日誌

2019年9月の記事一覧

熱中症対策

 台風13号の通過とともに、今週は真夏の日差しが戻ってきました。気温が高いだけでなく、湿度が相当高いため体調を崩す児童が続出しています。先日は、市内の中学校でも熱中症と思われる生徒が病院に救急搬送される事態も発生しています。十分に対策を講じていても起こりうる状態だけに、毎日気をもんでいます。
 熱中症に対する予防判断の一つに「暑さ指数(WBGT)」があります。これは、湿度・日射・気温の3つを取り入れた指標で、環境省のホームページでもピンポイントで見ることができます。日常生活と運動、作業など活動の状況に応じて「ほぼ安全」から「危険」までの4~5段階で指標が示してあります。
 学校では、この暑さ指数をもとに、体育の授業や昼休み等の過ごし方について詳しい対策をとっています。通常は、こまめな水分補給と休息を取ることを求めていますが、そのほかにもミストシャワーを設置したり塩分タブレットや経口補水液を保健室に常備したりしています。また、指数の高い(厳重警戒、危険)日は昼休みも外遊びを控え冷房の効く部屋(図書室等)で過ごすように呼びかけています。


【渡り廊下に設置したミストシャワー】

 運動会の練習が本格化したばかりですが、熱中症を考えると頭の痛い毎日です。それでも子どもたちの安全を最優先に、養護教諭の先生を中心に細心の注意を払っているところです。運動会当日も、プログラムの変更等が十分に考えられます。皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます、