2016年6月の記事一覧

読み聞かせ

 今日は、朝の時間に給食調理員の先生が読み聞かせをしてくださいました。「今日は4冊挑戦します!」と話され、「だるまさんの」、「あつい」、「ぼく あぶらぜみ」、「だるまさんが」の4冊を読んでくださいました。
 「ぼく あぶらぜみ」では、あぶらぜみが卵から土の中で何年も過ごし、ようやく大人のあぶらぜみになるまでの様子が描かれていました。かなぶんやカブトムシは土の中に1年いたら大きくなるのですが、あぶらぜみは土の中で5年もの月日をかけて大きくなります。そして、地上に出たら2週間くらいしか生きられません。その2週間の間に、子孫を残すために一生懸命鳴いています。あぶらぜみの長いようで短い一生です。今日も聞こえるセミの鳴き声、いつもとは少し違う鳴き声に聞こえるような気がします。


【「だるまさん」シリーズも子どもたちに大好評でした】

 「今日も1日にっこり笑顔でがんばりましょう」と給食調理員の先生から言葉をいただき、みんな笑顔で教室に帰って行きました。本日はありがとうございました。

FSC認証を通して村の未来を考えよう

 今日の3校時に、5・6年生のウッジョブの講師として、役場産業課の方と森林組合の方がお越しくださいました。今日のめあては「FSC認証を通して村の未来を考えよう」です。
 FSC(Forest  Stewardship  Council:森林管理協議会)は、木材を生産する世界の森林と、その森林から切り出された木材の流通や加工のプロセスを認証する国際機関です。その認証は、森林の環境保全に配慮し、地域社会の利益にかない、経済的にも継続可能な形で生産された木材に与えられます。(WWFジャパンHPより)
 この世界規準のFSCの認証を自治体としては初めてFSCを認証されました。子どもたちは、「FSC認証のための10の原則」があることを学習しています。しかし、その内容を理解することが難しいため、今日の学習で一つ一つの原則を分かりやすい言葉に置き換えていきました。


【事前に既習事項を生かして自分なりにFSC認証を解釈して、今日、講師の方々に質問をしました】

 「FSC認証のための10の原則」の中の、「3 昔から森に暮らす人々の伝統的な権利を尊重している」では、伝統を残し、昔ながらの生活を守るということと解釈をしました。そして、伝統には神楽やモザイク林なども含まれるということを学びました。「7 調査されたデータに基づき、森林管理を行っているかどうか定期的にチェックしている」は、この言葉がどのようなことを指しているのか分からなかったようでした。そこで、産業課の方や森林組合の方が実際の管理についてお話しくださいました。諸塚村には、スギが植えられている所にモニタリングポイント(村内で10箇所)があるそうです。そのモニタリングポイントを1年に2箇所をチェックし、どれだけ木が成長したか、いつ間伐をしたらよいか等を継続的にチェックしているそうです。また、森林経営計画というものもあり、これらの森林管理が違法伐採を防ぐことにつながるとお話しくださいました。
 今回子どもたちは、FSC認証を通して諸塚村の森林への取組を学ぶことで、諸塚のすごさを感じたようでした。生物を守る保護活動、FSC認証に沿った作業、天然林を残す取組等、新たに学ぶことがたくさんありました。お話を聞けば聞くほど諸塚村の方々の山に対する愛情が伝わってきました。

 本日は、お忙しい中お越しくださりありがとうございました。


 【FSC認証って面白い!】【持ってきていただいた積み木に夢中】

【4校時は3・4年生の質問にも答えてくださいました】

めざせしいたけはかせ!(ウッジョブ:1・2年生)

 昨日の5校時、しいたけ博士である本校の卒業生の保護者の方がお越しくださいました。しいたけ博士は、昨年も一昨年も子どもたちにしいたけのことを教えてくださっています。
 この時間のめあては「しいたけのはなしをきいて、ぎもんをかいけつしよう」です。まずは、しいたけ博士からしいたけの作り方を教えていただきました。紅葉したモザイク林相の写真を見せてくださり、緑色の木はスギやヒノキで、茶色い木はクヌギであることを教えてくださいました。あらかじめ子どもたちは13個の質問を考えていました。
 それから、葉枯らし乾燥のことや、「ふせこみ」の仕方や「ふせこみ」をする理由、しいたけの原木を置く「ほた場」のこと、「散水・浸水」等を教えてくださいました。その中で、荒谷小の子どもたちが、去年と一昨年にこまうちをした原木2種類を見せてくださいました。去年の原木は、菌が木の半分くらいまで回っているのが分かりました。一昨年の原木は木全体に菌が回っているのがよく分かりました。それぞれの原木を臭ってみると、「なばのにおいがする!」とビックリした様子でした。


【木からしいたけの臭いがするなんて不思議ですね】

 また、菌床しいたけの話をしてくださいました。菌床を使えばどのようなきのこでも作ることができるそうです。そして、今大人気の乾燥きくらげを持ってきてくださり、子どもたちにプレゼントしてくださいました。

 しいたけの作り方を聞いた子どもたちは、その後事前に考えた質問をしいたけ博士に聞いてみました。
Q なぜこまを打った後、ねかせるのですか?
A しいたけ菌を原木全体にのばすため。2年くらい経たないと菌が全体にまわらない。また、地面の近くに「ふせこみ」をするのは、地面には適度な水分があり、それをしいたけは喜ぶ。しいたけはジメジメしたところが好き。

Q なぜ原木をたたくのですか?
A 原木をたたくと、しいたけがびっくりしてたくさんはえるから。

Q なぜしいたけの茶色いところにひびが入るのですか?
A しいたけの肉が盛り上がってきてひびのようになる。見た目がきれいだから、ひびが入ったものは高い値段がつく。

 最後にしいたけ博士からアドバイスをいただきました。昨年度こまうちをしたしいたけの原木についてです。その原木は「ふせこみ」をして、ブルーシートで覆っています。そのブルーシートを取ってあげて欲しいとのことでした。気温が高くなり、しいたけにとっては苦しい環境だそうです。ブルーシートを取って、雨に当てることでしいたけの原木は喜ぶのだそうです。
 次の日、早速子どもたちはブルーシートを取って、じょうろで水をあげていました。この原木は今の1年生が3年生になったころにしいたけがニョキニョキでてくると思います。これからもしいたけ博士に色々と教えていただきながら、しいたけのお世話を楽しんでして欲しいです。


【たくさんの原木がでてきました】【お水をちょろちょろ】

 昨日は大変お世話になりました。ありがとうございました。

ウッジョブ(5・6年生)

 今日の3校時に5・6年生は、諸塚村自治公民館連絡協議会の会長さんを講師にお迎えしてウッジョブ諸塚の学習を行いました。今日のめあては「自治公民館制度から村の未来を考えよう」です。
 明治時代に諸塚には「戸主会」というものがあり、それが今の公民館制度にあたるものだったそうです。しかし、戦後その「戸主会」が解散せざるを得なくなりました。それまでの組織を守るため、「青年部会」、「婦人部会」、「壮年部会」等を申請し、自治公民館制度を継続できたとのことでした。
 諸塚村では、昭和26年から納税完納であること、行政や農協、公民館の方々と話をして造林などの様々な計画を立てていること等をお話しいただきました。また、自立した子どもたちを育てるという役割も担ってくださっているそうです。このような活動が継続できている理由には、諸塚の方々の気持ちの根幹に「諸塚を末永く残したい」という思いがあるからだとお話しくださいました。

 これらのお話を聞いて、子どもたちはいくつか質問をしました。
Q 役場と公民館の協力体制とはどんなもの?
A 公民館長から役場へ、役場から公民館長へ互いに意見を言ったり、依頼をしたりする。

Q 村議会と公民館活動との関わりは?
A 村議会は、選挙で選ばれた議員さんであり、予算がかかるものを話し合って依頼をする。公民館活動では自分たちの生活を守るための活動をしている。どちらも方法は違うが、「諸塚をよくしよう」という目的をもって活動をしている。

Q 納税完納ができているのは、公民館活動と関係がある?
A 義務を達成したことが自分たちの中で誇りになっているのではないかと思う。

Q どのように自立した人を育てるのか?
A 困難に負けずに乗り越えて、未来を切り拓くようにして欲しいと思う。

 そして、その後ふりかえりを発表しました。

◯ 諸塚では大変さを支え合っている。私もこれから支えていきたい。
◯ 諸塚の先輩から後輩まで村をよくしようと考えている。私も、このような子どもにしようと考えられるようになりたい。
◯ 納税完納や諸塚方式の自治公民館制度を誇りに思う。

 今回のお話を聞いて、自分たちの村の仕組みを知ることができたと思います。
 本日はお忙しい中お越しくださり、ありがとうございました。


       【新たな出会いに感謝です】
 

ウッジョブ(3・4年生)

 今日の2校時、本校児童のおじいちゃんを講師にお迎えして、わくわく学習(ウッジョブ諸塚)を行いました。講師の先生は、5月に実施した森林体験学習にも参加してくださっています。また、昨年度も一昨年度も本校のウッジョブに協力をしてくださっています。分からないことは、この講師の先生に聞けば解決できると子どもたちは知っています。今回は、森林体験学習で植林を体験してたくさん出てきたハテナを質問していきました。

Q 林業を始めたきっかけは?
A 林業をする前は別の仕事をしていた。平成15年くらいから林業を始めた。林業は山を「好き」にならないと思うようにいかない。人と人とのつながりも「好き」があるからつながるもの。

Q 木は水やりをしないで育つのはなぜ?
A 山が水分をもっているから枯れることはない。

Q 林業の仕事で大変なことは?
A 地ごしらえや下刈りが大変。下刈りは歩かないとできない仕事だからきつい。

Q 林業は人と人とをつなぐものだが、どのようにつないでいる?
A 昔は機械がなかったため、重い物を代わりに持って山に登るなど助け合って造林をしていた。また、年長者が若い人に仕事を教えていくつながり、励ましの言葉を掛け合うつながりもある。

Q 木を植える時のこだわりは?
A 雑な仕事をすると枯れてしまうため、時間がかかってもいいからていねいに深く植える。

Q 林業のやりがいは?
A 1年1年木が育つこと。立派な木に成長したものを見ると喜びに堪えない。

Q 仕事が終わった後の楽しみは?
A 労務班で話合いをすること。例えば「今日はこれだけ作業ができた」、「今日は作業が少し残った」、「次はこの山をしよう」等、仕事の成果や課題、見通しを話し合う。

Q 林業は何のためにある?
A 諸塚村にとって林業は生活のもと。林業をしていると生活が豊かになる。

など、3人で16個の質問を講師の先生に答えていただきました。また、講師の先生からは、昨年植林した木を見てみるのもいいのでは?とアドバイスをいただきました。

【どんな質問でもていねいに答えてくださいました】

 今回の学習で、森林体験学習で行った植林の手順の意味が分かったり、林業そして、山に対する愛情が伝わってきたり、諸塚村にとって林業はなくてはならないものだということが分かったりしたと思います。「『わくわくたまご』にひびが入った」と話していた子どももいました。
 毎年、子どもたちのためにご協力くださりありがとうございます。これから、子どもたちがどのようなことに興味をもつのか楽しみです。


【「わくわくたまご」から何が生まれてくるかな】

ウッドピア諸塚の学習

 今日の2校時、5・6年生のわくわく学習(ウッジョブ諸塚)のために、ウッドピア諸塚の職員の方がお越しくださいました。今まで関わる機会がなかったウッドピア諸塚に子どもたちが興味をもったのは、世界農業遺産での河野知事のプレゼンに「特に、多くの若者が就業している(財)ウッドピア諸塚のように、若者の農林業への就業を促進します。」(宮崎日日新聞から引用)という内容があったからだそうです。名前は聞いたことがあるけれど、どんなお仕事をしているか知らないため、今回ウッドピア諸塚のことについて学ぶ時間が計画されました。今日のめあては「ウッドピア諸塚を通して村の未来を考えよう」です。

 まずは、ウッドピア諸塚の概要を説明してくださいました。ウッドピア諸塚は諸塚の4大基幹産業である、「林業」、「椎茸」、「畜産」、「お茶」の仕事をしているそうです。
 森林環境部門(林業・椎茸等)では、造林や椎茸原木の搬出をされたり、昨年度は幹線道路(国県道除く)の除草(諸塚では道切りという)を84.3㎞もされたりしたそうです。この距離に、子どもたちからは「すごーい!」との声が上がりました。また、高齢により自分では山の手入れや田んぼの仕事ができない方の代わりに山の手入れや田んぼのお世話をすることもあるそうです。
 その後、畜産振興部門、資源開発部門、茶業振興部門のお話がありました。その中の、資源開発部門では、子どもたちにもなじみのある「もろっこはうす」の紹介がありました。村内の椎茸は宮崎県内に留まらず、関東・関西・中国・四国地方等と取引があること、更に、干し椎茸をイタリアのミラノでPRしたことや、アメリカ・デンマーク・シンガポールにも輸出していること等を聞き、子どもたちの目はキラキラしていました。また、乾燥キクラゲの需要が高まってきていること等も知り、村内で生産されるものの価値に気付いた子どもたちでした。

【話を聞いてもう少し詳しく聞きたいことを質問しました】
 
 最後に子どもたちはふりかえりを発表しました。

◯ 高齢になって、自分ではできない部分をウッドピア諸塚の方々がカバーしていることがすごい。また、女性も林業に携わっていて、女性も活躍できる村だと思う。祖父は山師をしていて、けがをして帰ってくることがあるが、どのような気持ちで山を守ろうとしているのかを知りたいと思った。

◯ 後継者を増やす、女性の活躍、機械化、森林組合と協力していることから、ウッドピア諸塚は村の未来に貢献していると思う。

◯ ウッドピア諸塚には若者も仕事をしていることを知った。キクラゲが大人気ということを知り気になり始めた。もっと調べたい。

◯ ウッドピア諸塚の名前は知っていたが、詳しい仕事内容は今まで知らなかった。また、森林組合とのつながりも初めて知った。ウッドピア諸塚と森林組合が助け合っていることが分かった。

 今回の授業で、ウッドピア諸塚の方々が人とつながり、助け合って山を守っていることを知りました。また、特産品のPRや新たな資源の開発など、諸塚のよさをもっとたくさんの方々に知ってもらえるようなお仕事をされていることも分かりました。諸塚の4大基幹産業を支え、諸塚を元気にしてくれるウッドピア諸塚、その魅力をたくさん知ることができた時間になりました。本日はありがとうございました。

【新たなつながりができました】

民生委員児童委員の皆様の学校訪問

 今日は諸塚村の民生委員童委員の皆様(12名)がお越しくださいました。民生委員児童委員の皆様の学校訪問は年に1回あります。その中で、学校の概要の説明を聞かれたり、子どもたちの学習の様子を参観されます。
 たくさんの方々の前で学習をする子どもたちは、いつもより声が小さくなったり、表情が変わったりして少し緊張した様子でした。後にその時の様子を聞いてみると「ドキドキしました」と言っていました。


  【学校経営説明】     【授業参観:1・2年生】

 授業参観の後、民生委員児童委員の皆様から複式指導についての質問をいただいたり、春の遠足で訪問する特別養護老人ホームへの訪問を継続して欲しいというご意見をいただいたりしました。また、林業に関する取組にお褒めの言葉もいただきました。荒谷小には、地域の皆様のバックアップによってできる学習がたくさんあります。少人数、そしてこの地域だからこそできる教育があり、子どもたちもそのよさを実感していると思います。
 
 本日は、お忙し中お越しくださり、温かいお言葉、励ましのお言葉をいただき大変嬉しく思いました。本当にありがとうございました。

M2学習

 今日と明日はM2学習です。今日は荒谷小に高学年が集合しました。5・6年生は、荒谷小のことを教えようと朝から張り切っていました。「かさたてはこれを使ってください」、「靴箱はここです」等、他の小学校の子どもたちが来る前に練習をしていました。
 2校時は水泳学習でした。今日は水温が26℃で、プールの中に入ると「あったか~い」という声が聞こえてきました。少し雨が降っていましたが、それに負けることなく平泳ぎの練習をしました。今日は他の学校の先生にも指導をしてもらえる貴重な日です。先生からのアドバイスをしっかり聞いて、熱心に練習をしていました。
 

【たくさんの友達の泳ぎを見ることができて刺激になります】


【教室も賑やかでした。(ALTの先生と英語活動)】
 
 給食時間には、どの子どもも荒谷小のおいしい給食をモリモリ食べていました。それぞれの学校の給食を味わえるのもM2学習の楽しみだと思います。


【さすがは6年生、食べ終わるのが早かったです】

 M2学習では、たくさんの友達と学び、仲良くなって欲しいと思います。

読み聞かせ

 昨日、地域の方がお越しくださり、朝の時間に読み聞かせが行われました。今回は「身体」をテーマに絵本を選んでくださっていました。「はなのあなのはなし」、「おへそにきいてごらん」、「せなかをぴん」という3冊です。
 「はなのあなのはなし」は、人間の鼻と動物の鼻の違いや、鼻の役割等が描かれており、鼻のことが楽しく学べる絵本でした。どの絵本も読んだことがない子どもが多く、身体をテーマにした絵本の面白さを感じたようでした。


【自分の鼻の穴やおへそを見てみたくなったり、背筋をピンとのばしてみたくなったりしたのではないでしょうか】

 昨日は、お忙しい中読み聞かせにお越しくださりありがとうございました。これからの指導でも使ってみたい絵本でした。

読み聞かせ

 今日は、朝の時間に読み聞かせが行われました。読み聞かせをしてくださるのは、本校児童の保護者の方です。今日は3冊の絵本を準備してくださっていました。
 1冊目は「おやつのじかん」です。「ぽこちゃん」がおやつに牛乳といちごを食べようとすると、牛乳がおばけになって「手を洗ってこないとだめだよ~」とぽこちゃんに言いました。ぽこちゃんが手を洗っている間に、次はいちごがおばけになって牛乳のおばけと何やらもめています。「ぽこちゃん」のおやつたちは、この後どうなるのか。子どもたちはおもしろそうに笑いながら読み聞かせを楽しんでいました。
 2冊目は「おかあさんだいすきだよ」です。「ぐずぐずしないで」、「はやくはやくいそぎなさい」等、日頃つい口に出してしまう言葉があります。そんな言葉を違う言葉に置き換えて、例えば「はやくはやくいそぎなさい」を「今日はいっぱい楽しいことがあるといいね」と言ってくれたらいいなぁと考える子どものお話の絵本でした。言葉ひとつで、子どもの気持ちを高めることができたり、沈ませてしまうことになったりすることが学べる絵本でした。
 3冊目は「はかせのふしぎなプール」です。はかせは、入れたものが大きくなるプールを発明しました。例えばサッカーボールややかん等、そのプールに入れるとプールいっぱいの大きさになるのです。そのプールからちょこんと出ているものの形を見て「鹿の角かなぁ」、「カブトムシじゃない??」等と想像していました。大きくなったものを見て「このサッカーボールでサッカーできるかな?」とか「巨人ならできるやろ」と楽しそうに話していました。

【わくわくする気持ちが伝わってくる子どもたちの反応でした】

 対話をしながら読み聞かせをしてくださり、子どもたちはみるみる絵本の世界に引き込まれていっていました。本の面白さを味わえた時間だったと思います。本日は、朝早くからお越しくださりありがとうございました。

いいお天気 プール開き

 今日はプール開きの日です。朝から、気温とプールの水温、そして天気を見比べながら、プール開きができるかどうかを考えていました。朝は曇っていた空も、だんだん晴れ間が見えてきて、プール開きが行われる3校時には日が差していました。気温も水温も少しずつ高くなり、予定通りプール開きを行いました。
 まずはじめに校長先生のお話です。「水は怖いものです。でも泳げるようになると楽しくなります。また、水泳学習中は無理をしないようにしてください」等と、水泳学習中の注意点や校長先生が小さい頃の水泳学習のお話をしてくださいました。

【校長先生が小さい頃、プールに潜って25m泳いでいたそうです】

 その後、体育主任の先生からお話がありました。「水泳学習をする目的はなんでしょう?」と子どもたちに問いかけられました。子どもたちは、「川で溺れた時に泳げるようにするため」と発表をしていました。体育主任の先生は、「水泳学習をして泳げるようになると命を守れることにつながります。また、泳げると楽しいですね。その楽しさも味わってくださいね」と話されました。
 それから、子どもたちが今年の目標を発表しました。

【1年生】
◯ 去年は少し泳げたので、今年は10m泳ぎたい。
◯ 去年は水に3回顔をつけられたので、今年は5回つけられるようにしたい。

【2年生】
◯ 去年は8m泳げたので、今年は15m泳ぎたい。
◯ 去年は5m泳げたので、今年は10m泳ぎたい。

【3年生】
◯ 去年は58m泳げたので、今年は100m泳ぎたい。
◯ 去年は25m泳げたので、今年はクロールで50m泳ぎたい。

【4年生】
◯ 去年は25mを泳ぎ切ったのは1回だったので、今年は25mをしっかり泳ぎたい。

【5年生】
◯ クロールでは20秒前半のタイムを出し、平泳ぎでは25m泳げるようになりたい。

【6年生】
◯ ノーブレスで15m、クロールで50m、平泳ぎは泳ぎ方を身に付けたい。
◯ クロールで20秒前半のタイムを出し、平泳ぎでは25m泳げるようになりたい。
◯ クロールで20秒前半のタイムを出し、平泳ぎでは距離とスピードをアップさせたい。そのために、水泳学習に全力で取り組みたい。


【1年生は初めての水泳学習。楽しみですね。】

 その後、水慣れをしました。水に1回顔をつけ、次に3回顔をつけます。その後、3秒もぐり、5秒もぐる等して、少しずつ水に慣れていきました。

   【気持ちいい~】


     【けのびやばた足もしました】

     【毎年恒例、水入れもしました】

【どっちが多く入ったかなぁ】

 梅雨の間の晴れ間のおかげで、気持ちのいいプール開きになりました。これから、自分の目標に向かって水泳学習に一生懸命取り組んで欲しいです。

お誕生日

 今日の給食時間、5・6年担任の先生のお誕生日のお祝いをしました。荒谷小では、お誕生日を迎えた人はかわいいバッチを付けることができ、写真付きメダルがプレゼントされます。そのバッチとメダルを昼休みもつけてくださっていた5・6年担任の先生、子どもたちと一緒に記念写真をパチリ。

 【お誕生日おめでとうございます】

 6月は子どもたちの誕生日はありませんが、職員は4名が6月生まれです。子ども・職員あわせて6月が一番誕生者が多い月です。普段一緒に給食を食べない先生方も、お誕生日の日はランチルームで一緒に給食を食べてくださいます。それを子どもたちは楽しみにしています。6月は、あと3回みんなで「牛乳かんぱい」ができます。これからのお誕生日給食を楽しみにしていてください。

田植え

 今日の3校時、5・6年生が田植えを行いました。この田んぼは、地域の方が毎年子どもたちのために貸してくださっています。田んぼの約9割は地域の方が田植えをしてくださっており、子どもたち用に田植えをするスペースを空けてくださっていました。裸足で田んぼに入り、苗を植えて行きます。「ちょっと間がせまいかなぁ」、「ななめになっちょる」等、手で植える難しさを感じながら田植えをしていました。子どもたちの中には、おうちで田植えをするところもあり「七ツ山にも手伝いに行きます」と話している子どももいました。
 八十八の手間をかけて作られるというお米、これから水の管理をしたり、稲が病気にならないようにしてくれたりするのは地域の方ですが、感謝の気持ちをもって、稲が大きくなるのを見守らせていきたいと思います。


【カッパを着て田植え】 【おいしいもち米になってね】

歯科検診

 今日の給食の時間はいつもと少し違う雰囲気でした。子どもたちが、鏡を見ながら口を大きく開けて歯の様子を見ているのです。「あ、これむし歯かなぁ。痛いような気がする」とか「物を食べると口の横の方から音がするけど何かなぁ」等と心配そうです。
 そして、歯科検診が始まりました。保育所生の次に小学生が検診をしました。緊張の面持ちで保健室に入ってくる子どもたちでしたが、どの子どもも気持ちのよいあいさつができ、お礼もきちんと言えました。また、歯のことで気になっていることを歯医者さんに聞いている子どももいました。歯科検診をきっかけに自分の歯に興味をもち、歯と口の健康を保てるようにしていって欲しいです。
 保護者の皆様には、来週結果を配付します。治療が必要な場合は早めにお願いします。

  【ドキドキするね】    【おりこうにできました】

ますます快適に

 先日、PTAの方々と地域の方々に奉仕作業を行っていただきました。保護者の方々にはプールサイドをブラシでみがいていただきました。しかし、みがいてもみがいてもなかなか汚れが取れません。西日が射す中、額に汗をにじませながら一生懸命作業をしていただきました。また、地域の方々には運動場周辺・駐車場等の草刈りをしていただきました。後日、運動場に生えている黒いコケを落とす作業もしました。子どもたちは、近頃、昼休みに必ず運動場で一輪車の練習をしています。また、保育所生も運動遊びで運動場を使用します。今回の奉仕作業により、ますます快適に使えるようになりました。
 奉仕作業は、年4回に分けて行いますが、たくさんの方々のお力添えによって、子どもたちが学習をしたり遊んだりする環境を整えていただき、本当にありがとうございます。

【お陰様でぬるぬるが取れました】【玄関前も運動場もスッキリ】

全校朝会

 今日、6月の全校朝会を体育館で行いました。
 はじめに校長先生のお話です。今日のお話は「朝のさいころ」です。荒谷小では朝、登校をしたら校長室に行って校長先生にあいさつをします。そして、「きのうのありがとう」というテーマで感謝の気持ちを話します。次に「さいころ」をふります。その「さいころ」の目には①いいところ②がんばっていること③たからもの④こくはく⑤すきなあそび⑥きになることがあります。この6つの目の内容には校長先生の思いがありました。
 例えば①いいところでは、自分のよいところを探して自分に自信をもってほしい、⑥きになることでは、自分や家族、友達、ニュースなど様々なことに関心をもってほしいということです。また、子どもたちがちょっぴり苦手にしている④こくはくでは、自分が人に言えないようなことを言葉にすることで、それを乗り越えて欲しいという思いがあるそうです。そして、強い人になって欲しいという思いがありました。
 校長先生は「朝のさいころ」を通して、子どもたちに色々なことができるようになって欲しいと考えておられます。そして、子どもたちの話を楽しみにもされています。4月の始業式から今日まで、全員が学校に登校した日は37日中35日です。これからも毎日元気に登校して、たくさんのことを学んで欲しいと思います。

【「朝のさいころ」の後は「今日のたのしみ」を話します】

 次に養護教諭の先生から6月の月目標についてのお話がありました。6月は「歯を大切にしよう」です。今日は歯と食べ物の関係についてがテーマでした。むし歯の原因になる菌は砂糖が大好物です。そのため、日々の食生活の中で砂糖の量が多い物(例えば甘いおやつやジュースなど)は工夫をして食べることが大切です。食べたらすぐに歯をみがくことに加え食生活(特におやつ)の工夫を子どもたちには挑戦して欲しいと思います。

【自分でできることから始めてみよう】