央公民館、今日は諸塚小と荒谷小にきてくれました。なんと職員の方は、泊まりがけで来てくれているのだそうです。本に懸ける熱い思い、子どもたちにもしっかり伝わったと思います。
 今度は9月18日に荒谷小にきてくださる予定です。それまでに、今回借りた本をじっくりと読みましょうね。

やまびこ号がやってきた!


 今日、宮崎県立図書館のやまびこ号が荒谷小に来てくれました。やまびこ号とは、県内の特別支援学校やへき地の学校に定期的にきてくれる県立図書館の移動図書館です。子どもたちはたくさんの本に出会えるこの日を心待ちにしていました。
【このバスがやまびこ号です】
 
 やまびこ号が到着すると、体育館に県立図書館の職員の方2名をお迎えし、はじめの会を行いました。そこで、教頭先生から「家読(うちどく)」の話がありました。今日、やまびこ号で借りた本をぜひおうちの方に見せて、「一緒に読んでみよう」と話してみようとお話がありました。子どもたちは、学校に図書室があり本を読む環境ができていますが、大人になるとなかなかゆっくりと読書をする時間がもちづらくなります。ぜひ、保護者の方も子どもたちがどのような本を読んでいるのか見ていただきたいと思います。
 また、県立図書館の方からは、「本は心の栄養です。たくさん本を読んで、しっかりとした考えをもち、立派な大人になってください」と話がありました。
【家読 子どもたちは初めて知りました】 【荒川保育所の子どもたちも本を選びました】
 
【他の学年がやまびこ号の中にある本を選ぶ間、ほかの児童は出していただいた本を外で選びます】
【こんなに大きな本もありました】   【かいけつゾロリの本もあるよと紹介してくれました】

朝の活動


 日に日に伸びていく、運動場の草たち。朝、登校をした後、子どもたちは運動場に出て草とりをします。これが荒谷小の朝の風景として定着しています。昼休み・体育の時間はもちろん、時には放課後の剣道でも使用することのある運動場、毎日お手入れをしてきれいな使いやすい運動場をみんなで作っていきましょう。
【移植ごてを使って草を抜きます】     【教頭先生は毎日草取りをしています】

るんるん学級給食


 荒谷小は月曜日・水曜日・木曜日・金曜日はランチルームで全校児童一緒に給食を食べており、火曜日のみ学級で給食を食べることになっています。今日はその火曜日です。ひさしぶりに学級で給食を食べるとあって、子どもたちの表情はニコニコ嬉しそうでした。
 給食を食べているクラスに入って様子を見てみると、それぞれ給食の形がありました。今日は6年生が子どものための音楽祭に行っていて不在の5・6年生教室は5年生4人が外を向いて「こいのぼりがきれいだな~」と言いながら給食を食べていました。3・4年生は3名と先生が仲良く向かい合って給食を食べていました。1・2年生は、5・6年生同様外を向いて食べていたのですが、外の様子を間近で見たいのか、机をロッカーまで寄せて食べていました。
 みんなるんるん楽しいクラスでの給食。全校児童で食べる給食もにぎやかですが、週に1回いつもと違う環境の学級の給食も楽しみですね。
【6年生がいなかったけど役割分担をしてしっかり給食当番ができました】 
 
 
【荒谷小はとても見晴らしがいいです】     【ひょうきんな3・4年生】
【1・2年生児童は4人だけど賑やかです】

授業公開

 今日の3時間目に「分かる授業を目指して」という視点で、5・6年生の算数の授業公開がありました。5年生は小数をかける計算、6年生は分数×分数でした。複式指導なので、先生が5年生についている間は、6年生は指示された内容を自分たちで進めていき、6年生に先生がついている時には5年生がぐんぐん進めていきます。
 授業の中で、分からないことを分からないと言える雰囲気があり、疑問や間違いから学ぶことが多いと感じました。一人ひとりの意見や考えを大切にする授業が進められ、見ていて大変勉強になりました。
【5年生:姿勢良く聞いています】     【6年生:友達同士で、きちんと説明できます】

チャレンジ賞表彰


 目標を立てて、その目標に向かって努力をすることを荒谷小の子どもたちは常に行っています。その一つとして、校長室に掲示している「もう少しがんばればできそうなこと 自分へチャレンジ」です。そこには、「さかあがりが連続6回できるようになる「直接一輪車の車輪を回して8m進む」等と、もう少し努力をすれば手が届きそうな目標を掲げています。
【校長室の掲示 いろいろな目標が掲げられています】
 
 そして、その目標が達成できると、なんと校長室の校長先生の椅子に座って、「よっ!!社長!!」と呼ばれます。その待遇に子どもたちはご満悦です。もちろんその時の、素敵な表情は写真におさめられています。その写真を賞状にのせ、チャレンジ賞としてを下校時、校長先生から表彰されます。
 どんな目標でも達成されると嬉しいものです。小さな目標を達成していくうちに、次第に大きな目標の達成や夢の実現につながると思います。これからも、目標をもって日々がんばっていきましょうね。
【一輪車のタイヤに足を乗せて前に進む技ができるようになりました】
【よっ!社長と言われたとき、子どもたちは足を組んでにんまりします。その様子を校長先生が表現しました】