日誌

日々徒然

活躍

今日の午後は、高校説明会があり、県立高校3校、私立高校2校の先生方が説明に来てくださいました。

私は最初に生徒・保護者への挨拶を行い、その後は校長室で来校される高校の先生方のお迎えを担当しました。

 

説明会の最初の挨拶では、すでに行きたい高校がはっきりしている生徒もいるが、それとは別に様々な高校・学科の特徴について知って欲しいこと。そして、自分が知らないだけで、知ることで興味が持てる場合もあるかもしれない。そういう視点で聞いて欲しいと生徒達には伝えました。

 

さて、ある高校は先生と一緒に須木中の卒業生が来ていました。高校はどうですかと聞くと「楽しいです!」という返事が返ってきました。また、ある高校の案内チラシは、須木中の卒業生が製作に関わって作り上げたとのことでした。

卒業生がいろいろな場面で頑張っている様子や活躍する様子は在校生の励みにもなりますし、良い刺激にもなったのではないかと思いました。

本日お世話になった高校の皆様ありがとうございました。

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InBody

6月15日(土)のミニバレー大会の合間にInBodyによる測定をしてみました。

InBody(インボディ)とは、人間の体を構成する水分、タンパク質、ミネラル、体脂肪などの体成分を定量的に分析する体成分分析装置のことです。

筋肉の付き方やバランス、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、身体のどこに体脂肪が多いのかなどを測定でき、結果がグラフ等で表示され、改善点が一目でわかります。

測定したところInBodyスコアは100点中79点でした。

InBodyスコアは80点が基準となります。80点は体重・筋肉量・体脂肪量が「すべて100%に揃った状態=健康的な体成分の状態」だそうで、ぎりぎり1点足りませんでした。

BMIと体脂肪率が標準をやや超えていた程度でしたので、今後の努力次第では1点はクリアできそうです。

それにしても、数分もかからずに各種測定ができる凄いマシンです。

測定する機会を作ってくださった、小林市保健センターの皆様ありがとうございました。

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切替

3年生は地区中体連大会も終わり、いよいよ受験に向けて気持ちを切替える時期となりました。

素晴らしいことに、現在、須木中では放課後の職員室前の廊下で勉強する3年生の姿があります。

ぜひ、3年生全員で志望校合格に向け頑張ってほしいです。

 

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再会

今日は、2,3年生が着物の着付けを体験しました。

講師の先生と生徒さんは、遥々宮崎市から1時間を超える時間をかけて来てくださいました。

校長室で、授業開始前の10分間程お話をしましたが、生徒さんは3年生で、近々美容師の国家試験を受けるとのことでした。

試験前の貴重な学習の時間を須木中の生徒のためにいただいて感謝しかありません。ありがとうございました。

 

授業中も、生徒一人一人に丁寧に対応していただき、慣れた手つきで手際よく着付けをしていきます。

まだ高校生ですが入学して2年間でこんなに成長するんだと感心しました。

 

3人の生徒さんに出身を聞いたところ、一人が以前勤めていた中学校出身でした。

授業後の帰り際に「あなた、バドミントン部だったよね!」と声をかけると「はい!」とマスクをしたままでしたが嬉しそうな返事が返ってきました。

 

まさか、こんな形でお世話になるとは思ってもおらず、うれしい再会でした。

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飾り棚

玄関を入って右側奥に、これまでにいただいたトロフィーや盾が飾ってある飾り棚があります。

平成3年4月に上九々瀬地区の 今重友行 様から寄贈いただいたものです。ありがとうございます。

今も大切に使わせていただいています。

 

最近は、新たなトロフィーや盾を追加することができなくて大変申し訳なく思っています。

そこで、せめて古くなったリボンだけでも交換したいと思い立ちました。

現在は以下のような状況です。ちょっと寂しげです。(右側の2つのトロフィーはリボンを試しに換えてみたものです)

すべて付け替えたらまたご紹介したいと思います。

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自分自身の言葉

過去に勤めた学校で、普通科高校希望のある生徒の面接練習を担当したことがあります。
この生徒は、高校卒業後専門学校に入り、最終的に美容師になりたいという夢をもっていました。

練習で様々な質問をしましたが、学校生活や部活動のことなど、一般的な質問には的確にしっかりと答えることができていました。
しかし、希望する高校の志望理由を言ってもらったところ、他の質問に比べてどうもすっきりしません。

それは本人も感じていたようでした。

そこで、本人と次のような雑談をしてみました。

私:「どんな美容師になりたいの?」
生徒:「・・・ お客さんがたくさん来てくれる美容師?・・・かな?」
私:「お客さんがたくさん来てくれるためには何が必要だと思う?」
生徒:「・・・ カットが上手?」
私:「カットが上手になるためにはどうすればいいの?」
生徒:「・・・ 練習?」
私:「ということは、カットが上手い美容師になりたいということかな?」
生徒:「・・・まあ、そうですが・・・」

~(省略)

私:「今、いろいろな思いを話してくれたけど、結局まとめてみると、あなたがなりたいのはどんな美容師ということかな?」
生徒:「お客さんを笑顔にできる美容師です。」
私:「そうだよね。お客さんを笑顔にできるって素晴らしいよね。』
生徒:「はい」
私:「じゃあ、具体的にお客さんを笑顔にするためには何が必要なんだろうね。」

~(省略)


というような感じの会話でした。
この生徒は美容師になるという夢はあっても、目的の部分が自分の中ではっきりしていなかったのです。

その職業で何をしたいかという目的が明確になれば、高校では何を経験し、何を学び、どう過ごしておく必要があるかが見えてきます。
そうすると自分自身の言葉で明確な志望理由を語れるようになります。
教師はその目的の部分を引き出してやることが大切だと思います。

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お詫び

皆様にお知らせです。

本日の記事を完成させたのですが、PCのトラブルですべて消えてしまいました。

明日、改めて掲載します。

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面接

今日は入試の面接についてです。

昨年度は、3年生の面接の指導に何回か加わえてもらいました。

生徒達が一生懸命に取り組んだ結果、入試までにはとてもしっかりと話ができるようになったと思います。

入試前の最後の面接練習では、落ち着いた対応ができていてすごいなと思っていました。

しかし、担任によると、本人たちはとても緊張していて、内心ドキドキして大変だったらしいです。

 

私としては、緊張させないように言葉遣いは丁寧に、笑顔で、和やかな雰囲気になるように気をつけていたのですが・・・

それまでの練習で、面接で聞かれそうなことはもちろん、あまり聞かれないようなことまで、とにかくあらゆる質問をしたのが原因かもしれません。

生徒達は、「また予想外のことを聞かれたらどうしよう」「うまく答えられなかったらどうしよう」などと考えて緊張しますよね。

 

高校によって違うと思いますが、面接の目的は書類や点数からは見えない部分にあるのではないかと思います。

受験生の目的は自分をどれだけ知ってもらえるか、アピールできるか。

そのためには何が必要なのでしょうか。

そこに求められるのは、アナウンサーのような資質(良い発音でなめらかに、よどみなく正確に原稿を読む)ではなく、自分を自分自身の言葉で語れるかどうかだと思うのです。

その「自分自身の言葉で語る」ためには、昨日書いた「柱」が重要になってくると考えます。

(つづく)

 

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昨日の3年生の授業では、入試にかかわる話も少ししました。

 

高校入試と言えば、面接。

面接と言えば志願(志望)理由が聞かれることが多いと思います。

志願理由をきかれたら「なぜその高校のその学科を選んだか」を説明するわけですが、生徒にとってこれは簡単そうで難しい問題です。

生徒は今まで経験がないわけですから、何をどのようにどの程度どのように話せば良いのかわかりません。

ですから、まずは自分の将来の夢や職業、受験校の特徴などを元に文章に書いてみることが必要です。

書くことで自分の思いや考えが整理されていきます。

 

そのとき大切なのは、自分の生き方について中心軸となる柱を立てることだと思っています。

「○○という仕事に就きたい」だけで自分の思考が止まっていたら、その仕事に就くことは目標ではありますが、その仕事をする上での目的がありません。

大切なのは「その仕事をとおして何を成し遂げたいのか」という目的です

例えば医者であれば、過疎地の医療に尽くしたい、治療法のない病気を何とかしたい・・・などの目的が重要だと思います。

その目的を達成したところから逆算すると、まずは高校で何を学びたいのか。何をしておくべきなのか、何を経験したいのか・・・ということが明らかになっていき、その高校・学科を選ぶ理由が見えてくるのではないでしょうか。

 

医者になることが目的であれば、単に高校や大学、国家試験に合格するための学力をつければ良いだけです。

しかし、働くことの目的は、誰かのために自分が専門性を高めて身につけた技術やモノ、情報を提供することで周りの役に立ったり、周りを幸せにしたり、喜んでもらったりすることであるはずです。

そのためには、教科の学習以外の学びもとても大切になってくると思うのです。 

 

入試に向けて大切なのは、学力を身につけることはもちろんですが、将来の自分の姿を想像し、「自分は○○な生き方をしたい」「自分は○○の職業をとおして、周りを幸せにしたい」という生き方についての柱をしっかり自分の中で見つけておくことだと思います。

 

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点数

5時間目に3年生に講話を行いました。

事前に担任からの情報で、「自分は頭がわるいから・・・」等の発言があることを聞いていましたので、最初はその話題でスタートしました。

私:「頭がよいかわるいかはどう判断するの?」

生徒:(何人かが)「点数です」

テストの点数か・・・と思いながら、

私:「皆さんが今度受ける実力テストを、そのまま江戸時代の人たちが受けたら何点ぐらい取れると思う?」

生徒:「あんまり取れないと思う」

私:「それじゃ、江戸時代の人は全員頭がわるい?」

生徒:「・・・」

私」「江戸時代の人は知らない知識や言葉がテストにはたくさん出ているよ。英語とか、ほとんどの人は知らないよね・・・」

生徒:「・・・」

・・・

私:「ということは、点数だけで判断するのはおかしいということにならないかな・・・」

 

言葉の影響力の大きさを感じます。

これまでの経験から、多くの生徒達は点数だけを判断基準にしてしまっていました。

自分は点数が取れない、だから頭がわるい。頭がわるいから・・・と、完全に負の思考です。

せっかくそれぞれが良いものを持っているのに点数だけで自分の価値を決めてしまっています。

これは何とかしないといけません。

 

そこで、ポジティブ言葉を使うことを提案です。

『「自分はだめだ」「自分には無理だ」などのネガティブな言葉が浮かんできたときは、「でも」とか「しかし」の言葉を加えて、「自分はできる!」「自分は頑張れる!」などのポジティブ言葉をつなげて言うといいよ。』

『慣れてきたら、一言目からポジティブ言葉を口に出すようにしてみるのもいいね。』

『目の前の課題に対して、できるだけポジティブな言葉で処理していくことが大事だよ。そうすると脳が前向きに働き始めるよ』という話をしました。

 

 話していくうちに、何人かの目が輝いてきたのが印象的でした。

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