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2023年4月の記事一覧

笛水ミーティング

 4月26日(水)、笛水ミーティング(児童生徒会総会に該当)が開催されました。協議内容は、今年度の活動のスローガン・努力目標及び目標達成へ向けての具体策、令和4年度会計決算報告及び令和5年度予算案、委員会活動(学力向上委員会、生活向上委員会)の年間・月別目標と組織、児童生徒から学校への要望と多岐にわたりました。総会へ向けて準備に携わった児童生徒の皆さん、ご苦労様でした。

 今年度の笛水小中学校児童生徒のスローガンは、「さらなる向こうへ 笛水っ子は止まらない」です。これには、児童生徒の成長し続けたい、よりよい学校にしていきたいとの思いが込められています。このスローガンの決定については、一人一人からどのような学校にしたいかキーワードをあげてもらい、タブレット端末上で情報を共有し、練り上げていきました。具体的な努力目標や具体策、各委員会の活動計画についても、少人数だからこそ、一人一人が自分のことと受け止めて考え、他の意見を否定するのではなく、建設的に話し合いがされていました。今後、笛水小中学校がどのようになるか期待できそうです。

 笛水小中学校をよりよくするのは児童生徒の皆さんです。各自が責任をもって行動し、他を思いやる心をもち、笑顔があふれる学校にしていって欲しいと思います。

全校集会

 4月26日(水)、全校集会を開き、大型連休前の指導を行いました。また、合わせて、生活の心得徹底週間(4月18日(火)~4月21日(金))を振り返りました。

 企業によっては、4月29日(土)~5月7日(日)までと9日間とも言われる大型連休(ゴールデンウィーク)が今週末から始まります。家庭での学習、早寝早起き朝ごはんなど注意して欲しいことはたくさんありますが、今回は「命の大切さ」に重点を置いて、生徒指導担当の門田先生にお話をしてもらいました。河川での遊び方、外出する時の交通安全だけにとどまらず、全国的に夏休みなどの長期休業明けに不登校になったり、自殺したりする子どもがいることから、相談窓口についても指導しました。ゴールデンウィーク明けの5月8日(月)には、全員が元気な姿で登校して欲しいと思います。

 事前に全校児童生徒には、生活の心得徹底週間を振り返り、自己評価をしてもらっていました。その集計結果を振り返り、できているところ、できていないところについて、学習面は田口先生、生活面は門田先生に話をしてもらいました。課題については謙虚に受け止め、今後の学校生活で改善して欲しいところです。

調理実習

 4月25日(火)、7年生(中1)が家庭科の調理実習で、アップルパイ作りに挑戦しました。出来上がったアップルパイは自分達だけではなく、先生方や9年生(中3)にもお裾分けし、おいしくいただきました。7年生の皆さん、お疲れさまでした。

 「調理過程で難しかったところはどこですか?」という問いには、「リンゴの皮むきです。」という回答でした。教科担任の森木先生に聞いても、「家庭での経験がないためか、思ったより時間がかかりました。」とのことでした。やはり、家庭での調理経験が大切なようです。

 味は、自分たちも納得、先生方や9年生も「おいしい。」と好評でした。ちなみに私は冷ましたものと焼きたてのものと2個頂きましたが、冷めた方がおいしく感じました。中身のリンゴもおいしかったのですが、パイの生地がサクサクしていておいしかったです。

 調理は生きていく上で、最も大切なことです。調理実習を機会に、ぜひ家庭でも調理に挑戦していって欲しいと思います。

ペリー先生との外国語活動

 4月24日(月)、ALTのペリー・ウィルソン先生が来校され、9年生(中学3年生)の英語の授業でご指導いただきました。昨年度のローレンス先生に替わり、今年度はペリー先生に週1度に来校していただき、ご指導いただくことになりました。

 この日は、受動態の表現がテーマだったでしょうか。例えば、「French is spoken in Canada.」など、ある意味英語独特の表現の仕方とも言えるでしょうか。生徒は楽しく、一生懸命学習に取り組んでいたようでした。授業の最後には、黒板に提示された国々の中から1つを選択し、その国について、例えば食べ物、人口、文化などについてタブレット端末を使いながら調べて、英語で発表するという課題に取り組みました。発表までの調べる時間、発表内容を考える制限時間は5分。これでは時間が短いということで、蕪先生から泣きの5分が追加され、計10分で考えました。日本語でもこの時間では難しいと思いましたが、蕪先生やペリー先生の支援を受けながら、全員が発表できました。

 9年生は、つい先週全国学力調査でスピーキングテストを終えたばかりです。鍛えられますね。小学生の様子は次回にでもお届けしたいと思います。

マイブン活用出前授業

 4月21日(金)、都城市教育委員会文化財課の方を講師としてお招きし、小学生と対象とした埋蔵文化財(略称:マイブン)活用出前授業を実施しました。お忙しい中、遠く笛水までお越しいただき、ありがとうございました。

 授業の目的は、本物の遺産に触れることで、都城の歴史について理解を深めることです。これは、都城学校教育ビジョンの重点項目のひとつである「ふるさと教育」につながります。この日の活動内容は、縄文・弥生時代の歴史と石器や土器などについての学習、弓矢体験、火起こし体験でした。

 縄文・弥生時代歴史と石器や土器などについての学習では、文化財課の方の説明を聞いたり、実際に土器や石器などに触れたりしながら、子どもたちは縄文・弥生時代の人々の生活について、理解を深めていたようでした。児童が一番盛り上がったのは、弓矢体験と火起こし体験でした。的に向かって矢を放ち、「当たった。」、「外れた。」と歓声が上がり、楽しそうでした。火起こし体験では、2人がペアとなって声を掛け合いながら活動しました。なかなか火が付かず、苦戦しましたが、ほとんどの児童が火を起こすことができ、達成感も味わったようです。

 児童は、本物の遺産に触れ、体験することで歴史だけではなく、縄文・弥生時代の人々の苦労についても理解できたようです。このような貴重な機会を与えてくださり、ありがとうございました。これからも都城の歴史について、さらに学習していきたいと思います。

避難訓練

 4月19日(水)、地震を想定した避難訓練を実施しました。ねらいは、「避難経路を確認し、災害が起こった際に速やかに避難できるようにする。」ことと「訓練や講話を通して、自他の命を大切にし、安全な生活を送ろうとする態度を養う。」ことです。

 今回は、5校時を使い、訓練を実施しました。学級で避難経路や避難の際の注意事項について確認した後、放送によって運動場に避難しましたが、どの児童生徒も真剣に訓練に取り組んでいました。人数を確認した後、再度避難訓練の意義、地震という災害や避難の仕方について理解しました。さらに、学級に戻って、映像を通して、実際の災害の大きさや注意事項、命の大切さについて確認しました。

 「避難の3原則」というのがあります。それは、「1:想定にとらわれるな」、「2:その状況下において最善を尽くせ」、「3:率先避難者たれ」です。災害は学校にいるときにだけ起こるものではありません。家庭や外出中に起こることだってあります。また、実際の災害では避難訓練通りにいかないことや想定外のことだってあります。大切なのは、冷静に状況を判断し、「自分の命は自分で守る」ことを最優先に、臨機応変に行動することです。

 熊本大地震が起こったのは、7年前の4月14日です。タイムリーな避難訓練となりました。

全国学力・学習状況調査

 4月18日(火)、9年生(中3)を対象に全国学力・学習状況調査を全国一斉に実施しました。実施教科は、国語、数学、英語、生徒質問紙調査でした。

 国語と数学については主として知識に関する問題と主として活用に関する問題を、それぞれ50分の計100分、英語についても、知識と活用を一体化した問題に加え、リスニング問題、計45分の実施でした。英語については、後日スピーキングテストが実施されるため、国語や数学より5分短くなっています。生徒の学習意欲、学習方法、学習環境、生活に関する質問紙調査は20分程度です。

 挑戦した9年生の反応は、「まあまあできた。」、「難しかった。」と様々でした。学力向上は、本校の重要課題であり、研究主題でもあります。結果の分析を研究に役立て、生徒の学力向上に努めていきたいと思います。

学校での生活様式の変化

 4月1日より、学校でのマスク着用は個人の意思に任せる、給食では対面での会食や会話は可能、など新型コロナウイルス感染症の警戒レベルが引き下げられています。写真は、4月18日(火)の学校の様子です。

 本校でも、登校時でのマスクの着用は児童生徒本人や保護者の意思委ねられ、3月までは玄関で非接触型体温計による検温をしていましたが、家庭で検温をして問題がなければ登校しています。授業中もマスクの着用は義務付けしていません。給食の時間も変わりました。これまで、小学生と中学生は別々の部屋で、一方向を向き、黙食でしたが、今年度からは小中学生同じ部屋で、向かい合って食べています。会話もできます。ただ、飛沫対策としてパーテーションを設置しています。

 しかし、児童生徒によってはマスクの着用は様々です。給食中の会話はOKですが、長く黙食を続けてきたせいか、会話をする児童生徒はいません。まだまだ、コロナ以前の生活には戻り切れていないようです。児童生徒に望むことは、特にマスクの着用に関して、お互いに差別したり、いじめたりしないことです。お互いを尊重できるようになってほしいと思います。

みどりの少年団結団式

 4月13日(木)、みどりの少年団結団式を実施しました。団長に7年生(中1)の小園士貴さん、副団長に5年生の小園理仁さんの小園兄弟が任命され、今年度の活動が始まります。

 小学部の児童は緑色のベレー帽とスカーフ、中学部の生徒は緑色のベレー帽のみを着用し、式に臨みました。みどりの少年団には全校児童生徒が所属し、校内の清掃、花壇に花の苗を植えたり、除草をしたりするなど、校内の環境整備や緑化活動に取り組むことになっています。また、育てた花を地域の方々にも配り、喜んでもらっています。

 このような活動を通して、自覚や責任、心豊かな人間性を育んで欲しいところです。

参観日、PTA総会

 4月16日(日)は新年度最初の参観日でした。授業参観、学級懇談、PTA総会と慌ただしい1日となりました。日曜日でお休みのところ、保護者の皆様はもちろん、PTA総会には地域の方々もご出席いただき、ありがとうございました。

 今年度最初の学校参観日ということで、参観授業は、学級担任による算数、英語、理科など教科の授業でした。当然ですが、保護者の皆様はわが子の様子が気になるらしく、熱心に授業を参観していらっしゃいました。児童生徒も多少は緊張感をもって学習していたようです。

 その後の学級懇談では、今年度の行事計画、情報端末機をはじめ学習面や生活面、部活動についての留意事項が話題となったようです。特に9年生(中3)は、受験の年ということで、今後のスケジュールについても学級担任から説明がありました。

 PTA総会は令和4年度の事業・会計報告、令和5年度の事業計画、予算案について協議され、新役員の紹介とあいさつ、旧役員のあいさつがありました。旧役員の皆様におかれましては、本校の教育へのご理解とご協力ありがとうございました。新役員の皆様、今年度よろしくお願いいたします。

 家庭との連携を深め、より良い学校づくりに努めていきたいと思います。保護者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。