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食品工学科ブログ

食品工学科2年 微生物実験②

こんにちは 食品工学科2年 広報係です 

今回は、培地(微生物の栄養源になるもの)を使って、私たちの体の中に常にいる菌を検出し、調べました。

鼻・口・口内炎・喉を綿棒で拭い培地に塗布しました。

       口からの検出                     鼻からの検出    

    

 

 

 

 

 

 

 

   

                    【実験の結果

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もともと赤い培地だったのが、黄色く変色していました。

黄色くなった理由は、食中毒の原因でもある黄色ブドウ球菌の働きによるものです。

 

黄色く変色した菌の集落(集まり)をコロニーといいます。

 

黄色ブドウ球菌は常在細菌の一種で、体内や皮膚に生息しています。

常在細菌は黄色ブドウ球菌以外にも、乳酸菌や虫歯(ミュータンス菌)などがあります。

 

今の季節は食中毒が増えてくるので、こまめに手を洗うようにして実習に取り組んでいます!!

食中毒の対策として、本校の実習では手袋の着用や、こまめな消毒を心がけています!!

 

 

 

 

 

 


 

 

食品工学科2年 東洋食品工業短期大学 出前授業

こんにちは!食品工学科2年生広報係です。

6月21日に東洋食品工業短期大学の出前授業がありました!!

 

これは缶詰の蓋を締める仕組みを学んでいるところです。二重巻締(にじゅうまきしめ)という方法で蓋を締めています。

 

これは、ペットボトルの蓋を締めているところ(左)とアルミ缶の蓋を機械を使って締めているところ(右)です。

 

普段食べたり飲んだりする食品を安全においしく提供するために、どんな包装がされているのか、

どのように密封しているのか、身を持って知ることができ、とてもよい機会になりました。

   

いろいろなことが学べて視野が広がり、包装のことについて深く考えることができてよかったです!!

食品工学科 広報係です!

私たちは食品工学科の2年生と3年生です。

食品工学科の授業内容や活動を知ってもらうために、

私たち広報係が、ブログで発信していくことになりました。

「農業と情報」という授業でSNSの機能について学んだので、

みなさんに伝わりやすい内容になるように頑張ります!

 

食品工学科2年 【微生物実験】

こんにちは!私たちは食品工学科2年広報係です。

今日は実験の様子を紹介します!

 

みなさんは普段生活しているこの空間に微生物は存在していると思いますか❔ 

私たちは今回自分たちの「手」と「身の回り」の微生物について採取・培養・観察を行いました。

~観察の様子~

                 身の回りに潜む菌(中央の写真)

 

   顕微鏡観察の準備           麹菌          机の上で採取した菌

これからも実習や実験について伝えていきたいと思います!

 

(担当職員より)

食品工学科では2年生から「食品微生物」という授業が始まります。

それと同時に、微生物に関する実験を少人数(12人程度)で3週間に1回行います。

この実験をとおして、微生物の種類や働きなどを学んでいきます。

 

食品工学科1年【総合実習】

 

食品工学科の「総合実習」では、1クラスが3班に分かれて実習・実験を行います。

今回は「クッキー製造」「酸乳飲料培養」「グルテンの抽出」を行いました。

 

①実習:クッキー製造

 原材料を混ぜて、しぼり袋で天板に出します。

 オーブンで15分焼いたら出来上がりです。

    

   

  器具洗い、実習机・床の清掃も時間内に行います。

    

②実習:酸乳飲料培養

 宮崎農業高校では「ユース」という酸乳飲料を製造しています。

 今日は脱脂粉乳と水を殺菌して冷やしてから乳酸菌を加え、培養を行いました。

 大きなタンクで2日間培養します。

    

 次回の製造(瓶詰)に向けて、瓶洗いも行います。

  

③実験:グルテンの抽出

 小麦粉は含まれているタンパク質の量によって、「強力粉」「中力粉」「薄力粉」などに分類されます。

 今回は、タンパク質である『グルテン』を抽出して、小麦粉の違いを比較しました。

 

 小麦粉に水を混ぜてよくこねます。

  

 しばらく水に浸して、デンプンを洗い流します。

   

 残ったものがタンパク質の『グルテン』です。

  

 

このように食品工学科では実験・実習を通して、食品について学んでいきます。

これからも実習や授業風景をブログに掲載していきたいと思います。