日誌

「高名の木登り」

▲今回も多くの表彰を行いました。おめでとうございます。▲表彰は、文化面(書道・読書感想文・読書感想画)、部活動(バドミントン・陸上・柔道・ソフトボール)、生徒会活動(歯磨きコンクール)でした。今後も岡中生の頑張りを応援していきます。
▲表彰の次には、「高名の木登り」という話をしました。
▲兼好法師が書いた徒然草の中の「高名の木登り」を用いた話です。
▲名高い木登り名人と言った男が、人に指示をして、高い木に登らせて梢を切らせました。作業場所が高くて、とても危険な所では何も声をかけずに、高いところから降りてくる地面直前になって、「ケガをするな。気をつけて降りなさい。」と声をかけます。▲木に登っていた人は、なぜこんなに低いところで声をかけるのか不思議に思い、理由を聞いてみました。▲木登り名人は、「高いところでは、恐怖心のあまり、緊張してはしごにしっかりつかまって気をつけているが、失敗は、簡単なところになって、必ずおこるのだ。」と答えました。
▲この話を中学校生活に置き換えて考えてみました。3年生は、高校入試直前です。ゴールは、合格通知をもらった時ではなく、高校の入学式の場にいることです。合格通知が出ても気をゆめないようにという話をしました。▲2年生は、修学旅行直前で気が緩みすぎてませんか?▲1年生は、中学校生活にも慣れてきて、何でもできるという甘えはありませんか?という話をしました。
▲期末テストも終わり2学期も残り1か月です。充実した締めくくりをしていきましょう。