日誌

2学期にむけて

 いよいよ2学期が始まります。現在通過中の台風10号により全国各地の被害が拡大しないことを心より願っています。

 さて、夏季休業中も酷暑が続き、国内では米不足や物価高、国外では中東情勢やウクライナ情勢など非常に不安定な状況が続いております。

 しかし、本校の生徒は8月も前向きな気持ちで様々な活動に取り組んでいます。先日、本校生徒会の代表2名が宮崎市で行われた「いじめ」をなくすためのサミットに参加し、トップバッターとして堂々と発表してくれました。また、各部活動も新チームに移行する中、九州大会をはじめ各種大会で大活躍しています。

 生徒の皆さんが持つ希望と努力が、明るい未来を切り開いていくことでしょう。 この新学期にあたり、特に強調したいのは1学期同様、「主体性を伸ばすこと」の重要性です。2学期の学校生活では、様々な学校行事を控えており、時折トラブルや課題に直面していきます。それに対して子どもたちが自ら考え、解決していくことが何よりも大切です。もちろん、保護者や教職員がそばで見守り、必要なときにはサポートしますが、あくまで子どもたち自身が問題解決の力を育てることが、これからの成長に繋がります。 手をかけすぎることは、かえって子どもたちの自立心を損なう可能性があります。彼らが社会に出たとき、直面する課題に適応できなくなることもあるでしょう。ですから、どうか子どもたちが自ら挑戦し、失敗から学ぶ機会を大切にしていただければと思います。

 2学期もまた、新たな挑戦の時です。生徒の皆さん、あなたたち一人ひとりは延岡の宝であり、日本の宝です。一人ひとりが持つ可能性を信じ、前向きに取り組んでいきましょう。

 最後になりましたが、先日のPTA奉仕作業においては、厚生施設委員長の加藤様をはじめ、たくさんの皆様のご協力をいただき、ありがとうございました。素晴らしい環境のもとで2学期を迎えられますことに大変感謝しております。