日誌

生徒総会を終えて

 本年度の生徒総会は、生徒の皆さんが今と未来の幸せのために校則の見直しを検討しました。これまで、生徒会執行部やルールメイカーなどが自己と他者、公共世界のあるべき姿についてルールメイキングを通して深く考えてくれました。 

 校則見直しを通して「滅私奉公」や「滅公奉私」のような公私二元論ではなく、皆が輝くためのルールはどうあればよいかを今後も考えていきます。生徒の皆さんが一生懸命考えてくれたことを、学校としてもしっかりと受け止めています。

 これまで、3年生を中心に、自他の幸せについて考え続け、データや法律、条約等の合理的根拠をもとに主張する姿勢は、下級生のよい手本になりました。1、2年生も一面的な主張とならないように対話を重ね、考えをまとめることができました。

 今後は、学校運営協議会に生徒会がプレゼン発表した主張に対して協議を重ね、生徒の皆さんの幸せに繋がるように検討を重ねていきます。これまで、生徒の皆さんが、校則見直しを通して自己と家庭、地域、学校の責任についても、しっかり考えてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。生徒の皆さんが、本気になって自他の幸せについて考えて続ければ、学校は更に自己成長と居心地のよさを兼ね備えた場所に変わります。また、よりよい社会について考え続ける主体者が増えることで幸福度の高い社会へと変わっていきます。岡富中学校の今後のよりよい変化と、生徒の更なる成長が大変楽しみです。