保健室

悩みやストレスの対処法を学ぼう!

 中学校生活にも慣れ、少しずつ悩みやストレスが増えてくるこの時期。「ストレスなんていらない、もうごめんだ!」と思うかもしれません。ストレスとは、心が感じるプレッシャーのこと。なんとか上手くやっていこうする気持ちがあるからこそ、私たちはストレスを感じます。しかし残念ながらストレスをなくすことはできません。それよりも、ストレスと上手くつきあうことが大切。 
 そこで今回は、ストレスを上手くコントロールする対処法について学びました。




「誰にでも悩みやストレスはある!!
 「勉強・将来」「友人関係」「性格」…等々。

自分だけでなく友達も先生たちも誰にも悩みやストレスはあります。特に思春期の皆さんは、悩んだりストレスを感じることが多い時期ですね。




「悩みやストレスは良いもの?悪いもの?」

 多少のストレスがあったほうが集中力とやる気が高まり、持てる力を発揮しやすいというよい面もあり、適度な悩みやストレスは私たちの心を成長させてくれます。



「ストレスや悩みが行き過ぎてしまうと…」

 ストレスや悩みが行き過ぎてしまうと…腹痛で下痢が続く「過敏性腸症候群」や息苦く呼吸がしづらくなる「過換気症候群」、そして気分の落ち込みが続き日常生活に支障が出てしまう「うつ病」など、病気になることもあるのです。


 

「悩みやストレスの適切な対処法」

 行き過ぎた悩みやストレスになる前に、適切な対処法で解決することが大切です。今回は「④見方や考え方を変える」について、一緒に学びました。



「リフレーミング」

 自分のマイナスな面(短所)も見方を変えれば、プラス(長所)にすることができます。このように、物事を決めつけたり、枠にはめたりせずに、いろいろな見方をすることを「リフレーミング」といいます。




「先生の短所は?」

 各クラスの学級担任にも「短所」を聞いてみました。子ども達は口々に発言!! 

学級担任と子ども達とのやりとりは、どのクラスも和やかで気持ちが通い合ったとてもいい雰囲気。指導しているこちら側も自然と笑みが…。


 


「リフレーミングって、すごくすてきな考え方」

自分の短所をリフレーミングしてみて、どうだったかな?
短所と長所は高校入試の面接でもあるので、それに生かせると思った。リフレー 
ミングして、ストレスを減らしていきたい。

見方によって、短所が長所に変わるってすごいなと思ったし、すごく素敵な考え  だから、この考えを持っとくだけで、いろんな人の長所もたくさん見つかるし、自分の悩みもすぐ楽になるなと思った。

先生が「短所も見方を変えれば長所になる」と言ってくれて、自分のだめなところも見方を変えると長所になると思えば悩みが減りました。

短所を長所に置き換えるという発想がなかったので、これから自分の短所がストレスにならないように置き換えたい。




「対処法は人それぞれ」
   悩みやストレスの対処法は1人1人違います。自分に合った対処法を見つけ、適切に対処していくことが大切。


 

「楽しい学校生活を送りましょう!」
   悩みやストレスを適切に対処できるようになると、いろんなことにチャレンジしたり、自分に自信が持てるようになり、学校生活もより楽しくなります。今日学んだことを思いだし、悩みやストレスと上手に付き合って自分を向上させていきましょう。


「先生こんなことを学んだよ!」
僕は、ストレスがそんなに溜まらないのは、いつも部活でサッカーができているからだと思った。コロナがまた激しくなって、休みになったら自分に合ったストレスの対処法を見つけたい。

僕は、短所が結構あるのでだめだと思っていたけど、その分長所もあるということなので良かった。

今までは、自分の短所を全部マイナスにとらえて、苦しくなったり泣いたりしていたけど、これからはプラスに捉えて、ずっと明るくいられるようにしたい。




「保健指導を受けて」
 
  保健指導後には、生徒の書いたワークシートに、「自分の良さに気づいて、自分をもっと好きになってほしい…」と、先生が一人一人丁寧にコメントを記入し、返信しました。

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