令和6年度

2024年6月の記事一覧

もっとよくなる!西高

R6.6.18

【生徒総会】

 全校生徒が体育館に集まり、年に1度の生徒総会が開催されました。各委員会の今年度の目標や年間活動予定、生徒会予算の審議等の後、討議が行われました。議題は「スマホの使用場所について」「西高のドレスコードについて」など。活発な議論が交わされ、よりよい西高に向けてよい機会となりました。

ただ、生き生きとしていた討論に比べ、各委員会の代表や生徒会の説明中には、あまり人の話を聞くのに熱心でなかったのが残念でした。それも含めて「もっとよくなる!西高」

 

 

自分らしく

R6.6.11

【性に関する学習】

高校2,3年生を対象に女子サッカー選手であり、ヴィアマテラス宮崎に所属する齊藤夕眞さんをお招きし、「多様性×アスリート×人生~一度きりの人生だからこそ自分が納得できる自分でありたい」のタイトルで講演が行われました。

齊藤さんは埼玉県出身で新富町地域おこし協力隊として活動しながら(2023年まで)女子サッカー選手としてヴィアマテラス宮崎に所属。2021年5月、自身がLGBT当事者であることをカミングアウト。以降、性の多様性をテーマとした講演活動や、様々な分野のイベント参加を行う

~生徒の感想より~

正直、自分にはあまり関わりのないことだと思っていました。でも、言えてないだけで苦しんでいる子が周りにもいるのかもしれないと気づきました。もし、友達が話してくれたら、受け入れて、でも今までと変わらず接したいと思ったし、絶対にアウティングや傷つけることはしないようにしたいと思いました。

日頃から、言動も気を付けて誰も傷つけないようにしないといけないと改めて思いました。人それぞれの個性や心を分かり合い、今悩んでいる人が少しでも話しやすく、理解し合える世の中になるといいなと思いました。

 

今回の講演で性別に関係なく、「必要とされる人間になる」という言葉が印象に残った。自分らしく生きている姿や常識にとらわれず、自己表現できる人はとてもすてきだなと思った。講演での話はとても聞きやすく、言葉の選び方や話し方など学ぶことが多くあった。自分も相手を批判せず人の気持ちを理解できる人になりたいと思った。性に関する講演は中学生の頃に一度受けたことがあったが、LGBTQ+の部分は初めて聞き、多様性の幅広さに驚いた。自分らしく生きている夕眞さんの生き方や姿勢を見習いたいとことが多くあり、自信を持っていきたいと思う。

 

私はLGBTQ+についてあまり知らなかったけど、今回の講話の中で、カミングアウトしてくれたときの反応や信頼して話してくれたことを他の人に言わないことは人間関係において大切であることが分かりました。ランドセルの色は昔、男の子は黒、女の子は赤だったけど今では自由に色を選べるという昔と今の違いを知ることができました。性別にとらわれずに他人と比べず、自分らしく生きていこうと改めて感じることができました。男だから女だからではなく「あなただから」と必要とされる人材になるという言葉が私は印象に残りました。

 

 

 

 

 

克己

R6.6.6

【第1回進路講演会(高3対象)】

 

6月6日(木)の西高チャレンジテスト終了後、午後から 立命館大学 理事補佐 文学部教授 本郷真紹先生をお招きして、「大学での『学び』と将来の展望」と題して講演会が行われました。

 

文学部教授としてのお立場から、日本の歴史に対する見解を述べられ、高校生が教科書で学んでいる内容以外にも着眼点があるというお話から、実際に私たちが生活する中で「アタリマエ」だと思っていることも、実は近い未来には「アタリマエ」でなくなるかもしれないとの示唆を生徒たちに投げかけられました。

 

先生の軽妙かつ熱のこもった語り口に、生徒たちはどんどん引き込まれていきます。これからの曖昧模糊とした世界で活躍するために、高校生としてどんな「学び」が必要なのか、大学生としてどのように「学問」と向き合っていくのか、先生からの投げかけが続きます。先生からは、「高校生から大学生にかけて、頭脳と身体の効果的な成長が最も期待される。だからこそ、無理やできないという言葉はその成長を阻害するものであり、自分が楽をしたいという甘えを正当化するものである。現在の皆さんは挑戦が許されており、多少の失敗をしてもやり直せるので学習に励んで欲しい。そして、高校時代に習得した知識や技術を活用して、大学での学問に挑戦して欲しい。通説や常識に対してクリティカルシンキング(批判的思考力)を発揮し、唯一の自己を形成する。例えば、所属チームが突然消失したとしても、大谷翔平選手は唯一の大谷翔平として他チームがほしがる。そんな自己の能力を高め、これからの未来のどこかで故郷宮崎に貢献しうる存在となること。そんな『利自』の精神を育むために己に打ち克って欲しい。」というメッセージが送られました。

 

「今までの講演の中で、最も面白い講演だった!」「これから自分がどのように生きていくのか、その決断を迫られる時期が近づいてきていると感じた」「目的と動機が本末転倒になってしまうということ自体は意識することが多々あったが、それを表す『自利・利他』という言葉に出会えたことに価値を感じた」「今の自分に危機感を覚え、もっと学習に打ち込まなければならないと決意した」「今回の講演を受けて、大学進学に対するモチベーションが上がった」「ネガティブな考えを抑え、克己心をもって受験に臨みたい」といった、受験勉強だけではなく今後の生き方について考えさせられたという生徒たちの感想が目立ちました。本郷先生、貴重な機会を生徒たちに与えていただき誠にありがとうございました。「克己」の気持ちを胸に、49期生は受験を含めた人生を力強く歩んでいきます!

 

 

 

誇りを胸に

R6.06.03

【表彰伝達式】

 高校総体を中心に表彰伝達式が行われました。今年はこれまで以上に西高生の活躍が目立ち、誇らしい気持ちで胸が一杯になりました。みなさんおめでとうございます。表彰を受けなかった生徒も含め、全員全部活動よく頑張りました!!

上位大会に進出する選手は最後までベストを尽くしてください!

 表彰を受けた生徒の成績は以下の通りです。

<高校総体>

空手道:男子個人形 第1位

剣道部:女子個人ベスト8

男子ソフトテニス部:個人戦 準優勝

          団体戦 第3位

陸上競技部:男子100m 第2位

      男子110m 第1位(大会新記録、県高校記録) 

             第2位(大会新記録)

      男子4×100m 第2位

弓道部:女子個人 準優勝

体操部:男子団体 準優勝 

    女子団体 準優勝

    男子個人総合 3位

    女子個人総合 3位

    男子種目別(床、跳馬、平行棒)1位

    女子種目別 平均台 3位

    女子種目別 床

<県高校ジュニア陸上選手権>

男子100m 第2位

男子400m 第3位

男子100mハードル 第1位 第2位

男子5000m競歩 第3位

男子走り跳び  第3位

<第42回宮崎県高等学校席上揮毫大会>

1年漢字読書の部 第1位