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2023年9月の記事一覧

道徳の授業(中学部)

9月29日(金)1校時道徳の授業(中学部)

中学部は7年生と9年生合同で道徳の授業を受けています。今日は、「民主主義と多数決の近くて遠い関係」という資料を使って「遵法精神・公徳心」の価値に迫る学習でした。

「集団や社会で何かを決めようとするときに大切なことは、何だろう。」というめあてのもとで考えを深めていきました。

何かを決める時、多数決というやり方のみでは、問題点が出てくる。この資料の筆者は、その点を考えさせるために「ガリバー旅行記」と「不思議の国のアリス」のどちらを見るか。①「好み」での集計結果と②「みんなにとって望ましいと考えられるのはどちらか」の集計結果を示していました。

生徒たちのワークシートには「できるだけ、全体の意見を取り入れられるような方法で意見を集約する。」「多数決だけでなく、みんなの意見を聞いて決める。」「本当に全員が納得できるのか考える。すべての意見を聞く。(否定しない)」などの意見が記載されていました。

「みんなのことは、みんなが話し合って決める。」=「民主主義」という考えにもつながっていったようで、「多数決で決めることが民主主義ではなくて、みんなの幸せを考えて全員の意見を取り入れることが民主主義の考えだと分かり、新しい考え方だと思った。今後の話し合いなどに活かしていきたい。」との感想をもった生徒もいました。

みんなの幸せを考えて・・・というところがとてもいいですね。その気持ちを忘れずに、ぜひ今後の学校生活全般において活かしてほしいと思いました。

 

エネルギーの変換

 9月29日(金)、9年生(中3)が理科の授業で、エネルギーの変換について実験を通して学習しました。手回し発電機を豆電球、モーター、導線を巻き付けた温度計、ブザーに取り付け、どのようにエネルギーが変換されていくのかをまとめていきました。どの生徒も食い入るように真剣に学習に取り組んでいました。

 手回し発電機を回すだけで、運動エネルギーから電気エネルギーに変換されます。次に、発電機を例えば豆電球につなぐと、光エネルギーに変換されることで豆電球が点灯します。このとき、同時に熱エネルギーも放出されるようです。また、接続しないときよりも接続したときの方が、発電機を回すときの負荷が大きいということもわかりました。

 考えてみたら、身の回りには洗濯機、テレビなど電気エネルギーを変換して動いているものばかりです。普段何気なく使っているものが理科の学習を通して確認できた有意義な時間となったようです。

千本桜

 9月26日(火)、7年生(中1)と9年生(中3)が音楽の授業で、千本桜の合奏の練習に取り組みました。この曲は10月22日(日)の文化祭で発表するものです。この日は初めて全員で音を合わせてみました。森木先生からは、「初めて合わせた割には、うまくできた。各自で練習をしっかりやったからでしょう。」とお褒めの言葉をいただきました。

 この曲はインターネット上で公開されており、特に動画サイトで聴いたことがある方も多いのではないでしょうか。本校の生徒にもなじみがあるようで、練習にもより一層熱が入るようでした。キーボード、ピアノ、鉄琴、木琴、ドラムを使っての演奏です。特にドラムはリズムを司る大事なポジションだけに、担当する生徒にとっては「難しいけど、頑張ります。」と言っていました。

 音楽の授業数は他の教科と比べて少なく、練習の時間があまりとれません。個人の技量を上げるのはもちろん、全員の心を一つにすることが何より大切なようです。時間はあまりありませんが、心を一つに全員で頑張ろう!

道徳の授業(小学部)

9月22日(金)1校時 道徳の授業

1,2年生「 どうしてきまりがあるのかな」

めあて「きまりはどうして守らなければならないのでしょう」

挿絵を見て、迷惑行為や危険な行動等についての気づきを発表しました。一人ずつ前に出て挿絵を指しながら発表できていました。

まとめる段階では、しっかり学習を振り返り、子どもたちの活発な発言を生かしてのまとめとなっていました。「危ないから。汚れるから。怪我をしてしまうから。死んでしまうかも。迷惑だから。」などの考えを出すことができました。

3年生「大切なものはなんですか」

めあて「大切なものを守るにはどうすればよいだろう」

2人の児童のそれぞれが「大切なもの」は何か。それを守るにはどうすればよいのか、時間をかけてじっくり考えることができました。関連して命の大切さにも気づくことができたようでした。展開後段では、児童の考えを十分に引き出し、具体的なまとめへとつなげていました。

5年生「ドッチボール対決」

めあて「お互いに高め合うことができる友情はどんなものだろう」

問いに対して登場人物の気持ちを考えながら自分ならどうするか真剣に考えることができました。担任からの切り返しの発問やゆさぶりもあり、「お互いに高め合う」という視点での友情について自分なりの考えをもつことができたようでした。

笛水小中学校では、金曜日の1校時がたいてい「道徳」の時間です。お忙しいとは思いますが、道徳の学習内容について話題にしてくださるとありがたいです。心の成長にきっと気づかれることと思います。また、悩みなどないかそれとなく聞いてくださることもお願いいたします。お子様が「いつもと様子がおかしい」「表情がすぐれない」「口数が少なくなった」など気になることがありましたら、遠慮なく学校へご連絡いただきたいと思います。

 

ミニ屏風

 9月25日(月)、9年生(中3)が美術の授業で、屏風づくりに取り組みました。屏風といっても、大きなものではなく、広げたらA4判ぐらいの大きさのミニサイズです。

 都城市立美術館では10月21日(土)からアール・ヌーヴォーを代表する芸術家であるアルフォンス・ミュシャの特別展が開催されることになっています。アール・ヌーヴォーとは、19世紀末~20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に流行した芸術様式の総称で、フランス語で「新しい芸術」を意味します。従来の様式にとらわれず、日本美術の技法も採り入れているそうです。

 その日本美術の代表でもある屏風に注目し、作品制作を通して日本の美術について学ぼうというねらいで、作業に取り組んでいます。「日本の四季」、「狐」(稲荷神社)、「麻模様」(グングンまっすぐに伸びていくことから「健康」「成長」を意味する模様)をテーマに各自、作業に取り組んでいました。個人によって作業進度に差がありますが、文化祭の展示を目指して頑張っています。

文化祭へ向けて

 運動会も終わり、文化祭へ向けての準備が始まりました。今年度は、地域と一体となり、笛水秋祭りと共同開催となります。写真は、9月21日(木)、小学生の劇の練習の様子です。

 劇の練習は先週から始まっていすが、日も浅いということもあり、まだ、セリフを正確に読むという段階です。小学校1年生から5年生(4年生、6年生は在籍児童0)と幅広い年齢の児童が一つの劇をつくるため、練習が大変です。特に低学年の児童は、セリフを覚えるどころか、セリフを正確に読めることから始めないといけません。先生方の丁寧なご指導の下、練習を頑張っていました。

 劇のタイトルは『「コーヤ」と町と「ようじんぼう」』です。あらすじは敢えてひかえさせていただきますが、小学生らしいかわいい劇になるのではないでしょうか。10月22日(日)の午後から本番です。お家や地域の人に元気を与えられる劇になるよう、みんなで頑張りましょう。

調理実習

 9月19日(火)、5年生が家庭科の授業で調理実習に取り組みました。作った料理は、じゃがバター、ホウレンソウサラダの2品でした。

 指導にあたった田口先生によると、5年生児童は手先が器用で、ジャガイモの皮を包丁できれいにむけたとのことでした。しかし、慣れない作業で皮むきには時間もかかったようです。2時間がかりの授業でしたが、無事完成し、先生方へもおすそ分けがありました。「うまくできた」との自信作でしたが、試食してみると確かにおいしかったです。

 学んだことを実生活に生かしてこそ意味があります。ぜひ、家庭でも挑戦して、お家の人を助けて欲しいと思います。

みどりの少年団活動

 本校は、全児童生徒が「みどりの少年団」に所属しており、毎週木曜日はその活動日となっています。9月14日は、サツマイモ畑の除草作業に取り組みました。

 5月30日(火)に、学校運営協議会委員の竹元様が無償で提供してくださった苗を植えていました。その後、手入れはしていましたが、畑の草が伸びていたので全児童生徒で頑張りました。その他、1・2年生は不要になったプランターの撤去作業も頑張りました。直前の昼休み時間には、体育館でバスケットを楽しみ、汗がびっしょりの人もいたようですが、みんな元気です。

 少し掘ってみると、サツマイモは小さいながらも順調に育っているようでした。除草もしたので、養分がサツマイモに集まり、大きく育つのではないでしょうか。収穫が楽しみですね。

着付け講座

 9月12日(火)、日章学園高等学校・ヘアーデザイン科から阿辺山靖子先生と補助生徒2名に来校していただき、家庭科の授業の一環として着付けについて指導していただきました。遠い笛水までご指導しに来ていただき、ありがとうございました。

 先生からは、どちらの襟を上にするのか、それにはどんな意味があるのか、男性と女性の着物の違い、女性の未婚者と既婚者では振袖の長さが違う、などを話しもうかがえました。浴衣の着方、帯の締め方について一通り説明していただいた後、実践です。男子はともかく、女子はなかなか苦戦したようです。先生や高校生の指導を受けながら、なんとかゴールにたどり着き、記念写真を撮りました。経験したことのないことへのチャレンジで、楽しく活動できました。

 浴衣を含め、着物を着る機会はあまりありません。女子でも成人式か祭りに出掛ける時ぐらいでしょうか。男子も成人式に着る人もいるかもしれません。そう考えると、貴重な経験となったと思います。

笛水大運動会、大成功!!

 9月10日(日)、天気にも恵まれ、笛水大運動会を開催しました。感染警戒レベルの引き下げにより、4年ぶりに地域と一体となったにぎやかな運動会となりました。保護者はもちろん、多くの地域の方々に来場していただき、児童生徒も大張り切りでした。ご来場いただいた地域の方々に元気を与え、喜んでもらえたと思います。

 笛水っ子は本番に強い。練習ではうまくいかなかったこともでき、いつもより走るのが速く思えました。昨年は学校だけの開催で、観客も保護者だけ、寂しい中での運動会でした。今回は多くの地域の方々にも来場していただいたことが、児童生徒に大きなパワーを与えてくれたようです。

 保護者や地域の方々も、玉入れ競争、50m走、グランドゴルフリレー、地区対抗リレー、地区対抗綱引きと多くの競技に参加していただきました。おかげさまで運動会が大変盛り上がりました。

 また、閉会式終了後は、9年生(中3)の川越遼平さんの所属している「弥五郎太鼓」の方々に、演奏を披露していただきました。運動会に花を添えていただき、ありがとうございました。

 地域の方々には、準備、後片付けまでご協力いただき、感謝しかありません。ありがとうございました。今後は、秋祭りをはじめ、何かとご協力をいただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。