化学技術部

銀鏡反応(1)

今回は 銀鏡反応 の実験を行いました。
硝酸銀 と ブドウ糖 の 還元反応 により 金属の銀が出てきます。
これを利用して、ガラス板に銀をメッキすることで鏡を作ります。

使用する薬品を調製しています。
 

硝酸銀水溶液にアンモニア水を加えて、アンモニア性硝酸銀にしています。


鏡の土台となるガラス板。
きれいに洗浄しておくことで良い鏡ができます。


早速、アンモニア性硝酸銀溶液を投入!


次に、準備していたブドウ糖溶液と水酸化ナトリウム溶液を加えます。
すぐに反応が始まり、混ざった液が黒くなっていきます。


緩やかに振り混ぜながら反応を進めると、黒色だった液が無色透明に戻り、金属銀が浮いてきます。
茶色に見えるのは反応後の沈殿物です。


沈殿物の下から銀メッキが見えるようになったら、水で洗浄します。


表面には きれいに付いた銀。
少し くすんでいるように見えますが、これを裏側から見ると・・・



しっかり 鏡ができてました。