2015年9月の記事一覧

しいたけが出た!

 シルバーウィークが終わり、学校に来るとキンモクセイの香りが職員室まで届いてきていました。秋を感じるなぁと思っていると、9月25日金曜日、「しいたけが出てる!!」と2年生の声。その声を合図に他の1・2年生もしいたけ置き場にやってきました。すると1本のなば木から、たくさんのしいたけがにょきにょきと顔を出していました。

 「○○○先生に教えんといかん!」と子どもたちも1・2年生の担任の先生も口を揃えてお世話になっているしいたけ博士に伝えなければと話していました。毎日しいたけのお世話をしている1・2年生、さすがです。やはりしいたけが出てきているのを一番最初に見つけるのも1・2年生なのですね。


                【ここにしいたけが!!】


【形のいいしいたけがた~くさん!】

 これからも続々としいたけが出てくるのでしょうね。楽しみです。

やまびこ号とMRT取材

 9月25日(金)に、やまびこ号が荒谷小にやって来ました。しかし、今日はいつもと違って、テレビカメラやアナウンサーの方も来ています。実は、このやまびこ号で子どもたちが本と触れ合っているところを取材にきてくださったのです。いつもと同じようにはじめの会をしましたが、どこか緊張気味の子どもたち。今までにない雰囲気のはじめの会となりました。
 その後は、すっかりその環境にも慣れ、いつもの通り外に置かれた本を選び、やまびこ号の中に入れるようになるまではその本をじっくり読んでいました。


  【保育所生も一緒のはじめの会】 【物語や料理の本を探したいと話していた6年生】


 【5・6年生は最後にやまびこ号に入るので、それまで外で読書を楽しんでいます】


【アナウンサーの方に話しかけられてドキッ】【仲良く3人で何を読んでいるのかな】

 やまびこ号には図書室にない本がたくさんありますし、毎回様々な本が置いてあるので、今回はどんな本があるのかなぁと楽しみです。子どもたちも1人7冊借りて、読書の秋を楽しむようです。


【お目当ての本は見つかったかな?】【図書担当の先生にもインタビュー】


【また3学期に来てくださいね。さようなら~!】

 やまびこ号で借りた本は、校舎2階のやまびこコーナーの置いてあります。子どもたちがどのような本を読むのか、荒谷小にお越しの際にはぜひご覧ください。

「片付けが終わるまでが運動会です」

 「片付けが終わるまでが運動会です」、体育主任の先生が子どもたちにそのように話し、なぜ片付けをするのかを問いました。「気持ちを切り替えるため」等と意見を発表する子どもたち。そのような意味合いもあります。この片付け、運動会でお世話になった道具たちに感謝の気持ちをもつことや、次年度再び使えるようにていねいに片づけをすることが大切です。
 テントや万国旗等の大きなものは運動会当日に保護者の方々や地域の方々が片付けてくださっているため、子どもたちは細かなものを片付けました。

 1・2年生は、はちまきや旗を洗濯して干しました。3・4年生は神楽で使用したハッピをたたんだり、リレーのバトン等の片づけ、5・6年生は看板等を体育館に片付けました。今回の運動会で、入退場門の看板が老朽化していること、またそれを支える柱のペンキも剥げていることが分かり、新しく作りかえることにしました。早速5・6年生が片付けの時間にペンキを持ってきて、柱をきれいに塗ってくれました。途中、ズボンに白いペンキが付くというハプニングもありましたが、それをも楽しく笑い飛ばし、みんなで手分けしながら一生懸命塗ってくれました。看板は5・6年生担任の先生が作成してくださいました。


【はちまきが乾いたらアイロンをあてます】【3・4年生はM学習のために机も出してくれました】


【長年荒谷小の運動会を支えてくれた入退場門とそれを支えていた柱です】


    【入退場門は生まれ変わり、柱は鮮やかな色を施されていました】


     【新しくなった入退場門と柱、来年度活躍してくれることでしょう】



 

第69回 秋季大運動会

 9月27日(日)は、第69回秋季大運動会でした。この日のために、子どもたちは1学期からコツコツと一輪車の練習をしたり、夏休みには応援の練習もしたりしていました。朝早くからPTAの方々もお越しくださり、最後の設営をお手伝いしていただきました。子どもたちもいつもよりも早く学校に登校して、大きな声であいさつをしていました。この日に懸ける意気込みが伝わってくるようでした。 

             【保育所生も早々と団に着きました】

 午前9時、「選手入場!」の合図で運動会がはじまりました。運動会にお越しくださった方々からは入場をする子どもたちにたくさんの拍手をいただきました。子どもたちは、その拍手や声援を受け、堂々と前を向いて入場しました。


【応援にきてくださった皆さんに元気とやる気を届ける入場行進】

 開会式では今まで子どもたちをずっと応援してくださっていた校長先生、子どもたちの知らないところで子どもたちのためにお力添えをくださったPTA会長さんから応援の言葉をいただきました。


        【暑くなく絶好の運動会日和だとお話しくださいました】

 開会式が無事に終わると、いよいよ競技が始まります。各団とも応援にも熱が入りました。


【何度も何度も練習をしたエール交換、荒谷小校区にもエールが響き渡りました】


    【元気いっぱいの応援に、たくさんの方々が笑顔になりました】


 【来賓・寿会の方々も、地区の方々も温かい目で見守ってくださいました】


 保育所生は親子で、ダンス「祭りだ!ワッショイ~村祭り・乱舞彩祭~」を踊りました。保育所生も9月から、小学校の運動場で毎日のようにダンスを練習してきました。暑さにも負けずにダンスの練習をした後は、小学生と一緒に開会式・閉会式の行進の練習をする等ハードな日々が続いたと思いますが、いつも元気な保育所生に小学生も職員も感心するばかりでした。

      【保育所生のダンスが運動会を華やかに彩ってくれました】
 
 小学生は徒競争や団技、合間に応援があり、体力が心配されましたが、腕をピンと伸ばし腰を落として舞う「荒小神楽」も立派に舞ってくれました。これまで太鼓だけで練習をしていましたが、運動会当日には笛も入った「荒小神楽」でした。太鼓と笛、そして子どもたちの舞からは一体感を感じ、今までとは一味違う趣のある神楽になっていました。


【「笑顔でね!」と声をかけてもらいました】【太鼓に笛、ありがとうございました】

 また、来賓やPTA役員の方々の団技「左近太郎」では、前任の教頭先生も参加され大活躍でした。


【校長先生も前任の教頭先生もボールを見定めます】

 午前中最後のプログラムはオクラホマミクサとチョイガマカです。子どもたちだけでなく、応援に来てくださっている方々も入って一緒に楽しく踊りました。


  【中学生も参加してくれました】【たくさんの方々の笑顔が生まれたダンスでした】

 お昼ごはんもそこそこに、子どもたちは午後の部の一輪車の練習を始めました。この一輪車、今年度は旗を持って行うこと、1年生もずっと演技に参加すること、1学期には一輪車のプロの方々にご指導いただいたこと等、昨年度から進化した部分がたくさんありました。それだけ子どもたちは難易度の高い技にも挑戦しましたし、練習に費やす時間も多かったと思います。それぞれの子どもたちの真剣な表情や、一所懸命な姿、技を成功した時の安堵と喜びの表情、それら一つ一つが見ている人たちを釘づけにし、感動を与えました。とっても素晴らしい演技でした。今までの努力が見事に表れましたね。


  【頼もしさを感じる演技でした】

 その後も、地域の方々が参加されるプログラムがありました。青年の方々が参加される競技では、ユーモア溢れるパフォーマンスが織り交ぜられ、至るところで笑い声が聞こえてきました。運動会の後、聞いたお話では「子どもたちはこの青年のパフォーマンスを見て、いつかは僕たち・私たちもあんなことをしてみたいと思っているとよ。今の青年たちも、私たちがしていたのを見ていた世代やからね」と伺いました。脈々と受け継がれるこれらの競技、いつかは子どもたちも、次世代の子どもたちのために一肌脱ぐ時が来るのでしょうね。


【アメ食い競走では、真っ白な顔に】

 その後、子どもたちがダンス「新 荒谷イモパラ 2015」を踊りました。昨年度と同じイモパラですが、中身はガラリと変わっています。子どもたちがアイディアを出し合いそれぞれのパートを考えて、新たなイモパラになっていました。とってもかっこいいダンスにうっとりしました。

          【それぞれのもち味を出すことができましたね】

 その後の荒谷VS南川の綱引きは圧巻でした。力と力の勝負で、どちらが勝ってもおかしくない接戦でした。


  【こんなにたくさんの方々が荒谷・南川を支えてくださっています】


                 【負けられない!】

 その後、子どもたちの全校リレーが行われ、全プログラム終了となりました。どんな時でも力を抜かず、最後までやり遂げた子どもたち。気になるのは勝敗です。一体優勝するのは赤団か白団か、応援賞はどうなるのか。きっと子どもたちの小さな胸はドックンドックン高鳴っていたと思います。そして、緊張の一瞬・・・。


【結果は競技の部、応援の部ともに赤団が優勝でした】

 この結果に、悔し涙を流す子どももいたそうです。きっとこれまで、自分たちの目標に向かって必死に頑張ってきたその過程があるからこそ悔し涙が出たのではないでしょうか。そして、見事ダブル優勝の赤団。チームワークのよさ、まとまり、それらがほんの少しだけ白団を上回っていたのだと思います。結果は僅差でした。両団ともに団長を中心に今まで本当によく頑張りました。この結果を糧に、これからも大きく成長していってくれると思います。感動的な運動会をありがとう。

 そして、保護者の皆さま、地域の皆さま、これまで運動会のために奉仕作業をしていただいたり、わざわざ学校にお越しくださり指導をしてくださったり、縁の下の力持ちとして支えてくださったりしていただきました。おかげ様で、心に残る運動会になりました。「地域の学校」として、これからも子どもたちの成長のために頑張っていきます。どうぞこれからも温かく見守っていただきますようよろしくお願いいたします。ありがとうございました。


 

 

運動会練習も ウッジョブも

 シルバーウィークが終わり、久し振りの学校に登校してきた子どもたち。朝から神楽の練習や団技・リレーの練習等、運動会に向けての練習が大詰めです。すっかり運動会一色になっていた子どもたちでしたが、今日の3・4時間目はウッジョブ(わくわく学習)が行われ、頭をウッジョブモードに変換しました。
 今日は「目的や相手を見直し、内容をしぼりこもう」というめあてで学習をしました。ウッジョブの大まかな計画は以下のとおりです。

 ○ 9月 ・・・ 計画
 ○ 10月・・・ 中間報告会、計画再構築調べ活動
 ○ 11月・・・ プロとの関わり
 ○ 12月・・・ 活動、完成
 ○ 1月 ・・・ 学習発表会に向けての準備
 ○ 2月 ・・・ 学習発表会

 子どもたちは「目的」が一番大切なものだと理解しており、「目的」を軸にして行きつ戻りつしながら、課題解決のための学習を進めていきます。


【「目的」では何に貢献して、何を発信するのかを見直しました】

 今日は、それぞれの担当の先生と対話をしながら計画の根本となるものを固めました。そして、課題解決のために子どもたちならではのアイディアを出していきました。約1時間ほど考えた後、教室に集まりそれぞれの考えを発表し合いました。


  【ポスター、パンフレット班】   【ペアになってそれぞれの考えを発表しました】


   【諸塚のツアーを発表】      【テーマは「絆」、どんな内容かなぁ】

 今回の学習で計画が具体的になったり、分からないところが出てきたりして、どの子どもも一歩前進したようです。ふりかえりでは「詳しい計画ができて楽しみになった。ハテナも増えてきた。これからハテナを解決して詳しい計画にしていきたい」、「これからどうなるのか楽しみ。ガッチリ固まっていないところは中間発表会でみんなにぶつけて、新しい計画を作っていきたい」、「自分しか知らない諸塚のよさを知ることができた」などの発表がありました。

 次回の中間発表会では、子ども・教師を交えての意見交換の場が設定してあります。そこで、新しいアイディアをもらったり、あやふやな点を明確にしたりして、自分の目的が達成できるような計画を作ることができるようにしていきましょう。

「しいたけ しいたけ 乾燥しいたけ なば」

 今日の全校体育では、運動会の「ふれあい玉入れ」の入退場の練習と、団技「東海道中膝栗毛」の練習をしました。
 団技は1年生が平行棒に登ったり、タイヤを運んだりします。その後、3~5年生は二人三脚、最後に5・6年生でムカデ競走をします。5・6年生のムカデ競走では、「しいたけ しいたけ 乾燥しいたけ なば」と掛け声をかけながら進んでいっていました。この掛け声、去年も聞いたような・・・。そこで、給食時間に子どもたちに聞くと「中学校の部活動紹介で中学生が言ってたんです」と話していました。この掛け声、リズムを取りやすいそうです。


  【ふれあい玉入れ:おじいちゃん・おばあちゃんたちと一緒にします】


    【輪くぐりもします】         【タイヤ運び:重たいね。がんばれ】


【ムカデ競走:白優勢でしたが・・・】   【すーっと赤団が抜いていきました】


【ムカデの足が取れないように装着するのも勝敗を分けるカギのようです】

 昨日までは晩秋を思わせるような肌寒さでしたが、今日の日中は暑くなりました。気温の変動が激しいです。明日から始まるシルバーウィークも健康に過ごし、運動会は万全の体調で臨んでほしいと思います。

 

雨の中の奉仕作業

 昨日は、PTAの奉仕作業の日でした。15時開始でしたが、14時30分くらいから担当地区の方々がお越しくださり、早くから作業をしていただきました。今回は、草刈りや木の剪定でした。運動場の端の方に短い草が生えていたので、ていねいに刈ってくださいました。また、先の台風の影響により木の枝が折れているところがありました。木が折れて落ちてくると危ないですので、そこも枝を切り取っていただきました。


【短い草も、集めると一輪車いっぱいになります】


【はしごや椅子を使ったり、木に登って切ってくださったりしました】

 途中、雨がポツポツと落ちてきました。そして、あっというまにザーザーと降り始めました。すると、地域の方々は軒下に移動され、カッパに着替えられました。そしてすぐに雨の運動場に出て草刈りをしてくださいました。そんな地域の方々のかっこいい姿、子どもたちも図書室から見ていたと思います。(昨日はもろっこクラブでした)また、荒谷小への愛情をひしひし感じました。
 

【運動会、たくさんのお客様をきれいな運動場でお迎えすることができます】

 時折、ゴロゴロ、ドシーンと雷が鳴るほどの悪天候、そのような中、作業をしてくださりありがとうございました。とってもとってもきれいになりました。

スペシャルな日

 今日はALTの先生が荒谷小にいらっしゃる日です。また、中学校の英語の先生もお越しくださる日でもあります。4校時、ALTの先生、中学校の英語の先生、5・6年生の学級担任の先生の3人体制で英語活動が行われました。クラスをのぞいてみると、2人1組になり、1人が目をつぶり、もう1人が「go straigt!」、「turn left」、「turn right」と言って目的地まで連れていくゲームをしていました。6年生は中学校に進学したら、英語の授業が始まります。小学校の英語活動で英語に親しみ、楽しいと思う気持ちをもって中学校に進んで行って欲しいと思います。


【そういえば、サマーキャンプのスイカ割りの時も「go straigt!」と言っていました】


【無事に目的地まで連れていけるかな】

 5・6年生が英語活動をしている頃、1~4年生は何やら調理をしていました。トマト特有の香りに誘われて教室の中に入っていくと、そこでは1・2年生が育てて収穫したミニトマトの調理実習が行われていました。


【トマトを切ったり、卵をまぜたり・・・一体なにができるんだろう】

 12時頃、職員室にいると1年生がおいしそうなものを持ってやってきました。そのおいしそうなものとは、先ほど調理していたトマトの料理です。「トマトグラノーラです」と言って教頭先生や事務の先生にプレゼントしていました。


      【「塩コショウは入れてません!」と教えてくれました】

 給食の時間になり、ランチルームに行くとテーブルの上には何かがセッティングしてありました。


           【整然と並ぶこの紙コップ  中身は・・・】

 これらの紙コップの中には1~4年生が作った「トマトグラノーラ」が入っていました。

【1・2年生が育てたトマトはコップの底でかくれんぼをしていました】

 給食時間に食べて欲しいと1~4年生が全校児童分と職員分を作ってくれたのです。給食のおかずが一品増えて喜ぶ子どもたち。「いただきます」の後、1~4年生がこの料理の説明をしてくれました。


【頼りになる3・4年生が調理を手伝ってくれたそうです】

 「トマトが1個はいっちょった~」とか「味付けはケチャップだけよ」、「卵を溶いて、その中にチーズを入れたよ」等と楽しく話しながら、おいしい「トマトグラノーラ」を食べていました。

 その後、なんとALTの先生からカナダのおみやげをいただきました。とってもめずらしいお金の形をしたチョコです。そのデザインに子どもたちは興味津々。腕に載せて「時計みたいやろ!出ろ!妖怪!!」と言っていたり、「このチョコレート大人の味がします」と感想を言ったりしていました。今日はたくさんの先生が荒谷小に来てくださり、給食が一品増え、おみやげまでもらってスペシャルな一日でしたね。


               【嬉しくて顔がほころぶ~】

たすき掛けの救世主

 昨日の運動会予行練習の反省を受けて、今日の朝の時間から1時間目は神楽の練習を行いました。朝の時間には衣装合わせをしました。青いハッピにたすきを掛けるのですが、子どもたちも職員もたすきの結び方がうろ覚えです。昨年度は給食調理員の先生に教えていただいたので、今年度も給食調理員の先生に急遽お越しいただき、たすきの結び方をご指導いただきました。


【あれあれ・・・。どうやって結ぶんだっけ】


【たすき掛けの救世主、調理員の先生が手とり足とり教えてくださいました】

 たすき掛けは、たすきを半分に折り、折った部分を親指の人差し指の間に通して肘までの長さをぐるぐると巻くそうです。そして、両端をもって結び目を作ればあっという間に出来上がりました。「あ~、そうやった」と去年の記憶をよみがえらせた子どもたちと職員、しっかりと覚えておきたいと思います。
 衣装も整い、次は5・6年生教室で神楽のビデオを見ました。視点は2つです。1つ目は動く場所、2つ目は腕の伸び、腰の低さを見ました。神楽を舞っている時に、中心から自分の位置に戻る場面があります。この時に、自分が戻る場所が分からなくなることがあったため、お手本のビデオを見ながら自分はどこに戻ればよいのかを確認しました。


【感覚だけで覚えるのではなく、位置関係を理解しながらビデオをみました】


【それぞれ同じ位置に立つ子どもたちで集まり、どこに動くかをにっこりトークしました】

 自分の動きが分かったところで、体育館に移動し実際に舞ってみました。すると、今度は自分たちが動く場所がしっかりと分かり、スムーズにいきました。次からは「腕をまっすぐ、腰を下ろして」を意識しながら練習していく計画です。


        【今日は雨が降っていたので体育館で練習をしました】


 9月の残暑はどこへ?と思うような気候が続いています。子どもたちにとっては涼しい環境で練習ができることで、集中力も長く保つことができていると思います。運動会当日、雨が降らず、かつ涼しい日になるといいなぁと思います。

運動会予行練習

 今日の1~3校時は運動会予行練習が行われました。9月27日に迫った運動会、一通りのプログラムを通して、動きの確認をしたり課題を明確にしたりします。校長先生からは、「運動会予行練習は出入りの移動も含めて本番通りに行います。返事を大きな声ですること、一つ一つを一所懸命に頑張ることがめあてです」とお話がありました。


【「一生懸命」ではなく、「一所懸命」】

 それから、プログラムに沿って本番さながらの練習が行われました。子どもたちは出番がたくさんで、汗びっしょりです。水筒のお茶もすぐに無くなり補給する子どもも出てきました。保育所生も最後まで元気に参加しました。


【エール交換:各団大きな声が出ます】【新 荒谷イモパラ2015 かっこよく踊ります】


       【今年初めて黒の衣装を来てリストバンドをつけて踊りました】


【綱引き:諦めない姿がありました】  【全校リレー:バトンパスもスムーズになってきました】


       【一所懸命!】        【5・6年生は1周です。あと半分!】
 
 この予行練習を通して、徒競争の後のお辞儀や団技の方法、神楽等これからも練習が必要なところが出てきました。2学期から本格的に運動会の練習が始まりましたが、、子どもたちは誰一人体調を崩すことなく練習に参加しています。また、少々のけがはつきものだと考えているのか、一輪車の練習で擦りむいても、尻もちをついても弱音を吐かずに大変前向きです。この子どもたちの運動会に懸ける思いは、きっと当日実を結ぶと思います。子どもたちが一所懸命に演技する姿、走る姿、応援する姿、行進する姿・・・一つ一つに目を向けていただき、時折声をかけてくださると子どもたちの力になると思います。どうぞよろしくお願いいたします。

ジュリエンヌスープ?

 今日の給食はチキンライス、ジュリエンヌスープ、オムレツ、牛乳でした。「ジュリエンヌ」という言葉、「初めて聞きました」と話す子どもたち。いったいどんなスープなのでしょうか?
 今日の一口メモによると、「ジュリエンヌ」とはフランス語で千切りという意味だそうです。千切りスープという分かりやすい名前もいいですが、ジュリエンヌスープと聞くと色々な想像が膨らみ楽しいですね。


【千切りの野菜がスープにたくさん入っていました】

 一口メモの「どんな切り方を知っていますか?」との問いに、「乱切り」、「いちょう切り」など知っている切り方をみんなで言い合っていました。ジュリエンヌスープから楽しい時間が生まれた給食時間でした。

【乱切りって全部同じ形でいいと?と聞いていました】

現場に行って学ぶこと

 今日の1~2校時は、全校児童で森林体験学習を行いました。今日は地元の林業の会社にご協力いただき、伐採の現場を見せていただく計画です。学校から30~40分でその現場に到着しました。
 その現場には4名の作業員の方がいらっしゃって、子どもたちを出迎えてくださいました。はじめに社長さんから、「伐採は労働災害の多い作業です。そのため、チェンソーでも切れない作業服を着たり、木を倒す方向を定めたりしています」とお話がありました。


 【チェンソーでも切れない作業服はオレンジ色の作業服のことだそうです】

 また、伐採の手順についてもお話いただきました。まずは、受け口を切るとのことです。受け口は、木の全体の3分の1を切る方法が上手に切れるコツだとも教えていただきました。角度は35度~40度できります。


   【受け口を切ったところ】

 その後、追い口を切ります。これは、受け口の10㎝~15㎝上を切るそうです。その後、くさびを2本使い、木の重力の重心を移動して倒すとのことでした。


【くさびを2本以上使うことが義務付けられているそうです】

 それから、実際に伐採の様子を見せていただきました。まずは、伐採を安全に行えるように障がい物を取り除き、安全確認をします。また、木をどちらに倒すかもこの時点で決めるそうです。その後、先ほど説明していただいた手順で、受け口を切り、追い口を切り、くさびを使って木を倒します。くさびを打ち込んでいくと、徐々に木が傾き始め、やがて倒れていきました。ほとんどの子どもたちが伐採の様子を見るのが初めてでしたので、倒れた瞬間は「おお!」っとどよめきが起こりました。みしみしと音を立て、どしーんと倒れる木の音は土の中に吸い込まれるような優しい音に感じました。


【伐採をする人は1人で、その他の人は重機で枝を打ったり、運んだりしていました】


【年輪についても教えていただきました】

 また、傾いて立っている木は、くさびを入れずに傾きを生かして倒すともお話くださいました。その木はとっても大きな木で、植林して50年くらい経っているものだそうです。その木を倒す時には、一際大きな音が響きました。

 その後、製品にならない木や枝などについてもお話がありました。これらの木や枝はバイオマス発電に使われるため、全部搬出するのだそうです。1本の木が、様々な用途に使われて私たちの生活を支えてくれているのだと実感しました。


【これらはバイオマス発電に使われるそうです】

 一通りの作業を見せていただいた後、子どもたちからの質問に答えていただきました。「木のにおいはいつまで続くんですか?」、「チェンソーを使うのに免許がいるんですか?」、「木を切った時に危ないのはどんな時ですか?」、「木に青いチョークで印がつけてあったのは何ですか?」、「1日で伐採できる面積はどれくらいですか?」、「林業をする人が少なくなっていることについてどのように思っていますか?」、「林業のやりがいは何ですか?」などたくさんの質問が出てきました。


【一つ一つの質問に真摯にお答えたいただきました】

 今回伐採した現場は、来年には植林をされるそうです。直に、大迫力の伐採シーンを見せていただくとともに、その伐採を安全にできるように様々な工夫があることも学んだ子どもたち、この学習を今後のウッジョブに生かしていきましょう。

 本日はお忙しい中、作業の手を止めて、子どもたちのために伐採現場を見せてくださりありがとうございました。エネルギー溢れるこの現場に足を運んだことで、子どもたちのウッジョブに対する意欲もかき立てられたことと思います。本当にありがとうございました。


【現場に行く途中の道から荒谷小が見えました】

生き生きとしたパフォーマンス

 今日の3校時は全校体育でした。もちろん、運動会の練習です。まず始めに、ダンスの練習をしました。年間を通して踊ってきたダンス、それに子どもたちのアイディアを振り付けに生かし、今年度もまたステキなダンスができあがりつつあります。子どもたちの大きな動きや、主で踊っている友達を盛り上げるような動き、そして掛け声などにもぜひご注目ください。


【男の子と女の子で踊りが違う箇所がありますので、そこにもご注目ください】


【大きな掛け声でみんなを引っ張ってくれます】

 その後、リレーの練習をしました。毎回勝つ団は決まっていましたが、その差が徐々に詰まり、いい勝負になってきています。これから挽回していくのか、逃げ切るのか楽しみです。

 最後は一輪車です。今年度は1年生も多くの演技に参加します。入学当初は一輪車に乗れなかった1年生も、今ではスイスイ乗れます。それに加えて複雑な動きが入ってくるので、1年生にとっては難易度が高いかもしれません。それでも、必死に上級生についていっています。ひたむきに努力する姿に感心するばかりです。


【はじめは一輪車を使わずに動きの確認】【その後、全体を通しました】

 今朝は気温が低く、学校の朝の気温は21度でした。肌寒く、長そでを羽織るくらいでしたが、現在は26度まで気温が上がりました。朝夕の寒暖の差が激しくなって、体調を崩しやすくなる季節です。週末になります。生活の仕方を考えて、また元気に月曜日からの学校生活に臨んで欲しいと思います。

研究授業

 昨日の5時間目は3・4年生の研究授業でした。3年生は「『ほけんだより』を読みくらべよう」、4年生は「広告と説明書を読みくらべよう」という単元でした。本校は今年度も校内研修活性化モデルプログラム開発事業の指定を受けており、宮崎大学の先生方にお越しいただき、助言やアドバイスをいただいています。この授業を迎えるにあたり、どのように授業を組み立てたらよいか、子どもたちの力を引き出すためにはどのような手立てをとったらよいか等、3・4年生担任の先生を中心に宮崎大学の先生にも助言を求め、全員で考えてきました。今回も宮崎大学の先生がお越しくださり、一緒に3・4年生の授業を見てくださいました。たくさんのお客さんがいる前での授業でしたが、3・4年生はあっけらかんとしていて、いつも通り、やるき満々の様子でした。


【はじめは一緒に学習の内容をつかみます】


      【先生が他の学年を指導している時も集中していました】


     【にっこりトーク(話合い活動) この時間を大切にしています】


 その後の授業研究会では、1時間の授業の流れや子どもの反応から、どのような言葉かけをしたらよかったのか、どの部分に重点をおいて指導したらよかったのか、今後のにっこりトーク(話合い活動)はどうあればよいか等が話し合われました。子どもたちの10年後20年後の将来を見据え、今どのような指導をすればよいか、これからも全職員で考えていきたいと思います。


【授業研究会 新たな課題(宝)がざっくざくです】

New 百葉箱

 校長先生と教頭先生に、夏休み中に修繕をしてもらっていた百葉箱が修繕完了となりました。屋根の板に校長先生が色を塗ってくださり、真っ白な百葉箱がお目見えしました。遠くからでもはっきり分かる、とってもきれいな百葉箱です。木陰に立っていますので、荒谷小にお越しの際には見てみてください。


       【色を塗る前】                 【塗った後】


【職員室から見ても白さが際立ちます】

秋空のもと

 今日は白露。白露とは二十四節気の1つで、大気が冷えてきて、草花に朝露が宿るころのことを指すそうです。朝夕の風がだんだん涼しくなり、秋が駆け足でやってきたように感じるこの頃です。
 今日の給食は学級給食です。いつもは全校児童でランチルームで給食を食べますが、毎週火曜日は各クラスで給食を食べます。ランチルームから3~6年生が出ていく時に、1・2年生は階段を下りて外へ行っていました。見ると、体育館前に机といすがセットされていました。今日は、1・2年は外での給食です。収穫したミニトマトを量りで量ったり、「次はイチョウの木の下で食べよう~」と言ったりして楽しい給食時間を過ごしていました。


            【ミニトマトは約130gありました】


           【「外で食べるとおいしいね~」と嬉しそう】

 これから過ごしやすい季節になります。自然の移ろいを感じながら、美しい景色を楽しんで欲しいです。

運動会の練習

 今日は、朝の時間から1時間目を使って、入場行進の練習と開会式の練習を行いました。そして、3時間目は徒競争と綱引き、リレーの練習を行いました。

 入場行進の練習と開会式の練習では「開会式の所作をおぼえよう。行進の動きや声を揃えよう」がめあてでした。開会式では、話す人が台に上がったら注目し、話し終わって台の階段を1段おりたら正面を向きます。また、礼をする時は相手の目を見るということを確認しました。

  【1年生も出番があります】


 その後、行進の練習をしました。行進は見に来てくださる方々に、荒谷小のチームワークを見せることができる大切なものです。大きな声を出して、大きく手をふり、足を上げ元気いっぱいに行進をします。初めての練習だったため、自分の立つ位置が分からなかったり、前の人との距離が縮まりすぎたりしましたが、これから練習を重ねていくうちにそれらの課題も克服できると思います。


  【まずはその場で行進の練習】       【列を揃えて行進します】



             【昨年度の優勝は白団】



【保育所生も元気に行進しました】


             【昨年度の応援賞は赤団でした】


                【腕がしっかり振れています】

 この時間のふりかえりでは、「目を見て礼をすることはできたけれど、行進をする時に声が小さかったり、手足が揃っていなかったりしたので、それらが次の時間の目標です」、「行進をする時に前の人との距離がバラバラだったので、次の時間はそれを調節したいです」等、具体的な課題が出てきました。


 3校時は「綱引きの行い方や動きのポイントを知ろう、リレーの行い方や動きのポイントを知ろう」というめあてで、学習を進めていきました。綱引きは昨年度の方法と変えたところがあります。それは、「綱につけ!」の合図の前に各団が円陣を組み、作戦を考えたり、気もちを鼓舞したりする時間をもつところです。そこで気合いを入れて「綱につけ!」の合図で一斉に綱につきます。


 【ここで団の団結力を高めます】

 いよいよ綱引きの始まりです。各団とも作戦を立てていましたが、今日は圧倒的な力で赤団が2戦全勝でした。


       【重心を後ろに 顔は空に向けるといいそうです】

 これから白団がどのような作戦を立てて、赤団に迫るか楽しみです。白熱した戦いでした。

 最後に全員リレーを行いました。バトンパスの練習やテイクオーバーゾーンの確認をして、リレーを走ります。1~4年生は半周ですが、5・6年生は1周走ります。応援が子どもたちの力になります。どうぞ、当日もたくさんの応援をよろしくお願いいたします。

2学期のウッジョブ始動!

 今日の4校時にウッジョブ諸塚(わくわく学習)が行われました。1校時に担任の先生とウッジョブについて考えていることを整理したそうです。そこで出てきたキーワードは「不安をチャンスに」です。子どもたちは、自分の学習の行方をおぼろげながらイメージしていますが、それをどのように進めていくのか、何が必要か等の具体的なことはまだ明確にできていません。それは教師も同じことであり、これから子どもたちと対話をしながら子どもたちが目指すゴールに向かって歩を進めていきます。
 この時間のめあては「計画のとびらをひらこう」です。まずはじめに、校長先生からウッジョブについての考え方を指導していただきました。

 【どのように頭を整理していくか】

 まず、「時間やできることには限りがある」ということを指導していただきました。制限や制約があるから新しい発明(価値)が生まれるとお話くださいました。また、子どもたちだからこそできることを2つ教えてくださいました。それは「聞く」、「見つける」ことです。持続可能な暮らしにはどのような知恵があるのか、どのような価値観で生きてきたのかを「聞く」こと、そして、五感を働かせて、当たり前の日常から、ここで感じられる体験できる宝物を「見つける」こと。これらをヒントに、子どもたちはそれぞれの学習内容に分かれて「何をもう1回勉強したいのか」、「何を新たに学ぶことが必要なのか」を担当の先生方と整理しました。


【二度見するようなパンフレットを作るには】【絆をテーマにしたフォトフレームは】

 それぞれの子どもたちは、知識として必要なこと、どのようなことを林業に携わる方にインタビューするか等の項目を大まかに整理しました。そして、子どもたちには「聞く」ことと「関わる」ことが共通して必要なものだと分かりました。

 これからのウッジョブは、行きつ戻りつの学習になると考えています。子どもたちがわくわくしながら、自分の課題を解決するために様々な切り口から林業への貢献・発信ができるよう、一緒に取り組んでいきたいと思います。わくわく学習応援隊の皆さまをはじめ、林業に携わる方々、地域の方々にはこれからお世話になることと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

この~木何の木?

 今日の3校時は、保育所で運動会の看板作りを行いました。この看板には、子どもたちの手形をぺたぺた貼り、1本の木を作ります。保育所生もぺったん、小学生もぺったんぺったん。高学年は「手がはみ出るね~」と言いながら、運動会に懸ける意気込みも一緒に紙に押しつけました。とっても賑やかな木が出来上がりました。そして、その木に漢字2文字で「○○の木」と名前をつけます。各団で話合い、つけたい言葉を考えました。そして、決まった名前が

 ○ 赤団 ・・・ 熱血の木
 ○ 白団 ・・・ 元気の木

です。どちらの木も、その団のカラーが表現されていてとってもいい看板になっています。この看板も運動会を盛り上げてくれる大切なものです。当日はぜひ、間近で見てみてください。


            【インクをたっぷりつけました】


【「ほしの木?」と6年生に聞く保育所生】



【最後は応援の声の大きさ対決。今回は赤団(右写真)に軍配が上がりました】

ゴーヤ入り夏野菜カレーの力

 今日の給食は夏野菜カレーでした。この夏野菜カレーにはゴーヤが入ります。そこで、調理員の先生が1・2年生にゴーヤを発注しました。1・2年生はみどりのカーテンを作っており、そこでゴーヤを育てているのです。発注書には「ゴーヤ220グラム おねがいします」と書かれています。これを見た1・2年生は今朝早速ゴーヤを収穫してくれました。そして代表して1年生が調理員の先生にゴーヤを持っていきました。


 【私たちが育てたゴーヤを入れたおいしいカレーを作ってください】

 新鮮なゴーヤを受け取った調理員の先生、どんな夏野菜カレーを作ってくれるのか楽しみですね。



 そして、給食の時間。2年生からゴーヤについての説明がありました。「今日のカレーには、ぼくたちが育てたゴーヤが入っています。普通のゴーヤに比べて苦みは少ないと思うので、ゴーヤが苦手な人でも食べられると思います」と話していました。


【おいしいゴーヤをありがとう】    【今日のサラダはあおまめサラダでした】

 カレーの中に入っているゴーヤは、調理員の先生が小さく切ってくださっていました。苦みは全くなく、いつもより食べるスピードが早い子どもたち。今日は、全員が時間内に食べ終わることができました。このような日はあまりないので、1・2年生のゴーヤ入り夏野菜カレーの力を見せつけられたような思いでした。きっと、1・2年生が育てたゴーヤという親近感が、子どもたちの食欲を増進させたのだと思います。
 1・2年生、調理員の先生、ごちそうさまでした。


         【愛情も栄養もい~っぱいの夏野菜カレーでした】

今日は参観日

 今日は2学期に入って初めての参観日でした。参観授業では全学年ソーシャルスキルの授業を行いました。ソーシャルスキルとは、「人間関係を形成し、それを円滑に維持していくために必要な対人技能」です。それぞれの発達段階に応じて、子どもたちの実情に合わせた授業が組み立てられていました。


     【お家の人の前だと嬉しいけど、ちょっぴり緊張しますね】


【中学校にいっても役立てられるスキルです】

 その後、4時間目には保護者の方に講師をしていただき、「チョイガマカ」と「オクラホマミキサー」の練習をしました。「チョイガマカ」は盆踊りのような踊りで、1年生の頃からずっと踊っている高学年の子どもたちは、しっかりと動きが頭に入っていました。教師が子どもたちに教えて貰う場面が多々あり、「手を叩かないところで、間違って手を叩くと目立つんですよ」とアドバイスも貰いました。手を叩くタイミングは覚えておかなくちゃと、覚える視点を教えてもらったような気持ちになりました。


              【毎年ありがとうございます】

 はじめは全体を通して、ゆっくり教えてもらいました。動きを覚えると、今度は太鼓に合わせて踊ります。太鼓のリズムは思ったより速く、しかしリズムがあると一つ一つの動きがつながり踊りやすいと感じました。運動会当日は、多くの人に「チョイガマカ」や「オクラホマミキサー」を踊っていただき、午後の部に向けて心をひとつにできたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

雨にもまけず 風にもまけず

 運動場にある百葉箱、当たり前のようにある百葉箱ですが、本校の百葉箱の屋根は雨や風、そして日差しをうけボロボロになっていました。そこで、夏休みに校長先生と教頭先生が百葉箱の屋根を改修してくださいました。おかげで、百葉箱は息を吹き返したかのように存在感を増しています。この後、屋根を白く塗ってくださるそうです。百葉箱のリニューアル、楽しみにしていください。


            【百葉箱には理科の授業でお世話になります】

応援の練習スタート

 今日の昼休みに、運動会の応援の練習についてのオリエンテーションが行われました。
 ○ 応援をする時には身ぶり手ぶりを大きくすること
 ○ 相手の団を誹謗中傷するような表現は使わないこと
 ○ 昼休みに応援の練習をする時には、清掃時間に遅れないようにすること
 ○ ふりかえりをすること
などが伝えられました。


【団の士気を鼓舞するような応援を目指します】

 その後、各団に分かれて練習を行いました。はじめはささやき声の打合せ、練習でしたが、次第に大きな声が出るようになり体育館中に赤団・白団の応援が響き渡りました。代々受け継がれてきた応援や、先生方から教えてもらった応援の動きを確認しながら、応援の練習がスタートしました。これから荒谷小は、運動会一色に染まっていくことでしょう。


          【団長を中心に、まとまり始めています】

避難訓練(地震・津波)

 9月1日、今日は防災の日です。本校でも3校時に保育所生と合同の地震と津波の避難訓練が行われました。
 地震が起こったことを放送で聞くと机の下に隠れます。揺れがおさまったら、教室から体育館へ避難をしました。体育館ではまず避難をする時の留意点をふりかえりました。合言葉は「おはしも」です。
 お:押さない
 は:走らない
 し:しゃべらない
 も:戻らない

 次に、なぜ「おはしも」が大切なのかをにっこりトーク(話合い活動)で考えました。


       【6年生は保育所生に分かりやすく話していました】

 それぞれ子どもたちが考えた理由は以下のとおりです。
 ○ 押さない:「押して転ぶとけがをしたり、避難が遅れたりする」
 ○ 走らない:「走っているところが崩れるかもしれない」、「バランスを崩して転ぶ」
 ○ 喋らない:「喋っていると油断をして転んでしまう」
 ○ 戻らない:「ドアが開かなくなるかもしれない」、「崩れてくるものがあるかもしれない」
 
 この「おはしも」を守ることで、一刻を争う事態に直面した時に自分の命も、周りの人の命も守ることにつながります。

 次に校長先生から「地震を知って正しくおそれよう」というめあてで、お話をしていただきました。始めに地震が起こったらまずすることを確認しました。

 ○ ランドセルで頭を守る
 ○ 急いで外に出ない
 ○ ガスの元栓を閉める(大人)
 ○ 逃げ道を作っておく(戸を開ける)
 ○ テレビ等で情報を収集する

 そして、強い地震の揺れもおよそ30秒くらいでおさまると仮定して、避難している時(机等に隠れている時)には自分で1から30まで数えると強い揺れにも我慢して気持ちを落ち着かせることができるとも教えていただきました。


   【机の下に隠れている時は、両手で机の脚をしっかりと固定します】

 また、声を掛け合いながら避難することや、登下校中は山側から離れたところに避難すること、道路の広い場所に避難をしている時には、山側を向いて土砂に注意しながら地震をやり過ごすこと等を教えていただきました。そして、日頃から石が落ちている箇所を把握しておくことも重要だということを学習しました。

 まとめでは、地震が起きたら「あわてず身を守ること」、「どこで地震にあっても身を守る方法を知ること」、「地震や津波を知って正しくおそれること・身を守ること」を確認し合い命の授業は終わりました。

 6年生は、国内研修でも地震が起きた時にどのように行動すればよいかを学習してきました。まずは身を守ること、そしてお互いに声を掛け合って協力すること、そして日頃から地震について考え、シュミレーションしておくことが必要だと感じました。

神楽の練習

 今日の2校時、地域の方を講師にお招きし、神楽の指導をしていただきました。この神楽は運動会の時に発表するものです。教師ではできない指導を地域の方がしてくださり、子どもたちの舞にも熱が入ります。

 今日は、動き方の確認をしました。先者と呼ばれる子どもたち(6年生)に続いて、他の子どもたちも動いていきますが、その先者の動き方を地域の方が教えてくださいました。

【瞬時に動きの違いを指導してくださいました】

 全校児童で神楽を舞うので、体格差があり歩幅も違うため列が揃わない場合があります。高学年は歩幅を小さくして下級生に合わせることや職員には太鼓の叩き方も教えてくださいました。バチを軽く持って両手で叩くと、体育館中に響き渡る音が出ていました。


  【教頭先生も猛特訓です】【貴重な時間であるため一言一句聞き逃さない子どもたちでした】

 練習後のふりかえりでは、6年生が「自分の動きは分かったけれど、下級生にそれを教えることができなかったので、これからしっかりと説明をしていきたいと思います」と発表していました。9月27日には秋季大運動会が開催されます。この日に向けて、6年生を中心に神楽の練習に力を入れていきたいと思います。

 本日は、雨の中荒谷小にお越しくださりありがとうございました。地域の方の太鼓の音を聞いて子どもたちの神楽スイッチが入ったように思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

国内研修その3

 3日目の夕方からは東京ディズニーランドです。夜のパレードが見られることや、昼間より待ち時間が少ないこと等、子どもにとってはお得感がいっぱいのディズニーランドになりました。あらかじめ、必ず乗りたい乗物を決めており、それに向かって行列に並びました。待ち時間が40分と書いてありましたが、とてもスムーズに進みあっという間に中に入ることができました。夢のような世界を堪能し、出てくるとすぐにパレードが始まりました。ミッキーマウスやミニーマウスが可愛く手を振るところ、キャラクターがこちらを向いたところを撮影しようと子どもたちはカメラに夢中でした。パレードも見たいけれど、乗物にも乗りたい子どもたちはパレードを見るのもそこそこに乗物に乗るため、再び行列に並びました。


【なかなか経験できない夜のディズニーランドでした】

 班によっては、待ち時間の少ないものを多く乗るところ、必ず乗りたいものを最優先させて行列に並ぶところなどそれぞれでした。また、お土産を買う時間も確保しなければなりませんので、多くの班が集合時間の約1時間くらい前から買い物の時間にしていました。とってもかわいいグッズがたくさんあり、どのお店も買い物をするお客さんでごった返していましたが、自分の欲しかったものや、家族へのお土産が無事に買えたようでした。


     【夢の世界でした】

 ディズニーランドでも終始班行動でしたが、自分の行きたいところだけを押し通すこともなく、班の中で話し合って効率よく回れるようにしていました。チームワークのいい班ばかりでした。3日目も盛りだくさんの研修で帰りの電車では、疲労感も見え隠れしていましたが具合が悪くなる子どもも出ずにぐっすり眠れたようでした。

 最終日はフジテレビに行きました。こちらでは主に買い物とスタジオ見学をしました。日頃テレビで見ているアニメのキャラクターや、番組のセットを見ることができて楽しい時間を過ごすことができました。


【ガンダムには男の子が大興奮でした】

 長いようで短く感じた3泊4日の国内研修もいよいよ終わりになります。「まだ帰りたくなーい」という声も聞こえてきました。しかし、宮崎に着いて宮崎の風景を見ると「懐かしい~」と嬉しそうでした。そして、諸塚に近くなると「宿題終わった?」と現実的な会話も始まりました。「え~、そんなの考えたくない」と国内研修の余韻に浸る子どももいて、様々な思いが交錯していました。
 中央公民館前にはたくさんの保護者の方々、先生方が待っていてくださっていました。横断幕も用意していてくださり、無事に帰って来られた喜びを感じました。


【色々な調整をしてくださった添乗員さんにもお礼を言いました】

 この3泊4日の国内研修、東京だからこそ味わえる旅でもあり、東京だからこそ分かる諸塚との違いもあったと思います。そして、諸塚の素晴らしさも再認識できる研修だったのではないでしょうか。将来、東京に行きたいと話していた子どももいました。東京のよさ、諸塚のよさそれぞれを吸収して、視野を広くもって成長していって欲しいと思います。