令和6年度

2023年7月の記事一覧

殻を打ち破る夏に!

2023/07/25

 1学期末表彰式・終業式

 終業式に先立って、6~7月に行われた各種大会の表彰式が行われました。表彰の内容は以下の通りです。

陸上部   全国選手権南九州大会  110mH 第3位

百人一首部 宮崎県高等学校選手権  団体    優勝

      宮崎県新人大会     個人A   金賞3名

                  個人B   金賞2名

放送部   NHK杯宮崎県予選   朗読部門  第3位

書道部   宮崎県席上揮毫大会   創作漢字  第1席

将棋部   全国高総文宮崎県予選  男子団体  第3位

 あわせて、G7「高校生の提言」のプロジェクトに参加した3名の生徒に農林水産大臣からの感謝状が授与されました。

 終業式では、谷口彰規校長がご自身の高校時代の部活動を振り返られて「あの時に声掛けをしてもらったから、より広く深い世界を知ることができた。自分はこういうタイプだ、これが苦手だ、と思っていても、他者からの勧めに乗っかってみると意外と自分の殻を破ることができるものです。自分の殻を破ろうとすることが『未知の我を求めて』いくことに繋がるのではないでしょうか。受験勉強も一人一研究も、部活動や朝陽祭も自分の殻を打ち破り、更なる高みを目指す夏休みにして下さい。」と述べられました。

 水の事故や交通事故等に十分気をつけて、元気に2学期の始業式を迎えましょう。

 

 

 

YUMEを掴もう!

2023/07/20

キャリア教育講座「西高YUME講座2023」(高校1・2年生対象)

 

本年度の「YUME講座」を7月15日(土)に無事に実施することができました。38講座、42名の講師に来ていただき、職業選択の過程、やりがいや厳しさ、実社会で要求される能力やマナーなどについて話していただきました。生徒の感想には、「高校生のうちから、物事を逆算して行動したい」、「どの仕事においても人の気持ちを考える必要だと感じた」「資格は邪魔になるものではないという言葉に感動した」「『絶対にあなたの力を必要とする仕事がある』という言葉に心が動いた」「自分の興味あることから少し発想を転換することで新しい研究対象や進路につながることを知った」「論理的思考、批判的思考を今のうちから大切にしていきたい」「自分で考える姿勢を忘れずにいきたい」「失敗しても人生のほんの少しだから、それをチャンスに変えていく」「タイムマネジメントは重要」「高校生のうちに『社会人基礎力』を身につけておくことが大切だと知った」「本気で考えること、正確にアウトプットする能力、後回し、言い訳しないこと、変化を前向きに捉えて成長することを教えていただいた」、「これから『常に期待を上回ること』を意識したい」、「コミュニケーション能力と自分の夢をあきらめないことの2つは日頃から実践していきたい」「どんなことでも将来で点と点が結びつくので、何でもやってみようと思った」といった前向きなものが多く見られ、将来の目標達成のために、今何をすべきか具体的なイメージが湧いたのではないかと思います。このYUME講座の運営には、約90名の保護者にも関わっていただきました。ご協力本当にありがとうございました。

スポーツトレーナー 起業家

研究職 公認会計士

理学療法士

さあ、未来の扉を開けよう!

2023/07/05

令和5年度 第2回進路講演会(高1・2対象)

 7月4日(火)の6限目と7限目の時間帯に、高校1年生と2年生を対象として、『社会と大学と自分~将来の進路をどう考えるか』という演題で、福岡工業大学入試広報部入試課長 後 大吉朗(うしろ だいきちろう)氏による進路講演会が実施されました。

 まず、少子高齢化によって引き起こされる不透明な変化が予想される現代の日本において、今の高校生は一体どういう目的を持って大学を目指すべきかについて語られました。その中で、「不確実な時代だからこそ、確実なものを探究するために大学に行く」という考えのもと、理系・文系にかかわらず、変化に対応できる能力を養うために大学で学び、自分自身だけでなく社会全体のために役立つことを研究することが望ましい、そのために大学側は変化に対応できる素養を持った学生を確保することを主眼に入学試験を実施することになり、その形態も目まぐるしく変化していく、と話されました。ただし、どのように大学入試が変化しても、質の高い学びを行うための「基礎学力」は絶対に必要であり、変わることはないと力説されました。

 その様な基礎学力を身につけるための学習に対する心構えとして「自己反省の習慣化」「自分自身の課題の把握」の2点を挙げられました。常に自分自身を分析し、改善点を見いだしていくことこそが変化に対応できる能力の土台となるということでした。

 70分間の講演の後、生徒代表として2年5組の野﨑 鼓太朗さんが後氏への謝辞とともに、「今回の講演のお話しを参考にして自分の目標を再確認し、これからの学習に生かして行きたい」という決意を述べてくれました。