学校の様子

理数科1年生 フィールドワーク・研究施設訪問

7月25日、理数科1年生が高千穂シラスで施設研修を、霧島ジオパークでフィールドワーク研修を行いました。
高千穂シラスではシラス大地の歴史を学び、シラスの加工工場を見学しました。その後、簡単な実験によりシラスを利用した天然素材100%の壁材の機能性を体感し、シラスの調湿、消臭の効果に驚くばかりでした。最後に壁塗りの体験やクイズ大会をさせてもらい、消臭グッズのお土産までいただきました。地学の授業で学んでいることと絡めて、来年の課題研究の題材になるようなヒントをたくさんいただいた気がします。

霧島ジオパーク研修では、金御岳公園・くまそ公園・母智丘神社の3箇所に行きました。都城盆地の地形の成り立ちや地質、シラスの特性を生かした生活と、都城の今後に関するお話など大変勉強になりました。中でも、露頭観察の際に、「この露頭(金御岳公園内の露頭)は、海洋起源の化石が発見されており、昔は海の中にありました!」との説明を聞いた生徒たちは驚いている様子で、目を輝かせていました。今回の霧島ジオパーク研修を通して、都城の歴史や文化、これからの自分自身の生き方やあり方について、考える良い機会になったのではないかと思います。