日誌

2023年がスタートして1ヶ月

 令和5年に入り、1ヶ月が過ぎました。本校では、新型コロナ感染症に加えてインフルエンザも罹患者が増え、受験を控えた3年生には学力だけでなく、健康管理が強く求めらることになりました。私立入試と県立入試(推薦)を2月はじめに終え、多くの生徒は次の県立入試(一般)に向けて努力を続けているところです。

 本校3年生は、自分のみが進路実現できればよいと考えるのではなく、周囲の仲間とともに目標達成に向けて、切磋琢磨する姿が朝自習や授業風景等で数多く見受けられます。

 1,2年生は先輩の姿を見て、自己成長に繋げていきます。素晴らしい手本として、行動できる3年生に感謝しています。また、それを支える保護者や地域の皆様、本当にありがとうございます。

 岡富中学校のめざす生徒の姿は、「自己成長し続ける生徒」です。ロシアのウクライナ侵攻、急激な円安や物価上昇、相次ぐ自然災害、理不尽な事件など社会は脅かす様々なことを日々起きています。そのような中でも、よりよい社会づくりにそれそれのできる形で主体的に関わり、自分なりの最高の幸せを見つけてほしいと思います。そのためには、単に記憶するだけの知識では対応できません。自分の身の回りで起きていることに無関心にならず、主体的に考え、自分の意見をもち、他者から学ぶ姿勢を忘れないでほしいと思います。また、学習や学校行事、部活動などに「本気」で取り組んでほしいと思います。「本気」にならなければ、真の実力はつかないし、心から湧き起こる感動も味わうことができません。本気で取り組み、挫折しながらも続けることで感動を味わい、次への意欲へと繋がっていきます。中途半端なことをやっていても決して、最高の感動を味わうことはできません。人は試合や試験など結果を出すことだけに意識が集中してしまいますが、結果が全てではありません。それまでの過程で人間力を高めていったことに大きな意義があります。それが次のチャレンジへとつながり、豊かな人生へと導いてくれます。

 これからの時代を切り拓く力をもった素晴らしい生徒が岡富中学校にはたくさんいます。今後とも地域の皆様、温かいご支援を宜しくお願いいたします。