生徒会

令和6年度生徒会立会演説会・選挙

会場に着くと、整然と並んだ生徒を目の当たりにしました。生活委員長による号令で、整列隊形はさらに正され、立会演説会が開始されました。選挙管理委員会の進行により、9名の立候補者がそれぞれ公約を述べてくれました。1年生3名の堂々とした演説に高千穂中の未来に期待がふくらみ、2年生6名になると演説内容が充実し、公約もより具体的になりました。そこに本校のさらなる発展を確信することができました。

 「今、9名の立候補による演説を聞きました。いかがでしたか?校長年生はとてもすばらしいと思いました。普段から、校長先生の皆さんに対する評価は高いのですが、今日の立候補者の演説には感動しました。皆さん一人一人が堂々とした演説で、明確な公約とその具体策がしっかり述べられていました。“皆さんが主役です”、“生徒ファースト”、“意見箱”、“他学年との交流行事の取組”等々。お昼の放送による推薦責任者の主張の中でもそれらはしっかりと述べられていました。始業式の挨拶でも言いましたが、来年度から上野中が統合され、一町一中になります。当選した生徒会役員だけに学校を任せるのではなく、皆さん一人一人が主役となって、自分に何ができるのか考えてください。新しい高千穂中の伝統を築き上げていきましょう。

 最近、選挙に関するニュースがたくさん報道されています。どれくらい関心をもっていますか?この生徒会役員選挙には、「有権者」として、選挙権をもち、政治に参加することへの意識をもつきっかけにしてほしいというねらいもあります。みなさんが有権者となる年齢は、18歳です。自らの意思を政治に反映させる日は、そう遠い先の話ではありません。それまでに政治に参加する意識を備えていくことが必要です。学校はもとより、新聞やニュース等、様々な情報をもとに自分で考え、新たに造りあげた知識を基に判断し、行動できるよう、しっかりとした自分の意思がもてるようになってほしいと思います。今回の生徒会選挙が「有権者」としての意識をつくるきっかけになることを願っています。
最後になりますが、もし、今回の選挙で残念ながら当選しなかったとしても、自から立候補をしたということ自体とてもすばらしく、立派なことです。結果にかかわらず、大きな拍手を送りたいと思います。」