2024年10月の記事一覧

第32回全国高等学校ロボット競技大会へ参加しました!

10月26日(土)~27日(日)。
栃木県宇都宮市にある「日環アリーナ栃木」で『第32回全国高等学校ロボット競技大会栃木大会』が行われました。
宮崎県からは3チーム。宮崎工業高校からは2チーム「RED_SERVO」チームと「BLUE_SERVO」チームが出場しました。

このうち、「RED_SERVO」チームが
【敢闘賞】と【アイデア賞】をW受賞しました!

電子情報科でロボット?!と思うかも知れませんが、最近のロボット競技では、操縦タイプと自動走行タイプの2つのマシンが連携してクリアするような競技になっています。
自動走行タイプはマイクロコンピューターに自動走行用のプログラムを入れ込み、精度を高めるためのセンサー等を駆使することにより、より確実な動きが実現できます。自動運転の車と同じですね。電子情報科(電子情報技術部)では、このような分野を得意とするため、自動走行のロボットを担当させてもらいました。
メインとなる操縦タイプのマシンはスピードと正確な動きが必要となりますので、複雑な機構を作る必要があります。その分野を得意とする機械科(機械技術部)にコラボレーションさせてもらいました。

全国から96チームの中から勝ち上がり、「RED_SERVO」チームはなんと、全国5位!
4月から取り組んできた成果が実りました。もう一台の「BLUE_SERVO」チームも全国32台の中に選ばれました。

今や世の中の要求に即答しないと商売にならない時代です。スピード感を持って物事を進めるには、コラボレーションが欠かせない時代となっています。これまでの機械技術部の技術に、電子情報技術部の技術を加え、更に他学科の得意とする技術をミックスしていくことで、強いマシンを作っていきたいものです。

中学生の皆さん。自分の得意分野を極め、誰かと協同・協働し、どこにも負けないモノを作ってみませんか?目的が一緒なら、どの科にいても叶えられます。

来年は本校創立120周年。
今年よりも更に上を!
記念の年に一緒に目指しましょう!

アリーナ会場表彰集合

インターンシップ

 10月16日(水)~18日(金)の3日間で「2年生 インターンシップ」を実施しました。

 受け入れ先は宮崎市全域(旧市内・清武・高岡・佐土原)、新富町の広範囲にわたり、合計16社の企業に協力をいただきました。それぞれの興味ある分野の企業での実習となりました。

 今回初めて、インターンシップを受け入れましょう!と引き受けてくださった企業も多く、また、そのカリキュラムも素晴らしいものばかりで、短期間に色々なプログラムをご準備いただきました。受け入れてくださいました企業の皆様ありがとうございました。大変お世話になりました。

 巡回指導をする中で、学校では見せない顔がたくさん見られました。また、普段はソフトウェア系に興味があると言っていた生徒も、ものづくりを体験させていただき、手先の器用さを始めて知る機会にもなりました。

 1年後には進路先を決め、1年半後には社会人デビューとなる2年生。今回の体験がよりよい進路選択の糧になる事を願っています。

 ※インターンシップ実施に際し、台風、竜巻、風水害に合われた企業さまからも、「それとこれとは別だから」と業務と復旧で多忙の中、お引き受けいただきました。心より感謝いたします。

企業1-1企業1-2企業2-1企業2-2企業3-1企業4-1企業5-1企業5-2

・社員同様に制服を着させていただきました。3日間は社員として取り組みました。

・社会人の基本は元気な「あいさつ」。ビジネスの基本「名刺交換」を社長さんと交わしました。

・自分の名刺をデザインから考えました。

・雑誌に掲載する記事などを考えました。

・金融業について学びました。

・朝礼の中で、福岡の支店の方ともオンラインでご挨拶をさせていただきました。

・LANケーブル製作の練習をしましたが、うまくいかないときも。

・メタリックケーブル接続も体験しましたが柱上やバケットの中でこれを行うのは大変だなぁ。

にっこり 技能まつりに出店しました

10月5日(土)は、電子情報技術部の生徒を中心に、「第24回 技能まつり」に参加しました。

毎年、「今年は皆さんと何を作ろうかなぁ?」と考えるのですが、季節はちょっと早いけど、「クリスマス」に花を添えるものはできないかなぁ~と思い、「ひかるツリーづくり」にしました。

当日は74名の体験者の方にお会いすることができました。しかしながら、予想以上に体験を希望される方が短時間に集中し、長い待ち時間を強いてしまうことになりましたことをお詫びいたします。

ツリースタッフ

電子情報科では、電子(電気)+情報(制御)+通信のハイブリッドな学習の成果をもとに、ものづくりに取り組んでいます。1つのことをじっくり学ぶのもいいのですが、それぞれの分野の橋渡しとなる技術者も必要です。

幅広く色々な分野を勉強して、「あ、自分、この分野好きかも♪」で良いと思います。電子情報科で一緒に見つけてみませんか?