学校の様子

2025年5月の記事一覧

子どものための音楽会

 5年生と6年生は、5月8日(木)メディキット県民文化センターのアイザックスターンホールで行われた「子どものための音楽祭」に参加しました。

 音楽会が始まる前、準備していただいた点字のプログラムを確認し、わくわく、ドキドキしながら会場へ移動しました。開演までの時間には、ホールに置かれたパイプオルガンの音色も聴くことができ、ますます子どもたちの期待が高まりました。今年は、「音楽と動物たちのすてきなヒストリー」というテーマで、バロックから現代までの曲を鑑賞しました。演奏の途中には、「あ、これ音楽の時間に聴いたことがある」という声も聴かれました。すばらしい演奏に魅了され、あっという間に終演となりましたが、子どもたちにとっては、普段体験できない貴重な時間となりました。

 音楽会の後は、会場から一番近いコンビニまで白杖歩行で移動しました。点字ブロックを確かめたり、周囲の音を聞き安全を確かめたりしながら、安全に移動することができました。また、コンビニの中では自分の好きな昼ご飯を選んで、レジで支払いをする体験をしました。

その後、買った昼ご飯を持って公園の広場に移動しました。そして、友達や先生と楽しく会話しながら食事をしました。好きなものを買っただけに、みんなぺろりと完食でした。帰りのスクールバスの中では、「また来年も行きたいなあ。」という感想が聞かれました。

住吉小学校との交流(田植え)

4月の中旬、本校の小学部5年生は学校間交流の一環として、住吉小学校の児童と一緒に田植え体験をしました。先に田んぼに移動していた住吉小学校の児童の元へ行くと、子どもたち同士が昨年度までの交流を覚えていたようで、「久しぶり~!」と声を掛け合っていました。「○○って知ってる?」と、最近聴いた曲やアーティストの話題で盛り上がっていると、田植えの順番が回ってきました。裸足でそろりそろりと田んぼに入ると、思った以上に足をとられる感覚にびっくり!体のバランスを崩さないよう注意しながら、稲を植えるためのガイドを左手で確認しながら右手で田植えをしました。本校の児童も住吉小学校の児童もひとつの稲の苗を植えるのに体力と時間が必要であることを実感したようです。

また、田植えが終わってからは、交流先のクラスで改めて自己紹介をしました。「好きな食べ物は、おにぎりです。」という本校児童の発言に「何の具材が好きですか?」と尋ねてきた住吉小学校の児童。その後は、おにぎりの具材の話で大いに盛り上がりました。

秋になったら、収穫をします。それまでが待ち遠しいです。

住吉小学校の皆様、JAの皆様のお陰でよい体験をすることができました。

ありがとうございました。